満足度★★★
音楽弱し
劇的に豪華でした。いくらかかってるんだろうと思わずにはいられません。
大階段が自在に動いたときはえぇっーって思い切り驚いてしまった。
主役の日本語の不自由さ、役者全体のオーラのなさは気になったが、祭りのようで結構楽しみました。
久石譲には期待しすぎた感。
満足度★
ACTシアターで見ました
ACTシアターで見ました。お値段13,500円の満足感はなかった。生オケがはいっているのでこのお値段なんだろうな。大阪はどうなんでしょうか?ACTシアターはなんだかセットがきつそうでした。ここで酷評を見て、あまり期待しなかったので、こんなものかなぁと思えたんだけれど。なぜか沸々と後から…なんだか消化不良な感じが…。まず、この舞台はどんな時代で、どこの場所で、どこからやってきた王子が来たために…物語がはじまるのかが、わかりずらい。一流の演出家、スタッフ、キャスト、宣伝…でも見終わった後はいまいち。宮本さんの演出は初めて見ました。テレビで熱く語る宮本さんを昔よく見たので期待もあったけれど。。評判どおりだった。。。。スタンディングオベーションしていた人の気がしれない。早乙女ファンの人たちなのかな???
反省
およそ10年間で800本近く観劇した中で、ぶっちぎり・ダントツのワースト1ですね、本当に最低・醜悪・クズ作品。数日たった今も、怒りがこみ上げてくる程、こんなものを観に行った自分が情けない・・・反省。思えばテイクフライトも今一、キャンディードもDVD買って半分見てそのまま、宮本亜門との相性最悪なんだから行かなきゃいいんだよ・・・でも早乙女太一見たさに行ってしまった自分・・・反省。その上で・・・・主役は芝居の出来る人にやらせなきゃ何も伝わらないでしょ、安全の為とは言えどセンターのセット裏のスタッフが無防備に見切れてちゃ引くでしょ、客席使えばいいってもんじゃないでしょ、アンサンブル多すぎれば演技温度が下がるでしょ、下手な人に何曲も歌わせたらダメでしょ、キャストがビビッて足元しか見てないセットじゃ無い方がマシでしょ、この状況で初日、幕を開けたなんて、日本の演劇客を馬鹿にしてるでしょ。以上、演出、プロデューサー、私も反省したのだからあなた方も・・・反省。チケットの値段を考えろよ。
満足度★★★
最低な気分
新しい劇場なので楽しみにしていたのですが、シアタークリエよりガッカリしました。
場内飲食禁止なのにロビーが狭い。しかも地下しか飲食スペースが無い。自分もですが、階段の踊り場や通路の隅で立って食事している人が何人もいました。トイレも入り口と出口が別の設定になっていたのですが、表示が分かりにくく出口側から入ってきた人が入り口側にちゃんと並んでいる人よりも先に入ったりしてかなり不愉快な思いをしました。劇場建築のスペース的にきついのかもしれませんが、観客のことをもう少し考えてほしいです。でも何よりムカついたのは、2階最前列S席13500円で機材(ライト等)でステージが見切れて見えなかったことです。「後方のお客様のご迷惑になるので前に乗り出さないでください」って乗り出さないとこっちが見えないっての!
