TRUE WEST~本物の西部~ 公演情報 梅田芸術劇場「TRUE WEST~本物の西部~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    わかるようなわからないような…
    何となく、途中までは作者の意図をわかったつもりで観ていたのですが、ラストになって、自分が理解しているのか、自信がなくなりました。

    内野さんが、役作りでわざとそういう喋り方をされているのだろうとは、納得しますが、如何せん、3階席だと、ほとんど台詞の言葉を聞き取れず、手探り状態の観劇でしたから、尚のこと。

    演出は、外国の方なんでしょうか?そうだとしたら、日本語の台詞が、どう客席に聞こえるのか、ご理解できないかもしれないので、仕方ないのかもしれませんが、これはあくまでも、台詞劇なので、もっと台詞を届ける工夫をして頂きたかったと思います。

    音尾さんと菅原さんの演技は、愉快でした。

    ネタバレBOX

    どうも、生活態度にかなり問題がある父親のDNAを受け継いだらしき、兄弟。

    盗みなども平気のへいざの兄に比べ、弟は、脚本を書いて、地道に生活しているように見えるのですが、久しぶりに、自由気ままな兄と再会し、だんだん、兄の影響を受けて、結局は、弟も、兄のような生活をするようになる。

    違うように見えても、親や兄弟は、似た者同士だなって、そんな感じの芝居かと思って観ていたのですが、ラストで、兄弟喧嘩の果てに、弟の方が兄を殺してしまったかと思いきや、そうでないことがわかったところで、幕なので、この先の展開が読めず、結局、作者は何を描きたかったのかとわからなくなってしまいました。

    弟が、兄を真似て、盗んできたたくさんのトースターが、全部コンセントが繋がれていないのに、パンが焼けるというのも、すごく不思議だし、兄が、ペンと紙を探すシーンも、筆記具なんてある筈もないところまで、わざとのように、食器を部屋にばら撒きつつ、探すのも、一体どういう意味があるのかと、頭の中は??だらけ。

    結局、頭の硬い私には、不向きな作品だったようでした。

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    2013/10/14 02:53

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