チョコレートケイキ 公演情報 チョコレートケイキ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-10件 / 10件中
  • 印象深く、考えさせられることの多い舞台だったと思います。

  • 満足度★★★

    緊張感を強いる作品でありました

    暗い舞台照明に
    暗い話・・・心理的に下降時には
    お奨めできなーとは思えたデス

    ネタバレBOX

    ケイキは刑期で・・・
    一人の男が絞首刑になるまでの無言劇(近似)かな
    リアリティが強く
    淡々とした感じがなんともいえなかったデス
  • 満足度★★★★★

     物凄く表現することに圧を掛け、凝縮した舞台。関わっている方々の地力が凄い。但し観ている側もずっと緊張しっぱなしだぞ! その意味でこれくらいの尺が丁度良い。

    ネタバレBOX

     舞台は可也暗めのオープニングで、奥も手前もハッキリ見えない程だ。人の腰ほどの高さ迄奥は嵩上げされているようだ。停電という設定も考えられはする。つまりラスト部分の伏線だ。ところで、嵩上げされた奥中央には監獄があり、拘禁衣を着せられた囚人は、更に念入りに口に管を咥えさせられた状態のまま口周りをテーピングされているのは、自殺防止という設定だろう。この有様だけで凶悪犯であること、囚人に観察できる身体的ダメージをなるべく与えず而も法的手順を遵守しているという法執行側のアリバイ創りと一応はその公式発表に逆らわない「リアリティー」の描き方が見える。
    手前下手側壁は、更に下手へ延びる踊り場になっており、正面壁の下手コーナー前には、囚人監視用のモニターが載った机と監視者の座る椅子、ちょっと離れた中程に会議用テーブル程のテーブルが設えられ看守らの用いる囚人監視ノート、事務帳等がテーブル奥にキチンと整理されている他、椅子が人数分ある。このテーブルの更に上手の正面壁には看守の帽子が掛けられるようにフックが4つ付いており、その更に上手に留置場へ続く踊り場への階段がある。出捌けは上手袖及び、板客席側の下手。場転で留置場が取り去られると間仕切りになっていた部分が絞首台下部に変じ、最深部の絞首台へ上がる階段へ続く階段も設置される。舞台美術の大枠はこんな感じだ。
     ところで、科白は殆ど無い。僅かにラストで(恐らく数百字程度がある程度明瞭に)語られる他は、ひそひそ声で若干囁かれるだけなので殆どの客には聞こえない。その分、通常の科白劇より遥かに難易度が高い舞台である。実際、上演時間一杯に緊張感を持続し得た各俳優の演技力、想像力と表現力の高さは褒めても褒め過ぎということにはなるまい。ユニークな作りという点でも、役者陣の力量という点でも、また演出の素晴らしさでも高い評価が与えられるべき作品である。ただ、作り方が知的である分、没入は出来なかった。知的な遊びは存分にできるが。一例を挙げておくと、先読みを極力させぬ作りになっているということだ。基本的にまあまあ、深読みできる観客が現在を過不足なく追えるということになろうか。全体として、これだけ濃密な舞台を作り上げた作家、演出家、役者、照明や音響スタッフ、何れの力も並大抵ではない。
  • 満足度★★★★★

    煙の闇に、終わりの始まり。 ジタバタ起こす、終わりの凄絶。 受け入れちゃいない、終わっちゃいない。 悔い残してたケイキはなぜか、憐れみかけた歎惜と祈りの味 がしたような。 事切れたのか、拭い去れたのか。 乾いた拍手は、終わらない・・・。

  • 満足度★★★★★

    かなり衝撃的な作品でした。人の息遣いがここまで場を感じさせるものなのかと。そしてその生々しさにゾクッとさせられた。ボソボソとしたセリフには少々?となりましたが、逆にそれはそれで舞台の空気を作っていたのではないかと・・・静かに舞台上に満ち満ちていた感情に圧倒されました。

