公演情報
「Yellow Fever」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★
オールド・テイストと言うのか、重厚な感じ。
そもそも観客の対象年齢を高めに設定しているのか、
そこにブレは無かったのでそういう世界なんだと楽しめはしました。
「お酒と言えばバーボン」「タバコは葉巻」…みたいなね(イメージ)
ナルホド、刑事コロンボのオマージュだったりするのか、
作品とニュアンスは知っているものの、世代では無いので雰囲気だけでしたが、
その辺りも徹底はしていた印象でした。
こういう作品があっても良い、と思える作品でした。
大笑いが出来る訳じゃないけど、こういうのに特化して作れる団体があるのは、
決して悪い事じゃないと思いました。
秘密結社のメンバーがカトリック式に十字を切っていたけど、アイルランド系ですかあ?
マッケンジーなんていかにもアイリッシュの苗字っぽいけど。
作者のシオミさんがトークをしている回があったらしいけど、機会があったら聞きたいところでした。
それは、原作にもこの場面があるのか?それとも演出家が勝手に加えたのか?
というのも、この手のレイシスト集団はかつてもっぱらWASPが行っていたのだけど、この時代にはアイリッシュ系もWASPも一緒に東洋系排斥を行っていたのかを。
アイルランドはかつてイングランドに弾圧、差別されてきた歴史がある。
新大陸で今度は嘗て弾圧されてきたイングランド人と手を取り合って新しい差別を行ったということだろうか?
もしかして演出家はそういう多層的な意味をこめてカトリック式に十字を切らせたのか?
ルー大柴みたいなロースィーを見る限りでは、とてもそうは思えないけど。
満足度★★★
探偵もののサスペンス劇。
力の入った美術セットでクラシックなテイストと躍動感を感じられる。
野暮ったくもウイットにとんだハードボイルドなはずなのに
何だろう語彙が多いのか、カッコいい台詞が上滑り。
もっとスタイリッシュな台詞で見せてくれると良かったかも(ちょっと贅沢か?)
けっこう面白い役者さんが揃って見ごたえあるものの
台詞のテンポが自分に合わなかったのか間延びして見える。
内容が面白かっただけにちょっと残念。
満足度★★★★
サスペンス感あり、コメディーあり、楽しめました。
そして、人種的差別という問題提起もあり、時代背景や考えさせられる事もありました。役者さんの演技は達者でしたが、アクションは動きが遅く、スローモーションのようでした。煙草を吸う場面が多く、煙草が苦手な人は前列は厳しいと思ったので、開演前に何らかの注意があっても良いかと思いました(私は前列ではなかったですが、煙草の匂いと煙が嫌でした)
満足度★★★★
さすがの安定感。安心して観劇することが出来ました。ストーリーもわかりやすく,考えすぎたり悩むこともなく,純粋に芝居,演技を楽しんで観ていました。この路線,落ち着きます。次回作にも期待です。
満足度★★★★
まるでテレビドラマを生で見ているような感じした。セットもよかったですし場面展開も見事だったと思います。
お約束の展開もありましたが、役者さんの演技も素晴らしく、私はとても良いと思いました。
本劇団は、今回初めて鑑賞しましたが、次回作も期待です。
最終への下りが少し急いだ感じがあったような気がしますが、時間的にはちょうどよかったと思います。
満足度★★★
役者の声の調子に注文です。
よくトレーニングされていますが、会場の規模と合っていません。
友人の弁護士役と日系警官のお二方。
声の張りをもっとコントロールすべきです。
他にも全体的にがなり立てるトーンが多く、鬱陶しい印象が募りました。
これは、演出の責任でしょう。
もっと台詞に含まれる感情を《伝える》という意識を持って演じるべきです。若い、稚拙な印象が先に立つのは、本作には適しません。
サスペンスであり、社会風刺である作品は特に《伝える》事を優先すべきでしょう。
蛇足ですが、至近距離で357口径で撃たれたら、少なくても腕は吹っ飛びますよ。
そんな事も勉強してください。
満足度★★★★
高齢者向け、まったりといった表現が見受けられるが、これはこれでよいだろう。
テンポの良い小劇場演劇を観慣れた身には、たしかにゆったりであるが、客席を見渡せば、それも納得できる(その中に自分も入っているのだが)。
しかし、内容はとても面白く、よく作られている。
その時代の空気感を、セットと音楽がよく表して、サム・シカゼ以下、俳優たちも好演。
満足度★★★★
本公演、政治的に解決できない結末ではないが、その背景には当時のことばかりではなく、現代においても根深い課題であろう。
物語が感覚的に楽しめるのは、舞台美術の丁寧な造りだからである。
(上演時間1時間45分)
満足度★★★★★
昨晩のソワレを観劇。誘拐事件に挑む私立探偵の奮闘を描いた明快なストーリーでとても面白かったです!コメディタッチな作風ながら、日系人の受難の時代を知るにも良い機会。どこか懐かしさを感じさせるレトロな舞台セットも好みでした。
25日まで日暮里d-倉庫にて!
満足度★★★★
演劇は作品の出来とは関係なしに、好き嫌いがあります。『刑事コロンボ』のパロディというのは、やはり古い。興味を持つのは、やはりお年寄りでしょう。サスペンス。エンタテインメント性はあるのですが、どんでん返しが起こる山場の場面で、リアリティが無いようにの思えたのは私だけでしょうか。
満足度★★★★
貴重な高齢者向けエンターテインメント。
シリアスな戦争ものでなくこういうのをどんどんやってほしい。
まあこれも戦争が背景にあるのだが、表看板はあくまでハードボイルドである。
おおむね満足なのだが、コートだけは別のものに替えてほしい。
1サイズ大きなコート、ジャケットは冴えない感じを出すためなのだろうが、ちょっとやりすぎで最初の登場シーンでは子供が大人の服を着たようでがっかりした。
追記:開演直前の曲の名前が思い出せないでいたのだが
アルバート・ハモンド「落ち葉のコンチェルト 」
だと丸二日たって突然閃いた。内容には関係ないけどターゲットの世代が分かる。
満足度★★★★
英語のタイトルからは黄熱病という病がその最初の意味となるのであろうが、自分がこのタイトルから最初に想像したのはpéril jauneである。
満足度★★★★
ジャズピアノの調べがさり気なく効果音となり、まるでオールドムービーを観ているかの様。
もはや現代においては絶滅してしまったのではないかと思える程 武骨で硬派な私立探偵。
その彼にしっかり食いついてくる女性記者は、まさにオヤジキラー。
じっくり煮込まれた台詞回しと所作のカッコよさ、東洋系移民が中心の物語という事もあり、翻訳モノながらしっくりきて、ハードボイルドの世界観もハマっていました。
カナダ西海岸において日系人達の寄り添う街が「スラム街」として扱われていた時代があったのは非常に哀しい歴史ですが、それはもう昔の事・・・いや、ごく最近聞いた政治発言と同じニュアンスが作中でも語られていたので気味悪い感じがします。
「う~んマンダム。」を真似されていた年代の方には直球なのではと思われる公演。