公演情報
「慕情の部屋 2018」の観てきた!クチコミ一覧
改めて芥川の「藪の中」はよくできた小説だと思った。
三者の証言が食い違い。
誰か一人の証言が本当ならば、その他二人の証言は嘘になる。
正にラショーモン・スタイルの原点にして最高作!
翻ってこの劇。
食い違うのは二者の証言。
それでは、面白さがグンと下がってしまう。
実話ベースとの事だから、そうなるのは致し方ないのでしょうけれど。
満足度★★★★
見事に作り込まれた舞台セットの中での男と女の愛憎劇、大いに堪能しました。犯罪劇なのに妙にコミカルなところもいい。しかし本当に真相は藪の中ですねー。
満足度★★★★
舞台セットが見事でした。留置場になったりタクシーになったりレンタルショップになったり。でもどこにも「慕情の部屋」はありませんでした。
人を殺めた青年が・・・
満足度★★★★
囚人同士のやりとりや、職場の人間関係の模様など、細かいところまで作り込まれているなと思いました。とても自然な演技で、時間があっという間に過ぎていきました。
世の中お金なのかな、女なのかな、人の優しさも好意に対しても、疑心暗鬼になっていくような考えさせられるお話でした。
満足度★★★
鑑賞日2018/07/13 (金) 14:00
価格0円
セットが凄いと聞いていましたが本当に凄い。話はある殺人事件の動機を振り返るような展開。悪い女と騙された男が淡々と描かれていてたが、最後に一盛り毒が欲しかった。本当は逆DVか?全て妹の妄想か?ぐらい疑っていました。チケプレありがとうございました。
それと石井舞さんは漢字表記に戻されたんですね。出演者はノーチェックだったので出て来てビックリしました。
満足度★★★★★
妖しくて怖くて、あっという間に惹き込まれ、あっという間の90分でした。
役者さん達の演技が良く、特に犯人を演じた桝井賢斗さんの表情が印象的でした。
クルクル変わる舞台の場面転換が見事で、音響や照明も、妖しい雰囲気を醸し出していました。
本当の悪人は誰なのか?本当の犯人は・・と考えると、モヤモヤしてしまいました(良い意味です)
見応えのある興味深い舞台でした!
満足度★★★★★
最前列で観劇したのだが阿久津役の小刻みな震え、目の動き等細かい表情の変化が阿久津の心情と合っていて良かった。90分と長くはないのに舞台セットの凄さとテンポの速さからかもっと長く感じるほど魅入ってしまった。
満足度★★★★★
鑑賞日2018/07/12 (木) 19:30
座席最前列
他の投稿者さんの諸々のご意見に、それぞれ賛同。
パンフレットを読むと、中村匡克さんは初演時に、かなり忸怩たる思いをしたようで、今回の再演にそのリベンジを誓ったように思えます。
その意思が最も反映しているのが、舞台装置ではないかな。
とにかく、場面が変わる替わる。
タクシー内、スーパーのスタッフルーム、留置場、警察の面会室、主人公阿久津の部屋、レンタルビデオ店、殺される夫の営む理髪店、最後には、スーパーのレジから、上の丸井の前。その間ところどころで、法廷であろう被告 阿久津と証人たちの証言が、独白調で挟まれる。手間をかけた舞台装置を駆使しながら、一方で多少の周辺の雑多さを無視した場面設定。過去と現在をないまぜした(それでもわかりやすい)、舞台進行は見事の一言。
初演の新宿眼科画廊では、全体のスペースや十分な舞台裏がないことから、今回のような舞台装置はしようがなかった。そして、この舞台装置なくしては、この物語をここまで描き切れなかったはずだ。
タイトルを「慕情の部屋」のままにせず、敢えて「2018」を付けたことに、過去への悔恨を拭い去り、今作を描き切ろうという作者の強い意志を感じた。
満足度★★★★
面白かった!
全体を取り囲む重苦しい雰囲気の中、艶めかしさや猥雑さ。計算高さや欲情。
様々な人の営みの中で殺人事件が起こる。
みんながお互い様のように、悲しみを持っている。
事件の全容がわかった時点で、突き放したようなラストシーンとカーテンコール。
こういうの、個人的には好きですよ。
満足度★★★★★
「藪の中」のまさに息つく暇もない展開で最後まで一気に観ることができた
演者の表情も素晴らしかったが、場面転換の上手さ、ノイズも含めた音響と照明に感心した
満足度★★★★
セットが素敵でした。役者さんも皆さん上手でした。
ただ、たったの1時間半なのに長く感じました。
開園前にブランケットを声掛けしてくれているのは嬉しかったです。
満足度★★★★★
事件のあらましが分かっているうえで、登場人物達と同じ空気を吸い、その事件の経緯を“生”の目撃者として、罠に絡まっていく感覚と共に体感できるスタイルの公演でした。
このライブな面白さは映像では絶対無理。
役者さんが各役柄を等身大で自然に演じられているので、メチャクチャ入り込めました。
何しろ扱っているのが殺人事件なので重く暗い空気に包まれるかと思いきや、ごく日常の延長線上にある世界観、獄中シーンでさえも「実際こんな感じなのか」と興味深く見入ってしまいます。
再演という事で前作は拝見していないのですが、間違いなく相当のブラッシュアップがなされていると確信できる公演で、いろんなシーンに対応したセットの工夫や、立体感ある音響等、絶妙な演技と共に大いに楽しませて頂きました。