第10回公演『オールド・フランケンシュタイン』 公演情報 第10回公演『オールド・フランケンシュタイン』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-11件 / 11件中
  • 満足度

    果たしてこれは客前で上演して良いものなのか。
    観劇後まず思った感想がこれ。
    『オールドフランケンシュタイン』。ある島で人体について研究をしていたフランケンシュタイン伯爵の遺体を巡る物語。
    完璧な人間を作るために日々研究をし、遂ぞの夢を叶えることなく志半ばで死んでしまった伯爵は孫娘にその研究日誌を遺し埋葬される。

    あらすじを書くとこのような内容で一見シリアスな物語のようだが、中身は真逆。おバカ満載のドタバタ(?)コメディといった印象。
    この「おバカ満載」という部分についてはいい捉え方としての引用だが、私自身としての感想はむしろ、『馬鹿』。『おバカ』ではなく『馬鹿』。とても愚かで笑いを愚弄しているとしか思えない内容。
    物語そっちのけで、役のキャラクターも無視、ストーリーとは全く関係ないことを延々と客前で披露する姿はまさに『馬鹿』の一言。
    「いつまで続けるんだこの茶番は…」と途中で失神しかけたが、せっかく払った3,200円のためにもグッと堪える。
    劇場内の客の中に劇団のフアンなのか、とびきり大きな声で笑っている御婦人がいたが、何を勘違いしたのかこの役者たち、この一人が笑っていることを『ウケている』と勘違いする有様。
    はっきり言って笑いのレベルは下の下。所謂『スベリ笑い』を実践されている(もしかしたら本気で笑いを取りに来ていた?)ようだが、その後婦人が一人で大笑いしているおかげで『スベリ笑い』にすらなっていない。
    全く空気の読めない役者ならいざしらず、出演者は聞くところによると、それなりのベテラン勢らしく、笑いの獲れていない有様は客席を見れば一目瞭然なのに、一向にそのお粗末な即興劇をやめようとはしない。
    物語と一切関係ないお粗末で下らない即興劇を見せられ私は一体何を見せられているのか途中から気分が悪くなるほどだった。
    笑いに関して言えば即興劇において絶対してはならないのが『役者が自分のしていることで笑うこと』であるが、この役者たち、こともあろうに自分がやり始めたネタ(ネタと言っていいほど練られたものでは決してない)を『半笑い』でやり始めているのだ。
    これは笑いを獲る側の人間として絶対にやってはいけない、いわばご法度であると私自身常日頃思っていることなのだが、この役者達は始終『ヘラヘラ』しながら即興劇をこれでもかと続けるのだ。本当にふざけてるとしか思えないし、これを良しとした演出家もなぜこれでいいと思ったのか甚だ謎である。
    ストーリーの中心である、フランケンシュタインの遺体を巡る物語は全編80分中およそ40分程度。
    あとは物語と一切関係のないヘラヘラした即興劇が続く。
    普段よく小劇場のお芝居を見ることの多い当方において、これほど笑いを軽視した作品も珍しいと思った。満足度は0としたいところだが、選べないので1。
    コレを読んだ主宰及び脚本家はコメディのあり方についてもう一度熟考することを勧める。

  • 満足度★★

    フランケンシュタインがホラーだろうがコメディだろうが面白かったら良かったのですが。「お足元の悪い中」私はお芝居を観に行ったつもりだったのに、つまらないお笑いステージを見てしまったような気分でした。一発芸やらギャグやら役者任せにしすぎてませんか?

