THE SHOW MUST GO ON !! 公演情報 THE SHOW MUST GO ON !!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/07/13 (金) 14:00

    2013年3月、アトリエ第七秘密基地での初演がこの団体との出会いになったという思い入れのある作品、冒頭シーンから「あ~そうだった♪」と懐かしく思い出しながら観た。
    今回の180度回転させるとまた別の顔を見せる装置も良かったが、初演は布を使ったユニークなもので、それもまたいつか観てみたいな、などとも。
    ところで途中の会話に出てきた「沖縄のおみくじは凶ばかり」の落ちの部分(「きち」は要らない)で笑いが起きなかったのはシニカルな言葉遊びに皆さん気付かなかったからか?

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/07/15 (日) 18:00

    価格0円

    「夢中になれるものはとことんやれ」というメッセージ色の強い群像劇。主役のろくを演じたジョニーさんは「ミロクの煙」以来です。見たときすぐ思い出しました。

    そして当日パンフの主宰挨拶が素敵..。
    大満足の135分。
    チケプレありがとうございました!

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/07/13 (金) 19:30

    大変失礼なことを申し上げますので、先に謝ります。
    岩井梨沙子さんが、こんなに素敵な役者さんだとは!!!
    女形を女性が演じる場合、男性が強調する女らしさ、例えば艶っぽさ、繊細さ、しなやかさといったものが、男性に敢えて寄ろうとするがためにあざとくなろうかとも思うのだけれど、驚くくらいに女性的かつ中性的。女形ならではの、女性的な魅力満載でした。こうした、エキセントリックな役柄をこなすのは、並大抵の胆力ではないと思います。
    配役は帆足さんが決められたのでしょうか。とても優れた選択だと思います。

    それと井村タカオさんの團十郎、これ團 十郎だったのですね。当初は控えめかつ没個性的だった十郎が、次第に自我に目覚め、「團」という文字をもって役者の途に入り、
    強烈な個性を発揮し始めるところなどは、まさに傾奇芝居。阿国から野郎歌舞伎への展開という流れもスムーズで見事。

    タイトル通り「The SHOW must GO on」な舞台。

    ネタバレBOX

    ただし、一方で阿国と六の配役が惜しい。天動虫といった劇団の構成から考えれば、六をジョニーさんが演じるということは外せないのだろう。しかし、ジョニーさんの一生懸命さや一途さといった長所を、六に当てはめると、とにかくそのスピード感を阿国側が受けきるような(かわす、そらすということも含めて)タイプの役者さんが欲しいところだし、阿国を山丸りなさんとするなら、その芝居を引っ張るような力強い演技が欲しい。
    今回は不出演だったけれど、六がジョニーさんとすれば、天動虫では温井さんが適役だろうし、阿国を山丸さんとすれば、同舞台では井村タカオさん、浅倉洋介さんのような役者が適任なような気がします。
  • 満足度★★★★

    女性が多い劇団&観客層だったかなぁ~レディバードだし(^-^)

    話は昔の芝居もの・・・で
    情報操作の瓦版やら歌舞伎やらと
    いろいろ面白い作りに展開で
    話の落とし処が気になって
    長時間=2時間半近い公演時間も
    そんなに長くは感じられなかったデス

    ネタバレBOX

    団やジュウロウさんや
    恋文代筆屋=キャラ受けました(^-^)
    様様な登場人物のつくりが丁寧で好感がもてました
    3時間越えるような台本を削っての上演である分
    見所を上手に配せたのかなぁとか思えたです

    話は京の芝居小屋で
    10年前に初代阿国が姿を隠してしまい
    現在は閑古鳥の鳴く3代目阿国に一目惚れした盗人主人公が
    代筆屋とか芝居の大御所とかに関わりつつ
    自分の恋愛を成就出来るのかと見せてゆく話でした
    なかなか着地点が上手で納得でありました~♪

    衣装とか旗とか紙芝居のイラストとか
    妙に上手で細やかだったなぁ~女性的(?)な印象を受けたデス

    恋文代筆屋さんが
    最前列の観客さんに千秋楽プレゼントで
    劇中に台詞にかぶせて缶バッチ配ったりとか
    楽しませましょう
    という細やかさが面白かった=瓦版もひとつ配ってたりしたし
    (入手できました♪)
  • 満足度★★★★

