もうひとつある世界の森に巣喰う深海魚たちの凱歌 公演情報 もうひとつある世界の森に巣喰う深海魚たちの凱歌」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★

    健在
    オーソドックスな範囲にとどまらない照明効果、少し不条理的な会話など、

    そしておそらく 脚本の本質は私小説的なことだと思うのだけど、あなピグモらしいセン スが健在でその世界観を堪能した

  • 迷宮
    作者と違い記憶に無頓着な自分は森の中に迷い込み、そこから抜け出せなくなった。 携帯電話に縛られたくない自分を何となく再確認…

  • 満足度★★★

    観劇の感想です.
    私にとっては難しいタイプの方の演劇。こういうジャンルは台詞や舞台の美しさが重要になるのだろうと思う.衣装もちゃんとしていて作り込んでいるなと思った.朝から頭が痛くて体調が悪かったので朦朧と見てしまいもったいなかったです.一緒に言った人は良かった!と感動してました.私は赤い糸や蜘蛛の巣のような演出がとても気に入りました.

  • 満足度★★

    本編はともかく時間にルーズ過ぎる
    まるで夢の中のように森からエレベーターの中などといつの間にやら場が移っているという舞台向きな展開の前半と人や世間との繋がりに芥川リスペクトを加えた後半が割と好みだが、定刻前になし崩し的に受付を開始したり開演が10分以上押しても知らん顔だったり、時間にルーズなところはいただけない。(よって星を1つ減ずる)
    一方、客席に忘れ物があったことを終演後いち早くメールで知らせたことについては感心。

  • 満足度★★★★

    熱演
     この作家の傾向として記憶のディテールへの拘りが、舞台上で表現された観念連合や森の正体なのだろう。そして、キリンQは、作中で指摘された通り、主人公自身であろう。つまり自己認識の為に主人公が析出した自己の影だ。以上の解釈が正しいとすれば、この作品は、自同律とその不快を表現したものだろう。

  • 満足度★★★★

    熟成肉の旨み
    携帯電話を失くした男の不安と混乱、そして見つかった携帯に残る着信履歴は
    すべて「麒麟Q」からだった…という冒頭からシュールな展開だが
    役者陣の説得力のある演技で飽きさせない。

    ネタバレBOX

    ひとりの男ハナブサ(大竹謙作)が携帯電話を失くした事に気づきパニックになる。
    その日1日の足取りを辿って店に問い合わせてもわからない。
    不意にポケットから出て来た携帯には「麒麟Q」からの着信履歴があり
    なぜか麒麟Qにしか繋がらない。
    「助けが必要だろう?」という麒麟Q。
    麒麟Qとは一体誰なのか?

    街中から森に迷い込んだハナブサはその後
    エレベーターの中にいたり、病院で診察を受けたり、彼女とドライブしたりと
    目まぐるしく場所を移動し続ける。

    携帯電話を失くしただけで、まるで世界を失ったように寄る辺ないハナブサ。
    大事な記憶を辿ってもすぐに途切れ、居場所を探して転々とする。
    そもそも携帯に依存し過ぎて私たちは多くを忘れるようになった。
    電話番号、スケジュール、漢字、名前…。
    そしてネット社会に溺れて自分自身を見失う。
    これはハナブサが自己を取り戻すまでのロードムービーか。

    ラスト、天井から降りている赤い糸と、舞台いっぱいの赤いウェブが象徴的で美しい。
    麒麟Qがもう少し途中からハナブサをガイドしてあげたら
    観ている私たちもだんだん状況がわかって、
    彼の混乱を客観的に観る面白さが加わったのではないかという気がする。
    “わかりやすさ”はうるさいのかもしれないけれど。

    “忘れることを怖れて常に反芻する”という作者の、どこか切迫した日常を感じる舞台。
    女性陣の衣装や動きなどが洗練されていて、スタイリッシュな不条理劇のようだ。
    当日パンフで“福岡で4月に済ませた公演を1カ月熟成させて、
    熟成肉のような面持ちで焼き上げた“と作者の言う芝居は、なるほど旨みがある。
  • 満足度★★★

    照明
    ぱっと思い出すのが照明、それから大竹さん、それから女性たちの素朴な衣装。 さらさらと流れる詩のようなセリフ。あーこれがあなぴだったんだな~と。
    この題名はわざと覚えられないようにつけたのかな? 私も「ほら、あの深海魚・・・」と言ってるし。

  • 満足度★★★

    再始動ですね。
    舞台美術、奥の暗幕からの6カ所の出はけは、森の木の陰から現れるイメージでしょうか。
    キャスト陣の演技、照明・音響は納得でした。

  • あなぴらしい
    ちりばめられたモチーフから広がるイメージ。意味のありそうでなさそうなコトバ遊び、時間と空間を自在にジャンプする。幻想的な照明、役者のアンサンブル・・・ああ、あなぴだぁ…。コトバで理解するのではなく、ココロで感じる芝居。

    ネタバレBOX

    ぶちまけられたモチーフが終盤に向けて回収されていくさまが小気味よい。福岡と東京で別々に稽古されたらしいけど、役者のアンサンブルにほとんど違和感はなし。だけど、東京公演ではもっと進化してるんじゃないかな。

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