満足度★★★★
『再生』を観劇?鑑賞?
春名風花さんと鈴木彰紀さんの2名のみによる朗読劇。
原作は私自身も学生時代に結構な数を拝読していた綾辻行人氏の作品。
会場の新宿眼科画廊はこれまでにも数回、舞台を観劇した場所でしたが、
今回は更に朗読者の2名を半円で囲んで…30名くらい?という少人数で、
ジックリと拝聴する事が出来ました。
2名だけの演者ながら、単調になる事もなく作品をギュッと楽しめました。
春名風花さんは元々声優さんでもあり、これまで15作品くらい舞台を拝見して参りましたが、
新たな形でその実力を遺憾なく楽しむ事が出来ました。
17歳という若さながら、良い意味で耳にこびり付く様な妖艶な艶が声にあり、
耳元にその声がジトッと残る様な、そんな妖しさを見事に演じられていました。
朗読劇という事で、表情や身体の動きはほとんどありませんでしたが、
最後の一言が終わった後に、スッと大きな黒目の春名さんが前を見据えた時に、
この作品の凄みを味わえ尽くした気がしました。
非常にレベルの高い、朗読劇を拝見出来ました。
朗読劇なので3点を満点として採点して…4点を差し上げます(最高点、超えてるやん!)
満足度★★★★
「朔」を鑑賞。リーディングという。幾らか著名な読み手を揃えたせいか、入場料はやや高め。何か趣向が凝らされているに違いないと期待値高めで席に座ったが、動き無し、言葉のみ。厳しいものがあった。
体調も悪かったが、元々遅読で何度も文節を行き来する自分にとって、言語情報だけを脳内変換して作品の世界を構築するには補助線(身体を動員した演技)が不足。
睡魔と闘い必死で食らいついたがかなりの語数を逃した。最後のオチは聞けたから、そこから本編の構成を推測した次第。巻き戻しが出来ればなァ。。
出演者4名に役割をうまく振り分け、構成にこだわってスマートな印象はあった。主宰の高橋郁子氏がどの程度「リーディング用の脚色」を施したかは判らないが、パンフをよく見ると各出演者に役名がしっかり振ってある。最早思い出せないが、ネタバレ的な配役表記に一定の脚色意図があったらしい事が窺え、もう一度見たくなった。が・・・この回が千秋楽であった。
満足度★★★★
再生を観劇?(リーディング公演の場合は何て言えばよいの?)思わぬ展開から、こちらの想像がドンドン膨らんで行って、二人だけの朗読とは思えない深みを味わえました。観れなくても関係ないのかもしれませんが、できましたら① 身長の高い方 ② 座高の高い方(笑)は、後列席に座ってもらうよう誘導したほうが、みんなが楽しめますよ!
満足度★★★★★
前半6日間観劇しました!
正直怖いのは苦手。
朗読劇でも色々想像してしまうので、
どうしようと怖さでいっぱいでした。
開場。
そこは、薄暗くひゃーっとなりました。
満足度★★★★
鑑賞日2018/11/20 (火) 18:00
【再生】
登場人物/演者が4人の「眼球綺譚」に対して2人のこちらは「声による連弾」といったところか。
その内容はまさしくタイトル通りで伊藤潤二の某作品を連想。
凄絶なラストを迎えるが、それは滑稽でもあり落語にも仕立てることができるのでは?とか「のび太のパターンじゃん!(笑)」とか思ってしまった。
また、オチが途中で想像した中の1つで「やはりそこか」とも。
満足度★★★★
鑑賞日2018/11/20 (火) 14:30
【眼球綺譚-朔-】
大なり小なりの身振りを伴う(←個人的定義)「リーディング」ではなく純然たる「朗読劇」であるが、1つの文章を複数で読み継いだり複数の文章をクロスさせたりと変化をつけて「聞かせる」のは「声による弦楽四重奏」の如し。
そんなスタイルで語られる内容は確かに「綺譚」だがモダンホラー的な味わいも。そして先端恐怖症なら恐怖のズンドコ?
