オルタリティ 公演情報 オルタリティ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★★

    2019年は特に夏以降、災害の年になりました。
    わからんでもない設定...今後も繰り返されるテーマかも...

  • 満足度★★★★

    多少強引というか構成に無理あるんじゃね?
    と感じる部分はあったが、
    総合的には重厚な課題を突き付ける、この劇団ならではの仕上がりになっていたと思う。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/03/02 (土) 19:00

    座席1階C列

    2作品を観たかのようなボリューム感。
    生存本能かそれとも善・道徳か。
    あの状況ではどっちが正解とかは無いんだろうな。
    自分ならどうするだろう。

    ネタバレBOX






    [memo]
    まちづくり推進課から町長へ
    温暖化で長期ゲリラ豪雨。町役場に取り残される5人。
    病で苦しむ先生を殺害。先生を食べるか否か。
    食べた2人、食べなかった2人。
  • 満足度★★★

    異なる価値観や異なる立場からの正義の対立を3つの状況の中で描く。
    ただ後半は、ちょっと強引に感じた。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/02/27 (水) 13:05

    価値観をとことん相対化して我々の脳みその中をぐちゃぐちゃにしてみせる作風は相変わらず、というよりはむしろ、今回はその点で、ここ数年の作品中、最も精鋭化したものでした。怖い。

  • 満足度★★★★

    一歩突っ込みすぎかと思われる展開を、いやもしかしたらと思わせる極まった本気度が押し流していく。 他を他として徹底する一方で顕れる ”みんな”、それは積み重ねられてきた集団としての、或はいま現在の個の集まりとしての。 糾弾でなく公論、塞がずせめぎ合う過程が時代の ”善” を生む、さて、それをサボって ”幸せ” は来ますか?と問われているよう。

  • 満足度★★★★★

    先ずは、この劇団らしい非常にヘビーなテーマです。
    町役場が舞台ではありますが、それには特に関係ないのかな?とも思います。
    冒頭の作りと後半の作りの違いに違和感を覚えましたが、見終わった後で感じたのは、
    冒頭はフェイクなのかな?ということなのですが、考えすぎなのでしょう。
    終盤に関しては、嫌悪感を抱く方もいらっしゃるのでは?とも思います。
     しかし、「理念」と「現実」のつき付け方には思うことが多い作品です。
    演劇とはかくあるべきなのでしょう。
    エンタメとは完全に一線を画している作品で、私個人は、この在り方が好きです。
     導入部に手直しを!とも思いますが。

  • このカンパニーの会話劇、十八番の社会派から、遂に哲学の領域に踏み入れたかとビックリ。と同時に、少し物足りなさも感じた。私個人は、会話劇とエンターテイメントの程よく混じった作風が好きなのだが。
    三幕構成だが、幕毎のテーマは理解できるも、作品を通してのメッセージが散らかった感じにみえたのは、私だけだろうか。特に3幕目は長く感じた。
    それにしても今回も3時間35分、役者も観客も真剣勝負な感じの観劇は、このカンパニーが観客に与え続ける麻薬である。

  • 満足度★★★★★

    最後に舞台に並んだ役者は6人。たった6人だったか・・。二部構成の前半後半で立場や状況の変化した数年後をそれぞれが演じたから「2人分」味わった訳でもあり、人的広がりを想像させるよく書かれた本だという事でもあるか。
    近年のトラッシュの傾向である「議論劇」の(特に前半は典型的に)範疇だが、その議論のあり方としては随一の出来だと思われる。毎回出演とは行かない団員・龍坐の力量も見、川﨑初夏の円熟と滑らかさも見たが客演・樋田洋平の人間臭い役どころは何げに信憑性を場面に与えていた。

