白紙の目次 公演情報 白紙の目次」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
21-40件 / 40件中
  • 満足度★★★★★

    Bチームを観劇。
    舞子(山本綾)の喜びと絶望の姿、祐太郎(野村龍一)の悲しみと嘆きの姿の演技は逸脱。
    個人的に、演技力と役になりきる力は別々と考えているが、この二人は、両方とも素晴らしかった。

    シナリオも上質なミステリーを読んでいる気分になりグッド。
    11月に次回公演があるとのことで、是非観劇させて頂きます。

    ネタバレBOX

    自殺や殺された動機を焦点に置く、シナリオは多くの場合
    開始時点で死んでいる事が多く、現在から過去に遡りながら判明していくが
    本作は、序盤は日常を送り、やがて自殺し、現在と過去を織り交ぜながら進んでいく。
    新しく、そして魅入った。

    影山姉妹の出番が少ないせいか、依存性がいまいち伝わってこなかった。
    本作の肝の舞子の自殺の原因が判明してから、EDまで時間的に長く間延びした印象。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/09/08 (土) 19:00

    Aチーム観劇
    ぜひ、皆さんに観ていただきたい舞台。
    エンディングは、観劇した人、それぞれに違う想いを抱くであろう舞台。
    重い役も、役者さんが熱演し、重いテーマも、観客の心にしみ通るように演出されている。

  • 満足度★★★★★

    時間制作さんの舞台はこれが初めて。あらすじを読んで、苦手な話かもと不安がありましたが、最後まで見入ってしまいました。決して好きなタイプの話じゃないはずなのに。あの作家さんには途中までイライラさせられましたが。

  • 満足度★★★★

    Bチーム観劇。役者さん達の熱演に圧倒されますが、なんともやるせない話ですね。タラレバと後悔するのは辛いです。

  • 満足度★★★★

    2回目の観劇でした。時間を遡りたがら核心に迫っていく構成がさすがだと思います。重いテーマでありながら最後には明るさも残しつつ、個人的にはスッキリとした気持ちで見終えることが出来ました!
    ひとつの場面で同時に何人もの役者が話してることがあり話を聞くのに必死になることもありましたが全体的にはとても満足です!

  • 満足度★★★★

    力作でした!
    最初はごちゃごちゃしてる印象でしたが、話が深まるにつれ、こんがらがった糸が解れていく感じに引き込まれました。
    ユータローとマユコの感情を掴むのがとても難しかったです。未だに謎の部分はあります。

  • 満足度★★★★

    感動というか衝撃的ではあったなぁ・・・
    内容は説明通りであるが
    基本頭から抜いての観劇となり
    自殺を見せるシーンはインパクト強かった

    ただ
    割と「わかってますよね~」的な感じも少々あり
    涙腺が崩壊するようなコトは無かったなぁ
    と思えた1時間40分の作品

    ネタバレBOX

    アフタートークで役付けの説明みたいな
    一言がなければ理解と納得が薄くなっていた感じもしたデス

    作家さんも居た事だし
    各自に話し聞くときには
    簡単な相関関係や過去を含めたバラしとかを
    狂言回しか説明補佐的に付けた方が観客の理解は得られやすかったんじゃ・・・
    とかも思えたっす
  • 満足度★★★★

    時間制作さんの舞台自体が初見です。
    とても心がザラつく、そんなお芝居でした。
    後半は辛くて涙が止まらず、最後までボロボロ泣きました。
    でもきっと、事の大小はあるにしろ、身近に存在しうる問題だなと思いました。

    ネタバレBOX

    役者さんの熱演で、旅館の情景がリアルに感じられ、色んな感情が揺さぶられました。
    舞子の首吊りのシーンの絶望感は凄かったです。
    ユキがひたすら舞子に話しかけてる姿を見ていて、自然と呼吸が浅くなるのを感じました。

