公演情報
「勧進帳」の観てきた！クチコミ一覧
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満足度★★★★★
あいかわらず、つかみがよく、山伏にやつして義経一行が安宅関に至る経緯が面白く説明されて、勧進帳の富樫と弁慶一行の虚虚実実の駆け引きが現代青年版で展開する。ほぼ古典の素材を使いきっている。木下歌舞伎の面白さもよく出ていて、列挙になるが、構成では、四天王と、番卒を二役やることにしたこと。これでこの劇の構造が明らかになった。義経打擲以降は少しテンポがおちるのが残念。さいごの宴会などはもうすこし短くてもいいのではないか。この公演は１時間二十分古典はここ百年、どの公演でも１時間５－７分でやっているが、それは長唄の尺によるものではなくやはりドラマの長さと考えた方がいいのではないか。木下の力があれば、十分この尺に収めることもできたと思う。いつも音楽の使い方は抜群にうまいがこの公演でもラップ調の曲を中盤でうま
く使っていた。特筆は俳優で、弁慶をやった外人俳優のリー５世は関東にいないタイプの外国人で場をさらっていた。また、富樫は柄としては苦しいのに、よく演じている、ただずまいがいいところもこの俳優のいいところだ。KAATの大稽古場。3５０席が満席の初日だった。次はコクーンの切られ与三だ。これは絶対に成功してほしい。串田と木下。世代を超えて現代劇の現在考えられる最高のコンビだ。期待している。 -
満足度★★★★★
弁慶がリー5世さんと言うことで、どんな作品になるのか、疑心暗鬼でしたが、とても良くできた勧進帳で、さすがに木ノ下歌舞伎と言った印象です。坂口涼太郎さんの富樫も素晴らしい。
KAAT芸術監督白井晃さん、木ノ下裕一さん、杉原邦生さんがアフタートークの日に行ったので、事後解説もセットでとても良かったです。 -
満足度★★★★
前回四谷怪談は長時間だったが、今作は80分とあっという間だった。
だが、古典ってわからないでしょ？とか、思う概念を気持ちよいほど跳ね飛ばす作品の一個だった。
楽しい80分。
ふと、昔の人もこうやって笑ったり、じんとしたりしてたのかとおもうと古典も親しみがわいてくる。
「むかし」であって「いま」であり、「いま」であって「むかし」である。 -
満足度★★★★
杉原邦生演出版「黒塚」がキノカブ初体験の私は、「勧進帳」がその原型だったと発見。さりげなく現代の風俗・風物をしのばせた登場（即ち衣裳、言葉遣いなど）から、切なく歌い上げるラップ入りラブソングまで、趣向を盛り込みながらも「勧進帳」の読み直しを貫徹させる。その事によって逆に原作に忠実たらんとする誠実さが滲み出てくる。時代を現代に見たり義経の生きた当時に見たり自在に軸足を変える事のできる仕掛けは、主要人物以外が敵味方（義経側、頼朝側）双方の家来役を演じる形態や、弁慶役の外国人俳優が片言で関西弁を喋る面白みなど。それによって俳優は「媒介者」と位置づけられ、観客が能動的に想像力を使うべく誘導されていた。
感情の高まりがストレートに伝わり、ずっこけたりしながら物語に乗り、結末へと連れて行かれた。最近の私には珍しく睡魔が一瞬も訪れなかった（だから何だという話だが）。 -
満足度★★★
木ノ下歌舞伎は以前に『黒塚』を観ていたので、同じように歌舞伎に近いのかなと思っていたが、予想と全然違っていて少し驚いた。『勧進帳』は大体のあらすじは知っていたし、演出もいろいろと面白かったので難解さは無かったが、ボイスパーカッションのような口三味線の長唄だったり、ラップやダンスが出てきたり、レジャーシートが出てきたりと、最初は自分の中でどう消化して良いのか分からない感じだった。後で「ボーダーラインを超えていく」というフレーズを目にしてストンと腑に落ちた感じがしたのだが、確かにキャスティングを含めて「関所」「人種」「敵味方」「性別」「主従」「時代」等あらゆるボーダーラインを越えていたように思った。
Mrs.fictionsの岡野さんの、ラップもダンスもできる多才さに改めて感心。坂口涼太郎さんの身のこなしの美しさに目が釘付けだった。
旗森（658）
kiki（521）
akisan（1221）
Lost in Wonderland（253）
tottory（2245）
住み込みの女（520）
マリナ（553）
bayadere（1791）
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土曜、KAATで木ノ下歌舞伎「勧進帳」観劇。義経主従と関守のフォーメーションゲーム。しかも四天王と番卒が兼役。松羽目物としてのオルタナティブなグルーヴ感。判官御手のラップ、三連符だったらより解釈が広がりそう。終盤の舞は、富樫が死ん… https://t.co/clbh8EojqC
約6年前
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人生で初めて生で観たお芝居は平泉と義経を描いたこまつ座のミュージカル 人生で初めて生で観た歌舞伎は勧進帳 この二作の間に二年ほど開いてるけど、この二作のおかげで今の観劇を趣味娯楽とする日々がある そんな個人的に縁深い義経を好きな劇団が描く、と… 義経ギャラクシー楽しみです
約6年前
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@rrrokio 「つはもの〜」は実はろきさんの観劇後の感想はちらっと読ませていただいていて、面白そうだなと思っていました。ミュージカルのほうなんですね。覚えておきます。勧進帳シーンまでしっかりと…さすが…。そのあたりのテーマは好きなのでチェックしたいですね
