公演情報
「母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★★
2011年4月、震災を受け誕生した劇団だという。
『人間失格』を見事にベースとし、おもしろうてやがてかなしき、懺悔・後悔・罪悪感・自己嫌悪、そして自戒からその先へ。
太宰の『人間失格』が内在する虚実と、本作のフィクション&ノンフィクションの呼応。「道化」が目の前にあった。
鑑賞日2018/04/22 (日)
公演前から、役者たちは舞台にたち前口上を述べている。「写真撮影、SNSへの投稿どうぞご自由に!私、歩くフリー素材でございます」などとユーモラスに語り、藤原竜也の物まねで観劇中の諸注意を投げかけて観客を笑わせているが、その姿は『人間失格』と彼ら自身の演劇活動が重なっていくなかで、あの猿の笑顔を浮かべる道化の姿の写し絵であることが理解されてくる。「私」を出すこと以外にできることはない、という意志は強固なものなのだろうか。潔い悲しみが漲っている。
満足度★★★★
2011.4月、殆どの日本人がF1人災のショックに魂を抜かれたようになっていた時に立ち上げたユニットが母体となったこの劇団だが、よくあの中で立ち上げたな! と感心する。(追記後送)華4つ☆