美愁 公演情報 美愁」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.9
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★★

    観るたびに印象が変わっていく作品。
    リピートして、3回鑑賞した。
    小劇場だからこその魅力もありながら、次はぜひ大劇場で!という期待も込めて。

  • 満足度★★★★★

    二胡の奏でる音色にいっきに異国の地へ誘われ、キャストの中で一人だけ雰囲気の違うキャラの魔女と主人公の見せ所であろう、歌の掛け合い、見応え充分でした!小さい劇場を上手く使っていましたがもう少し大きい劇場で観てみたいですね!

  • 満足度★★★★

    オールド・チャイナ風のダークファンタジー、大いに感銘を受けました。二胡の生演奏が加わって、グッとチャイナ度とファンタジー度が増していましたね。オマケの歌謡ショーも楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    期待のはるか上を行く満足度でした。お話の内容、役者の皆さんの演技、歌、どれも素晴らしかったです。独特の雰囲気をもつ美愁の世界へ引き込まれました。
    二胡と鍵盤の演奏、衣装、セット、照明、ヘアメイク、全てとっても素敵でした。アフターライブもすごく良かったです!またVanity'sの公演観にいきたいです!

  • 満足度★★★★★

    演技も歌も踊りも、めっちゃ良かったです。生演奏も良かった。ザ音楽劇!公演後のライブもお得感満載☆ 

  • 満足度★★★★

    なかなかに濃厚な中華ファンタジー作品
    ちょい説得力とか説明不足と感じるトコあるも
    二胡の生演奏とか舞台にかける熱量が凄かったデス

    アフターライブ付きもポイント高いなぁ~と

    ネタバレBOX

    痣は・・・治るのはいいけど・・・
    記憶とかをいじるのは・・・
    短期記憶から長期記憶への移行を阻害する薬物で~とか
    ちょいリアリティの部分が薄かったのが残念

    物語はとっても判り易くて感情移入もし易い親切設計でした
  • 満足度★★★★★

    稀にですが観客“全体”の集中力が結集し、舞台と完全に繋がる奇跡の瞬間を感じる事があります。
    私の拝見した回では、その醜くも美しい作品の吸引力が、ほぼ観客全体を魅了し、愛情の渇望渦巻く世界へと一気に飲み込んでいく、まさに奇跡の様な時間でした。
    座った席がサイドブロックだったので意図的でない限り視界には入ってこないのですが、メインブロックからの圧は感覚として伝わってきます。
    この客席からのエネルギーは役者さん達にも伝わったと思うのですが・・・もちろん源である舞台からの上質なパワー、凄かったです。

    本作は一言でいえばダークファンタジー作品なのかもしれませんが、グリム童話の様な完成度と残酷さ、少女漫画の様な華やかさと悲劇性、歴史ドラマの様な強い生命力と因縁絡み合う重厚さ、とても一言では言い表せるものではありません。
    哀しくも美しい音楽と共に劇場全体が「美愁」の世界でした。

  • 満足度★★★★★

    音楽劇、美愁公演観劇しました!素晴らしい感動でした。演技、歌、衣装、演出どれも本当に素晴らしくて、劇中にどんどんのめり込み何度となく涙が!もっと広い所で再演して欲しい舞台でした。キャストの方々皆さん本当に素敵でした!

  • 満足度★★★★★

    「観たい!」が66もありますがステマ臭いのも多く、さてどうなんだろうと行ってみてひっくり返りました。

    「上質で面白い舞台を作る団体が、己が知らぬだけでまだまだ沢山有るのだなと序盤でふとそんなことを思った。」(c)あさりパクパク、時々しじみさん

    にまったく同感です。音楽ものは結構観ているつもりですが、少なくとも歌については小劇場では聴いたことのないクオリティでした。

    音楽を除いた演劇としても主宰のいうところの“ダーク・ファンタジー”にどんどん引き込まれて行きました。観客の心に微妙な違和感を生じさせ育てて解消する構成もジャストタイミングでした。

    アフターライブも永遠に終わらないでほしいと心底思いました。
    もっと広い劇場で多くの人に観てもらいたいものです。

  • 満足度★★★★★

    会場のAPOCシアターは別の劇団の公演で1度だけ入ったことがありますが、そのときはこじんまりとした長方形ステージを囲むようにスペースが仕切られて、四方に席が組まれており、場内も薄暗くて狭っ苦しいイメージしかなかったため、今回入ってみて、ここはこんなスペースだったのかと驚きました。そもそもこんなに天井までの高さがあったことすら、前に入ったときは気付かなかったくらいで。

