光と影からの恵み 公演情報 光と影からの恵み」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★★

    登場人物全員が善人であり、それぞれを思い遣る、そんなヒューマンドラマ。自分の大切な人をもっと愛おしくなる。その人のために二度と来ない自分の人生を必死に生きようとする。
    生まれ出悩み…人は生まれた瞬間から死に向かって歩み始める。人は何のために生きるのか。この公演では直接答える訳ではないが、生きていく中で味わう喜怒哀楽が夫婦という絆を通して描かれる。その普遍的なテーマを現実的な人物描写や視覚的表現でしっかり観せる。
    その観せ方、舞台美術、技術(音響、音楽、照明など)が大きな効果を果たしている。
    観劇日は補助席が用意されるほど盛況であり、この劇団・公演の人気のほどがうかがい知れる。
    (上演時間2時間)

    ネタバレBOX

    舞台セット…場内に入った途端、その店内に入ったようで、家族・店に来る人達に混じって自分(観客)も同席しているような心温まる感覚になる。観客に如何に感情移入させるか工夫しているところに好感が持てる。

    舞台は東京にある沖縄料理店。上手側に座敷、下手側にカウンター席、テーブル席が設けられ、カウンター内には沖縄の酒(泡盛)。上部には祭りの時の飾提灯が吊るされている。その点滅が照明効果の役割をしている。それ以外にも沖縄をイメージさせるポスターや品書きを貼るなど、雰囲気作りに力を入れている。

    日常の坦々とした生活に変わらぬ幸せがあるが、それを芝居の中で観せるには色々と工夫が必要で、観客を飽きさせないことが大切。そこに病という死の影を落とし見せ場を作り出す。水面に波紋を…見事な展開である。

    冒頭、赤ん坊を寝かしつけるシーンから始る。主人公・坪内光央(藤馬ゆうやサン)と妻・恵美(上原多香子サン)の娘である。一方、光央の闘病生活は死を強く意識させる。生まれ出悩みのように、生・死を見つめるような対比が見事に描かれる。
    その見せ場が、病魔に侵され咳き込む姿、切ない現実を突きつけるが、同時に背中をさすり介抱する妻。その夫婦の愛情、周囲の人々の温かい思い遣りに人の滋味が感じられ、観客に深い感動を与える。愛情は、時に観るのも辛くなる様なシーン、その現実を引き離す役割を持っていたようだ。さらに沖縄の唄、踊りが精神的な安定をもたらすようにも感じる。もちろん日本各地にも同じように唄・踊りはあるが、独特な…原酒と水割りの違いのような”濃さ”で楽しませてくれる。

    夫婦とは楽しい時(光)だけではなく、悲しい時(影)もある。それを共有し分かち合う、そんな光景が観て取れる秀作。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    小屋の作りの関係で座る場所によって見切れができてしまうので、可動椅子の場合は、
    半身ずらしで並べるなどの配慮が欲しい所だ。キチンと見えさえすれば多くの人が更に高得点をくれるだけの内容である。

    ネタバレBOX

    都内にある沖縄料理店。店主は娘ばかり4人を持つ。妻は癌で既に亡くなっているが、孫娘にも恵まれ、常連客も互いに仲の良い極めて家族的な店である。無論、従業員も沖縄大好きおヤマトンチュー。そして医者を目指す中々優秀な留学生。
     笑いには、各キャラクターの言語表現の癖を用いたり、発音上の難点を用いたりを多用しとって付けたようなギャグが少ないので、沖縄の苦悩の歴史を背景にした物語を自然に成立させている。物語の縦軸は、三女・恵美の夫・光央の闘病生活だが、それを支える場として沖縄料理店の日常が活写されている点は見逃せない。というのも、日常を劇化するということは、難易度が高いのである。無論、ドラマティックな部分は、光央の闘病に纏わる部分だが、日常がしっかり描き込まれていないと芝居は観客に迫ってこない。この辺りの呼吸をしっかり舞台美術を含めて表現してくれている。もともと、この小屋は天井タッパがかなり高い。店の営業中は、下手の高い部分に地味な色地の布を用いた目隠しがそれとなく配されているのだが、物語の進展で必要になると、そこは病室であったりと実に効果的に用いられているのみならず、上手天井近くにはエル字型に提灯が下げられて、観客の目が自然に演者に向かうように作られている。
     また、人々の哀しみや喜びを表すのに沖縄の歌は最高の表現の一つだと思われるが、三線の生演奏や歌が実によく按配されている点も見所、聴き所である。

  • 満足度★★★★★

    見に行って良かったです。
    かなり面白い作品でした。

  • 満足度★★★★

    笑いあり、涙ありで楽しめました。
    良い芝居でしたが、座席が前から5列目でしたが、
    右側での着席の芝居は大変見えずらかったのが残念です!!!

  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/04/27 (木) 14:15

    座席1階E列8番

    舞台右手でテーブルを囲んで座ったままの演技が多く舞台右手は私の席からはほとんど見えませんでした。役者さんの演技が見えて初めて面白さが伝わるのですがこれは残念なことでした。演出をされる方はこのことも注意してほしいと思いました。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/04/27 (木) 14:15

    会社休んで観てきました!(笑)
    それぞれの夫婦と取り囲む仲間の雰囲気がとても良く出ていて、一緒にいるような感覚になりました。思わす一緒に拍手したくなったりとか(笑)お父さん、良かったなぁ〜。
    上原多香子さんもお姉ちゃん達に負けず良かった!
    あんな奥さんいたら絶対に…。だね!
    素敵な平日の午後でした(拍手)

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