  • 満足度★★★

    もう一本と比べるとまだましでした。

    ネタバレBOX

    フランケンシュタイン島の秘密が明らかになる話。2009年が初演。

    受けない小ネタを仕込んだり、身内受けや自己満足的な役者いじりがあったりのグダグダコメディでした。

    理想的な人間を作り出そうと実験を重ねてきたフランケンシュタイン博士でしたが、最終的に完璧な人間はいないという結論に達したそうです。

    唐沢俊一さんが後説で今回は2本立て公演で10年前と同じような作風で進歩がないとおっしゃっていましたが、10年前の本作は、完璧な人間はいないというテーマがあったのに対して、新作の『CHAЯLY』の方は、自己満足的グダグダはそのままに、メインテーマである実験の方向性もグダグダになってしまい、進歩がないどころか逆に後退したとしか思えませんでした。
  • 満足度★★★★

    「オールド・フランケンシュタイン」10年ぶりの再演とのことですが、
    古さを微塵も感じさせない、むしろ新鮮でインパクトのある作品で楽しめました。

    ネタバレBOX

    ストーリーの展開に面白みが増してきたのは、
    ショートコントがひととおり終了した中盤以降~後半、
    そこからの衝撃的なクライマックスをむかえる!ところです。
    知らず知らずのうちに物語に引き込まれてしまいました。
    孫娘も含め、島の住人すべてが人造人間だった!
    想像以上に衝撃的で面白かったです。

    できたら、両方のコントをすべて排除して「オールド・フランケンシュタイン」,
    「チャーリー」2本同時上演しても2時間程度、
    見応えが増したのでは、と
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/03/19 (月) 19:00

    笑いがあちこちに散りばめられて、月曜仕事帰りの観劇には最高でした。お芝居を観てアドリブに笑って気持ちが軽くなって帰る、サプリメントみたいなお芝居私には良かったなぁ〜。

  • 満足度★★★★★

    コメディタッチな展開でとにかく面白かった^ ^
    伊藤綾佳さんと以前舞台を拝見したことがある寺田望未さんを観れたことでもテンションが上がった!ちなみに同時上演の『CHAЯLY』もオススメ。21日までやっています〜!

  • 満足度★★

    フランケン物なのでホラーを期待していたのですが コメディ以外の何でもない芝居でした。初日を見たのですが キャストが台詞を忘れたり いきなりのアドリブタイムがあったりであまりの自由っぷりにビックリの劇団でした。ストーリーは面白いと思ったのですが・・・

  • 満足度★★★

     2008年に“あぁルナティックシアター”という劇団の為に書き下ろした作品の再演とのことだが、

    ネタバレBOX

    終盤迄様々な楽屋落ち、下ネタとのWミーニングを狙ったギャグ等が連発されるが、各々のギャグが、物語が必然的に要請する方向性や傾向に傾斜したり、集約する方向性が無いので、戯曲作品がドラマティックに展開するに必要な対立から、アウフヘーベンを経て何らかの結果に収束してゆくダイナミックでエッジの効いた動きに欠ける。役者達は、演出の指示に従って演じているのはかなりハッキリ分かるだけに、これは、脚本の問題だろう。それでも流石に終盤のまとめ方は、グロスでごろっと転がってテンデバラバラな感のあったギャグ群を一括りに提示した上で、別次元で説得力のある普遍的な事実に収束してゆき、懐の深さを見せている。
  • 満足度★★★

    一応基本の話は押さえつつも・・・
    メインはアドリブとキャストの暴走(笑)による集大成な感あり
    受けるか受けないかは結構シビアになりそうな作品でした
    自分的には笑えましたが~バランスが難しそうだよなぁ・・と思えた
    約1時間30分の物語です

    ネタバレBOX

    オチがほんと「夢幻紳士」だった(^-^;)
    まぁ「フェアリーテイル」という漫画でも
    島の住人が魔族になる・・と思っていたらって~のがあったねぇ(^-^)
    Drモローの島と言っても理解できますでしょうか・・・
    そ~ゆ~話なのですが
    エピソード各がアドリブ小芝居でありました♪

    のりのりのシスターコンビとか衣装は
    らしくてしっかりしていますが
    基本は素舞台であります
    このシスターコンビさんも開演前の諸注意でハジケてまして
    撮影OKタイムにて楽しんでポージングしてくれてました
    この二人が持ち込んだ小道具の機関銃=グリースガンが
    懐かしき感じで作品世界にも合ってて気に入りました=小道具好き!

