鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』 公演情報 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-19件 / 19件中
  • 満足度★★★★★

    男の…いや、自分の中に潜む欲望の闇や醜さを暴かれた気持ちになった。傑作。

  • 満足度★★★★★

    もうどうかしてる…
    終わった後の後味の悪さよ…
    好きだけど。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/02/11 (日)

    あの始まり&終わり方イイね。鵺的にはぴったり。広まって欲しいね。
    マチネ故か、会場入り口の扉が開く度に射し込む陽射しが、照らし出す彼女たちの悲愴感を増していた。。。なんかそれだけで惹き込まれてしまった…

    #鵺的
    #天はすべて許し給う

  • 満足度★★★★

    鵺的トライアル、気持ち悪かった。うわぁとかひぇぇとか言葉にすると陳腐なくらい。これでいてタイトルが『天はすべて赦し給う』なんだから虫酸が走る。とても愛に満ちていて、マーブルマーブルしていて、心にべっとりと貼りつく。このクオリティを保てることに感服する。(賛辞なの、伝わるだろうか)

    緊迫した空間だから、周囲の人の小さく笑う瞬間も聞こえてきて、
    えっそこで笑うの…
    って思ったり。悪いってことじゃなくて、感じかたがこんなにも違うのかと知るの。この題材だから尚更。

    個人的には、弁護士さんが好き。真っ直ぐで、まっすぐで、痛いくらいにまっすぐな愛が。

    元々アングラ的要素が好きだったから、鵺的にはまった点は否めないんだけど、それだけに終始しない高木さんの脚本が好きで、音や明かりの作り方が好きで、袴田さんの美術が好きなんだよね。今回ドラマターグで中田さん付いてるし。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/02/07 (水) 19:30

    座席C列5番

    価格3,900円

    3人のストーカーと彼らのそれぞれの対象となった女性、そしてそれに関わった人物たちの顛末……。
    端的に言えば「面白かった」、勝手にキャッチピーを付ければ「頬を弛ませながら見る(他人の)悪夢」。 様々な要素が集められていて喩えればちらし寿司?
    いろんな意味の「コワい」といろんな理由での「笑っちゃう」が同時に存在するアンビバレンツ、とも言えるか。
    いかにも実際にありそうな部分も多々ありつつ同時にどこか異世界の出来事というか絵空事のように思われてしまうのは精神的な防御本能によるものか?

    ストーカー3人がそれぞれ違うタイプの「狂い方」だったり、女性側の何人かも闇(病み?)を抱いていたりするのがまた巧みだし、まさしく鵺的×elePHANTMoonな味わい。また、アレやソレな演出や舞台面が傾いているような錯覚を呼び起こす舞台美術も面白い。
    面白いと言えばその「場」の小道具類を出演者自ら配置・撤去する(例えばテーブルクロスを自分でかけて場が終わるとそれをポケットに収めたり)場転のしかたや小さな赤い玉を使った血の表現方法も面白かった。

    親告罪は被害者が告訴しなければ……というのは知っていたが、さらにそういうことにもなるのか、と教わったし。(謎)

    そう言えば実在の人物名や劇場名が出てきたが大丈夫か?(笑)
    劇中の架空の劇団名(元ネタがよくわかってニヤリ)に覚えがあり、終演後に高木さんに尋ねてみたら「フォトジェニック」でも使った名称だそうで、そうか、そうだったか、と納得。

    それにしてもストーカーって、する側が身を持ち崩すのは当然としても、される被害者側もあれこれ喪うというのが理不尽、とも改めて。

    あと、白石晃士監督の映画「不能犯」同様、落ち込み気味の方は観ない方が身のためか?などとも思った。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/02/10 (土)

    変態男3人と監禁される女性、逃げ出してからの展開がメインなのですが
    最初から幸せな解決が出来るはずもなく、天は許すかどうか解りませんが
    客席からは許すしかない、共存出来ない人間は消えるしかないのです。
    陰鬱な湿気と、女性の苦しみしか残らない、重苦しくも見逃せない作品でした。

    ネタバレBOX

    https://blogs.yahoo.co.jp/minamonitokeruhikari/64126433.html
  • 満足度★★★★

    気持ち悪さが全面に出て、理解できなかった出来ないストーカーをじっくり見続ける120分でした。緊張感がある演技で魅了されました。

  • 満足度★★★★★

    二重三重にも怖さと気持ち悪さが募る作品。
    それを歌舞伎町で公演する。

    (以下ネタバレBOXへ。恐ろしく長文になってしまいました)

    ネタバレBOX

    劇場に入るとTシャツ姿の女性が舞台に座り込んでいる。どうやら監禁されているようだ。
    しかし、観客は最初は舞台の上を見るのだが、そのうちに慣れてきたのかガヤガヤと話をし出す。「そんな雰囲気じゃないだろう」と思っているのだが、いろんなところで会話が弾んでいたりする。私は席が前方ということもあるのか、とてもそんな気分にはなれない。
    彼女たちは、これから始まる公演の中に登場する女性たちの行く末を暗示しているのか、現在進行形の状況ではないのかと思っていた。しかし、どうやらそうではなかったようだ。話が進みそれに気づく。

    舞台は軽めの前説を挟みつつ始まる。
    河野と仲元がなんか気味悪いなと思っていたぐらいだったが、和田の登場で一気に気味悪さが怖さに変わっていく。以降、結構気分が悪くなる展開に。「胸くそ悪い」展開だ。

