満足度★★★★★
目撃の喜び
「現在進行形で議題にあがっている法律の可否を巡った芝居を、会期中に永田町で上演するのは、日本に議会が出来て130年の憲政上初のようです。」というDMの言葉で、見る前からワクワクしてました。超絶おおげさだけど、歴史的瞬間に立ち会ってるような、妙な興奮がありました。想像以上に馬鹿馬鹿しく、でもしっかりメッセージ性のある物語は完成度が高く、そのグダグダさ(ゆるさ)も含めて、見ていて本当に心地よかったです。社会問題を扱う演劇には賛否があると思いますが、強い立場や権力に立ち向かうために、演劇が機能するならば、個人的にはこんなに嬉しいことはないなと思います。