芸人と兵隊 公演情報 「芸人と兵隊」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.1
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★

    作・古川健、演出・日澤雄介とくれば期待大きく
    実際作品の出来栄えも素晴らしかった。
    が、逆に言えば、自身の劇団でやっている範疇そのものでしかなかったのも事実。
    商売とはいえ、少し何か挑戦してほしかったかな。。。

  • 満足度★★★★

    古川~日澤コンビを追って観に行ってきました。エンディングがちょっと物足りない??難しいところですね。でも楽しめました!

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/02/15 (金)

    夫婦漫才!良かった。お二人の息もぴったりで笑かせてもらいました。そしてまさかの展開。やはりただ笑っているだけでは済みませんでした。二度とこのような時代になりませんように。

    ネタバレBOX

    やはり役者さんが演じる漫才、落語は…。でもきっと公演を重ねていくうちにまた違ってくるのだろうなぁ。
  • 満足度★★★★

    戦時中の重みのあるお話、村井さん柴田さんの夫婦が素敵だった。温かさが伝わってきました。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/02/15 (金) 19:00

     トム・プロジェクトらしい実直な舞台だった。劇団チョコレート・ケーキの古川脚本/日澤演出だが、社会派として知られる同劇団のカラーを出すというより、トムに合わせた作品作りになっていて、戦闘シーンが出て来ない反戦劇というのはなかなか興味深い。同じく社会派として知られるトラッシュマスターズのカゴシマジロー・高橋洋介がいい味を出しているが、やはり村井国夫の貫禄は流石で、エンディングの独白は実に見事だった。

  • 満足度★★★★

    作・古川健、演出・日澤雄介、とくれば、チョコレートケーキ。タイトル「芸人と兵隊」とあれば、これは芸能と戦争に関する秘話をもとに反戦大討論会か、と予期して見に行ったら、そこはまるでこちらの見当違い。当代の売れっ子の方が一枚上手だった。
    かつて、中間小説にならって、中間演劇と言う商業演劇のジャンルがあって、新派や新国劇、新劇のプロデュース公演には楽しめる作品 (そういえば、中野実などという達人がいた)があったものだが、ここ三十年ほどで駆逐されてしまっていた。ところが、最近、中劇場プロデュース公演や地方まわりの興業になどで、この路線の作品を見かけるようになった。
    「芸人と兵隊」は「南の島に雪が降る」のような戦時中芸能秘話で、笑で戦争をなくす、とか、戦地でこそ兵隊には平時の芸が必要だ、とか、いかにものテーマはあるが、纏めは人情劇。いつもの古川節とは異なり、呆気ないほどわかりやすい。だが、中間演劇は全体の座組みも重要だ。本と演出はこれでいいとしても、このキャスティングには大いに疑問が残る。村井、柴田はさすがベテランで畑違いの戦前の芸人世界らしい雰囲気を出しているが、あとの四人は期待の新人ではあろうが、戦地に駆り出された場違いの芸人を演じるにはキャリアが足りない。これは本人たちの責任ではなく、キャスティング・エラーである。今は芸人ばやりなのだから、芝居の出来る芸人や落語家が、せめて半分(四人うち二人)入っていれば、戦地の慰問隊の楽屋の雰囲気も出たことだろう。中間演劇は大人の芝居で、こう青臭くては折角の柴田の好演も飛んでしまう。中間演劇はウエルメイドで、しかも時代をはずさない、商売になる、という課題がある。ややこしい問題劇ばかりが能ではないから、トムプロジェクトのこの路線の作品も円熟していくともっと劇場は楽しくなる。。

  • 満足度★★★★

    漫才落語家などの戦地慰問団「笑わし隊」を描いた。作・演出は今年の読売演劇大賞の優秀作品賞を受賞した注目のコンビ。前半はあっさりした展開で物足りなく感じたが、後半になって大きなヤマがあり、何度も目頭が熱くなった。できれば、もっと笑えると一層良かった。
    芸人たち登場人物にくっついているだけで、時代への批判精神がなければ、今日的な意義はない。かと言って、言葉だけの戦争批判はいまさら空疎であり、観客の心を動かさない。その難しい壁をよくクリアして、彼らもまた時代に押しつぶされた存在であることをしめした。笑いのある悲劇を通して戦争の残酷さ、惨さ、非人間性を切々と感じさせる舞台だった。
    柴田理恵のパーっ場を明るくする存在感、村井國夫の抑制の末に真情が溢れてくる演技がよかった。戦死した弟弟子の事を語る高橋洋介の高座の場面も良かった。

  • 満足度★★★★

    老夫婦の漫才、若手の漫才、落語、若い女性の音曲の4つの演目から成る慰問団が中国大陸に展開する日本軍の部隊を訪問して回るお話である。時期は昭和16年の2月から10月、劇中でも日米開戦も近いと語らせている。

    老夫婦を演ずるのは村井國夫さんと柴田理恵さん。ところどころに演目のダイジェストが挿入されるがほとんどは楽屋などでの6人の会話である。村井さんと柴田さんは本物の夫婦漫才師にしか見えない。村井さんは当然として柴田さんがこんなにも説得力のある演技をなさる方だとは知らなかった。他人を思いやる当たり前の言葉が深く心にしみる。

    いろいろな観方はあるだろうが、私はこういう時代があってこのように生きていた人々がいたということをしみじみと楽しんだ。

    会場は平均年齢65歳以上だろうか。満席とはいかないのが少しもったいない。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/02/13 (水)

    東京芸術劇場シアターウエストにてトム・プロジェクト『芸人と兵隊』を観劇。
    2日前に東宝『夫婦漫才』を観劇し、感動と興奮が残っている中、偶然ではあるものの今回も夫婦漫才が登場する作品。ただ、こちらは夫婦漫才を主体としたコメディではなく、昭和16年、戦地で戦う兵隊に笑いを届けるために旅に出た芸人たちの社会派ドラマのような印象を受ける作品でした。当時の文献を参考にして書かれたフィクションとのことですが、改めて戦争について色々と考え直すきっかけを与えてくれたように感じました。
    この手の作品を観ると、御国のために戦い、御国のために散っていった兵隊たちの存在が特にクローズアップされるような印象を受けますが、兵隊たちを支えた様々な人びとが存在することも決して忘れてはいけないことであると感じます。爆弾を落として多くの命を奪う人も、漫才や歌を唄って人々を楽しませようとする人も、さらにはそれらを観て喜ぶ人も皆同じ人間。恐らくほぼ全員が人間としての良識と常識を兼ね備えており、恐らく命を無駄にするような人間は少ないと思いますが、それらを蝕んでしまうのが戦争であり、つくづく恐ろしいことだと感じます。表現の自由が失われ制約されるのも戦争が及ぼす社会影響。現代の平和な日本があるのは悲惨な過去があってこそであり、そうした過去の出来事はこの先何十年、何百年経っても絶対に忘れてはいけないと改めて思いました。戦争を喜ぶような人間はいない。世界平和を強く願いたいです。
    村井國夫さんの渋く貫禄のある演技、柴田理恵さんの面白くもあり強くもあり繊細でもある演技は勿論、夫婦の脇を固めた4人の役者さん全員が個性的でとても素敵なお芝居でした。少し頼りない師匠の一番弟子役を演じた向井康起さんの演技も印象深く、師匠と漫才を披露するシーンはなかなか感動的でした。

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