満足度★★★★
忘れていた記憶が蘇った。出来れば思い出したくない記憶。"私では駄目なのだ"と思い知らされるあの刹那。今までの努力も我慢も愛情も、すべて無駄だったと思い知らされた瞬間。胸が締め付けられた。リアルにわかる部分のある作品だった。だが、どうも作り過ぎてしまって、その感覚が理解できない人物もいたわけで。いらない部分が少々多過ぎ、二人の姉妹はもう少し掘り下げてみたら、その対比が出て、依存という意味がもっと鋭く入って来たのではないかと思わないでもない。作品の造りとしては思うところがあるが、その感覚は痛いくらい心をえぐった。
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2018/09/13 21:00
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