満足度★★★★
フィクションとあるがこれはノンフィクション
これはエホバの証人事件がベースで書かれた作品だと思う。
喜劇の形式をとっていたが、人間の生きる権利や尊厳を強く訴えたえてたと思う。
三谷作品としては異色であった。
西村さん近藤さんの、両雄ががっぷり組んだ骨太の芝居であった。
満足度★
なんだこれ
このお芝居のテーマは「倫理」と「倫理」のぶつかりとあるが、そんなものは微塵にも無く、唯あるのは、言葉の上げ足取りのがなり合い。
「笑いの大学」をやればよかったのでは。
8000円は高すぎる。
満足度★★★
マジメ、至ってマジメ
三谷さんといえば、喜劇的要素の多い演出家だというイメージがあるけど、今回はギャグは一切なし、90分、ずっと真面目で、緊迫感のある芝居でした。
こういうのも嫌いではないのだけど、やっぱり三谷さんには喜劇を期待していまう。次回作は是非喜劇で!
満足度★
一度目も二度目も悲劇
28日(土)、29日(日)と2回観劇したが、2回に分けて詳述するのは面倒なので、まとめて書く。
「三谷幸喜大感謝祭」の掉尾を飾る作品として相応しかったかどうかと問われれば、今イチ、今ニ、いや、今サンくらいかな、と言わざるを得ない。
「90分」というタイトルが先にあって、それに合わせた内容を後付けで考えたことが明白な舞台である。勢い、設定と展開にかなり無理が生じる結果になった。三谷幸喜は事前のインタビューで「今回は“笑い”を封印します」と宣言していたが、実際にはかなり「くすぐり」を入れて、もたつきがちな展開を何とか繋いでいる。しかし果たしてこの題材は「笑い」に相応しいものであっただろうか。テーマと方法論にも乖離が生じているように思えてならなかった。
その無理や乖離を、二人の俳優が何とか演技で繕おうと懸命になるのだが、如何せん、西村雅彦の方が役をかなり掴み損ねている。三谷幸喜は殆ど役者への当て書きでしか戯曲を書かないが、当ててもなお、その役をこなせないほどに西村の演技力は拙い。
それでも1日目よりは千秋楽の方が、二人の掛け合いの間がよく、その分、客席での笑いの反応もよくなっていたのだが、前述した通り、ここで笑わせてしまっていいものかという疑問が、私の胸にわだかまっているのである。
満足度★★★
ラスト
中央前方寄り。
前日ほど酷くないが、やはり音が悪い。マイクが原因のような気がする。
前方でも音が悪いのは調整し損ねているのか、それとも劇場そのものが問題なのだろうか。
今まで同じ劇場で観た作品でも音が気にならなかったものもあったから、調整の問題かと思う。
福岡千秋楽だが、この回の客席はやたら笑っていた。
普通なら笑わないようなシーンでも笑いが起きる。何が可笑しいのか分からい。
計5回観た訳だが、西村さんにはこの役は無理だと思う。
演技や声質も合わないし、力量も足りてないと思う。
どんなに上手い人でも、合わない役はやれないので西村さんだけの責任ではないと思うが、西村さん特有の癖の演技を毎回するのはどうかと思う。
低い音を出すときに聞き取り難いのは誰でもそうだが、舌を奥の方で使っているようなので、音を出す位置をもっと前にすれば少しは聞き取りやすくなるんじゃないだろうか。
満足度★★★
音が悪い
北九州芸術劇場に続き、キャナルシティ劇場でも鑑賞。
上手側後方。
北芸に比べ音が酷い。
マイクが悪いのか劇場の反響が悪いのか、特に西村さんの声が聞き取り難い。
芝居は北九州の時よりも少しこなれた感じがした。
満足度★★★★
コメディではないとは思っていたけど
おもしろかった。
三谷幸喜は映画のほうから見始めたので
生舞台は初めて。近藤さんのほうがより自然だったけど、
西村さんの芝居芝居した感じも嫌いではなかった、何より
2列目で観れたことに感謝。後ろだったらどうだっただろう?