    さすがに彼ら3人を見て、「いやいやいや、こんな人はいないでしょ」と思いつつもも、この数年実際に起こった事件が思い起こされ、そうとも言い切れない怖さがグイグイと迫る。
    このストーリーの上手さは、狂っている和田1人だけが加害者として出てきたのであれば、「キチガイが起こした、かなり特別な出来事」としてストーリーを見ていくことになるのだが、そんな男があと2人も出てくる。
    彼らに共通するのは、「自分が好きな女性は、自分のことも好きである」と信じていることだ。そして三者三様な異常さがある。
    この「自覚なき男たち」の狂気に観客がブラックホールに落とされていく。

    さらに「行間を読ませる」のが上手い作品でもある。
    例えば、仲元が意中のOLに話しかけても何も話してこない、というのは、仲元と彼女のそれまでの関係を表している。すなわち「この人には何を話しても自分の都合のいいようにしか受け取らない」「だから怖いから何も話さない」ということ。「婚約者がいる」と言っているにもかかわらず、訳のわからないことを言い張る仲元も、相当な人だということがわかる。そういう「行間」のようなものが随所にある。

    和田の口から映画『卒業』が出てきて「それはないだろうって」と、つい笑ってしまったが、どうやら和田は本気らしく、それをごく当たり前のことのように話している姿には、背筋が寒くなった。「どこまで狂っているんだろう、この人は」と、笑えなくなったのだ。
    このあたりの狂気の潜ませ方が、和田を演じた江原大介さんが上手すぎて、本当の狂気を感じてしまった。
    後から後から彼の口から出てくる、酷い妄想と思い込みに気持ち悪さが一杯となっていく。

    女優を拉致するときに鼻歌で聞こえてくる『卒業』の主題歌『サウンド・オブ・サイレンス』。この歌詞がこの作品とリンクしているのがまた怖い。「Hello darkness, my old friend I’ve come to talk with you again Because a vision softly creeping」。まるで自分の闇の中、妄想の中にいる女性に語っているようではないか。

    不思議なのは河野と仲元である。彼らは、どうやらかなりいい会社、大企業に勤めていることがわかる。こういう思い込みで生きている人は、普通の生活でもうまく人とは接することができないのではないかと思うからだ。和田は完全にアウトのようで、すでに両親や犬猫、その他を手に掛けているらしいし。ただ、河野の異常さの一端はあとで見えてくる。

    彼ら(河野と仲元)は、和田の提案、女性の拉致監禁にあっさりと同意する。完全にアウトな男・和田の論理、「坂本弁護士事件は自白がなければ迷宮入りだった」が怖すぎる。それはのちの弁護士の論理と、実はリンクしていた。

    河野は、中盤で彼の気味悪さ、そして妻の、のちの行動の伏線となる行動が出てくる。それはもう家庭内レイプ。妻への接し方が彼の本性を現していて、その一端を見せることで、彼の異常さのすべてを見せていた。彼の家のイスの、背もたれの板のようなものが外してあったのは、家庭の崩壊を示していたのだろうか。

    拉致監禁された被害者の女性たちは、「周囲にそんなことを知られたくない」という思いで、事件を事件化しない。確かにその気持ちもわからなくもないが、この展開にもやもやしてしまう。男たちの行動や考えに気持ち悪くなっているのに、さらにこれである。舞台の上も観客の心も、すべて行き止まりの中にいる。

    行き止まりで出口が見えない中で、とにかくこのストーリーの着地点はどこなのか、と思いながら観ていた。
    1人の女性は殺されてしまっているし、もう1人の女性はストーカー行為がエスカレートして婚約破棄、職場も辞めている。

    ラストで女性たちが行動に移すのだが、一瞬、その展開は「安直だな」と思った。しかしその後にもう1人の女性が登場してから「やっぱり、これしかないか」と落胆してしまう。どこまでも救いがない話だ。
    人も法も本気で狂っている者に対しては、まったく無力なんだということ。

    ただ、これが現実だとすると彼女たちのような行動に出ることはまずないだろう。つまり現実は、和田や河野や仲元のように狂った男たちの歯牙にかかり、苦しんでいる女性が誰にも知られずに多くいるのではないか。そしてそれにまた気分が悪くなる。

    ラストで行動に移すときに弁護士が「死体が見つからなければ8割は……」と言うのだが、実行犯で一番ヤバイ和田の「坂本弁護士事件は……」の考え方と根っ子は同じということに気がついてしまう。つまり、「人が死ぬ」という重大なことに対しても「社会の抜け穴」があるということだ。
    それはすぐ先に書いた「現実だとすると…………苦しんでいる女性が誰にも知られずに多くいるのではないか」という思いを強化していく。
    そして、3人の男たちに手を貸すことになる、興信所の女性は一応、調査対象の女性との関係を聞くのだが、それは単なるアリバイのようなものでしかないということも、被害者をさらに追い詰めていることを思わせる。

    ラストに女性たちが行う行動は、「あり得ない」ことなので、現実はもっと厳しく、そして救いのないことになっている、ということが最後の最後に観客に突きつけられたのだ。
    「私たちに出来ることは何もない」という現実。それを突きつけられた私たちはどうすればいいのだ。

    幕開き前、3人の監禁されているらしき女性たちは、劇中の3人の運命や状況とは違うことにラストに近くなってから気がつく。彼女たちは、たぶん和田がそれまでに拉致監禁した女性たちだろう。和田も「経験から大丈夫」みたいなことを言っていたので……。冒頭から真っ暗闇だったのだ。


