ざくろのような 公演情報 ざくろのような」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-16件 / 16件中
  • 満足度★★★★★

    5/29初日観劇
    面白かった

  • 満足度★★★★★

    会社が大きくなって社内の設備も充実していました(笑)。座・高円寺の舞台をフルに使って社内の様子、一段高いところから人事部が評価するところなどうまくできていると思いました。
    こう言うところとは無縁な働き方、暮らしをしていますが実体験のある人はたくさんいるのでしょうね。

    ネタバレBOX

    役者さんが登場人物の数より少ないので、別の人の役もやるのですが微妙・・・
  • 満足度★★★★★

    経済とか経営とか、こういう事にはあまり興味がない。
    が、どうしたことか、思いっきりのものを観に行ってしまった。
    “やっぱ小難しいのね”と思いきや“うん?”“それはないんじゃない!”“どうすんのよぉ!”
    とつられつられて最後まで。
    「観たい」に書いた通り、“肩の力を抜かずに最後まで”
    がっつり入って観てしまいました。

    平坦にならない場の造りに、生身の感情を感じられる演技、
    そういう事があるという事は知らないわけではないけれど、
    やっぱり目の辺りにすると、改めてその残酷さというか、会社の存在・その組織の在り方みたいなものに
    疑問や憤りを感じる。

    自分がそういう場の中にいないことに安堵し
    その真っただ中にいるうちの旦那様を労わってあげようかと思ってしまうほど!
    (これはその日の旦那様の態度が悪かった為、露と消えましたが・・・。)
    珍しく普段考えないことをいろいろ考えさせられる舞台でありました。

  • 満足度★★★★

    熟した実は食われて別の実を熟れさせる。 ガク然と屹立した権威の中身がさらけ出され、そのサイクルは熱を帯びて速まる。 分子結合が弱まりバラされていく中、“人に必要とされる”とはどういう事なのか、組織の成り様を根本から問う・・・ PM2役のバッテリーで充放電を繰り返す、その触媒を語り得ますか?

  • 満足度★★★★

    組織の中で生きることと、自己を生かすことは両立するのか。業績不振でリストラが始まった電機メーカー・サントー(三洋ー電機がモデル)の開発職場を舞台に、どの会社、どの組織にも通じる問題を、問いかけるように描いて見事だった。

    職場、特に大手企業の職場の人間関係を描く演劇は珍しいのではないか。おもに6人(プラス人事担当2人)の登場人物の、上司と部下という立場の違い、能力の違い、性格・生き方の違いが引き起こす軋轢が、見ごたえあるドラマになっていた。職場空間をいくつかのユニットの組み合わせで作った美術もよかった。中央の塔はなんだろうと思っていたら、最後は、日中の企業の勢いの違いを象徴的に示していた。

    ネタバレBOX

    ラストで、主人公の開発リーダーが「おれはいままで、この会社の自由に研究できる環境が好きなんだと思っていた。でも違った。おれはおれを必要としている人のために働くのが好きなんだ」と語る。そして、サントーはもう俺を必要としていないから辞めると。この言葉には、組織の中の働きがいの核心があると思った。

    二年前の「テアトル」4月号掲載の受賞作を見ると、このシーンで会社を辞める理由はただ「上司と喧嘩したから」だった。これが完全に書き換えられて、くだんのセリフに新たに発展していた。再演の大きく向上したところだと思う。
  • 満足度★★★★

    広い舞台を効果的に使った演出。何人かの俳優は2役を演じるが、ぜんぜん異なる役柄になるところも面白い。

  • 満足度★★★★★

    初めて観劇しましたがとても素晴らしかったです。役者さんの演技も確かなものがあって、約2時間があっという間でした。会社のあるあるも時折垣間見え、とても感慨深い部分もありました。個人的には最後のサブリーダー(最後は部長)のセリフが心に残りました。次回作も期待しています

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/06/01 (土) 14:00

    価格4,200円

    社名は変えていたが松下と三洋のお話。芝居の旨さもあってか作品全体に余裕を感じた。その分「はっ!」とした心を揺らすものが足りなかった。ラストがそれもっと出来たのでは。和太鼓のところは「話省略」の伏線にもなっていたがここはもっと笑いを誘う演出が欲しかったな。

  • 満足度★★★★

    芝居とか映画とかは非日常を味わいたいと思うのが個人的な希望ですが、会社の組織論的なところは野良企業に勤める私でも現実に若干みているので会社勤めの人にはどうなのかとも思う。
    うまいし迫力はあるのは素晴らしいと思います。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/05/29 (水) 19:30

    座席G列14番

    価格4,200円

    会社買収に翻弄される社員たち……な内容は会社合併を経験した身にとって「悪夢ふたたび」、いや初演も観ているので「悪夢みたび」か?(笑)
    で、物語の「うねり」(というか買収劇に揺られる社内の様子というか)に乗っているジャンボジェット機が旋回や上昇下降によって前後左右に傾いては戻るような感覚(劇中の会社が零細企業や中小企業ではないので「乱気流にもまれる」レベルではない)を覚えたが、終演後に本作の演出上の(?)狙いを伺って当たらずとも遠からずだったな、とニヤリ。
    あと、会場規模に合わせて大幅にグレードアップした装置がスゴかったなぁ。
    その装置、後方が部分的に透けて見える構造なのでメイン舞台である部屋から出て行った人物が建物を出て道を歩いて行く様子を(後方の席からは)うかがえるのも良き効果。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/06/01 (土) 19:30