    ネタバレBOX

    アウフヘーベン即ち成長して行く中津留戯曲が、今回辿り着いたと見える場所は、容易に正解を出せない問いに最後まで解答を出さなかった事、だろうか。唯一人理性に従う(西欧的自我を重んじる、と私には見えた)龍坐の役は、空気読めない奴と疎まれながら、頼り甲斐もある(があまり感謝されない)特徴的な役どころで、修羅場となる後半では主として彼と彼以外との潜在的対立があり、問題のありかを掘り起こすようなやり取りがある。それを議論のための議論でなく状況に即した対話に書き切った事が今作でとりわけ評価したい部分だ。
    龍坐の役の言動は、現在日本を没落へと導く、戦前と変らぬ為政者(や役人や財界)の体たらくを鋭く批評する視点を提供するもので、正論を提供してはいたが、その位置をも新たな状況によって揺さぶり、問い掛ける。
    ただし(先ほど「正解」を出していないと書いたが)終盤で龍坐が予言のように呟く人間の「弱さ」についての洞察は、実証されたように描かれていた。これはラストの「愛」についてのやり取りを恐らく呼び込むためのもので、こういう部分が中津留氏らしい筆致と言えば筆致。別の書き方もあったろうと言ってみても仕方ない。
    この舞台の言外の声が、こうしてここまで極限状況を想定し、現前させた舞台を君は客観的評価だけして終わらせるのか、それで良いのか、と言っているように思える。「ひかりごけ」という小説が半世紀以上前に我々に究極の問いを投げていたが、今改めて問われてやはりたじろぐ自分がいる。
  • 満足度★★★★

    とある町役場の要望受付部署を軸に、喫煙者の権利から、人間の善のあり方までを俎上に載せていく対話劇。最初は「喫煙者は出世できないのはおかしい」「教え子と結婚することは教師としてよくないのか」という、矮小な偏見が問題だった。しかし、再生可能エネルギー問題を経て、後半、異常気象による洪水で孤立した役場で、人間の生きるか死ぬか、尊厳をかけたギリギリの選択を迫られる。この強引な展開はすごい力技だ。
    登場人物相互が子供時代や男女関係の過去でつながっているところが、議論に感情的な陰影と人間味を加味していて良かった。
    孤立していく正義派を龍座さんが、その硬直した滑稽みも含めてよく出していた。「奇行遊戯」でも反捕鯨派テロリストを演じた樋田洋平さんが、今回も偏執的に前のめりな人間を熱演していた。二人のぶつかりあう迫力に圧倒された。寂しい教師の森田匠さんもよかった。

    ネタバレBOX

    武田泰淳「ひかりごけ」を思い出した。2時間半。密度の高い芝居を休憩なしで一気にやるので、少々疲れた。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/02/22 (金) 19:00

     劇団員の6人だけで真っ向勝負の作品を作ったと言える。とある町の、「まちづくり推進課」窓口のある部屋だけが舞台。推進課と言いながらも、ただの苦情処理係と化しているような場所で、「正義・善」と「世の中・みんな」との対立を描く。極限状況の中でも正義や善は意味があるのか、を問い掛ける作品と言えるが、その答を出しているようで、実は出していない気もして、中津留らしい巧い戯曲になっている。最後は個人の感情を見せて終わるあたりが、私がトラッシュが好きな理由なんだろうな、と改めて思った。
     休憩なし2時間35分という舞台は、本来は初心者に薦めるべきではないと思うが、演劇の持つ力を観てほしいという意味で、敢えて「初心者にお薦め」しておきたい。

  • 満足度★★★★

    時代を打つ社会劇を旗印にしたこの劇団らしい快作だ。
    さまざまな正義がせめぎ合う現代の閉塞感を、いくつもの面からドラマにしていて、面白く見られる。最初はもっと客席笑えば、と思いながら見ていたが、いや、結構この問題若者にとっても切実なのだな、と問題の根の深さを感じた。社会劇と言うより、後半は風刺劇みたいな展開になっていくのだが、そこでようやく笑いが出る。
    だが、劇としては、その三幕がいささか性急で、説得力にも欠ける。この作者なら、「背水の孤島」で見せたような見事なエピローグも考えられただろうに。前半のタテマエ合戦が面白く、喫煙と言う小道具の使い方や、町長が変わってしまうあたり、ニヤリとさせる。
    ここのところ少し、方向を失っているように見えていたこの劇団だが、復調の兆しが見えた。時代としっかり向き合って観客を興奮させるような作品を期待している。

    ネタバレBOX

    このタイトルの英語はどういう意味だろう。オルターまではわかるが後半はタダの名詞化のつもりだろうか? そういう単語はないだろう。日本語で、「ああいえばこういう」でもいいのではないか。

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