『熱狂』『あの記憶の記録』 公演情報 『熱狂』『あの記憶の記録』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-20件 / 33件中
  • 満足度★★★★

    再演も観れてよかった

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/12/19 (火) 18:00

    座席G列17番

    価格3,500円

    【あの記憶の記録】
    過去の2回は会場サイズからその場に居合わせているような臨場感があったがこの規模になると……などと油断していたらやはり「地獄」の情景にどっぶりレベルで引き込まれる。 加えてその後の親子・先生の会話が今の日本に当てはまるようでズシリ。
    観ながら「忘れてはいけない、忘れたふりをするのはもっといけない」「過去の失敗を覚えていない国の将来は暗いよ(←大意:記憶が不確か)」という井上ひさし「闇に咲く花」の台詞がよみがえったりも
    椅子を遺体に見立てての「状況再現」もけっこう響いたし……そんなところも含めて「劇場版」と言えよう。
    戦争の体験を語ることのできる人が減ってゆく中、代わりに文学や演劇などで「語る人を描く」ことも有効・有用なのではないか?とも考えた。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/12/10 (日)

    『あの記憶の記録』初演を観逃しているだけにどうしても観たかった。流石劇チョコ。劇団員のお二人が素晴らしいのは当然として、寺十吾、川添美和など客演陣も。座組全体が凄かったなー『熱狂』ダイナミックな歴史を確りと舞台の上に表現。お見事でした。演劇を普段観ない人にも確実にオススメできる作品。西尾友樹が流石だったな。浅井伸治も両作品で凄い演技。勿論『あの記憶の記録』の岡本篤も良くて、劇団員がガッチリ真ん中押さえてるのが、本当に凄え

  • 満足度★★★

    『あの記憶の記録』観劇。
    戦争の爪跡に苦しむ世代と、自衛のための先制攻撃は当然と考える若者。
    そして憎しみを糧に国を守ろうとする者。嫌でも今の日本と重ね合わせずにはいられない。
    封印していた記憶を呼び覚ました主人公がこの後どうなってしまうのかと想いを馳せる。
    そして、あの登場人物の変わりようにも心を突かれた。
    ナチスは、ヒトラーは彼に何をして何をしなかったのか。
    俳優さんが素晴らしかったのは勿論、椅子を使った演出が秀逸。
    椅子が倒れるたびに恐ろしさで身がすくむようだった。

  • 満足度★★★

    『熱狂』観劇。
    何回か再演を重ねて来ているだけに、すごく厚みのある作品だなぁという印象。
    戯曲も俳優も圧倒的。西尾さんがヒトラーというのが最初違和感だったが、
    理想に燃えていたはずの政治家が権力に固執していく変化が恐ろしかった。
    サンモールスタジオでの見逃を今更後悔

  • 満足度★★★★★

    2回目。1回目より泣けたのは、作品を知ってなお気付くことがたくさんあり、知っているからこそより深いところへ入っていけるから。リピート観劇を強くお勧めします。

    ネタバレBOX

    ①イスラエルの首都問題で世界が揺れているいま上演されている巡り合わせ。
    記憶は何かを守るためにすり替えられ塗り替えられる。
    戦争の無い未来を信じられるか否か。防衛という名の攻撃と、憎しみを棄て丸腰になり許す姿勢を持つ自殺行為のどちらが正しい❔
    ②戦争という過ちについて考え、麻痺していく感覚に抗う人の葛藤の物語であることに間違いはない。同時に今作は家族の物語である。家族とは何か、正義とは何かを問う。
    そこに美しい夫婦がいた。父に食ってかかる息子を引き剥がす妻🙆吉田久美さんに痺れた❗
    ③戦時下では個人の本音は抹殺される。戦地へ向かう家族に「死ぬな」とさえ言えない。
    生きる地獄……地獄の記憶の鎖に巻かれて生きる男。彼が生きる価値を見出だした家族との生活。そして覚悟の告白。娘の藤松祥子さんからの感謝が許し✴彼女が愛の象徴だ。
    ④新任の学校で出会い仲良くしていた外国語指導助手はとっても綺麗なユダヤ人だった。明るくて頭が良くて誇り高き女性。名前はデボラ。数年後に帰国してインドや中東でも生活されていた。彼女は、何より平和を愛していた😌
    吉田久美さんを観て思い出した。
    ⑤闇を抱えて生きるのは地獄。誰かと共有することでしか解放されない。川添美和さん演じる教師は閉ざした闇の扉の鍵穴に差し込む🔑
    ドキュメンタリー色の濃いモノローグを浴び続ける俳優さんの心的疲労はいかばかりか。
    対極の思想が理想と現実の狭間で揺れる。
    ⑥信念を持って教壇に立つ教師。背筋を伸ばした川添美和さんが眩しい。教室に政治的思想を持ち込むのはタブーであるが、彼女の姿に少なからず勇気を貰った。
    作品のメッセージを際立たせる為の対極を担うその役は、心身共に疲弊するだろう。俳優ってスゴイ🙇
    ⑦人命は地球よりも重い❗日本赤軍のハイジャック事件での判断は今でも賛否両論。銃社会だから銃を持つ。抑止力として核兵器を所持する。目には目を的思想。負のスパイラル🌀
    憎しみを棄てることが平和への唯一の道なら…勇気が不可欠。如何に生きるべきか。
  • 満足度★★★★★