    舞子が絶望し、雄太郎の心が折れた姿は鳥肌ものでした。
    存在が儚くなり、輪郭がぼやけて見えました。

    そして、ラスト付近にユキを雄太郎に押し付けるユゲが最高に怖かったです。
    ことがここに及んで、まだ自身の理想像を他者に押し付ける姿、抱き合った二人を見て感動している姿、最後に謝る姿が最高に破綻していて、ひぃぃぃぃぃぃ!!と心の中で悲鳴をあげるくらい怖くて、本当に凄かったです。
    全体通して、とても印象深い方でした。

    あの、兄妹が抱き合うシーンは本当にヤバかったです。

    姉妹は個人的に癒しでした。

    観劇から3日ほど経ちますが、未だに心の中で静かに渦巻いています。
    多分一度忘れても、何かの折にスッと顔を覗かせるでしょう。
    そんな舞台でした。
    ありがとうございました。
  • 満足度★★★★

    見ごたえがありました。そして、いろいろ考えさせる作品でした。
     とても良かったです。

    ネタバレBOX

    共依存症に陥った妻舞子と回避依存症の夫雄太郎の気持ちのすれ違い、知的障害者由紀へのあまりにも強すぎた思いが起こした悲劇...
    しかし、その中に
    ” 自分の存在価値、自尊心を持ってもっと自分を大切に”(・・・舞子)
    ”逃げるな、しっかりと向き合え”(・・・雄太郎)
    との二つの強い思いが心に響いてきました。
    また、相手を思いやる気持ち、しっかりと向き合って話し合うことの大切さを感じました。
     障害者を持つ家族のみならず、高齢化が進む社会に対し、自分の家族(介護..)にも起こるかもしれない心構えを考えさせる作品でした。

    役者皆さんの熱演も素晴らしく、引き込まれました。
    次回も楽しみです。
  • 満足度★★★★

    開演前、しっかり作ってある舞台美術、期待できそうだと思いました。物語が始まり、とてもテンションが高く、ついて行けるかどうかが不安。知的障害者が出てくる芝居は意外と珍しい。私には現実感がありません。しかしながら「依存」をテーマにした作品、難しい題材を深く切り込んでいました。いつの間にか話に集中していました。こういう芝居もあるのですね。

  • 満足度★★★★

    「依存」「自殺」「知的障害」など重たいテーマを真正面から取り上げるのは、時間制作さんならでは。今回もラストは見ているものつらくなるようなシーン。もう少し違った選択をしていたら、ささやかだけど本当の幸せをつかめたかもしれないのにと、最後は感情移入して大勢が涙でした。
    ただ、今回は舞台が海辺の旅館ということもあり、登場人物がちゃらめの若者中心という設定で、特に前半の乱暴な言葉使いと、意味のない高笑い、心が感じられない会話の応酬、無駄な大声などが気になり、個人的にはダメで集中できませんでした。また、時間軸が行ったり来たりというのも、慣れるまで違和感がありました。
    障害者の妹も、あそこまでえげつなく演じなくてもという印象(それだけ迫真の演技だったということ)。ストーリーの中心であるはずの作家の心の移り変わりや事実へ迫っていく姿が、今一つと見ていて伝わってこなかったという感じ。
    なぜ自殺という最悪の道を突然選んでしまったのか、その本当の理由は何か、ラストで明かされはしますが、周りの人間がどのように関係していたのか、何ができたのかをもう少し丁寧に描いていただければ、展開ももう少しわかりやすかったのでは。各人が「私が殺した」と主張しても、どうもピンとこなかったのは私の観察力・洞察力の無さか。正直、一度見ただけでは少しわかりにくかった(少なくとも私には)。
    前に見た「手を握ることすらできない」がぐいぐいと心に踏み込んでくると感じたのと比べ、衝撃度は劣る印象だったのが残念。
    とはいえ、他の劇団にないメッセージ性をもち、人間の本質に正面からぶつかる舞台に取り組む劇団として、今後も「時間制作」さんには注目しています。逆チーム(B)がどうなのか、とても気になります。違った感じになっているのでしょうか。