根底に「ドグラ・マグラ」に通ずるものを感じたり(私見)、層を成す構造に劇団SEIN「孤哀子」を思い出したりもして、好きなヤツだった。
満足度★★★★★
鑑賞日2018/11/20 (火) 17:00
「再生」
ラストは予想できたけれど、そこまでの悍ましさが、、、、
「眼球奇譚」を鑑賞した後だったので、4名構成が2名構成になると、少し単調になるかなと思ったけれど、そのようなことはなかったな。
春名風花さんて、こんなに大人びていたっけ。
満足度★★★★
鑑賞日2018/11/20 (火) 14:30
「眼球奇譚」
眼球を抉るという、痛覚が直接的なイメージが、朗読という形でこれほど心に刺さるとは思わなかった。薄暗い中、観客は30名弱。新宿眼科(!!!)画廊という狭い空間、ちょっと息が詰まるようなスペース。この場所には、何度も訪れているのだけれど。
「読んでください。夜中に、一人で」
空気は重いけれど、目は冴えるばかり。
ラストは、ちょっとな感じがするけれど、十分に怖い。
紅日毬子さんの登場が、息をしているのかいないのか。
満足度★★★★
鑑賞日2018/11/20 (火) 19:30
『眼球綺譚』TTSを観た。怖かった(-_-;)。綾辻行人のホラー小説を朗読用に戯曲化して朗読の上演。「言葉の楽譜」と呼ばれる独自の脚本、だそうだが、役者の言葉を聞いているだけで怖くなる、というのは、脚本の力と役者の力量の両方が必要だと思うし、それをそう感じさせるだけの仕掛けが出来上がっていたのだと思う。久々に観た(聞いた)大島朋恵を初めとして、役者陣の存在感もしっかりしていた。
この公演に関するtwitter
初日1週間前から「団体名」と「公演タイトル」を含むツイートを自動表示します。
(ツイート取得対象にするテキストは公演情報編集ページで設定できます。)
【再生】 「いいんだよ、食べちゃっても」 雨音の夜、言葉を持たぬ妻を前に、私はひたすらに待ち続けている。 その祝福された身体に起こる奇跡を。 https://t.co/wXr9lGPf3g #idenshi195 #眼球綺譚_再生
約6年前
【アンケート】 本公演ではアンケート用紙ではなく、WEBアンケートをご用意しております。感想、お気づきの点などありましたら、ぜひお声をお聞かせください。 https://t.co/xvF5zsOba2 #眼球綺譚_再生
約6年前
【耳に飽きない朗読劇とは】 同じ韻律の反復は予測を生む。予測は緩和を生む。 緩和は集中力を削ぐ。雑音も同様。 聴き手に予測をさせない韻律を作り、想像を妨げる雑音を排せば、聴き手の集中力を物語の一点に絞ることができる。 #idenshi195 #言葉の楽譜 #朗読劇
約6年前
【言葉の楽譜の仕組み】 1人が、セリフ・モノローグ・ナレーションの全てを担う。語り手が3人なら、耳へのアプローチは9つに広がる。これを瞬時に切り替え、重奏していくことで、感覚的・立体的な朗読劇が生まれる。 #idenshi195 #言葉の楽譜 #朗読劇
約6年前
【言葉の楽譜とは】 音楽的手法を用いた、語りに特化した脚本のこと。韻律を大切にした声の重奏は、立体的な朗読空間を生む。構造は、能楽の謡に似ている。 #idenshi195 #言葉の楽譜 #朗読劇
約6年前
眼球綺譚かマツリカ
約6年前
『眼球綺譚』の中で一番のお気に入りが「再生」なもんで、いや舞台は本当に素晴らしかったのに、脳内の“心の狭いオタク”が一々うるさくって(苦笑)。演出で由伊視点で語られる部分に「そんな台詞は小説には無いー」とか、「あの言葉を削らないでよー」とか。マニアもこじらせると困ったものよのう。
約6年前
しかし、台本は目の前にあっても、ほんのすぐ近くから凝視されてる状態で演じるのって、役者さんも大変だったろうなあ。「眼球綺譚」では美都子の小川オペラさんが個人的には好み。紅日毬子さんの存在感も凄かったけど(素足の痣はメイクなのでしょうか?)