    『熱狂』『あの記憶の記録』共に観劇。初めてのチョコレートケーキだったが、圧巻。人の迫力というか、呼吸するのが辛いほどこみ上げるものがあった。恐怖や悲しみではなく、これから私はこうしていこうと静かに感情がわく、そんな強いものがあった。必見。

  • 初演も観ていましたが、やはり良い脚本。
    素晴らしいです。
    これからも応援し続けます!

  • 満足度★★★★

    劇団名とテイストのギャップが面白いなぁと思ってたらあっという間に売れちゃったね。慢心せず頑張れ

  • 満足度★★★★★

    『あの記憶の記録』鑑賞-
    何故、これを今やるのかよく分からないまま観て、普通に良いものだったなと。
    この劇団を知って、それ程観ていないが生真面目過ぎる嫌い・硬さを毎回感じてしまう。
    もっと独創的なものが個人的には好み。

  • 満足度★★★★★

    「熱狂」観劇。
    チョコレートケーキは2回目。古河作品は3回目だが、すでにこの作家の虜になりつつある。
    いくつもの視点で描き分ける方法として、演劇がこれほど使い勝手のよいツールだとは、この作家の作品を観るまで考えなかった。
    詳細は多くの方が語っているのでもういいだろう。
    とにかく満足度は極めて高かった。

  • 満足度★★★★


    再演というこの戯曲、お名前はよくみていたが、初・劇団チョコレートケーキ。


    有名な独裁者の彼を中心に周辺の人々が描かれる。


    私は、狂信的に誰かに服従するといった経験が無いが、あの渦の中に取り込まれた人間が実際に大勢居た事実。


    タイトルのまさに「熱狂」という単語が言い当てていて、怖いし、一歩間違えると自分だってそういった国や、団体や、人間と接触することがあるかもしれない。


    ただ、傍観している自分は、ストーリーテラーのリシャルト・ビルクナー(浅井 伸治さん)の最後の演説を見つめる切ないような、辛そうな、寂しそうな表情が印象的だった。


    「壊れていく」「間違ってる」と感じている人がいる一方で、「熱狂」して、止める事が出来ない進み方をしてしまったヒトラー。


    そして、その周りの人々。


    遠い歴史の話かもしれないが、そうとは言えない話。
    ヒトラーと同じ方法をする、情報を操作したり、難しい事は大衆には伝わらないが分かり易く伝えると支持を得る。
    これは、物凄く、リアルである。


    例え、その人が間違った思想だとしても、人々は熱狂すると思う。


    ヒトラーを取り巻く人間が自分の感情を表だって見せない騙し合いのような中、人間臭い、血が通ってる感が良かったのが大原研二さん演じたエルンスト・レーム。
    ヒトラーの古くからの同志。
    彼は、粗野な感じだが、一番、温かさを感じた。






    ハーケンクロイツを使った舞台美術が縄のような、和紙のようなタペストリーのようになっていた。
    下手でエルンスト・レームが壇上で話す時、そのシルエットが映し出されて、物凄く、照明も綺麗だった。




    今年最後の観劇がこの作品だった。善き観劇納めとなった。

  • 『熱狂』を観てきました。
    時間があっという間。
    演説の場面には鳥肌がたちました。
    『あの記憶の記録』も観ればよかった!

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/12/16 (土) 14:00

    座席1階H列

    劇団チョコレートケーキ『あの記憶の記録』東京芸術劇場 シアターウエスト

    最後のイツハクの一言に涙が止まりませんでした。
    それに対する妻の返しも素敵だった。
    25年もの間一人で抱え続けてきた罪。あの家族とならきっと乗り越えられると思う。

    イツハクが語るアウシュビッツでの凄惨で過酷な記憶。
    それだけでも十分に面白く見応えがあったのですが、その後の展開がさらに素晴らしかった。
    「世界は憎しみに満ちている」
    という言葉がズシンと来ました。

    この会場でこのクオリティでこのお値段。コスパ高すぎです!
    今この時代に観られたことにも意義があったと思いました。観に行けて良かった!

