裏の泪と表の雨_ 公演情報 裏の泪と表の雨_」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    大阪あいりん地区の裏通りの雰囲気が良く出ていたんだろうなぁと感じました
    (実際見たことがあまりないので・・・・)

    舞台セットは上記裏通りのお好み焼き屋の座敷席=テーブル2つ
    ちゃんと中央に鉄板焼きできるものでした
    店内雰囲気も汚れた感じも上手に出来てて生活感がビシビシと伝わった(^-^)

    小汚くて逃げ出してしまいたかったが・・・
    それでも故郷は・・・と
    足掻いて足掻いて生きてゆく人間群像が上手に描かれていた作品でした

    劇場入り口で
    (舞台上でもリアルに飲み食いする事に合わせてかな)
    ハーフサイズの”お好み焼き”の提供があるのはユニ~クでした~♪

    これで開演時間が10分以上も遅れてなかったら・・・残念ね

    ネタバレBOX

    後半
    小汚くて出て行きたかった街であると明言されるのであるが
    その下地となる嫌悪感を抱かせる演出が前半に少なく
    あまし共感を得なかったなぁと思えたです
  • 満足度★★★★★

    相手のことを思うがゆえにすれ違ったり身近にある出来事を取り上げているからとても切なく感じる部分もある。でも笑いもあるから暗くならずに観れる。さすがBuzzの作品といったところ!

  • 満足度★★★★

    大阪の雰囲気がとてもよく出ていました。舞台セットもよかったです。

    ネタバレBOX

    大阪のあいりん地区の雰囲気がとても感じられ、人情味がよく伝わってました。28年ぶりに弟に会った場面など、主人公の個性がもっともっと濃くでる展開でもよかったかなと感じました。兄よりも弟のほうが印象jに残りすぎました。
  • 満足度★★★★

    再演ということで、前回観た時も感じましたが、舞台となった場所は、かなり特殊な街なので、実際に行ったことがないと、あの空気感はなかなかわからないのかな⁉︎と思いました。今回は大阪でも公演するようなので、そっちの感想も気になります!こってりした人間関係もまた大阪っぽく、ストーリーにマッチしていたと思います。

  • 満足度★★★★★

    初日観劇、公演の象徴でもあるような雨が降り、路上には長蛇の列。上演後、開幕時間の遅れを謝罪するほど盛況であった。
    初演時にも観ているが、劇場が変わると印象が違って観え、改めて演劇は”生”もの、その魅力をしっかり味あわせてくれた。
    (上演時間2時間強)

    ネタバレBOX

    舞台はお好み焼き屋の座敷、テーブル席が2組。神棚や提灯、壁のお品書などが店の雰囲気を出している。奥には窓ガラス、それを透してブロックやトタン波板塀が見える。この和の空間で不協和するようなドラマが展開する。店は大阪・西成区太子_いわゆる”あいりん地区”と呼ばれる街にある。

    梗概...母が亡くなり2カ月が過ぎた。この機に店主・宮田諭(満田伸明サン)は離婚し、店も譲り念願の夢を叶えようとしていた。そんな時、両親の離婚によって離ればなれになった弟が28年ぶりに訪ねてくる。懐かしいが何をどう話せばいいのか、その微妙な距離感・ぎこちない態度・そぶりや会話が実に上手く表現されている。朴訥な話し方であるが、それゆえに滋味が感じられる。そして弟は別の意味で旅(高飛び)をしようとしていた。

    初演時(ウッディシアター中目黒)の至近とは違い、上階段席から俯瞰するような距離で観た。自分の人生、40歳過ぎの男が本当にやりたいこと、そこに家族という壁?が立ちはだかり思うようにならない。一方、坦々とした暮らしにどっぷりと浸かり平穏な日々を望む妻。家族という憂鬱さを周囲の人々も巻き込んでユーモアに描く。そこには”街”という生活空間(感)が大きく影響している。
    コメディであるが、底流にはこの街独特の人情(在日韓国人の登場など)を絡める。この街は嫌い、ションベン臭い街を雨が洗い流してくれる。登場する人々は実に魅力的(俚言も含め)で、その街から本当に連れて来たのかと思わせるほどである。特に邦子おばちゃん(山口智恵サン)は、そこに住んでいる典型的な人物像のようだ。

