「ヒッキー・カンクーントルネード」の旅 2010 公演情報 「ヒッキー・カンクーントルネード」の旅 2010」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
21-27件 / 27件中
  • 満足度★★★

    みた
    笑うんだけど、笑えない。
    笑うことが自分のしっぽを呑み込む感覚。
    周りの笑い声の大きさ小ささを探っていた。
    笑った人は何に笑って、笑わない人は何で笑わないのか。とか。

    後半の展開がどうも納得できなくて、風呂敷無理矢理包んじゃいました感があった。残念だった。

  • 満足度★★★

    経験組鑑賞
    去年、ハイバイでやった「て」も岩井さんの実体験を元にした作品で
    傑作だったが、それに比べると。。。

    確かに笑える所も多くて面白いけど
    岩井さん自身で自分の役を自ら演じていることへの違和感なのかな?
    どうもいま1つ話に入っていけなかった。
    「て」では家族間に流れる微妙な空気が観ててたまらなく面白かったが、
    今回はそういうのをあんま感じなかった。

    次回に期待というか
    前売り券買っていたで初めて組もう一回観にいく予定。

  • 満足度★★

    納得のいかないものが多く残った。
    ちょっと期待しすぎた。


    ドアノブのみのドアは印象的で気に入った。
    あと、開演前のアナウンスからの導入部も。


    ヒキコモリの芝居(正確に言うと違う気もするが)という事だったが、15年引き篭もっている、という割にはそれほど酷い引き篭もりではない様子。
    スムーズなコミュニケーションは行われていないが、家庭内暴力も無く、家族間の緊張感もあまりない。
    最初がどうだったのかは分らないが、彼は多分出るキッカケを失っているだけの人なのだろうと推測する。
    どちらかといえばニートか。


    ギャグは無理やりが多くあまりうまく収まっていない。
    登場する外部の人間たちもギャグとはいえ無理があり、ギャグになりきれていない。

    その辺は役者の力不足だろうか?


    とはいえ、それなりには楽しめた舞台だった。

  • なんでこんなに惹かれるのか
    たぶん岩井さんが好きなんだな。話も切実でおもしろかったし、
    無関心でいられない話題だし、女性たちの金切り声も自分のようで
    耳をふさぎたい気分だったし。たぶん実体験を元に周りの声をしっかり聞いた
    上での作品なのだろう。再演を重ねている理由がわかるような気がする。

  • 201005261830
    観劇

  • 見て損なし!
    めちゃくちゃ混んでいましたが、無事キャンセル待ちで入れました。
    この間までやっていたゴジゲンも似たテーマだったはずですが、どちらも作品の毛並みが違う違う。なんだろう~この高揚感~。

    ネタバレBOX

    途中、坂口さんが出てきてから岩井さんと坂口さんの二人の会話が永遠続くのかななんて面白い期待をしましたが、いい意味で裏切られました。
  • 訴えたいものが素直に入ってくる
    作・演出の岩井さんの訴えたいものが、素直に心に届く感じ。
    いろんな人への応援歌みたいで、とても好きです。

    ネタバレBOX

    舞台の中央が、四角いリビング。
    たぶん、プロレスのリングをイメージしてるのでしょうね。

    主人公のヒッキー・登美男にとっては、家族の集まるリビングすら「戦場」なんですね。
    母親も、リビングで家族のいるところからは、父親に電話もかけれない。
    わざわざ公園の公衆電話から、電話する。
    平和に見えるけど、なかなか息苦しくて、ぎすぎすしてることが伺えます。

    リビングから舞台手前に、妹の部屋があります。
    ドアは、ドアノブだけのセットで、透明な部屋。
    主人公の引きこもってる部屋は、客席からは見えず、対照的です。

    なんとなく、、、岩井さんが欲しているのは
    自分の生き方をさらすことではなく、
    自分を理解して応援してくれる人(妹役)
    なのかなぁ と思ったり。

    だから、「妹」の目線で
    部屋に引きこもったお兄ちゃんを心配することを
    提示しているのかなぁ。。。

    時間も短くて、
    セットもシンプルで、
    登場人物も少なくて、
    主題もストレートで、

    観終わった後に、素直に応援歌を口ずさめる感じ。

    全体的に「たどたどしい」空気がながれているのだけど、
    「ヒッキーだから・・・、でも、がんばれ」
    と、なんとなくほほえましく感じてしまうのです。

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