公演情報
「草苅事件」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★
冒頭で台詞が入ってないと思われる俳優が出てきたとき帰りたいと思いました。客席が狭くて出られなかったですが。論外。後半日程はこなれていたという口コミもありますが、多くの観客にとってはこの一回がたった一度の観劇体験なので降板も含めキャスティングと上演に責任を持ってほしいと思いました。
満足度★★★★★
笑えるけどミステリーっぽいし、頭使いながらも馬鹿騒ぎな感じだし
役者さんそれぞれの見せ場を楽しみつつ、物語の解釈を頭ぐるぐる考えるような感じ
本作は小劇場にありがちな
「無内容でしぬほど退屈な作品」を関係者側や観客が無理やり意味を付け
面白いとする事への痛烈な皮肉を含んでいる
きっと作者自身も自分の作品に対し同じ懐疑を抱いたうえで
我々観客をもう一度信じて本作の結末を書いてくれたのだと思う
満足度★★★★★
鑑賞日2018/07/22 (日) 14:00
価格3,000円
とある文学賞の発表記者会見、覆面作家である受賞者の代理人として女性占い師が登壇したことで会見は紛糾し……な物語。
「まんまじゃん!(笑)」な淺越さんを筆頭に人物の造形・表現が愉快で、文学界の一部にケンカを売ってないか?な文学賞への揶揄にはニヤニヤする一方、安心して「順路」をたどっていたら、あるところで急にその通路が溶けだして膝あたりまでズブズブ沈んでしまうような感覚が快感。
「メビウスの環」「クラインの壷」を想起させる構造の物語がお好きな方には特にオススメ♪
満足度★★★★
スタッフ欄でよく名を目にするしむじゃっくを初観劇。肋骨蜜柑フジタタイセイ作・演出、即ちしむじゃっくプロデュース公演。
何やら賑やかでB級だけどそれが自由さで、面白味があった。狂躁曲に踊る「会見」の時間は演技態もリアルベースに非ず、冒頭とラストの「会見」前後の清掃員との肩の力を抜けた(ナチュラルな)会話にむしろ不得手感が滲む若者の舞台。
フジタ氏の戯曲には一、二度まみえたが現代思想の言語を大胆に台詞に織り込んでしまう。今回はヴィトゲンシュタインの「語り得ないもの」の解釈がさらりと語られ、ドラマに接続するにはあまりに大上段で面映ゆい台詞なのだがなぜか収まりが良い。(この書き手の戯曲の収まり所を言い当てているかも知れない)
記者会見場。とある文学賞の最優秀賞受賞作の作者が来席しておらず、代理人と称する女性が「受賞に値しないので辞退する」と告げにきた事に発して、紆余曲折の後のラスト、「その小説=物語は読んだ人の中で実を結んだに過ぎず、実際は白紙であった」という結論に向かう。ここに及んで脳内補完機能は発動、「観念として捉えれば面白い」モードで急場をしのぎつつ、「ドラマじたいは破綻」という結論を受忍すべく脳は体勢をとる。
この極論を場内の人物らが受容する事はリアルにみれば「狂気」であり、実はその様を描きたかったのでは(その線は役者の力量を超え、演出もそこを狙ったと思えなかったが)、そんな解釈を促す「飛躍」は、思想領域が純粋に生きる抽象世界を舞台化したい欲求から来るものだろうか。
役者が生き生き、楽しく演じている事が劇のアトモスフィアを醸成するという事があるが、この芝居での俳優のそれは「楽しく」もキワ物の部類、だがそれでもその効果はあるという事のようで、ともかく悪い気分でなかった。
満足度★★
鑑賞日2018/07/21 (土) 15:00
全ての登場人物に、均等に見せ場を作ったため、やや冗長の感がある。
それと、初日ということで、セリフの噛みも多かったし。
ふくしまけんた氏の演じる平田のセリフ回しは、演技なのかな。聞き取りにくいのとセリフがやたらとつっかえるのは、人物描写なのかな。朴訥で、ちょっとおつむが足りない感じを出すための。ただ、彼が締めのキーマンだとすると、あまり効果的ではないような気がする。
「"懐疑"は踊る、ルンバのリズムで!」ああ、そのリズムなのね、というのはラストに判ります。
満足度★★★★
鑑賞日2018/07/21 (土)
21日ソワレ(130分)を拝見。
【22日・追記】
杏奈さん演じる「渡会理紗」、当パンは誤りで、正解は台本記載の「渡会理砂」とのことです。