  • 満足度★★★★★

    無言劇ゆえ、沈黙の圧のような緊張感漂う作品。死刑執行までの粛々とした行為が逆に刺激的に感じられる。
    さて、自分の席(2列目、中央やや下手寄り)から観えた気になることが…。
    (上演時間1時間30分)

    ネタバレBOX

    舞台は拘置所内、中央上部に監獄であり死刑台イメージ、上手側に小部屋を思わせるテーブルと椅子、下手側に刑務官控室、監視モニターがある。刑務官は制服を着て謹厳実直なイメージ。それ以外の人物は医師と宗教師か。全体的に薄暗く、冒頭は刑務官が暗闇の中をライトを照らしながら入ってくる。

    心の叫びのような…唯一、刑務官が小声で喋るシーンは、彼の口を借りた死刑囚の贖罪うわ言のような…。それに連動して、それまで背中を見せていた女が正面を向き血まみれの姿を見せる。死刑囚、刑務官の終始無言は、ラストの贖罪というシーンを印象付ける効果をもたらしているかのよう。具体的に犯した罪の内容やそれに至った状況等は分からないが、むしろ死刑執行を待つだけの男の現在、その淡々とした姿、佇まいが緊張感を生む。もちろん、薄暗い照明、制服姿の刑務官の存在、そして始終無言という雰囲気は圧倒的な緊張感を漂わす。
    演技には、刑務官の職制上の上下関係(徽章の違い)を表すような態度が観られ、細やかな動作にもリアリティが感じられた。実力者ぞろいの演技は迫力があり、物語への集中力を高めてくれる。

    女-被害者(妻であろうか?)は死刑囚の心にある心象形、それゆえ実態がないと思うが、たまたま自分の席から刑務官控室の監視モニターが見え、そこに女の姿が映る(映画なら女が映らない別撮りしたものを使用するだろうが、演劇ではそれが出来ずやむを得ないか)。その見えないはずの女が映るという不自然さは勿体なかった。

    他劇団に暗闇劇という、視覚ではなく聴覚を研ぎ澄ませて劇を愉しむものがある。この公演はその逆で、無言であるから視覚と役者の息遣いで芝居を堪能することになる。人間の五感のうち、聴覚がなくても芝居は堪能できる。その意味でライブという演劇の素晴らしさを再認識した。
    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    セリフや音楽・効果音を排除した作品だからこそ、音に引き込まれました。靴音、息づかい……。こちらの感覚まで研ぎ澄まされるような、緊張感あふれる舞台でした。

    ネタバレBOX

    せっかくなら、賛美歌や終盤のセリフも無いほうが良かったと思うけどなぁ。
  • 満足度★★★

    無言劇なるものを初めて観ました。確かに迫真の演技で伝わってくるのですが,やはりどうして無言劇にしなければならないのかと思ってしまいました。言葉があった方がしっかりと伝わり心にも刻まれるのではないかと思います。前半の部分では少し落ちてしまいました。

  • 満足度★★★★

    無言劇は、これまで観るのを避けてきた形式の一つでしたが、単純にセリフ・音楽がなくても成立するシチュエーションで作られる舞台だとばかり思っていたので、今回の設定だと、言葉を発する場面が出てきたのに、そこは無言(というかエア?)だったりすることに何だか違和感が。かと思えば既に他の方が書かれているようにセリフが出てきたり。ただ、逆にこちらの方は、自分には声が聞こえてきて当然のシーンに思えたので(比較的聞こえやすい席だったためかもしれませんが)、それほど違和感はなし。要は「究極のノンバーバル演劇」などといった惹句なしに、見せてもらった方がありがたかったなあと。

  • 満足度★★★★★

    無言劇初めて見ましたがとてもリアルで緊迫した時間でした。死刑執行までの時間を固唾をのんで観届けました。終盤良く聞こえないセリフが邪魔でした。最後まで無言で通した方がよいのではと思いました。

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