暁の帝〜朱鳥の乱編〜 公演情報 暁の帝〜朱鳥の乱編〜」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★★

    チーム「朱」観劇。古典的悲劇に通じるような物語展開はともかく,演技,演出がお見事!全体として見応えのある舞台でした。満足できる舞台。オススメです。

  • 満足度★★★★

    「朱」チームを観劇

    素晴らしい完成度だった。NHKの大河ドラマかシェークスピアの悲劇、歴史劇を観ているようだ。もっともNHKの大河ドラマにはこの時代を題材にとったものはない。歴史考証が難しいのだろうか。そこを逆手にこの舞台は結構やりたい放題だ。蘇我安麻呂は「何で俺がこんな悪役に」とあの世で嘆いていることだろう。

    場面転換は完全暗転せずスピーディーに、また白い移動式の幕をうまく使って、単調にならないよう工夫されている。映画もそうだが、日本には漫画という超強力な表現手段があるのでそれらに対抗しようということなのだろう。そのうち、里中満智子『天上の虹』を読んでみようと思う。

    天皇の即位の儀式そして葬儀をもう少し重々しくやってほしい。こういうところがメリハリを付けるチャンスなのに。また和歌を読み上げるときにも工夫が必要だ。本格的に詠うと浮いてしまうけれど、ここもメリハリを付けるチャンスなのに。全員で斉唱するときはもっと感動的にできるはずだ。

    数人の俳優さんのセリフがたどたどしい。いろいろ事情があるのだろうが精鋭を揃えたシングルキャスト上演が観たいものだ。

    *星5つの気持ちで書き始めたのだが、だんだん粗が見つかって来て星4つになってしまった。

  • 前作「暁の帝~壬申の乱編~」の続きになるはずなのだが、色々と違いすぎてあまり続いているように感じない。
    愛に生きた女としてドラマチックに表現されているので単独の作品として十分楽しめる。
    一応歴史上の人物なので脚色された部分が個人的には引っかかるが、定説通りにやると盛り上がりに欠けてしまうので、これもありかと思う。

  • 満足度★★★★

    舞台セットがシンプルだけど効果的でした。
    控えの人が見えていたのですが、これはこれで良い演出かな。
    引き込まれる内容でした。良かった。

  • 満足度★★★★★

    話が難しいのかと思っていましたがとても分かりやすく、殺陣も芝居も良くて、舞台上の世界に引き込まれました!!

  • 満足度★★★★

    う~ん後半に至るまでの過程が
    いまひとつかなぁとは思えたが
    クライマックスの盛り上がりが良かったんで
    星数は そのオマケで1つ加算しました
    2時間超えの作品で
    最近見ないなぁと感じた”やおや舞台”それも円形ってのが
    強く印象に残りましたわ(^-^)

  • 満足度★★★★

    夜明け前、暁に光を照らすことを願った鸕野讃良(うののさらら)、後の持統天皇の苦難とそれを乗り越えていく姿を描いた叙事詩的公演。
    (上演時間2時間強)【藍チーム】

    ネタバレBOX

    セットは中央に斜めに傾いた円形台(八百屋舞台のよう)。表面は板を張り合わせた幾何学的文様のように見える。天井部には暖簾のような紗幕が吊るされ、舞台を前後する。上手・下手側に役者用の椅子が置かれ、舞台に登場しない場面では控えている。
    衣装は全員、黒作務衣・道着のような上下に色違いのマントを羽織っている。舞台美術、衣装等は何となく抽象的な感じを受ける。それは飛鳥時代、それも宮中という空間に現実感を持たせない工夫であろうか。

    物語は、壬申の乱に勝利し大海人皇子(おおあまのおうじ)が天武天皇として即位し、本作の主人公である鸕野讃良(うののさらら)も皇后となり天武天皇のサポートしている。そして後継者として、讃良は自らが産んだ草壁皇子を推したいが、知力・体力共に優れた大津皇子の存在があった。その大津皇子は後継者として認められたい一心から無理をし貴族たちの反感を買ってしまう。やがて、讃良の願い叶って草壁が次期天皇を約束されるが、天武天皇が病死する。それを機に大津皇子がクーデターを起こそうとし国は混乱していく。その渦中で鸕野讃良が自らの使命を果たすため帝になる決意をする。