で、作品ですが、ぶっちゃけ宮本亜門演出ということで左程期待はしていませんでした。なんだかんだ言ってみてはしまうのですが、最近の宮本演出作、自分的にはハズレばっかりだったものですから。期待しなかったのが良かったのか思ったよりは楽しめました。舞台装置も衣装もどこぞの演出家作品で見たようなものばかりで目新しさはありませんでしたが、上手く使っていたとは思います。
ストーリーは置いといて、キャストは早乙女君となっちに尽きます。特になっちの役は非常に美味しい役で、ハッキリ言ってこっちが主役のほうが感情移入しやすくて面白かったのでは?と思うほどでした。何より可愛いし(笑)。
アーメイさんは慣れない日本語で歌とセリフを一生懸命やってます感があって、演技の域にまで行っていないような気がしました。楽日までにはもっと慣れて本来の力を発揮してくれればと思います。どうせなら、彼女のセリフと歌だけ中国語のままで字幕いれればよかったのに。慣れない言葉より感情も載せやすかったろうに・・・
音楽は良かったです。ミュージカルとしてではなく音楽として。役者の一部の歌唱力には?がつきますが。あと音響のせいかもしれないけど最初アンサンブルが何歌ってるか分からなくて悲しかったな。でももしサントラが出たらきっと買ってしまう・・・な。
満足度★★★
豪華絢爛、華々しい祝祭・・・とはいかず
張り切って行って参りました、赤坂アクトシアター、こけら落とし初日。
中村勘三郎を始めとした歌舞伎役者の皆様や唐沢寿明夫妻、、
TBSレギュラー番組の司会者や、
アナウンサーら、テレビで見たことあるタレントさんがいっぱいで、
とっても客席はオーラに満ちてました。
こういうイベントな雰囲気って、気持ちを高揚させますね。
新赤坂アクトシアターは、昔のアクトシアターのような、
プレハブというかトタン小屋ほどではないにしても、
重厚感というか素材感は薄く、やっぱり「仮設」って感じがしました。
機能面を重視しているのか、軽くても良い素材が増えてきているのかは、
わかりませんが、
いわゆる「劇場」って雰囲気がない。
最近の四季の劇場にしても、映画館でいうシネコンにしても、
あぁいう量産型な小屋が増えていって、
帝劇とか日生のような情緒ある劇場は、もう出来ないのかもしれませんね。
劇場の雰囲気が、芝居を更に味付けしてくれると思っている身としては
寂しい限り。
内容ですが、パっと見は豪華絢爛な感じがするのですが、
どうも奥に広がらないというか、迫力が薄く、
オープニングにふさわしい、華々しい祝祭を試みようとしているが、
今ひとつ空回りしているような・・・。伝わってこないんだよなぁ。
僕は2階席後方だったから、そうなのかもしれない。
1階席は劇場中を右往左往した芝居が多かったようなので
1階席の人は満足度が高いのかも。
カーテンコールも、あっさりしたもので、
出演者の挨拶、演出家や製作者の登場、そして役者陣の涙もなく、
淡々としていた。
出たがり亜門さえ、挨拶しないって、
あんまりチームワーク良くないのかなぁ。
詳細はネタバレに書くとし、
見所は、個性の強い役者陣の中、ピカピカ光っていた
早乙女太一。
初めて見ましたが、男の目から見ても「綺麗な子だなぁ」と思うほど
色気がある。舞台から遠い席からでも、なまなましさを感じました。
あと、目立っていたのは、安部なっち。
頑張って歌ってました。
主役やスターの座にこだわらず、高橋由美子の席を狙っていけば、
なっちは大成すると思う。
ただ、アーメイはダメ。
これでフェイオンの代役なんて・・・代役は代役ですね。
カリスマ性もなきゃ歌だって大したことない。
そもそも美貌がない。垢抜けない演歌歌手みたい。
母国語が日本語じゃない人、マルシアとか桂ウンスクの
初舞台の時、
いづれも、その迫力に腰がひっくり返るほどの衝撃があったんですが、
アーメイって台詞は棒読みだし、歌も歌詞をなぞるのが
精一杯って感じで、全く心が入っていません。
フェイウォンが下りた時点で、適役がいなかったら、方向転換すればいいのに。日本人キャストで十分問題ないと思う。
アジアの観光客を呼ぶためにキャスティングしたのかなぁ。
舞台装置は派手だし、出演者数も多く、賑々しく
退屈はしません。
いろんな芝居のいいところ、はやりものを取り入れ
「ごった煮」にした感じ。
チケット¥13500は高いけど、まぁご祝儀も入れたら、
こんなもんかなぁ。でも劇場がちゃっちいから、やっぱ高いなぁ。
でも少なくとも「燻し銀河」の100万倍以上は、楽しめると思います。
いつものミュージカルの観客とは違い、
スーツ姿の男性が、とっても多かったのが新鮮でした。
たまに劇場へ足を運ぶ人には、夢のような時間だったろうなぁ。