検事と犯人のフィクション術 公演情報 検事と犯人のフィクション術」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
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  • 満足度★★★

    壁を移動しながら演じられる場面を表すピクトグラム。
    タングラム様の直方体を組み合わせて作る美術セット。
    素敵で面白い演出はもとより、解かりやすく展開する物語は、
    客席を置いてゆかずに観客全体を飲み込む一体感を生んでいた。
    特に役者陣は個性溢れる面白い方が揃い、より物語を面白く加速させる。
    多少ザンネンな点は、笑いのツボが65°くらい違ってあまり笑えなかった事と
    メインどころのスナックママ兼弁護士の女性の声量が少々足りなかった事。
    次回作にも期待。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/04/13 (土) 19:30

    失礼ながら、話としては珍しくはない。
    正義感の強い検事が、その正義感ゆえに地方へ左遷。そこは警察と暴力団の癒着がはびこっており、警察は点数稼ぎに奔走し、暴力団は私益を肥やしている。それに巻き込まれる人々。
    検事はどうするのか、というお話。
    しかし、それは単に「筋」ということであり、どのような骨格で、どのような体型にして、どこに筋肉をつけるのか、それが問題。
    こちらの舞台では、構成、脚本、演出、演技によって、全てを有体の筋から脱却させている。
    前回公演のような、大掛かりなオブジェ(プロペラ機)はないが、箱馬の器用な使い方、壁に貼られた記号の組み合わせ、何となく凝った作りは、とても味がある。(ただし、これら細かいことを覚えることで、芝居への集中が疎かにならないかちょっと心配)
    そして、音楽の選局が秀逸、ラストの「青い珊瑚礁」の解放感はちょっと重くなりがちなラストに思いっきり開放感を与えてくれました。

    コメディーの部分を大事にしながら、地方都市を牛耳る暗澹たる権力の描写はしっかりしていて、主人公の検察官とその上司との対立には、ほどよい緊張感があり飽きさせない。2時間びっしりと楽しめました。

    でも2年1回の公演はもったいない劇団だと思う。せめて年1回は上演して欲しい。

  • 満足度★★★★

    東京パイクリート「検事と犯人のフィクション術」

    2年ぶりの公演、オカエリナサイ!
    星野さんの座組みは安定・安心。今回はセットの造り込みは少なかった分、衣装や表情、しっかりとストーリーに集中できる✌️ ありきたりなB級サスペンスに収まらず、エピローグも含めて丁度良いコメディ…飽きない&笑いすぎもせず丁度良い。

    #次はいつかなあ
    #詩野さんが抑えめな一方でぱんちゃんの色っぽさが強烈ね笑笑
    #内藤羊吉
    #内海詩野
    #用松亮
    #加藤玲子
    #亜カリ友洋
    #佐藤匡
    #星野祐介
    #さわまさし

  • 満足度★★★★

    脚本がとても面白く、役者さんも芸達者な方ばかりでした。
    場面転換も、とても工夫されておりました。
    ただ、何故か観劇した回は笑いもあまり起きず、テンポが合わなかったのか、2時間が長く感じてしまいました。
    観劇後に改めて、ストーリーを思い出しても非常に良くできた物語だったと再認識するのですが・・・。

  • 満足度★★★★★

    この公演の魅力は場面転換をスピーディに行い、物語をテンポ良く観せる。そして壁に飾ってある額縁内にピストブラムのような絵文字・記号があり、それが物語の場所や情景を暗示している。その額縁の変化(場所の移動や有・無)によってシーンのセットが変わるという関連付けが巧み。
    基本的にコメディであるからテンポは重要で、この良さによって観客の集中力を引き付ける。もちろん物語の内容も面白い。
    (上演時間2時間) 2019.4.28追記

    ネタバレBOX

    舞台美術は、中央に出入口、左右の壁に小さな飾り額縁が掛けられ、その中にピストグラムのような絵記号。例えばタクシーの絵や検察官の徽章などである。冒頭、中央には変形の箱馬が積み重ねられている。場面転換ごとにそれを移動し、タクシーの中、スナックや接見室を作り出す。またこの会場の出入口の上部に別スペースを作り、場所や時間という空間の広がりを作り出す。全体的に状況設定の演出が巧みで、その結果良いテンポを生み、芝居を心地よく観せる。

    梗概…実演販売員・猪戸 佐平次は、流れ者であるが出会う人間とすぐ仲良くなり北国・四色郡に居着いてしまった。ある日、佐平次は「銃刀法違反」で警察に捕らわれる。彼の部屋から拳銃が見つかったが、まったく身に覚えがない。四色郡で親しくなった人たちが佐平次の無実を証明しようと奮闘する?他方、佐平次を担当することになった検事・小田桐 啓も不自然に逮捕された佐平次を救おうか救うまいか、良識と組織の板挟みに遭って...という展開である。