こんな重い話を笑も混ぜながら90分にまとめているのがすごい。
満足度★★★★
最後列での観劇
90分間、場面転換なく、登場人物が二人。
しかも最後列ということで、普通なら眠気が襲うような条件ですが、ただただ息を呑んで見守ってしまいました。
脚本も良いとは思いますが、何より西村さん・近藤さんの役者としての能力にただただ感服です。
これが小劇場で見れたらな、と無駄なことを思ってしまいました。
満足度★★★
3日目
席は下手やや中央より、最後方。
3日目は変化あり。
冒頭の西村さんのセリフ回しが上ずったものから少し落ち着いたものに変わっていた。
ただし、中盤以降はいつもの西村さんに戻っていて維持する力がないのに少しガッカリ。
それから、3日間通してだが、観客を笑わせるセリフを言うのがあまりにも下手だ。意識しすぎているのか、間も悪いし喋り方もおかしい。
近藤さんは台詞の間や動き、喋り方など小さいけれどいろいろな変化が見られた。
初日にはなかった説得力が生まれていた。「定番の喋り・動き」をなくして、キャラクターのものに変えていた。
今回の脚本と役者の最大の弱点は二人の力が拮抗していないことだと思う。
お互いが対立し、しかも力の強弱が何度も入れ替わるようでなければ観ていて面白いとは感じられないし、90分も集中できない。
実際3日とも会場からはいくつかの鼾が聞こえた。
満足度★★
1日目
3日間全て観たのでそれぞれ分けて書こうと思います。
初日は下手側左翼席。
脚本については、なんだかやっつけ仕事という印象が拭えませんでした。
キャラクター二人の説得力がとても弱く、客の共感を得にくいと思える近藤さんからは、父親というには違和感ばかりを感じたし、西村さんからは、本当に医師としてキャリアあるの? としか思えなかった。
演技に関しても、不満ばかりが残った。
西村さんはいつもの上ずった喋りとキャラクターの中身が入ってない演技。静かにしゃべるシーンでは声が聞こえない。怒鳴るところは「これから怒鳴るぞ」という自分の間がしっかり入ってしまっている。
上手い人だとは思わないが、どれだけキャリアを積んでもこの人はこうなのか、とガッカリした。
近藤さんに関しても、土地の教えを守り子供への輸血を拒む父、というのは説得力を出すには難しいのか、父親という感じがあまり出ていなかった。
所々に、近藤さんの定番の動き・喋りがあって、あまり自分のものにできていないのだなと感じた。
満足度★★★
見れたのは良かった
幸い?にも当日券が取れて拝見しました。90分、2人の演技は流石に緊張感ありますね、内容が重い空気の世界だから余計に感じました。見てよかったな、でも「笑の大学」を見て今回ぜひ見たいと思っていた私にはチト物足りなさがあります。正直な感想はTBにて(追加公演のチケ余りました欲しい人居るかなぁ)
満足度★★★★
役者力
近藤さん、西村さんはさすがですね。
このような実力派は作品レベルを上げますね。
別の方が作品はたいしたことないと仰ってますが、
正直そうでした。
でもお二人の力で最後まで集中してみれました。
やはり出演者の力というのは重要ですね。
満足度★★
期待はずれ
三谷生誕50周年企画の最後の舞台というので、かなり無理してチケット取りましたが、正直言って期待外れ。
私の目視できた範囲で、途中退出者がひとり。
スタオベもひとりいましたが、役者に対してでしょう。
役者はよかったです。
満足度★★★★
立ち位置で変わる倫理観
滑稽に見える笑いはあったけど、今作に笑いを求めてはいけない。
役者2人の迫力に、地味だけど緊張感のある90分だった。
*一夜明けて追加加筆しました。たいした事は書いてないですが。