満足度★★★★
社会問題に鋭いメスを入れる作品!
思ってたよりしっかりとしたメッセージ性のある作品!
(勝手な思い込み失礼しました^^;;)
笑いやダンス⁈を盛り込みながら展開されていく中で
発している言葉は凄く共感できる‼
法律が全てかも知れませんが戦後に適用されてから
今の時代にそぐわないものもある!
そんな社会問題へ鋭いメスを入れるメッセージ性の強い作品!
それをパワフルに役者さんが演じる!
巡査役のお二人の熱い演技に個性的豊かな登場人物など
皆さんしっかりと演じていました!
アドリブなどを交えて楽しく魅せる見応えあるお芝居♪
賛否両論あると思いますが規制ばかりで取り締まるのではなく
もっと自由に楽しめる場所を作ってあげるのも若者には効果的な様に感じました!
若者たちに見て欲しいお芝居!
満足度★★★★
なるほど。
おもしろかったです。
会場はカフェということで狭く、舞台での劇に慣れている私からしては、このスペースでどうするの?という気持ちでした。。。
⇒が、やってくれます。魅せてくれます。空間の使い方がずば抜けて上手いわけではないのですが、役者として、演出として、今そのスポットがあたっている部分だけを観客に見せます。(スポットライトの周りを気にさせずに。)本当に、その役者だけを見て、周りを気にさせずに、いろいろな場所(設定上の)でストーリーを進めていました。
この団体は他の作品もそうですが、観客に‘民意‘を問うようなものがあります。今回の場合は、風営法を軸にして、昨今の規制法に対する、疑問や国民のそれらに対する意識を問う投げかけがされていました。いくつかの意見を出しつつ、団体としての答えを提示しています(観客にその答えを強要するのではなく、あくまで提示)。
見所はというか、いいなと思ったのは。。。役者間での呼吸です。意外とほかの劇でもあるのですが、セリフ間の間の取り方ですね。コメディー系は多くが流れるようなテンポで話が進みます。そこが肝だからです。掛け合いの部分などは、相手の話を聞くが、待たずに話をしたりします。ここが呼吸を合わすことができずにいると、観客にこれが‘ただの劇‘であることを意識させてしまします。(しらけ、集中が切れるみたいな状態にしてしまいます。)全部が全部うまくいっていたわけではありませんでしたが、この劇ではよかったです。
そんなかんじ。
楽しめる内容です。
また、機会があれば是非見に行きたいものでした。
*私は知らなかったのですが、ちちんぷいぷいでもとりあげられていたとか。。まあ、赤字公演だったそうですが。
満足度★★★★★
目撃の喜び
「現在進行形で議題にあがっている法律の可否を巡った芝居を、会期中に永田町で上演するのは、日本に議会が出来て130年の憲政上初のようです。」というDMの言葉で、見る前からワクワクしてました。超絶おおげさだけど、歴史的瞬間に立ち会ってるような、妙な興奮がありました。想像以上に馬鹿馬鹿しく、でもしっかりメッセージ性のある物語は完成度が高く、そのグダグダさ(ゆるさ)も含めて、見ていて本当に心地よかったです。社会問題を扱う演劇には賛否があると思いますが、強い立場や権力に立ち向かうために、演劇が機能するならば、個人的にはこんなに嬉しいことはないなと思います。
満足度★★★★
シナリオや良し
論理に笑いをまぶして鋭さを露骨に出さないシナリオの書き方が賢い。また、ギャグのセンスが基本的に関西のそれを踏襲しながらもちょっと突き抜けているのが、この劇団の面白さだ。とはいえ、今後、演劇で身を立ててゆくのであれば、宿題もたくさんある。