  • 満足度★★★★★

    「あの記憶の記録」130分。

    ネタバレBOX

    アウシュビッツ収容所に送られ「特殊任務」に従事させられ、同胞の死体処理や髪の毛を剥いだり金歯抜いたり同胞だましたりして解放時にはカポーなどを集団リンチしたイツハク(岡本篤)とアロン(寺十吾)は、家族にも打ち明けないまま人生を過ごしていたが、イツハクは、SSのビルクナー(浅井伸治)の幻影に悩まされていた。そんな折、息子や娘の学校の歴史教師のサラ(川添美和)のインタビューを契機に、イツハクは過去の罪を皆に打ち明けようと決意する。イツハクの告白を聴いていたアロンはイツハクの記憶のビルクナーが実際とは違い残虐な人間にすり替えられていることに気づき、ビルクナーを殺したイツハクだったと突き止める…。
    初演も見たけど、色あせない作品と思った。ルデコの雑居な感じの雰囲気が作品に非常にマッチしていたというのもあって、当時のほうがインパクトあったかもしれないけど。

    ラストの仕事に向かう前に、妻デボラ(吉田久美)に「たすけてくれ」と小さく訴えるイツハクのセリフが印象的。ショアをユダヤの結束のシンボルとするというサラの思想とは違ってと言っていいかわからないけど、イツハクが生み出した家族の結束がイツハクのショアに関する苦しみを受け止めてくれれば良いなと思う。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/12/19 (火) 18:00

     『ある記憶の記録』千秋楽を観た。アウシュビッツを生き延びたユダヤ人の父親が、息子・娘の通う学校の教師の前で語る、アウシュビッツの「記憶」は凄まじいものである。やはり『熱狂』→『ある記憶の記録』の順で観るのが良いのだろう。『熱狂』ではヒットラーの世話係だった男が、ナチスのSSとなって登場するところにも意味があり、からみあった2作品で、一つの意味を持つ芝居だと思った

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/12/13 (水)

    『熱狂』5年前も観劇したけれど、今もなお、いや、今もさらに圧倒させられ頷かされている。今回はマエストロとなり、観客の心を躍らせていたヒムラー。この先は皆さんの知っている通り…な、終わり方も好きだなあ。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/12/08 (金)

    「あの記憶の記録」ずしんと心に突き刺さる。そして色々と考えさせられる。人として、親として、何を教え、生きていくべきか。。。
    『演劇』の醍醐味ともいえる、考えることを教えてくれる作品です。

  • 満足度★★★★

    「熱狂」の状態を作り出す裏側の描写がなされている点に感心した。
    物語劇にするのなら、各人の思惑から描いた方が面白いのかも知れないが…。
     がなり演技は、モデルの演説シーンがあまりにも有名な為、頑張らざるを得ないでしょう。
    皆、誉めていますが、私は語彙が不明瞭だなと感じました。言葉が聞き取れない箇所が多すぎる。

     終盤、スケールは違えど、安倍何某を揶揄しているように感じられる箇所があったように思うが、
    気のせいだろうか??
     今我々が直面している日、米、中、韓、露 程度の差はあれ危ういとこに来ていないか?
    マスコミの日和見といい、バーターのうさん臭さといい、似てきているのでは???

     …なんてことを考えさせてくれるのも、本作の存在故。その意味でも価値ある上演だろう。

     しかし、古川さんは、本当に あの独裁者が好きなんですね。(素材として)

  • 満足度★★★★★

    「熱狂」を観た。
    役者の熱量に圧倒された。いつの間にか食い入るように見入っている自分を発見して恐ろしくなった。「熱狂」することの恐ろしさ。こうしてドイツはあの時代、あの戦争へ向かっていったのだ。
    以下ネタバレに詳しく書きます。

    ネタバレBOX

    演劇はフィクションだからそれぞれの意見があると思う。何が真実かは歴史の中に埋没していってしまう。ただ、結果だけはでているのだからそこから類推していくしかない。
    ヒトラーは狂った独裁者だったのだろうか?戦争の責任をナチスのせいにしてしまえば助かる人たちがいるのかもしれない。しかし、ナチスは合法的に総選挙で第1党になり、政権を奪取したことは真実だ。とすれば、国民の支持のもとナチス政権はできたことになる。この演劇ではヒトラーを気弱な部分と狂気じみた部分のはざまで悩む人間的な描き方をしている。すくなくとも、この時代ヒトラーは国民的な人気があったことは間違いない。なぜなら総選挙で第1党になっているのだから。ドイツ国民はヒトラーに夢をみた。それは結果として悪夢であることになってしまうのだが。。。「熱狂」の恐ろしさ。。。翻って日本はどうだったのだろうか?戦争に反対する者を非国民呼ばわりをして熱狂のまま、あの戦争に突入していったとしたら、それは国民が望んだ戦争になってしまう。私たちは戦争の被害者ではなく、加害者なのかもしれない。
    近年、明るく楽しい演劇があふれる中、いろいろ考えさせられる骨太の作品だった。絶賛!

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