    公演の魅力は、何といっても登場人物のユニークなキャラクターとテンポの良さが観る人を飽きさせないところ。情景や状況は箱馬のようなセットの移動等で分かり易いし、人物造形は身近にいる人をデフォルメして、あぁそんな人いるなと納得させる。物語は謎の解明に近づいたり足踏みしたりするが、徐々に事件の核心に迫る。しかし逮捕された佐平次は拘置所内にいるから、その進捗がもどかしく接見時における説明と哀願に終始する。その心情は泣くではなく何故か笑ってしまう、という喜劇の醍醐味を感じる。何故か佐平次が外部の人と繋がっているように思える。それはピストグラムのような絵記号が場面構成の手助けを行い、今の場所と次の場所をしっかり繋ぎ、そこに居るのが当たり前という雰囲気を作るという見事な演出である。

    警察内の悪事と隠蔽、それを検察上層部も見て見ぬふり、それどころか庇おうとするような動きをする。権力側と小市民といった対立構図、圧倒的に不利な状況下で何とか事件解明に尽くす人々、その荒唐無稽とも思えるような姿や行動に清々しさを覚える。また検察内部における良識派検事も覚醒していく過程が痛快である。弱気を助け強気を挫く、という物凄く分かり易い物語であるが、十分楽しめた。
    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    120分と聞いて少し長いかなと思いましたが、あっという間な感じで作品に引きこまれました。役者の皆さんもとても味があって、よかったです。舞台設定も工夫かがされていて。見ていて違和感なく雰囲気に入り込めました。次回作も期待ですね!!

  • 満足度★★★★

    実演販売がなかったのは残念。箱馬での場面転換は初めのうちこそほほう!と思って見ていましたが、だんだんもどかしくなりました。お話の展開として、もっとスピード感が欲しかったです。「検事と犯人のフィクション術」というタイトルはすごく納得しましたが。
    検事さんが自分の信じる道を選ぶことで、だんだんいい表情になっていくのが良かったです。

  • 満足度★★★★★

    あの箱馬は…正方形になるピースじゃないからタングラムとは言わないか。でもそれっぽい形状の組み合わせで、転換の度に変えていくのは大変そう。序盤はそれがやや煩くも感じたのが、途中から気にならなくなったのは、やはり芝居そのものが面白かったからでしょう。東京パイクリートさんの舞台は今回初めて観たけど、2時間楽しませてもらいました。

  • 満足度★★★★★

    おススメです。
    個性的なキャラクター。
    面白く楽しい内容でした。

  • 満足度★★★★★

    予算的制約のある中、舞台装置のアイデアや音響・BGM等相当工夫がなされていたので演劇作品として勿論楽しめましたし、何より生の魅力は絶大! しかし映像化されるとより一層輝くのではないかと思えた作品。
    特に映画化が良さそう。

    開演前に当日パンフを読んで面白い文章を書かれる作者さんだと思いつつ幕が開いたのですが、その印象通りそこはかとなく漂う面白味が台詞ひとつひとつにコーティングされており、笑うのも忘れ(?)思わず聞き入ってしまいました。
    初日の硬さは若干感じたものの皆さんセンスの良い演技をされています。
    そして逐一先の展開が予想外な方へと転がっていくものですから、もう2時間全くの退屈知らず。

    関連業界の人とかって小劇場に足を運ばれないのだろうか。
    「探偵はBARにいる」張りに面白い作品なのだけれど。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/04/10 (水) 19:30

    とても愉快なクライムコメディーで、出てくる役者さんがみんなとっても魅力的。かつ顔がでかい。そしてアラフォーにもなると、ぽっこりと出てくる訳です、腹が。
    でもみんな頑張るんですよね。小市民らしく、自分の出来る範囲で。
    何でも出来ると思っていた20代から、出来ない事を知る30代を経て、自分が出来る事でほんの少し周りの人間の役に立つを知る40代。
    だからちっぽけなサクセスストーリーの方が、逆にしっくりきたりします。
    大きな力には正面きって抗えないけど、見終わった後、きっとみんな感じると思います。誰かの為に頑張ってよかったな、って。

    ネタバレBOX

    壁に貼ってあった記号の順番は何か意味があったのかな?
    昭和の時代、絶対正義だった警察や検察も、平成になって組織の正義の体現者でしかない事が分かってきてしまいました。ひと昔前は政治家だけだったのに。
  • 満足度★★★★★

    役者さんが味がある方達ばかりでキャラも立ってるし見ていて飽きない!
    箱馬の使い方にも驚いた。パズルのように組み合わせる事だけでシーンが変わる。転換する役者さんも覚えるの大変だったんじゃないかな笑
    ストーリーも推理物を見てる感じだけども重くなり過ぎず適度に挟んでくる感じが好きでした!
    ありがとうございました!

    ネタバレBOX

    最後は歌って!だから右端は最初からずっとマイクなんですね笑

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