満足度★★★★
忘れていた記憶が蘇った。出来れば思い出したくない記憶。"私では駄目なのだ"と思い知らされるあの刹那。今までの努力も我慢も愛情も、すべて無駄だったと思い知らされた瞬間。胸が締め付けられた。リアルにわかる部分のある作品だった。
だが、どうも作り過ぎてしまって、その感覚が理解できない人物もいたわけで。いらない部分が少々多過ぎ、二人の姉妹はもう少し掘り下げてみたら、その対比が出て、依存という意味がもっと鋭く入って来たのではないかと思わないでもない。作品の造りとしては思うところがあるが、その感覚は痛いくらい心をえぐった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
良かったあー!
重い一撃を食らった気分。
中身がズッシリ詰まったもの、心を鷲掴みされるものを見たいという方には是非ともお勧めの作品です。
全てを知っている上でもう一度見たいという気分になる作品です。
満足度★★★★★
今回もとても濃厚な時間になりました。人である以上切り離せない、様々な形の【依存】をこれでもかと見せつけられました。
役者さん全員の熱量をこれでもかと感じ、観劇中何度鳥肌が立ったか知れません。
素敵な時間をありがとうございました!
次回公演も楽しみにしています!
満足度★★★★★
鑑賞日2018/09/11 (火) 19:00
今夜はBチーム2回目。またもや役者さんたちが発する熱量に圧倒されました!特に田名瀬さんの関西弁(^^) Bは他にも細かいところで関西バージョンになってたり。Wキャストの違いを見るのも醍醐味。今日印象的だったのは、はらさんの役柄と演技。しっかり拝見しました‼︎
満足度★★★★
感動というか衝撃的ではあったなぁ・・・
内容は説明通りであるが
基本頭から抜いての観劇となり
自殺を見せるシーンはインパクト強かった
ただ
割と「わかってますよね~」的な感じも少々あり
涙腺が崩壊するようなコトは無かったなぁ
と思えた1時間40分の作品
満足度★★★★
時間制作さんの舞台自体が初見です。
とても心がザラつく、そんなお芝居でした。
後半は辛くて涙が止まらず、最後までボロボロ泣きました。
でもきっと、事の大小はあるにしろ、身近に存在しうる問題だなと思いました。
満足度★★★★★
鑑賞日2018/09/10 (月) 19:00
3度目は最前で観劇。開演前、小道具や適度に汚れた壁紙など、舞台セットのリアルさに感心!劇中はすごい緊張感をもって自然と引き入れられ、自分がときにユータロー、ときにコーキになりきって観ていた。終わればどっと疲れが。観るたびに新たな感動を楽しめる舞台だった。
満足度★★★★★
時間制作さんの舞台はこれが初めて。あらすじを読んで、苦手な話かもと不安がありましたが、最後まで見入ってしまいました。決して好きなタイプの話じゃないはずなのに。あの作家さんには途中までイライラさせられましたが。
満足度★★★★★
鑑賞日2018/09/07 (金) 19:00
劇場の空間がすっかり海辺の宿になっているのはすごい!その中で繰り広げられる家族と周りのさまざまな人たちの物語に魅せられた。家族のことは当事者にしかわからない、いや本人でも実はわからないんじゃないか⁈ 何故あんなことに… オススメです。
満足度★★★★★
鑑賞日2018/09/08 (土) 19:00
Aチーム観劇
ぜひ、皆さんに観ていただきたい舞台。
エンディングは、観劇した人、それぞれに違う想いを抱くであろう舞台。
重い役も、役者さんが熱演し、重いテーマも、観客の心にしみ通るように演出されている。
満足度★★★
Aキャストを観劇しました。
重い内容で、何とも言えない気持ちになりました。泣いている人も多いようでしたが、個人的には泣く内容ではなかったです。このテーマには答えがないと思いました。
ハッピーエンドにも感じるラストでしたが、これから壊れていく主人公も見える気がしました(あくまでも個人的な印象)。
舞台セットは丁寧に作られていて良かったです。
満足度★★★★