    救いなしの、こんな話なのに小劇場ネタでかなり笑わせた(それにしても……ラゾーナ川崎……)。小劇場ネタで笑わせてくれた小山も、結局のところ和田・河野・仲元予備軍でしかなったのに笑ってしまった気まずさ。殺されて、自分の死体を見下ろす小山。彼の諦念のような目は一体何を見ていたのだろうか。後悔なのか。
    和田は溶鉱炉を「ブラックホール」と称していた。しかし後半になり「ホワイトホール」と言い出す。それは彼によれば「再生の穴」らしい。そこへの憧れは、和田も少なからず自分の行いが過ちだったことへの気づきなのだろうか。それとも「金づる」の両親を殺害したことの後悔なのか。
    自分の死体を見下ろす小山と、再生したい和田、天は彼らをも許し給うのであろうか。

    和田を演じた江原大介さんはもちろんのこと、役者さんたちは皆良かった。役に入り込みすぎるとトラウマになりそう(笑)。

    劇場を出ると歌舞伎町のラブホ街のど真ん中。
    開幕前の異常な場面(監禁されているらしき3人の女性)を前に、ガヤガヤしていた観客席ともそれは重なる。「お芝居」「他人事」の感覚。
    しかしガヤガヤと多くの人行き交う中の、そこここに誰にも気がつかない闇があるのかもしれない。
    男性である私が恐怖する舞台だったので、これから歌舞伎町を抜けて帰宅する女性たちの恐怖は計り知れない。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/02/12 (月) 14:30

    価格4,200円

    みなさんの「観てきた」での感想があまりにも高評価なので
    無理やり時間を作って前日の午後にギリギリ予約。
    全席指定で直前予約だったのに最前列の中央という素晴らしい座席。

    会場の「コフレリオ新宿シアター」はラブホ街にあり、
    デリ嬢と客のお別れシーンを数組見ながら会場に。

    演じていると分かっていながら怒りがこみあげ目を覆う様なシーンが
    前半から続くが、途中からどこか冷静になっている自分がいた。
    ストーカーは決して許される存在ではないが、そうせざるを得なかったと
    しても、最終的に女性たちが決行した事も許される事ではない。

    役者さんは皆初見でしたが、素晴らしかったです。
    この劇団はいつもそうなのかは知らないのですが、
    カーテンコールがなかったのが残念。
    心からの拍手を送りたかったです。

  • 満足度★★★

    鵺的、個人的にいつもちょっとだけ残念な感じだったのですが、今回はガッツリとやられました。観劇しながら「死ねばいいのに」と何回も念じたのは始めてかも。常識や言葉が通じない相手がとにかく怖かった。
    「愛」という言葉の欺瞞。自分も含めて省みる必要の有りや無しや。
    終演の時に拍手が無いとか、カーテンコールが無いとか、以前観たelePHANTMoonの公演を思い出しました。
    俳優陣の熱演に脱帽。毎ステージ消耗するだろうなぁ。

    ネタバレBOX

    座間の事件やら、ラストでは桐野夏生のOUTをちょっと思い出した。
    江原さん演じる和田がとにかく怖くて、一言も発しなくてもヤバイことが分かる。


  • 満足度★★★★★

    ある種、闇サイドの優等生みたいな感じ。
    でも、自己満足ダークサイドでない所が物凄く良かった。

    よく「凄い」という意味で「くそ~」という表現を使う人がいるが私は大嫌いで使わないのだがこのホンに出てくる男性は皆、「くそ、クズ男だ」と思った。そして、怖い事にこれは決して想像の物語では無く、現実世界に普通に起こる。上演前の時折、暗闇から壁に光がほわっと当たる。3人の女性がいる。彼女たちに起こった物語をこれから観るのだなと、フライヤーをみるのをやめて、舞台をみていた。今作、照明が印象的。ピンの強い光りがうつむいている演者の顔を陰影を強くして、物凄く表情が怖く見えた。壁に映る、もう一つの「登場人物」のように「邪心」が膨張したようにさえ、見える場面もあった。今回小西耕一(Straw&Berry)さんご出演という事で観劇。ある意味小西さんの役も「くそ男」ではあるのですが、少し良いヒト部分があったのかと。観終って、このタイトルを今一度,反芻。
    確かに、ストーカーの男たちは欲しいものはぜんぶ手に入る、世間もいちいち「小さな」事に気に留める人は、そう、居ないと。
    でも、結局、本当に人と人が向き合うような付き合いはいくら相手を奪っても手に入れる事は出来なかった。

    本当の「人に対する気持ち」を
    得る事は、あの男たちには、天は許さなかったんだろうなって。
    物凄く、皮肉っぽいタイトルのように、思えてきた。

    鵺的『天はすべて許し給う』かなり、面白い公演だった。

    ネタバレBOX

    詳細はこちらで
    https://blogs.yahoo.co.jp/suwansong2014/36982475.html …
  • 満足度★★★★★

    思った通りの作品。期待を裏切らない。反社会的な内容を正面から追い求める。前半1/3くらいであまりのシーンの連続に帰ってしまう人がちらほら...高木さん、にやにやしながら見ている気がしたりして...強烈なコンセプトがやはりすごい。この組み合わせになると、やっぱり、なあ...ということに。また、機会がありましたら是非!