    先に記した舞台美術を始め、照明・音響の演出も素晴らしかった。集合、個人(2~3人)の会話劇によって照明諧調、音響は弱いピアノの短音で雨音に重ね合わせるような効果が見事。観客に「人」と「街」の印象をしっかり刻み込み、余韻が残る公演であった。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

     釜の様子が良く描かれ、作品に深みを与えている。主役級のドラマは無論のこと、脇役キャラの設定も素晴らしい。(追記2018.6.26)

    ネタバレBOX

     舞台は愛隣地区といえば地元民ならだれでも思いつく、釜ヶ崎の一角にあるお好み焼き屋だ。板上には正面に畳敷きの客用スペース、お好み焼き用の鉄板のついたテーブルが2台、各々に座布団が4枚ずつ置かれている。上手手前には冷蔵庫、その手前を入った所が袖、袖の裏側辺りにトイレが設定されており、店内畳敷きの奥には、少し腰かけられるほどのスペースの奥に窓が左右1つずつ。室内上部には棚があり、だるま(未だ目が入っていない)、招き猫、神棚などが置いてある。
    下手、店のくぐり戸を抜けた辺りから側壁までが、街の様子を表現する為に労務者風の人物が、雑談や用足し、路上飲酒等々、釜の生活を表現する場所になっていて、今作にとって極めて重要な場所だ。
    店主は大学を出た後、2年勤めに出ていたが、店をやっていた母親が体調を崩したので一時の手伝いのつもりで店に入ったままずるずると続け、しょんべん臭いニコヨンの街で18年のうちに味の良い店としての評判と、個性的で魅力的な従業員たちの対応でかなり繁盛する店になっており、常連客もついている。
     ところで、今作、しょっぱなの話が、阪神戦ともっと大事な話として、お好み焼きをひっくり返す道具を何と呼ぶかの激論だという所が如何にも釜らしい風情を描いていて見事だ、つまりこの実に他愛もない話題から、釜の生活を象徴的に表している点も高い評価をすべきなのだ。無論、他にもこの「隠され見捨てられた街」の表象はいくらも出てくる。
     例えばこの辺りは社会インフラも余り良い状態とは言えないせいか、下水管が詰まって汚水が溢れだすということも大雨の時には起こりがち。街が臭いのは、単にドヤの住人が立ちしょんすることだけが原因ではない。地元で状況を良く知った地域職員が粉骨砕身の対応をしている一方、国や府からは忘れられたような街なのは、我々が毎日食べる野菜にさえ、独特の癖や特有の臭い、個性が失くなって久しいが、そのことに気付く人々が殆ど居なくなってしまったのと同じように、実体とイマージュに深い乖離があるのだ。それでも街も多少は「綺麗」になった。とはいえ、この有様だ。冬になれば、ドヤに泊まる金が無いばかりに凍死する人が居るのがこの街の実情であり、良いか悪いかの判断は兎も角だが。存在を色濃く主張しているのだ。そういえば、横浜の寿町、東京の山谷も現在ではすっかり様変わりしてかつての面影はない。が、ここ、釜だけは、未だに往事の風情を保っている。
     そんな街の生み出した人々の群像劇であり、ある種の褒め歌である。
  • 満足度★★★★★

    丁寧に作り込まれたセットのせいか?それとも出演者たちの演技の賜物か?同じ場所で同じ時間を過ごしているような感覚に陥った。外は雨と言う感覚、もう夕暮れになってしまったのか?同じ店のテーブルで、それを観ているような。わざとらしさのない、どこにでも転がっていそうな会話、それが笑いや我が身の記憶を呼び起こした。何作か観せて頂いているが、今回が一番心に浸み込んできました。しっかりとした良いドラマでした。

  • 満足度★★★★

    10分遅れの開演でした。観客が開演時間になってもなかなか全員が来場しないのです。2年ほど前にこの芝居をみせていただいたことがあり楽しみにして出かけました。大阪のお好み焼き屋の感じがよくでた舞台装置でした。ビール何本飲むのかなーなんていらぬ心配をしながら観ました。後ろの方の席だったので少し耳の遠くなってしまった私には聞き取りにくいセリフもありましたが、ストーリ展開はわかっていましたので楽しめた舞台でした。

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