約6年前
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@facet31 そしたらまだパッケージ化されてないんですが、ミュ最新作の「つはものどもがゆめのあと」が面白かったです。下敷きにしてるのは義経記で、作中で勧進帳シーンまで出ました。次回作は巴型薙刀という「実在ではない上、伝承も持た… https://t.co/Zug6xqJI5y
約6年前
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この前観た『勧進帳』の事をつらつらと考えてしまう。 富樫と弁慶の丁々発止の問答、もう一度聞きたいなぁ。とか台本見たいなぁとか。あの問答は富樫の山伏や密教に関する知識の高さとそれに間髪入れず答える弁慶の知性、そして問答を通して敵味方を越えた何かが見えたような。
約6年前
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よろず屋にもお雛様設置しました。ご近所のマダムたちとてんやわんやで１日仕事でした。 ７段飾りのほかに、水戸黄門や牛若丸、勧進帳などあり、まぁ賑やかな飾りですのでぜひ見に来てください！ https://t.co/flAzlK3JAx
約6年前
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【木ノ下歌舞伎 主演男性オーディション開催】 木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』（仮）（2019年3月上演予定）の俊徳丸役をオーディションにて募集いたします。 沢山のご応募お待ちしております。 〆切3/12（月）必着（メールは23… https://t.co/pqggzKXcae
約6年前
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カブッキー（石川） 《所属：小松市》 こんにちは、「カブッキー」です。平成２２年２月２２日に歌舞伎「勧進帳」に登場する「弁慶」をモデルに誕生しました。好きな言葉は「難関突破」！！ https://t.co/vyyWI4p52v
約6年前
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土曜の夜は大好きな木ノ下先生のキノカブの『勧進帳』。 私の周りの歌舞伎に携わる人たち、歌舞伎を好きな人たちの意見は半々だけど、私はやっぱり大大大好き。 キノカブどうかなーって思ってる人は、とりあえずコクーン見逃しちゃいけない気がする。
約6年前
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【能楽関連口上】１２日の午後２時に、横浜能楽堂にて、能を知る会横浜公演を開催されます。講演は、「三読物について～勧進帳・起請文・願書～」（小林健二氏）、演目は、狂言「宗論」（山本泰太郎氏）、能「木曾」（中森貫太氏）です。ご期待ください。
約6年前
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勧進帳であった。 忽ち島村は頬から鳥肌立ちそうに涼しくなって、腹まで澄み通って来た。たわいなく空にされた頭のなかいっぱいに、三味線の音が鳴り渡った。全く彼は驚いてしまったと言うよりも叩きのめされてしまったのである。敬虔の念に打たれた。悔恨の思いに洗われた。（「雪国」）
約6年前
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公演を終えてしばらく泥になっていましたが、ブログを更新しました 〈木ノ下歌舞伎「勧進帳」横浜公演の思い出〉 https://t.co/k6KSTM8k8L #木ノ下歌舞伎 #勧進帳 #KAAT
約6年前
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父と散歩しながら歩いていると、何かの角に足を引っ掛けてしまい、突然父は勧進帳の「飛び六方」の形で、横にあった知らないマンションの駐車場に「おっとっとっと！」入って行ってしまいました。
約6年前
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関係ないけど結婚して２０年以上経つ。結婚してちょっとの頃二人でCD屋さんに行ったら旦那が「これ買って」と勧進帳のCDを目の前に出してきた。 マジで、あなたならどうしますか？
約6年前
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一昨日、木ノ下歌舞伎『勧進帳』横浜公演の千穐楽でした！ 満員御礼、溢れんばかりのお客さまにご来場いただき、本当にうれしかったです。 凝縮された2週間、みちみちに過ごしました。ありがとうございました！ https://t.co/gqzgbwz8Io
約6年前
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木ノ下歌舞伎「勧進帳」の余韻に浸ってます。今回は前売りソールドアウト、4日間で延べ1400人以上動員したそうです！！秋のフランス公演も観たいな。スケジュール空いてたら行っちゃおうかな。 https://t.co/d2jkeKOw94 #大入り袋を頂きました #木ノ下歌舞伎
約6年前