  • 満足度★★★★★

    私はよく、性暴力やそれに限らずジェンダーの溝やままならなさを感じたときに「こういう世界に生きてる」という言葉を使うのですが、徹頭徹尾誠実に、こういう世界を描いている作品でした。

    ネタバレBOX

    胸糞悪くなるってよりは、ありうるよね、なりうるよね、そうなるよね、と。唯一のフィクションのファンタジーであり希望は女性弁護士の存在でしたが、彼女がもしあの子と恋愛関係にあったのなら、それもまた劇団主宰者の執着が結果的に女優の子を救ったのと変わらず、結局人間って「自分の」エゴ、自分のためにしか動けないよね、ということで、まあそれであの子(たち)が救われるなら結果オーライだけど、なんかもう笑うしかないよね、という気持ちになります。でも世の中なんてそんなもんですね。こういう世界に生きてる。そしてそれでも、あの女性弁護士の言葉に、気づいたら泣いていた。
    一番「こわかった」のは、わりとストーリーの序盤、男性3人が計画を立ててちょっと笑いが起きるシーンの流れの中で「意外と世の中雑にできてんだよ」「女が2、3人消えたって気づかない」という言葉に客席で笑いが起きたことです。あははは。笑いごとじゃないんだよなー。マジ、これマジ。テレビやドラマの中の世界の話じゃないんだよなー。笑いごとじゃねぇんだよ。でも、たぶん「流れで笑える」セリフなんだろうな。正しいとか正しくないとかないけど、あぁまぁそういう認識が“世間”の“大多数”なのかと思うと、ヒヤッとするわ。まぁ今さらだけど。
    劇中では坂本弁護士殺人事件がポロッと言及されていたけど、私がやはりどうしても思い出すのは、中学の頃ネット読んで初めて知った「女子高生コンクリート詰め殺人事件」のことで(私は1989年生まれなのでリアルタイムの報道は知らず、まとめられた概要で知ったのです)。事件を知ったとき理不尽さと救いのなさに混乱して、色々と犯罪心理学とか少年犯罪関連の本とか読んだりしたものです。そしてその上でたどり着いたのは、なんというか、ああ世の中ってそもそも理不尽なもので、災厄に合わないために何ができるかって、何やっても“運が悪かったら”どうしようもなくて、だから「祈る」くらいしかできないんだな、という、そういう考えを自分のなかのひとつの結論としました。この話まだまだ長くなりそうだな。ちょっと戻ろう。
    ラスト、本気で抵抗するひとりの成人男性を成人女性3人がかりで抑えつけるの、力の差とか現実に即して真摯に描いていて、そういうことだ、そういうことだよ、と、思いました。さらにいうと前のシーンで成人女性が簡単に男性にねじ伏せられるシーンもあったりしたのでなおさら。しかしやっぱり目の前で人間がやってるということで伝わってくるものというか、情報量はすごいな……。
    こういう題材を扱う作品にありがちな、ただただ悲壮感を煽ったり救いのない展開になるということもなく、登場人物それぞれが、それぞれの“正義”と“衝動”に基づく行動しかしてなかったので、イライラすることも気分悪くなることもなく、あーそうなるよね、と、現実世界に対する距離感と同じくらいの距離感で観られました。現実と同じくらい救いがなかった!(終演という一時的な結末があるだけ、現実よりは親切だ)
    救いの騎士であるような女性弁護士、“救済”という役割であるにしては無神経に思える振る舞いが多くて引っかかるけど、そもそもの動機があの子への恋愛感情なのだとすると、とてもわかりみが強くなって、世の中の仕組み、って感じでよい。救済なんてないけど使えるものは使おうぜ!だけど、あの女性弁護士がファンタジーでなく人間であったことが、またどこか、救いなんだよなあ。私にとっては。
    「こういう世界」と本気で戦おうと思った人でないと、法律を信頼しないと言って加害者を手にかける弁護士、なんて描けないんじゃないかな。最終的に暴力はどうしても暴力で解決されるのか、という話でもあるのだけど、それが世界、こういう世界に生きてる、んだよな、私たち。
    私は評論家ではなく、特に鵺的に関してはもうただのファンなので、私の人生や価値観を通してしか作品を解釈・咀嚼できないのですが、だいたいこういう感想でした。
    演劇としての見せ方の演出、ハンカチーフをテーブルクロスに見立てる場所の転換とか、南天の実が弾ける死に様とか(赤いビーズなんだろうけど南天に見えたのですよ)とか、技法的な面もとても面白く興味深かったです。目元だけ抜く照明とか。その辺りはまぁでも、メモ程度に。
    救われないことも多いこんな世界だけど、まだ演劇にできることはたくさん、たくさんあるんだな。そしてまだまだ私は演劇に救われていくのでしょう。
    いま出会えてよかった作品です。
  • 満足度★★★★

    120分。座席狭い。

    ネタバレBOX

    彩香(奥野亮子)…武藤とは学生時代からの友人。監禁された。
    志穂(堤千穂)…無名な舞台女優だけど花はある。監禁されレイプされた。シェルター入所後も追ってきた和田に殺される。小山からは盗聴されるなどいいことなし。
    丸山(川添美和)…キャリアウーマン。監禁されレイプされた。キャリアや婚約に響くとして表ざたになることを拒否したが、仲元のストーキングは止まらず結果結婚や仕事を失った。
    河野(酒巻誉洋)…彩香のストーカー。年収1500万。武藤や明日香に絞め殺された。
    和田(江原大介)…志穂のストーカー。親を殺して得た工場を持つ。親族に警視庁の部長がいるので犯罪をもみ消してもらってた。溶鉱炉に落ちて焼死。
    仲元(小平伸一郎)…丸山のストーカー。丸山への嫌がらせを生きがいにする。多分殺される。
    武藤(小崎愛美理)…弁護士。彩香を匿い、彩香を救うため河野殺害に及ぶ。
    明日香(井神沙恵)…河野の妻。双方愛はない関係。武藤の河野殺害に加わり河野を絞殺する。
    みどり(湯船すぴか)…探偵。河野からの依頼を受け調査する。その影響で死人がでるが関係ないと言い放つ。
    小山(小西耕一)…劇団主宰。志穂に想いを寄せるがフラれる。志穂を盗聴してたが、そのおかげで志穂らの脱出につながった。志穂を再度攫いにきた和田に刺殺された。