約6年前
「眼球綺譚」は、少々複雑で幻想入った話を、未読の人でも分かるように(分かったよね?)上手くまとめたなあという印象。座る場所によっては、演者四人の顔がちゃんと見えないので、できればすべての客席から四人ともが見えるよう、配置を工夫していただきたい。
約6年前
【大島朋恵出演】 idenshi195 舞台版『眼球綺譚/再生』 11月16日(金) – 11月27日(火) *眼球綺譚-TTS-に出演致します。 於:新宿眼科画廊 ご予約:https://t.co/alQemLjOB7 https://t.co/O8yuEGXs6S
約6年前
スタァライト運営が眼球綺譚よりあにまくすライブ優先したら怒ってた。
約6年前
@akahimariko 毬子さん、改めまして公演お疲れ様でした✨チームは違っても共に同じ作品を共有できたこと嬉しく思います‼️毬子さんの美都子はなんと言うか、眼球綺譚の本の中から出てきたような美都子でした。全てが‼️その大きい目… https://t.co/5VDD9vZBBa
約6年前
@makiokamomental 槙尾さん、改めまして公演お疲れ様でした。チームは違いましたが、idenshi195の公演で同じ作品を分かち合えたこと嬉しく思います‼️槙尾さんの実はじわじわくる怖さがありました。でもそれが朔チーム… https://t.co/btMuZx0ZwJ
約6年前
『眼球綺譚』は、原作にあるひとつの仕掛けが配役によって事前に開示された状態になっているため、舞台版として別の仕掛けを用意。これも「実」がいたから出来た。最後のアレは誰のものだったのか。情景を描いたお客様によって解釈が分かれると思う。想像する楽しみを味わって貰えていたら嬉しい。
約6年前
@harukazechan 風花ちゃん、改めまして公演お疲れ様でした✨作品は違ったけれども共にidenshi195の公演に関われたこと嬉しく思います‼️風花ちゃんの由伊は見るたびに進化していて毎回驚かされてました。可愛くて美しくて… https://t.co/Haus0xxx9P
約6年前
『眼球綺譚』 原作の情報量が膨大すぎて「これを耳だけでどう理解させろと?」と狂いそうになりましたが、倉橋実をパズルのピースのひとつに選んだときに、ぴたりとハマりました。現在を生きる「わたし」と「倉橋実」、過去に在る「美都子」と「倉橋茂」の対比と融合の四重奏でした。 #眼球綺譚_再生
約6年前
【りくろあれ 大島朋恵、出演情報】 11.16-11.27 idenshi195『眼球綺譚/再生』 2019.02 虚飾集団廻天百眼『闇を蒔く ~屍と書物と悪辣異端審問官~』 2019.03 栃木でつくる演劇WIP版【イト201… https://t.co/o9hRqLndSj
約6年前
眼球綺譚まだ途中までしか読めていないが、読んでいて今までにないような感覚に襲われた、、、 興奮と恐怖の狭間にいるような気分
約6年前
【再生】 「いいんだよ、食べちゃっても」 雨音の夜、言葉を持たぬ妻を前に、私はひたすらに待ち続けている。 その祝福された身体に起こる奇跡を。 https://t.co/wXr9lGPf3g #idenshi195 #眼球綺譚_再生
約6年前
【アンケート】 本公演ではアンケート用紙ではなく、WEBアンケートをご用意しております。感想、お気づきの点などありましたら、ぜひお声をお聞かせください。 https://t.co/xvF5zsOba2 #眼球綺譚_再生
約6年前
【耳に飽きない朗読劇とは】 同じ韻律の反復は予測を生む。予測は緩和を生む。 緩和は集中力を削ぐ。雑音も同様。 聴き手に予測をさせない韻律を作り、想像を妨げる雑音を排せば、聴き手の集中力を物語の一点に絞ることができる。 #idenshi195 #言葉の楽譜 #朗読劇
約6年前
@ich_bin_juli 平井さんこちらこそ本当にありがとうございました!平井さんがオープニングから牽引してくれた空気があったからこそ、今回の言葉の楽譜の表現の入口に立つ事が出来たと思います!またいつの日か舞台上でお会いしましょう!本当にありがとうございました!