  • 満足度★★★★

    忘れていた記憶が蘇った。出来れば思い出したくない記憶。"私では駄目なのだ"と思い知らされるあの刹那。今までの努力も我慢も愛情も、すべて無駄だったと思い知らされた瞬間。胸が締め付けられた。リアルにわかる部分のある作品だった。
    だが、どうも作り過ぎてしまって、その感覚が理解できない人物もいたわけで。いらない部分が少々多過ぎ、二人の姉妹はもう少し掘り下げてみたら、その対比が出て、依存という意味がもっと鋭く入って来たのではないかと思わないでもない。作品の造りとしては思うところがあるが、その感覚は痛いくらい心をえぐった。

  • 満足度★★★★

    女性作家の最期の台詞がすべてではあるのでしょうが、
    雄太郎が子供すぎるように感じました。
    あと、善人と悪人とをきわ出せ過ぎてるかなとも感じました。
    「依存」がテーマということで、旅館に訪れた姉妹には感じられましたが、主人公二人に妹には、「家族」の意識の方が強く感じてしまいました。
    あと、離婚への経緯のシーンがあれば良かったです。
    いろいろ考えさせられる内容で見応えありました!

  • 満足度★★★★

    思いはいろいろ有りますが、芝居自体は楽しめました。
    でも何だかとても切なくなりました!!!

  • 満足度★★★★

    Bチームを観劇。

    悲しい、いや、
    切ない、いや、
    やるせない…

    涙が込み上げ、ジーンとくるのですが、
    「なぜっ?」と言う思いが…やるせなさが、残念な想いが後を引きます。
    お互い、本当の気持ちを少しでも見せていたら…

    最期を決意した舞子の表情が印象的でした。

    初めての劇団さん、初めての劇場、楽しめた。

    できたらAチームも拝見したい。

  • 満足度★★★

    Aキャストを観劇しました。
    重い内容で、何とも言えない気持ちになりました。泣いている人も多いようでしたが、個人的には泣く内容ではなかったです。このテーマには答えがないと思いました。
    ハッピーエンドにも感じるラストでしたが、これから壊れていく主人公も見える気がしました(あくまでも個人的な印象)。
    舞台セットは丁寧に作られていて良かったです。

  • 満足度★★★

    初めての時間製作さんの舞台
    題名やあらすじからどういう物語かと期待していきました
    難しい題材で考えることも多かったです

    ネタバレBOX

    夏の旅館で始まる物語
    依存がテーマというように、一方通行の依存が物語に出てきます
    共依存しかけてた夫婦も妹の登場で壊れてしまう
    衝撃的な結末の理由を探す物語
    いろいろ考えさせられました
  • 満足度★★

    初めて劇団時間制作さんの公演を鑑賞。
    主観的な意見と断った上で、役者さんたちは一生懸命やっていたが、台本がいまひとつの印象。

    ネタバレBOX

    肝心なところで言葉で表現する努力がなされず、むやみな絶叫でお茶を濁されてしまう感があって残念。演劇なんだから、言葉の力で伝えて欲しかった。絶叫や耳をつんざくような笑いのシーンが多く、耳障りで神経に障る。輪島以外、ほとんどの登場人物の描き方に無理があり、あまりリアリティを感じなかった。とくにあの小説家の描き方は酷すぎと思う。二人の姉妹の関係のあり方も、ストーリー展開に絡んでいるようで実は絡んでおらず、主人公家族の問題との関連性や類似性がぜんぜん見えてこず、何のために劇に登場していたのかよくわからない。
    次回作に期待します。
  • 初演も見に行った大好きな作品。
    セットも少し変わり、内容も変化がありました。
    前よりも少しシンプルになった感じ?
    初演の時のタナセさんに震えたけど、今回もましまで、震えた。すごかった。
    うますぎて、何も言えない…。

  • 作演出家は何とまだ20代だそうな!
    どんな人生経験を積んだら、こんな作品を作れるんだ?

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