    裏サイトで知り合った河野和田仲元がそれぞれの対象を攫って監禁する。逃げ出した3人だったが、性被害のことを知られたくない思いがあり警察沙汰にしないでいたが、和田や仲元はストーカー行為をエスカレートさせていく。彩香の人生のため、直接的ではなかった河野の家を訪れ河野を殺し、次は仲元も…というところで終幕となる。

    まず、ストーカー3名の造形が面白い。粘着質な仲元はキモいし、本能的な和田のアウトローながら世の中を別角度で理解しているし(丸山を犯す前に仲元に断りを入れる律義さ?もあるし)。神経質そうな河野は愛情というものが独自だし。犯罪しているのに淡々とした雰囲気が、妙にコミカルで逆に怖いのかな。ちなみに準犯罪者の小山のちょいちょいゲスくてキモいのも気に入った。
    一転被害者3名は、自身に降りかかった不幸をどう処理するのかという点で見ごたえあった。丸山のキャリアを意識した対応は一番唸った。加害者と同じ会社に勤めるという発想がなかったから。
    弁護士の武藤が法を信じていないと発するのがよかった。河野殺害が現実的かどうかでなく、「対応」としては物理的に離すしかないだろうし。オチとしてはやや弱いかもだけど。

    意外とコミカルな雰囲気もありつつ進行する舞台に違和感もあるけど、怒りや安心や不安が去来する揺れ動きがあって好み。小崎のピシっとした凛々しさと、江原の知能指数低そうな感じが気に入った。
  • 実演鑑賞

    ,,,

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/02/08 (木)

    8日のソワレ(2時間)を拝見。

    ネタバレBOX

    救いようがないほどの酷い話です。ただ、人間、恐らく誰しも、こうした他人の不幸やら暴力やらがまぶされた話に、下世話な興味が行きがちなもの。作者はその辺を踏まえて脚本を書かれたようです。

    それから、会場のコフレリオ新宿シアターの構造なのか、ストーカーたちの怒号、被害者の女性たちの悲鳴、迫真の演技、どころでない臨場感を持って、観客に押し寄せてきました。気の弱い方・心の澄み切った方には、とてもお勧めできない舞台でした。

    さて、劇の終盤、ストーカーの各々には「残酷な最期」や「制裁」が下され、あるいは、それが示唆されます。そうしないと、正義感の強い観客、終演後に暴れちゃうからかなぁ(苦笑)?
    ただ、ただねっ! 個人的には、観客受けは最悪であろうとも、突き離したままのエンディングでも良かったかなぁ、と。

    現代の闇をいろいろと考えさせられる、オトナの鑑賞に充分に耐え得る2時間でした。

    【追記】
    小劇場演劇の女優である志穂に片想いな、劇団の主宰・小山クンが喋る、小劇場演劇界・あるあるバナシ。緊張した空気が漂う会場の空気を、適宜、和らげてくれました。もし、この「息抜き」がなければ、本当に、具合を悪くされた観客が出てきたかもしれません。それくらい酷い話(注.誉めてマス)だったんですよ、本作品。

    最後に、皆さん熱のこもった演技だった、役者さん達の配役をご紹介しておきますね。

    河野(彩香への一方的な想いを募らせるストーカー)…酒巻誉洋(さかまき・たかひろ)さん
    彩香…奥野亮子さん(☜ヒロインさんです)
    武藤吉乃(弁護士、彩香の大学時代の同期であり、恋人?)…小崎愛美理さん
    志多みどり(河野が依頼した興信所の人間、どんな依頼もカネで動く)…湯舟すぴかさん
    河野の妻…井神沙恵さん(☜困り眉で有名な女優さん。耐える妻がピッタリ!)
    和田(志穂のストーカー、己の欲望しか頭にない野獣のような男、殺人鬼)…江原大介さん(☜一部の観客にマジで怖がられていました、笑)
    志穂(小劇場演劇の女優)…堤千穂さん(最期に床に倒れ込む際のカラダの線が綺麗!)
    小山(劇団主宰、密かに志穂のスマホに盗聴アプリをDL)…小西耕一さん
    馨子(終始、強気を装うも、精神的な限界が近づいて…)…川添美和(かわそえ・みわ)さん
    仲元(馨子の会社の同僚でもあるストーカー、サディスト)…小平伸一郎さん
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/02/08 (木) 19:30

     3人の狂った男達と、その男たちに人生を狂わされた女達と、その周辺の人々の、みんなが狂っていく様子を、ダークに描いた「鵺的の真髄」的作品。ダークさにかけては、ある意味で鵺的以上のモノを持つ elePHANTMoon のマキタカズオミが演出し、最小の表現で最大の効果を上げるような濃密な舞台ができあがっている。普通の人々が、いかにして異常者になりうるかというテーマがあるように思う。
     女優陣が皆美女で、主宰・高木登の選球眼には敬服するし、最前列中央での観劇は、眼福と呼ぶしかない。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/02/08 (木) 14:30

    座席1階A列5番

    3人の女性と3人のストーカー(ネットで知り合い共謀する)の話。
    かなりえぐいのですが、アフタートークでも話されていたように、3人のストーカーに異なる性癖、社会的立場、行動基準、価値観、相手の女性への感情を持たせることで、彼らを単なる異常者としてではなく、どこか観客と意識の共有を図れる存在にしたところは、秀逸なところ。
    ただの異常者で括っては3人いる必要はないし、観客としてはただただ女性のみに感情が行ってしまうところを、女性3人・ストーカー3人を交錯させ多層的に表現することで、物語に厚みを出している。
    ストーカー各自と女性との出会いと関係性も細かに描いていて、その後に起きる拉致監禁という悲惨な事件へとボルテージを高めていく。