    物語はフランケンシュタイン博士が亡くなったと聞いた孫娘が島に来るのですが
    博士を敬愛する下女(で・・いいのかな?)が
    博士の人造人間製造法を用いて博士を蘇らせて騒動を巻き起こし
    ・・・その製法を求めてきた組織の偽シスターコンビが
    情け容赦なく住民を撃ち殺すのだが・・死にません=住人は全て人造人間だったのです
    博士が追われる時のエピソードなどは古典的なオマージュもあり
    (「わが友フランケンシュタイン」という和田慎二さんの漫画でもあった話)
    なかなか押さえるべきは押さえているなぁと感心
    で~「そっか~死なない人造人間だったんだ」と住民らが納得し
    実は孫娘も・・・で終了かなぁと思えたら
    火葬されてマッチ箱に入れられた博士の遺灰から声が聞こえて・・・
    的なラストで「マーベルエージェントシールド」シーズン1のラストのようなENDとなるのでした
    まぁ”プチッ”ていう笑える感じでしたが~(^-^;)
  • 満足度★★★★

    突拍子もなくハチャメチャな物語かと思ったが、しっかり収束させてくるホラーコメディは面白い。冒頭に何気なく流れてくる音声(馴染みの「指令」のテープ音)を聞き逃すと、その面白さは伝わり難いが…。
    (上演時間1時間30分)【オールド・フランケンシュタイン】

    ネタバレBOX

    舞台は基本的に素舞台。板には変形曲線(池のような)縁取りをした部分があるが、それは背景になる地中海にあるフランケンシュタイン島をイメージさせるものであろうか。劇場出入り口の対角上に森林を描いた紗幕がある。

    物語は島の領主・フランケンシュタイン男爵が亡くなり、その遺産相続を巡る身内や島民の思惑、同時に男爵が研究していた成果物を奪う、その交錯した展開を面白可笑しく観せる。島での暮らし(経済的)は恵まれているらしいが、島外に出ることが許されず、ある種の閉塞状態を強いられる。唯一、10年前に孫娘が島外へ出たことが例外であるが…。祖父・男爵の葬儀のため帰島してくるが、その容姿は相当変わったらしい。遺産は弁護士事務所で管理しており、遺言書を持って来ると言う。
    遺産や研究成果を巡る話に絡んで、島民または孫娘も巻き込んだ恋愛騒動が起きる。島内の人々は少し変わっている、そんな人物紹介の仕方である。例えば、宿屋の女将は盗みの常習、同じ台詞の掛け声を発する男、そして色情狂者。どこか人間的な欠陥があるような、この描きが男爵の研究と繋がってくる展開は巧み。

    アドリブなのか演出なのか判然としないが、いたる所で笑いの小ネタを仕込む。例えばストリート・ダンス、ものまね、ショートコントなどである。この小ネタが頻繁に物語の合間に入ってくるが、その挿入意図は分からないが楽しめた。

    さて、物語は研究成果を狙って某国が暗躍(冒頭のテープ「スパイ大作戦」が伏線)し、島にスパイを送り込む?。それが以外な人物。スパイの登場に伴って島民全員が男爵の造った人造人間であることが明らかになる。男爵は不完全さを解消する、欠陥を直(治)すための実験を行っていた。公演ではフランケンシュタイン=人造人間=不完全と分かり易く描いているが、そもそも完全な人間などいない、という当たり前で難(かた)い話をコメディとして楽しませる。
    孫娘が人造人間であっても成長(容姿の変化)したり、そもそも男爵は独身であったというオチがあることから理屈で観ても…。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/03/15 (木) 19:00

    ルナティックなナンセンス・コメディーでした。怪物ではなく、博士のほうがフランケンシュタインとして登場するところがいい。

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