改めて芥川の「藪の中」はよくできた小説だと思った。三者の証言が食い違い。誰か一人の証言が本当ならば、その他二人の証言は嘘になる。正にラショーモン・スタイルの原点にして最高作!翻ってこの劇。食い違うのは二者の証言。それでは、面白さがグンと下がってしまう。実話ベースとの事だから、そうなるのは致し方ないのでしょうけれど。
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2018/07/23 17:30
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