    しかし、拉致監禁後に今までの高揚感が急に失われていくのが残念だ。
    その理由は、拉致監禁の描き方にあると思う。これが異様にさっぱりしている。
    拉致監禁は、彼女らそれぞれがどのようなトラウマを持ち、その後の対応や生き方に変化を生じさせるかの重要な契機だし、同時にストーカーらが彼女たちへの心情を変化させその後の行動の方向性を獲得していくかの素因となるからだ。
    時間の関係もあったのだろうが、拉致監禁の場面はもっと丁寧に(執拗に)描き込んで欲しかった。

    それと、彼女らと共闘する弁護士が、彼女らを助けた人物から監禁された場所に関して情報を得ているのだが、それが劇中で活かされていない。
    和田の溶鉱炉=ブラックホール説は、目を見張る発想なのだが、それがストーカー3人の話で閉じてしまうところがもったいない。溶鉱炉の存在を彼女らが知ることで、彼女らが置かれた立場を知らせることもできたように思う。そこでの感情の変化なども見てみたかったところ。

    役者さんに目を向けると、「フォトジェニック」でのような、小松崎さんの爛れるような妖しさ美しさ、人を背徳の淵に誘うような艶っぽさ、倒錯感一杯の仕草を期待した向きには、今回はちょっと物足りなかった気がする。弁護士という役柄なので、どうしても性格の固い面が出るのは仕方がないだろうけれど、同性愛者的な設定が隠されているわけなので、その陰の部分をもうちょっと鮮明に露呈させると、彼女の魅力が引き立ったかと思う。
    (もちろん、同じような役をやらなければいけないということではなく、彼女の強みとして)

    ネタバレBOX

    ラストの河野を絞殺するシーン、わざわざ河野の家庭まで押しかけて、送られた手紙と犯行の真意の説明を求め、絞殺にいたる。河野の妻がいるところでの絞殺であり、妻も加担することから、この犯行が事前に妻と共謀されていたことが判る。

    確かに、この絞殺という手段は、憎しみを直截に見せるということでは効果があるのだけれど、その前の溶鉱炉での和田の死が衝撃的で、どうしてもインパクトが薄いことは否めない。ましてや、妻は河野が合気道の有段者であることから、女性が直接渡り合うことは、かなり不利であることは見込めていたはずで、河野を前に紐を取り出して皆で絞殺するというのはどうも的外れだ。

    むしろ和田の死とは対照的に、静謐の中で時間をかけるといったような、陰湿な殺し方がよかったのではないかと思う。少しずつ薬を盛るとか、動けないようにして嬲り殺すとか。こうした殺し方も、女性の側が受けた(今後も癒せない)精神的な壊死状態を想定すれば、ありだと思うのだけれどいかが?

    全体的に中盤からのテンションの下がり具合が気になった作品です。
  • 満足度★★★★★

    いろいろな光景や光が 今 は 思い出されています ところ で
    おそろしかったです

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  1. 石澤知絵子です、次の台本写真集は鵺的トライアルvol.2「天はすべて許し給う」です!ご予約の方には出来次第1番にお届けすべく、作業に入りました。 https://t.co/Dn99kKWbbg

    7年弱前

  2. まとめを更新しました。「鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』ご感想まとめ」 https://t.co/Exbo0CjbxZ

    7年弱前

  3. 遅ればせながら鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』無事終演いたしました。ご来場いただいた皆様、お気にかけてくださった皆様、出演者、スタッフさん、関わってくださったすべての皆々様ほんとうにありがとうございました!写真は全出… https://t.co/YdUi1SCPQN

    7年弱前

  4. まとめを更新しました。「鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』ご感想まとめ」 https://t.co/Exbo0CjbxZ

    7年弱前

  5. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』@コフレリオ新宿シアター 遅くなりましたが感想アップしました。 ★★★★★ 二重三重にも怖さと気持ち悪さが募る作品。 (一気に書いたので「ネタバレBOX」内がかなりの長文になってし… https://t.co/yvsd5y2ui0

    7年弱前

  6. 鵺的トライアルvol.2 「天はすべて許し給う」 無事終演。 ボロボロの身体ででっかいトランク引き摺って帰路につきます。 一緒に傷ついてくださったお客様、ありがとうございました。みんな元気に帰って行きました。 本当に辛くて楽しかっ… https://t.co/7qG3V4dVTJ

    7年弱前

  7. 鵺的トライアル vol.2 『天はすべて許し給う』 無事に全日程を終幕いたしました。 沢山のご来場、 まことにありがとうございました。 あの空間は立ち消え、 けれど切れ切れに あちこちに存在するのでしょう。 ともに存在してく… https://t.co/tDqj6nWKNF

    7年弱前

  8. 鵺的トライアルvol.2 「天はすべて許し給う」千秋楽 格別の後味の悪さと満足の疲労感 愛でくくる身勝手で醜い歪んだ思い たがが外れた自覚と幼稚な発想と発言、想像してない紙一重の日常を薄ら笑う狂気 法を悲観し弱者が一致して行き着く… https://t.co/xdHOCpeoF2

    7年弱前

  9. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』。暴力的な和田が、河野に投げ飛ばされた途端になれなれしく近寄ってくるのがいかにも。あの系統の若者の「強そうなヤツは大体友達」という謎の傾向。

    7年弱前

  10. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』 怖いの一言。タイトルはラストの彼女たちを全て許すということなのかな。ストーカー側の思考に何一つ頷ける事がなかったのが自分にとっての救い。法が救ってくれぬなら自分で守るだけというのも極… https://t.co/ZtjsRb9Rp5