    お話そのものにはそれほど目新しい要素はないのですが、そのビジュアル、演技、音楽、演出と、おそろしく完成度が高く、最後まで見入ってしまいました(怒りを覚えるようなお客さんがいましたが、それは☆には関係ないものとして、ネタバレで愚痴ります)。チラシの写真、タイトルにもちゃんと意味があったのだなと感心。恒例のアフターライブもあって、贅沢な時間でした。

    ネタバレBOX

    これは舞台には関係ないというか、演者やスタッフには全く責任がない話ですが、私が観た回、久々に酷いお客さんにあたっちゃったなと。団体でいらっしゃったのか、開演前の二胡の演奏も、大声での世間話が最後までやむことはなくてお気の毒でしたし、上演中はひっきりなしに椅子をギシギシと。他にも終盤で、メールでも来たのか携帯を取り出し、暗転しても平気でそのまま操作する人(端の席とはいえ最前列)がいて唖然。面会のために場内に残っていたようですから出演者の知人なのでしょうが、彼らが終演後に「よかったよ!」「また来るよ!」とか言ってるのかなと思うと、なんともはや…。
  • 満足度★★★★★

    このユニットは初めて。
    上質で面白い舞台を作る団体が、己が知らぬだけでまだまだ沢山有るのだなと序盤でふとそんなことを思った。
    これはもう一度観たい。

  • 満足度★★★★★

    ”生”そのものが過酷な運命に翻弄された母と娘の残酷な物語。一見、中国風な舞台空間であるが、実は仮想世界であり、耽美な雰囲気を漂わせている。
    物語も面白いが、アフタートークならぬアフターライブも楽しめる、という1公演で2度美味しい。
    (上演時間1時間40分+20分)

    ネタバレBOX

    セットは、天井にあるサークルから何本かの綱を垂らし、部屋空間を作り出す。その円真ん中に腰高程のテーブルが置かれている。後景は葉が生い茂り森をイメージさせ、またこの家の別部屋のようなスペースも設ける。

    物語は、家族という集団の愛憎渦巻く人間模様と(個)人の心に蠢く邪悪な思い。富豪・柳家に女の子・呉葉(作・瑞生桜子サン)が生まれたが、生れつき顔に痣があり父にして当主の龍仁は妻・美羽に始末するよう命じる。美羽は苦悩するが、美羽の姉・鈴の機転により別の生き方をさせる。後に呉葉の妹にあたる柚杞が生まれ、妹の付き人として呉葉を用いる。母・美羽は薬物中毒でそれが原因で呉葉の顔に痣が…美羽が苦悩する理由である。そんな時、新しく柳家にきた奉公人から立入禁止の森に住む魔女なら痣が消せるかも、そんなことを聞いた呉葉は…。

    実母に愛されたい娘、痣がなければ愛するという言葉を信じ魔女と取引する呉葉、代償は生まれたばかりの自分(命)を助け、教育係として育ててくれた伯母・鈴の命。実は柚杞はこの鈴と龍仁の娘という錯綜した関係にある。家族という関係、身近であるが故に愛憎の増幅が見えてくるよう。ラストは呉葉が椅子に腰掛けたまま小瓶を落とすが….
    惑乱-娘・呉葉の諦念、行き場のない衝動がある不確実な情報によって希望を芽生えさせる。母の”愛”という呪縛に捕われた_愛情を得るためモラルという心の壁を壊した行動が切ない。母・娘の愛情という普遍性を鮮明に切り取った骨太でありながら繊細な作品。
    ラストは痣も含め自分自身を抹殺するような、生きていればこんな人生だったかもという、全ては夢の中-劇中劇のようにも思える不思議な展開でもあった。

    「音楽劇」と謳っている通り、劇中歌も物語の雰囲気(耽美と寂寥)にマッチした選曲である。また呉葉が劇中から抜け出し、キーボード奏者と連弾するなど、謳い文句である音楽のバリエーションで楽しませてくれる。先に中国風のセットと記したが、楽器には二胡を用いるなど細かい配慮が観られるのも好い。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    劇中に登場する「紅楼夢」まさにその世界のよう!現実とファンタジックな世界が入り乱れ、惹きつけられ、その世界に身体ごと包まれていたような感覚。しっかりした演技と抜群の歌唱力、そして登場人物の想いがその空間を満たしていく。なんとも贅沢なひとときでありました。