「依存」「自殺」「知的障害」など重たいテーマを真正面から取り上げるのは、時間制作さんならでは。今回もラストは見ているものつらくなるようなシーン。もう少し違った選択をしていたら、ささやかだけど本当の幸せをつかめたかもしれないのにと、最後は感情移入して大勢が涙でした。
ただ、今回は舞台が海辺の旅館ということもあり、登場人物がちゃらめの若者中心という設定で、特に前半の乱暴な言葉使いと、意味のない高笑い、心が感じられない会話の応酬、無駄な大声などが気になり、個人的にはダメで集中できませんでした。また、時間軸が行ったり来たりというのも、慣れるまで違和感がありました。
障害者の妹も、あそこまでえげつなく演じなくてもという印象(それだけ迫真の演技だったということ)。ストーリーの中心であるはずの作家の心の移り変わりや事実へ迫っていく姿が、今一つと見ていて伝わってこなかったという感じ。
なぜ自殺という最悪の道を突然選んでしまったのか、その本当の理由は何か、ラストで明かされはしますが、周りの人間がどのように関係していたのか、何ができたのかをもう少し丁寧に描いていただければ、展開ももう少しわかりやすかったのでは。各人が「私が殺した」と主張しても、どうもピンとこなかったのは私の観察力・洞察力の無さか。正直、一度見ただけでは少しわかりにくかった(少なくとも私には)。
前に見た「手を握ることすらできない」がぐいぐいと心に踏み込んでくると感じたのと比べ、衝撃度は劣る印象だったのが残念。
とはいえ、他の劇団にないメッセージ性をもち、人間の本質に正面からぶつかる舞台に取り組む劇団として、今後も「時間制作」さんには注目しています。逆チーム(B)がどうなのか、とても気になります。違った感じになっているのでしょうか。
満足度★★★★
2回目の観劇でした。時間を遡りたがら核心に迫っていく構成がさすがだと思います。重いテーマでありながら最後には明るさも残しつつ、個人的にはスッキリとした気持ちで見終えることが出来ました!
ひとつの場面で同時に何人もの役者が話してることがあり話を聞くのに必死になることもありましたが全体的にはとても満足です!
満足度★★★★
開演前、しっかり作ってある舞台美術、期待できそうだと思いました。物語が始まり、とてもテンションが高く、ついて行けるかどうかが不安。知的障害者が出てくる芝居は意外と珍しい。私には現実感がありません。しかしながら「依存」をテーマにした作品、難しい題材を深く切り込んでいました。いつの間にか話に集中していました。こういう芝居もあるのですね。
満足度★★★★★
鑑賞日2018/09/06 (木) 19:00
難しい題材を扱いながら、側に大事なものがあるのに見失い壊してしまうことがあるんだと教えてくれました。時間制作さんの舞台らしい作品だと思います!大道具もしっかり念入りに作られていて素晴らしい!
満足度★★★★★
鑑賞日2018/09/05 (水) 19:00
「これは決して泣かせようとしている作品ではない。」
観終わってまずそれを感じました。
久しぶりに気骨なリアル現代劇を拝見しました。
とても難しい題材に挑戦をしたと思います。この作品で一番気に入ったのは「構成」です。こういった現在劇では話の順番やそれに沿った演出力がないと10分で飽きます。
それがこの作品にはありません。
話はリアルではありますが自分には知的障がい者との接点はないため現実味はありません。しかし舞子が死を選んだ理由。これはしっかりと伝わって来ました。
これが冒頭に書いた「泣かせようとしていない」理由です。
殆どの観客は自分に置き換えて雄太郎や由紀と同じ気持ちになることはできません。
しかし舞子の「理由」が解き明かされるとき、もし家族なら友人なら「寄り添いたい」「助けてあげたかった」と気づくのではないでしょうか。そこに私は自分なりの「依存」を感じました。
気になったのは最後の晴菜セリフでしょうか。声が少し細くしっかりと聞き取ることができませんでした。・・・ただその内容は姿から把握はできたのでそういった演出だったのかも知れません。
最後になりましたがチケプレありがとうございました。