    7年弱前

  11. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』elePHANTMoon × 鵺的は最強コラボとなりました。本日19:00よりラストバトル、https://t.co/jbaO7tn1iA #鵺的 #舞台 #ありがとう https://t.co/zW8nHpnGAv #鵺的 #新宿 #舞台 #ありがとう

    7年弱前

  12. 2/7から走り抜けてきました鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』本日19時千穐楽。本日も満席、ありがとうございます。小学生の頃に宿題で聞いた、母の好きな言葉が「天知る地知る我も知る」だったことを突然思い出しました。写真は… https://t.co/JUoqU6Eqjx

    7年弱前

  13. でっかい空のトランク引きずって、劇場に向かいます。 本日千穐楽。19:00開演!19:00開演ですよ!お間違えなく! ▼鵺的トライアルvol.2 「天はすべて許し給う」 本日2/13千穐楽 @コフレリオ新宿シアター 道案内→ https://t.co/cbLaaIQiFu

    7年弱前

  14. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』観劇。入場したら、ステージに下着姿の無気力な女性が3人座り込んでいて、そのままぐいぐい引っ張られ、最後まで張り詰めたまま進む2時間。ストーカーたちの恐ろしい論理や暴力のなかに、随所に笑… https://t.co/xKVVQCWHoT

    7年弱前

  15. 「鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』観てきた。何とも言い難い世界観ながらも直ぐそばで起こってもおかしくも無い話。ストーカーの才能が全く無い自分には男3人の感情は理解できないが、、 #天はすべて許し給う

    7年弱前

  16. 昨日は疲れすぎてて写真にも写り損ねた。鵺的、本日千穐楽、19:00開演。有難いことにチケット完売してますが、当日券若干枚出るようです。諦めないで駆けつけて…! ▼鵺的トライアルvol.2 「天はすべて許し給う」 本日2/13千穐楽… https://t.co/O72TNveb9n

    7年弱前

  17. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』 千穐楽おめでとうございます。

    7年弱前

  18. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』観劇。 鵺的、個人的にいつもちょっとだけ残念な感じだったのですが、今回はガッツリとやられました。観劇しながら「死ねばいいのに」と何回も念じたのは始めてかも。常識や言葉が通じない相手がとにかく怖かった。

    7年弱前

  19. コフレリオ新宿シアターで鵺的トライアルvol.2「天はすべて許し給う」。良かったと思うんだけど、自分の観た鵺的のなかでは一番小粒だったかなぁと思うのは鵺的の世界観に慣れてきたせいなのかなぁ

    7年弱前

  20. まとめを更新しました。「鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』ご感想まとめ」 https://t.co/Exbo0CjbxZ

    7年弱前

  21. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』を見た。ストーカーの男たちと被害者の女性たちの攻防。歌舞伎町のコフレリオ新宿シアターというロケーションも相まって、アクチュアルでした。 もっと早くに見ていれば、生々しくいや〜な感じを楽… https://t.co/yuR0rGOGnd

    7年弱前

  22. 鵺的トライアル vol.2 天はすべて許し給う 観てきました。年末年始の病みすぎてた時期にいろいろ言われていたせいで、こう見られてたん?わたし?みたいな気持ちで見ちゃった。とりあえず感想は千秋楽おわってからにする。えみりさんイケメ… https://t.co/GLWKOul8nJ

    7年弱前

  23. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』|梨の日 https://t.co/8jDMmg1eBq #亀田梨紗 #かめりさ #舞台 #映画

    7年弱前

  24. 昨夜の『allo,toi,toi』からの、今夜の鵺的トライアルVol.2『天はすべて許し給う』。完全にルート間違った。。。二作続けて、それも夜(><)

    7年弱前

  25. 鵺的トライアルvol.2「天はすべて許し給う」を観終った後、歌舞伎町を新宿方面へ歩きながら、自分の覚悟と向き合ってみた。脚本家としての覚悟、物を創ることへの覚悟。もっといろいろ向き合いつつ、新作に臨むことにしよう。そんなことを考え… https://t.co/ayvBuHKlyK

    7年弱前

  26. 鵺的トライアルvol.2「天はすべて許し給う」② フロトポ主宰の舞台はこれまでたくさん観てきましたが、今回の女性弁護士役が一番、僕は良かったと思いました。観ていて、ちょっと身震いしてしまった場面も。相変わらず、いろいろな顔を持っている役者さんです。すごい人だ。

    7年弱前

  27. 鵺的トライアルvol.2「天はすべて許し給う」① 「悪魔を汚せ」に衝撃を受けて鵺的を観るようになったのですが、この作品はその悪魔以上の衝撃でした。リアルな狂気が凄すぎる。役者を信頼しているからこその見事な脚本、それに応える役者陣… https://t.co/EuwgjqMMPS

    7年弱前

  28. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』 初鵺的。「あ…これが不快ってやつか」と言葉がしっくりくる程。どう観ていいか心が混乱。役者陣の説得力が強すぎるんだ…ただ最後にやっと、物語がウネった気がして。女だからと救われた訳ではな… https://t.co/AffQSkPPq6

    7年弱前

  29. 開場待ち。 鵺的トライアルVol.2『天はすべて許し給う』 https://t.co/H73z5GLmtE

    7年弱前

  30. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』@コフレリオ新宿シアター雑感 出ていた男性が嫌な人間ばかりだったが、あの中で台詞の強弱というか 言葉の吐き出し方が小西耕一さんは、まだ、人間ぽかった。上手く言い表せないのだが、他の三人… https://t.co/pnOAGOmwRQ

    7年弱前

  31. コフレリオ新宿シアターなう。今日は、鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』を観ます。