    壬申の乱という歴史上の大事件後の世を描くことは難しい。大事件という不幸こそ劇的な物語になり、平時は物語にし難いかも。その意味で政治社会として盛り上がりに欠けるのはやむを得なく、どちらかと言えば人間ドラマとして展開させる必要がある。歴史学者でなければ詳しく知らない、飛鳥時代という歴史的事実の真が解りかねる背景、そして宮中というこれまた世間になじみ難い情況下で紡ぐ。だからこそ大胆に解釈しダイナミックに展開することが出来る。
    「三種の神器」のひとつである草薙剣は、天皇の”証”として描かれている。平穏を願う気持ちと剣を手放せない矛盾。その葛藤が草薙剣=呪いの剣と言わしめ、宮中らしい描きになっている。
    一方、人の感情...皇后として政治社会全般、今後の国運営を思う気持ちと母としての情愛の間に揺れる心。どちらにしてもきれいに描き過ぎで切迫感や母性愛が感じられないところが残念。

    本公演の魅力は、不詳のような時代背景、宮中事情を演劇的な想像力で紡ぐ。歴史教科書的な事実とその裏に隠れた真実…誰も知らない世界観を、こうなのではという仮定を上手く溶け込ませ物語を展開させている。本公演はその虚実綯い交ぜの大胆な解釈が魅力的なところ。時代・社会という巨視的感覚の描きは優れているが、そこで蠢く人間模様が表層的な描きで平凡過ぎる。中盤以降、単純な勧善懲悪的な展開で飛鳥時代と宮中という魅力的なバックボーンを活かしきれていないのが勿体なかった。
    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

     壬申の乱以降の混乱に対し、人間性の表現がやや弱いか。 朱を拝見。(追記2019.6.18 01:33)

    ネタバレBOX

     政治と人情双方を描いた点はグー。然し、人間の生の生々しさに物語を落し込むには少々、頭でっかちか。
     壬申の乱以降の未だ世の中の落ち着かない動乱の時代を描いて居る為、シェイクスピア作品のような長台詞と真に劇的な政治の対立状況を際立たせ尚人間的な価値を追い求めなければ、歴史の持つ必然性の力に呑み込まれて観客のメンタルレベルで落涙させるとか、大きな感動の渦に巻き込むということはできまい。
     極めて興味深いのが舞台美術で、板中央の大部分を占拠するかのような大円盤の手前が奥より薄くなるようそぎ落とされ傾斜が付いている他、基本的に何も無い空間が鮮烈である。
     物語りはお定まりの、皇位継承権を巡る争いに恋が絡むという単純な形が基底を為すが、額田王を巡る天智天皇と大海人との争奪戦はさておき、今作ではその後天智の皇后となった讃良及び讃良の産んだ草壁皇子、蘇我氏再興を目指す安麻呂の陰謀を動乱の中枢に据え、3名の皇太子候補{草壁皇子(皇太子に任命/歌人・大名児に恋)、大津皇子(クーデタを画策)、高市皇子(高市と許されぬ恋仲の天武と額田王の娘十市は、伊勢神宮の巫女に任命されるも安麻呂に斬殺される)}が、母宮の出身階層差と各々の能力、性向、特性、現天皇大海人(即ち天武)の判断を巡り、これまた大方恋の因縁絡みで展開するのだが、脚本の弱さは、政治の血も凍るような冷徹がキチンと描き切れていない点にもある。甘いのだ。だから、十市の痛切な和歌、その生母額田王の名歌も草壁の歌もイマイチ生きて来ない。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/06/15 (土) 18:00

    開場してから開演まで期待感が増していく演出が良かった。
    芝居も殺陣も良くて、魅せてもらった。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/06/14 (金) 19:00

    飛鳥時代、壬申の乱後の世界を舞台に繰り広げられる、愛憎陰謀渦巻く物語。兄弟同士でどちらが天皇になるかで争わなければならなくなり、最終的に兄のほうは、クーデターを起こすことを勧めた蘇我氏に利用された挙句、斬殺され、弟は蘇我氏と相討ちになってなくなった。この一連の悲劇を見た皇后は7日の間引き籠るが、その悲しみを乗り越え、天皇になる姿に凛々しさを感じ、今の政治にも通じる所を見て、深く考えさせられ、母としての子を思う気持ちに感動した。

  • 満足度★★★★

    まずは衣装が目をひいた
    スクリーンの使い方が絶妙で、傾斜させた円形舞台も巧みに活かされていた
    音響もスケール大きく音楽を使っていた
    安麻呂役の野田孝之輔の演技がシェークスピア劇の悪役のようで圧巻だった
    志斐の狂言回し的な使い方も面白かった

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