約6年前
【言葉の楽譜の仕組み】 1人が、セリフ・モノローグ・ナレーションの全てを担う。語り手が3人なら、耳へのアプローチは9つに広がる。これを瞬時に切り替え、重奏していくことで、感覚的・立体的な朗読劇が生まれる。 #idenshi195 #言葉の楽譜 #朗読劇
約6年前
【言葉の楽譜とは】 音楽的手法を用いた、語りに特化した脚本のこと。韻律を大切にした声の重奏は、立体的な朗読空間を生む。構造は、能楽の謡に似ている。 #idenshi195 #言葉の楽譜 #朗読劇
約6年前
@taka4naka 名嘉さん、公演お疲れ様でした、そしてありがとうございました🙇わたしに忍び寄る実、最後のシーンはいつもぞくぞくしてました‼️共に言葉の楽譜を奏でられて良かったです😁またいつかどこかでお会いできますように。ありがとうございました☺️
約6年前
@sikakui_tamago 吉田さん、公演お疲れ様でした、そしてありがとうございました🙇吉田さんの素敵低音ボイスがTTSに深みのある音色を出してました‼️共に言葉の楽譜を奏でられて良かったです😁またいつかどこかでお会いできるように。ありがとうございました☺️
約6年前
@tomomochi 大島さん、公演お疲れ様でした、そしてたくさんありがとうございました🙇共にTTSとして言葉の楽譜を奏でられたこと、とても嬉しく思います‼️母と娘の関係が大島さんとで良かったです😁二人での重奏のところ、とっても好… https://t.co/N1loa6w8vM
約6年前
遅れ客の物音(話し声)も含めて、静謐な空間をどう維持するかが今後の課題です。外界の環境音は今回「現実と虚構の狭間」をつくる狙いがあったので許容範囲(バニラには焦ったけど)。事前の諸注意が届かない人に対しての対策、考えなくては。 #眼球綺譚_再生 #idenshi195
約6年前
日付変わりまして。 これにて「舞台版『眼球綺譚/再生』」連動企画 ホンマアキコ展「3R」も全て終幕です。 関わってくださった皆様に、感謝。 https://t.co/Op9U5PAezC #3R #3R #眼球綺譚_再生
約6年前
『眼球綺譚/再生』再生 いろいろ思い返していたら、不自然な言い回しだなと思った「私のための、果物ナイフ」とか、妙に詳しく描写された林檎を切るシーンとか、真意がわかってぞっとしてる はるかぜちゃんの「私のための、果物ナイフ」が、耳から離れない、コワい
約6年前
『眼球綺譚/再生』再生 由伊の告白を聞き、その後の転倒によってその「天使」らしさの大半が(内面も外面も)失われてしまった(と私は感じた) それでもなお、由伊を受け入れ、二人でいることを選んだのだとしたら これは「愛の物語」と呼べるのだろうか
約6年前
『眼球綺譚/再生』再生 直後の印象は「救いのない話だ」だった。ラストに宇城がドアを開けたとき、真っ先に想像したのは「止めを刺すのでは?」だったから 今になって思うと、前後の描写や「奇跡を待っていた」・「抱き上げた」などの表現から考えて、喜ばしい出来事として受け止めた、と考えられる
約6年前
一つ一つ、噛み砕いて味わツて呑み込まないと、不可ないので、眼球綺譚中の色々をとりあへず呟くとするか。
約6年前
眼球綺譚が終演を迎えたということでちょっと 「わたし」の正体については途中で気づいたけどそれと同時に生田さんが「わたし」にキャスティングされた理由もわかった気がしたよね
約6年前
火曜クラブ/クリスティ 蝶を編む人/立原えりか 時計館の殺人/綾辻行人 眼球綺譚/綾辻行人 百鬼夜行・陰/京極夏彦 岡山女/岩井志麻子 ローレライは口笛で/赤川次郎 静かな町の夕暮に/赤川次郎 壊れた少… https://t.co/qrW1hchf5N #名刺代わりの小説10選
約6年前
そう言えば『眼球綺譚/再生』にはかなり過激なホラーやグロテスクな描写があるのですが、自分にとっては非日常でも誰かにとってはそれが日常かもしれない訳で...今目に見えているものだけが真実とは限らないのかもしれません。 #眼球綺譚_再生
約6年前
☆眼球綺譚 リング(蒼) 「天井の節穴から、毒薬を垂らして、人殺しをする! まあ何という奇想天外な、すばらしい犯罪だろう」 彼は、この妙計に、すっかり有頂天になって了いました。--『屋根裏の散歩者(江戶川亂步)』… https://t.co/NeG2P2CC34
約6年前
そんなわけで『眼球綺譚』コミックス@児嶋都は、こちら! 「再生」「眼球綺譚」他、綾辻行人『眼球綺譚』収録全作品なおかつ、「鉄橋」、そして綾辻行人描き下ろし漫画原作「人間じゃない」も収録されておリますので、よろしくお願いいたします💖… https://t.co/0eFTU3Fpyb
約6年前
唐突に眼球綺譚ロス!!!! 満足感すごいけど その分 ぴた~っとじわ~っと埋まってた心が 薄くなるのよな 時間がたつと そしてもう聴けないと考える度に ああ 満ち足りてたんだなって 後からも 再度認識させられるやーつ 声は忘れら… https://t.co/y73utCSG1c
約6年前