    初めはほぼ現代風の衣装や靴に違和感があったが、見ているうちにカブキモノなのでこれでいいのかと納得。
    若さ溢れるテンポの良いステージだったが中でも千之丞役の方の動作や視線の動きの色っぽさが良かった。
    2時間15分と少し長めなのでもう少し話をまとめられるといいかも。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/07/12 (木) 19:30

     若さとベテランの味が、ほどよくミックスされたエンターテインメントで面白かった。京都での三代目阿国の話題を軸に、もしかしたら歌舞伎はこういう風に江戸に移ったのかもしれないな、という壮大なフィクションを、一気に駆け抜ける、爽快な舞台だった。若さを中心にしながらも、少年王者館の井村昴や浅倉洋介といったベテランがしっかりと押さえる所は押さえる。最も印象的だったのは、女形(オカマ)の役者を演じた岩井梨沙子で、若いのにしっかりとした重みあるセリフ回しだったので感心した。
     欲を言えば、やや冗長か。『飛び火』のときにも同じことを思ったし書いてる。余計なセリフや演技を絞って100分くらいにはできるのではないか。

  • 満足度★★★

    「ショー・マスト・ゴー・オン」とくれば、クイーンじゃなく、スリー・ドッグ・ナイトやレオ・セイヤーの曲の方に思い入れが強い世代だからという訳ではないでしょうが、どうも音楽の使い方と、その際の演出が個人的に今イチ。趣味の問題と言われればそれまでですが…。

    ネタバレBOX

    冒頭の瓦版屋のセリフが2度ほどつっかえたように聞こえ、それ以降はよかっただけに、あそこは残念。千之丞を演じた役者さんが、安定していて好きでした。

    あと、開演前の前説時に出てきた物販のお嬢さんたち。グッズの紹介はいいですが、ちゃんと価格を言わないと。2点ほど価格を言ったようにも見えましたが、客入れのガヤガヤでまったく聞こえませんでしたし、ほとんどは紹介のみ。可愛らしいお二人だったけど、あれでは一見さんは怖くて手をあげられません。客入れ時の対応がよかっただけに、もったいないと感じました。
  • 満足度★★★★★

     出雲の阿国は元々“ややこおどり”などを演じながら、諸国を回って居た訳だが、1603年京都は北野天満宮境内で当時流行った傾奇者の風俗を取り入れた“かぶき踊り”を披露して人気を博した。

    ネタバレBOX

    これが歌舞伎の発祥と謂われる阿国歌舞伎の史実ということだが、今作は、無論このようなことは換骨奪胎している。以下今作についてである。
     先ずは、板上造作から、移動可能な厨子のような函が設えてある。表・裏で若干差がある。片側は襖のように両開きにできる扉がついており、其の奥は人が隠れられるほどの空間を為して反対側に繋がる。反対側は、謂わば屏風のように折り曲げ可能になっている。この表裏を土台ごと動かして適宜使い分ける。時に、小屋の舞台として、時に何らかの建物として。この他、下手客席側と上手側壁際に板から腰の高さ辺り迄上げた小さなスペースを設けてあるが、大道具は以上である。
     作品内容についてはタイトルが示している通り。但し、各々のキャラが演じる内容が謂わば一種の演劇論となっており、その相克として観ることもできる。また瓦版が座に与える影響を書き込むことで、メディアの影響力やメディアリテラシーを考えさせる点でも興味深い脚本になっていると同時に、キャラの各々が為すべきことを最後まで追求する姿勢を示すことによって、人としてのレゾンデートルを示唆し、責任と倫理迄考えさせる作品になっている。エンターテインメントとしての展開も面白い。実際、話がどのように展開するかは観てのお楽しみだ。役者では、瓦版屋(上手い)、六(一所懸命で好感が持てる)、代書屋(味がある)、光悦(ディレッタントとしての意地)を演じた役者さんが気に入った。

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