  • 満足度★★★★★

    まるで絵本から抜け出してきたかのような、幻想的な世界観。素晴らしいお芝居に胸がいっぱいになりました。もう一度観に行くことを決めました。

  • 満足度★★★★★

     脚本の完成度の高さ、演出の上手さ、歌の上手さに踊りの切れが加わり、更にエレクトーンと二胡の生演奏の響き、悲劇の色調を耽美なまでに表現してくれた。見事である。終演後には、ゲストとThe Vanity’sメンバー3名のうち今回は出演していない1名を除く2名が歌を披露してくれるおまけつき。こちらも聴くべし! (追記2018.4.27 02:40)
     

    ネタバレBOX

     物語は、架空の国のある裕福な商人の家。落雷の轟音と共に赤子の泣き声で幕を開ける。この演出が、先ず巧みである。観客をビックリさせて虚を突き劇空間に引き込む手段であるが、これが効果的であると同時に生まれて来た子の将来を暗示して見せている訳だ。商家とはいえ、名高い家の長女の誕生は呪われていた。顔の左反面に引き攣れを伴った大きな痣があったのである。龍家の主人・龍仁は、すぐさま我が子を無き者にせよ、と妻・美羽に申し付ける。然し、妻はそれを望まない。そこへ妻の姉・鈴が助け舟を出す。要は龍家の子ではなく赤の他人として育てれば問題は無い、と。鈴は龍仁を説得し、この家にあって使われていなかった離れでこの子・呉葉を育てることになった。将来、健康な子を授かった暁には、この子が御付の者として仕えるようにしようというのである。19年が経った。呉葉は利発で真っ直ぐな乙女に育ったが、龍仁は家格を重んじ一切の肉親の情を与えなかった。一方生みの母・美羽は、内心自らの罪の意識に苛まれていた。というのも娘にこのような酷い痣が出来たのは、己が若い頃から使用していた禁断の麻薬が災いしたからと知っていたからであった。己の咎ゆえに娘を不幸にし而もその罪の証が、今、新たに生まれこの家の娘として育てられている柚杞の御付の者として不幸な暮らしを余儀なくされ、いつも罪の源泉たる自分の前に居るのだから耐えられない。この状況は、麻薬を続けることの理由になった。例え見付かれば死罪に処せられようと。
     一方、柚杞には国の武官を代々勤める楊家から縁談の話が持ち込まれていた。父も乗り気である。話はとんとん拍子に運んで愈々、輿入れの儀式が行われようという頃、柚杞が結婚すれば、彼女について嫁入り先で仕えよ、との父の命を受けて遠方へ旅立つ前にどうしても実の母の目を真っ直ぐ見、抱きしめて欲しいとの望みを持つ呉葉は愛される条件として母の言った痣の無い顔を手に入れようと禁断の地・水仙の森に住むという魔女の下を訊ね、痣を消す代わりに、人を殺すことを命じられれる。半信半疑で呪いの札を受け取った呉葉は、其の札を鈴に渡す。これがもとで鈴は命を落とすが、本当に呉葉を愛し、彼女の為を思って色々と面倒をみてくれた命の恩人を呉葉は自らの手で殺してしまった。
     更に嫁に行く柚杞は、美羽の娘ではなく、本当は、鈴と龍仁との間に出来た子であった。エピローグ。己の狭い了見の故に命の恩人であり、育ての親でもある鈴を殺してしまった呉葉は、10歳の時美羽に貰った、母に愛された証である簪を返し、自分は魔女と交わした皆から忘れ去られる寂しさと苦悩を受け入れ、遂に麻薬エキスを用いて自死。以上が物語の顛末。この救いの無さにこそ、自分は、救済を見た。何故ならそこに無意味の意味が見えるような気がするからであり、ニヒリズムの肯定を見るからである。人類は矢張り意味が無かったことの文化的例証を一つ新たな形で観たことの安心感とでもいうか。最早、ヒトという生き物の愚かさ故に滅ぶしかない地球上のあらゆる生命の末路だけは、予めレクイエムとして謳うことが出来たかも知れぬという下らない自惚れを最後の自嘲として。
     

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