    7年弱前

  32. これから鵺的トライアル vol.2 「天はすべて許し給う」をコフレリオ新宿シアターで観ます。 https://t.co/16XK4RjWQy

    7年弱前

  33. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』本日は14時半/19時半。ありがたいことにそれぞれ完売です。当日券若干出せるようですが、補助席の可能性があります。そして明日19時で終わり。明日も前売り完売ですが、どうかどうか一人でも… https://t.co/wwqj5o0swZ

    7年弱前

  34. 6日目。あと3ステージ。本日14:30と19:30の回も売切れました!補助席の可能性大ですが当日券は若干枚出るようです。 明日19:00の千穐楽はまだ少しお席ございます! ▼鵺的トライアルvol.2 『天はすべて許し給う』 2/1… https://t.co/IBuK51Zlbt

    7年弱前

  35. 今日の公演が終わって外に出たら、立て続けに二人の方から「あんたは気が狂っている」と言われ、あらためて作品の手応えを感じています。明日昼夜は完売しましたが、当日券は若干枚数販売いたします。『鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給… https://t.co/MtadjhGeLj

    7年弱前

  36. 大好きな高木登さん作、 大好きなマキタカズオミさん演出、 大好きな鵺的さん公演、 こりゃ面白いに決まってらぁ。 鵺的トライアルvol.2 『天はすべて許し給う』 笹野でも体験してきたアレやコレや、恐かったこと思い出しながら何故だか… https://t.co/PsxZogckZB

    7年弱前

  37. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』ストーカーと被害者女性の対比。性被害者に対する日本社会の現実。誰にも加害者になる可能性もチクリと。描写がとにかく秀逸で、鵺的のゾワゾワ感とマキタ演出のキリキリくる痛みが相乗効果で観てて… https://t.co/jmH1RWOzae

    7年弱前

  38. 昼は新宿で鵺的トライアルVol.2「天はすべて許し給う」を観劇。ストーカー男に被害者が復讐するお話。どちらかというと女優陣を観に行ったんだけど、狂気の中にいる男優陣に魅力を感じてしまった。自分も含めアイドルヲタをかじってる人は自分がストーカーにならないためにも見ておいた方がいい。

    7年弱前

  39. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』観劇。高木さんの世界を存分楽しませていただきました。推定恋愛じゃなく、この世界も堪らなく好き。出演者の皆様も素晴らしく、こういう芝居を観ると一緒に板の上で芝居をしたいと、客席でウズウズ… https://t.co/sIZN80ATP5

    7年弱前

  40. 酸素カプセルの効果は一瞬で消え去りましたがあと3回なんではあとは気力で押し切ります。明日昼は完売間近。明日あさって夜はまだお席あります。見逃さないで。 ▼鵺的トライアルvol.2 『天はすべて許し給う』 2/13(火)まで上演中!… https://t.co/HRX2XcdoLO

    7年弱前

  41. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』 @ コレフリオ新宿シアター 作品とは無関係だけど 膝が死にました、、、 https://t.co/hyRWHI9BPJ

    7年弱前

  42. まとめを更新しました。「鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』ご感想まとめ」 https://t.co/Exbo0CjbxZ

    7年弱前

  43. 鵺的トライアルvol.2「天はすべて許し給う」 あの始まり&終わり方イイね。鵺的にはぴったり。広まって欲しいね。 マチネ故か、会場入り口の扉が開く度に射し込む陽射しが照らし出す彼女たちの悲愴感を増していた。。。なんかそれだけで惹き込まれてしまった… #鵺的 #天はすべて許し給う

    7年弱前

  44. 酸素カプセルの効果ヤバイ!スッキリ回復です!劇場に着いたら美和ちゃんから柑橘系好きな私に日向夏のプレゼントも♪♪うわーい♪♪ 皆さまお待ちしておりますぅ! ▼鵺的トライアルvol.2 『天はすべて許し給う』 2/13(火)まで上演… https://t.co/pTmex64gCL

    7年弱前

  45. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』が上演されているコフレリオ新宿シアターは新宿バッティングセンターのすぐ近く。新宿・歌舞伎町、ロケーションも作品を形作るのに一役買っていると思います。… https://t.co/0DgpgofIoR

    7年弱前

  46. 酸素カプセルなう。初めて入ってる。これで疲労回復できれば良いのだが。今日は14:30の回だけなので少し気が楽。本日満席ですが明日あさってお席まだあります! ▼鵺的トライアルvol.2 『天はすべて許し給う』 2/13(火)まで上演… https://t.co/R1kNkjYb62

    7年弱前

  47. そうそう鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』につきまして、和田京平という役名の裏にはやはり王道プロレス的なナニゴトかがあるのかと作者に問うたところ、関 係 な い とのことでした。 そういえば「和田京平」という漢字表記で… https://t.co/uYmUad8Uo9

    7年弱前

  48. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』 ストーカー3人 VS 被害者3人、そして加担する者 VS 守る者 内蔵の奥から湧き上がってくる不快感にめまいを感じながらも全く目が離せない展開だった 観る側も、ものすごく消耗した https://t.co/KMvnoTIvaV

    7年弱前

  49. 鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』 ある種、闇サイドの優等生みたいな感じ。 でも、自己満足ダークサイドでない所が物凄く良かった。

    7年弱前

  50. 鵺的 トライアルvol.2 天はすべて許し給う 観てきました。すんごい。すんごい。 観ていて息をしてるか何度も確かめたし、 瞬きしていたのかどうか。 気が付いたら少しづつ前のめりになっていて自分を席に沈めました。 大好きな大好きな… https://t.co/IAug9FKboX

    7年弱前

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