第1に科白を身体化し切れていない役者が多い、と言うことである。同じシナリオを、別キャストで演らせてみれば、良く分かろう。例えば、亡くなった益田 喜頓さんのような方を店長に持ってくるとか、あぐり役に大竹 しのぶさんか秋吉 久美子さんタイプを配するとか。今更、言う迄もないことなのだが、演劇は総合芸術である。とても微妙なものなのだ。シナリオ、キャスティング、役者の演技、音響、舞台美術、照明、小道具、演出等々の関係に、観客の反応が加わる。そういう総合芸術なのである。だから、主宰者は、トークゲストにも、演劇関係者を含めることが望ましい。既に19次ということで、一定のファンを獲得し、評価もされているわけではあるし、まあ、本当に演劇で身を立ててゆくつもりであればのことだが。
公演形態を詳しく調べていないので、詳細は、分からないが、今回のリーフレットを見る限り、客演も多かったようだ。そして、今回、自分が気に入った役者は、あぐり役の小林 まゆみ、宗国役の髭だるマン、弁護士役の廣瀬 愛子。警部補役の由良 真介は、客演の役者達に、華を持たせた、という所か。あぐりのお兄ちゃん役、田中 浩之は、一番難しい役どころだが、喜劇なので、もう少し、オーバーな表現を混ぜたり、間の取り方で笑わせる、ということを磨けば、更に良くなるように思う。マスクも良いし、2枚目もこなせよう。
満足度★★★★
台詞の鋭さと作りのユルさが混在
朝まで飲んでも、朝まで映画観ても、朝までデートしてもいいけど
“朝まで踊ってはいけない”のが今の風営法だ。
「自分にとってどうでもいい事でも、他人には必要なこともある」という
これは想像力の問題だという作者の気概が感じられる舞台だった。
台詞の鋭さと作りの微妙なユルさが混在するところが面白い。
国会議員と弁護士が壇上に並んだアフタートークも充実。
満足度★★★★★
知的好奇心が満たされました
横浜の弁護士会が年に1回づつ位で上演してる法律劇を思い出しましたが、
現役弁護士の演技よりも、さすがに演劇してる方々の芝居は面白かった。
60分と短い作品名ながらポンポンと進むストーリーで考えさせられる部分も多くて満足できました。続いてのアフタートークショー(30分くらい)にて主宰と弁護士さんに現役議員さんたちのトークも良かったです。なにより永田町で上演するという点はホントたいしたものです(^^)。星オマケに1つあげましょう!
2013年6月19日(水)日本経済新聞の朝刊1面「春秋」にも風営法懸念の記事記載されましたねー
満足度★★★★★
割とシンプルながらズシリと来る・・
兄貴が25時に出演するという妹に、
「25時以降は風営法により捕まる可能性がある」
と言って、
出演を30分早めさせようとする。
たとえ兄の職業が警察でなかったと言っても、
大学生の妹に対する助言としては十分ありうる話だと思った。
それに対する妹の回答として・・
満足度★★★★
これは良かった
ストーリーだけ追っかけるとちょっと薄っぺらに思えるんだけど,当日パンフの言葉や劇中の弁護士のいくつかの言葉を加味するといろいろなことに考えは拡がります。自分の思うところが作者の意図したところなのかはわかりませんが,60分の短い芝居の割には,自分にとって充実した芝居でした。最後は無難にまとめすぎたのでしょうか,国会議員もいたようですし,あまり過激な結末は持ってこれないのでしょうが,そこだけが物足りない部分でした。
満足度★★
どうでもいいからこそ
METRO、はじめて行きました。あんな場所にあるとは。。。舞台外の演技は場所が狭くて役者さん大変でしたね。
風営法のことも、風営法でダンスが規制されてることも、このお芝居ではじめて知りました。
「自分にとってどうでもいいことでも、他人には必要なこともある」
どうでもいいからこそ、それで困ってる人がいるならなくせばいいじゃん、という高間さんの素直な思考に頷きました。
満足度★★★★
思わず署名に参加してしまうぐらい
笑の内閣って、そんな真面目な事するんだなとなと歓心。私が今まで観たのが特殊だったのかな。社会派な感じでした。帰り際に思わず署名に参加してしまうぐらいのインパクト。
まあ、内容は良かったのですが。超満員で、席が狭い狭い。体がなかなかきつかったです。