    日本の企業体質を捉えた面白い作品だった。
    開発者のやり取りが興味深く思った。

  • 初演は、サンモールスタジオで演じられたということですが、座高円寺のハコのスケール感が、この芝居に合っているように感じました。会社の吸収合併に際する、サラリーマン同士の悲哀がよく描かれていました。

  • 満足度★★★

    惹句のような“ごく普通な見かけにグロテスクな実(感情)を隠す果実(人間)をイメージして”という説明文から裏表のある人物が出てくるのかと思いきやステレオタイプが多いかなぁ。グロテスクなのは組織や会社の方ね。

  • 満足度★★★★★

     世界一のリチウムイオン電池開発に絡む買収合併と開発に関わったチームリーダーのヘッドハンティングに纏わる主筋を中心に展開する物語。例の実話を基にした作品ということができる。

    ネタバレBOX


     天才とそれを取り巻く凡人、秀才間のコンプレックス問題、妬み等の感情が渦巻くと共に独創的な発想や型破りな才能を潰すことしか考えない日本的体質と、実績のみで自由を守りぬく天才を知り、天才を活かす術を持ち、歴史的にも様々な基礎的発明や発想を為し、人類に貢献してきた民族との差も出ていて面白い。実際、自分の周りにも日本で賞を獲ったりして学会誌に名が載り海外から注目されてヘッドハンティングに応じ、二度と戻って来ない知人が何人も居る。そりゃそうだろ、日本に居たって面白いことなんぞ、一つも無いのは重々経験して来た訳だから。他にも語学が堪能で海外で友人を創れる日本人なら一人の例外も無く海外に住みたがる。それは当然のことである。
     実際、海外のエージェントからオファーを受けるとその条件は頗る良い。給料は年俸で日本の最低倍、2.5倍程度のものが多いようである。これは少数の人の経験値だから一般化はできないが、まあ、この程度は当然だろう。その他の待遇(休日、様々な保障、居住等)も下らない縛りが無くビジネスライクに仕事が出来る点でも、居心地は良いようだ。欧米の外資系で働いたこともある人なら、コンプライアンスについても従業員に対して日本の企業のような誤魔化しをしないことは良く知っているハズである。(良い例が労災)そして、一番良いことは能力主義で評価されることだ。日本では、バカが上司でも馬鹿の命令に従わなければならないことが大半なのだが、こういうナンセンスが無い。
     上に挙げたような事情を含め、語学が出来、キチンと国際社会の常識を弁えて外国人と友達づきあいが出来、合理的な思考をすることが出来、食べ物・飲み物の問題が無く、宗教的な問題も無く、且つ家族関係の調整が出来るなら、海外で働き生活することには頗る大きなメリットがある。
     今作では、上に挙げたような状況の反映を日本の典型的会社社会VS国際社会として描く訳だが、勝負は最初からついている。合理性に勝る方が勝のは必然だからであり、それを支えるのが人間の自由に対する態度であることを考えれば答えは自ずから見えてこよう。
     キチンとこの辺りを押さえた脚本の良さに舞台美術の合理性が優れているが、残念な点が一つ。箱が大きいので天井タッパも高く、面積も広いから役者の科白が場合によって届きにくい。この辺り、演出がもっとしっかり駄目出しをするか、どうしても声が届かないようならマイクを用いるということも考えて良いのではないか。折角の優れた戯曲が観客に一部でも届かないのは口惜しいではないか。
     無論、外資系は能力が無いとなれば、容赦は無い。その辺りもビジネスライクだが、こういう厳しさは当然のこと。その為、余暇の時間の使い方が大切なのだ。日々勉強、その意味では休む暇など無いが、それが楽しければこれほど面白い人生はない。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/05/29 (水) 19:30

     2015年にサンモール・スタジオで上演されたものを改訂しての再演で、初演も観てるが、バージョンアップしている。松下による三洋の買収劇を題材に、起こりえたかもしれないことをフィクションとして上演する。会社の方針や技術者としてのプライドなどがぶつかり合う様を描いて、同劇団の転機となったと言うだけあって、クオリティの高い戯曲だが、慣れた役者陣と、広がりのある舞台を得て緊張感ある115分だった。初演になかった笑いの要素も加え、エンディングも見事。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/05/29 (水) 19:30

    座席1階

    社会派演劇中村ノブアキが、会社のリストラ物語をベースに中国に食われる日本の技術など今日的な話題を盛り込んで仕上げた迫真の舞台。再演というが、自分は初めて見せてもらった。
    女性の上司、親会社が買収された会社に送り込んできた人事担当が女性だったりという部分も世の中を映し出している。会社とは従業員にとってどういう存在なのか。社員それぞれの考え方や生き方、家庭の事情などで答えが変わるその問いを、サラリーマンが多いと思われる観客席に突きつける。
    会社に必要とされる人材かどうか。一番決定的な部分だろう。そういうところを拠り所自分たちは頑張るのだと思うが、その会社という存在がきわめてあいまいなつかみどころのないものだということが、今更のように胸に響く。
    何のためにこの会社にいるのか。あまり答えたくない質問をずっと舞台から突きつけられてきた2時間だった。

    ネタバレBOX

    会社に重宝されてきたトップエンジニアが中国の会社に移籍を決意し、こちらも国内で活躍するプログラマーの妻の人生をおもんぱかって離婚届を持ってくる場面は笑える。今やインターネットで仕事はいくらでもできるし、会議も連絡もオンラインだ。日本の技術を切り開いてきたエンジニアがそんなことに思いがいたらず妻の人生をリスペクトしたところがかわいい。

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