Infinity 公演情報 Infinity」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★

    鑑賞日2016/09/09 (金)

    キャラクターはそれぞれ嫌いではないのですが、ホスピスものとは思っていなかった(またチラシ読んでない)のでかなり来たことを後悔しました。照明のあたりが客席向きに強すぎて肝心の個所で役者さんの表情が見えなくて残念でした。

  • 満足度★★★★

    シャボン玉のような
    光を浴びて、シャボン玉が虹色に輝いているような舞台でした。背中にある現実をひととき忘れ、あこがれや切なる願いに輝いた人たち。かれらの苦しみより、夢みる力に心動かされた気がします。奥行きのある清潔感あるセット、ファンタジックな雰囲気まで生み出していたと思います。物言わぬ人たちの存在、イイ演出でした。

  • 満足度★★★★

    舞台ならではの演出がいい
    劇団初見。
    重くなり過ぎないのがいいね。
    まだまだ自分の知らない良い劇団が有るのだなと再確認した夜。

  • 満足度★★★★

    やっぱり最後は・・・
    再演時の自分のコメントを確認したら「泣いた!」と書いてあった。期待して観劇に臨んだが,すぐにストーリーを思い出してしまった。だから,感激もドキドキ感も少なくなってしまった。でも,最後のシーンではやっぱりウルウルしてしまった。やっぱ良い芝居です。もしも自分の妻が娘がなどと考えてしまうと,もうどうしようもなくなります。再々演,観劇できて良かったです。

  • 満足度★★★★★

    バランスの良い心地よさ
    人間誰しも生きる事には終わりが来る。
    その時間が長いのか短いのか、終わりを知っているのか知らないのか。
    信長の時代は人生50年。現代社会では短いのか?
    明日が来る事を当たり前に疑わない自分の姿を省みる。
    良テーマで、心地良い演出でした。
    面白い舞台でしたが、贅沢を言えば、医師や看護婦の医療現場、
    モデルやカメラマンなどタレント業界、リアリティが薄く漫画的に感じてしまった。
    そこを丁寧に描いていただけるともっと素晴らしかったと思います。
    次回作にも期待の大きい舞台です。

  • 満足度★★★★★

    感動!
    終末医療の物語で、みんな一生懸命生きている姿に感動しました。
    ハグハグの舞台はいつも観ています。次回も楽しみにしています。

  • 満足度★★★★

    とにかく性善説
    内容が…とかテーマが…、演技が…
    そんなこと以前に
    とにかく”性善説”を貫いた作品。
    その姿勢に対して、良い悪い関係なく脱帽。

    大切なことに気づかされました。

  • 満足度★★★★★

    愛おしい
    命・夢・愛をテーマにした、重いながらも、楽しく切なく心温まる舞台で、とても素晴らしかったです。ホスピスの患者さんのショーは見応えがあり、そして涙が出てきました。そして、皆が本当に愛おしく感じました。命の尊さ、周りの人達の優しさ、笑顔・・大切な事が沢山詰まっていました。役者さん達の熱演も良かったです。役者さん皆良かったですが、患者役の伊喜真理さんの声が綺麗で、切ない表情は堪らなかったです。素敵な役者さんだと思いました。
    とにかく大満足の舞台でした!

  • 満足度★★★★★

    文句なく感動
    終末医療を扱うホスピスの物語。自分は父親のホスピスを経験しているが、こんなに暖かい、生を感じるホスピスって存在するのだろうか?自分の命を知っている患者が生を理解し目一杯生きる。そんな患者たちを理解し、患者たちの生をより良いものにしようと努力する医療スタッフと近親の人たち。感動の物語でした。舞台を通して何度も涙し、周りからもすすり泣きや号泣をこらえる息遣いが感じられました。
    ふと自分を顧みると、今日を目一杯生きているのだろうか?過去に囚われ、未来に気を取られて、今日を大事に考えていないんじゃないかと考えさせられる舞台でした。ありがとうございました。

  • 満足度★★★★

    天邪鬼にとって
     ホスピスの情景を描いた作品。

    ネタバレBOX


     自分にとって家族というのはそんなに特別な存在ではないので、センチメンタリズムも好みではない。袖触れ合うも他生の縁位の感覚に近いのかもしれない。血は水より濃い、という感覚もあまりない。親子などというものも、状況次第で縁は切れるものだからである。随所に胸を抉るような切れのある科白が配され、登場人物の中には、既に亡くなった人達が、寄り添うように出演している演出も嫌いではないが、昏い話題を軽やかにもってゆく為にキャピキャピなキャラや、学芸会的なイベントが催されることも、実際、そのような場所でやれることであり、またやってこられたことでもあろうから、逆に気恥ずかしいようなくすぐったい気持ちになるのも事実である。
  • 満足度★★★★★

    素晴らしかった
    さすがの劇団の代表作。
    過去 、見に行った方々の満足度も高く、評判が良かったので 、私も見たいと思ってた作品。
    再演に感謝し、見に行って本当に良かった。
    多くの方に、おすすめしたいと思える素敵な作品でした。
    重くなりがちなテーマを扱いながらも 、とにかく明るく明るく見せてくれる。
    場内すすり泣きが、響いてたが、ただの悲しみではなく、何かへ続く道と、 素敵な余韻が残る作品でした。

  • 満足度★★★★★

    大切な人の思い、想い...見事!
    生まれ出ずる悩み...その思いを強くするのが、生まれた日から死に向かって歩み始めることだろう。何故、何のために生まれたのか、人は苦境に陥った時にこそ、そんな哲学的な自問自答を繰り返すのではないか。

    終末医療の現場、ホスピスを描くとなればその抱くイメージは泣けるもの。しかし、本公演は死という覚悟をいったんは受け入れ、その上でやりたいことは、生まれ変わったら何をしたい、という前向きな姿を描いている。滂沱を好む観客には肩すかしになるかもしれないが、それでも患者本人、家族や近しい人々、そして医療従事者のそれぞれの思いや立場から繰り出される珠玉の台詞に泣かされるであろう。

    私事だが、家族としてその思いをしたことがあり、身につまされる内容であった。
    (上演時間1時間50分)

    ネタバレBOX

    病院内の中庭といった舞台。上手側は一般病棟(治療を継続)、下手側はホスピス病棟。下手側上部は紗幕になっているが、幕を開けると診察室が現れる。この病棟を向かい合わせに配置することで、終末医療における治療続行かホスピス受入れかという選択を促しているようだ。中庭(床は芝イメージの緑)からやや上手側奥に向かって傾斜になっている。芝居ではその上部や途中に立・座して、俯瞰・全貌しているかのようだ。実に空間処理が巧い。ベンチ、テラス風のテーブル・椅子、鉢植えなどがアクセント。

    梗概...このホスピスでは恒例でイベントを実施している。今回はカリスマモデルによるファッションショー。実はこのモデルも傷心しているようだ。
    患者や医療従事者、その関係者が参加する物語(白雪姫)形式のファッションショーへ仕上げる。その表現の場が、これからの自分の物語の続きを...。
    ここは子供ホスピスも併設されており、その子供たちの願いは”大人になりたい”である。もう一つ印象的な台詞...色々な思い(考え)は多くあるが、命は一つ。思いは大切(尊重)したいが、生かしたい命は...。このような珠玉にあふれた言葉の数々に泣かされる。

    患者意思の尊重、分かりきったことであるが、医療従事者はそれに沿(そ)う。家族は生きてほしいと治療を促すが、それには痛みが伴う。こちらも本人の意向に副(そ)うだけ。本人も含めみんながつらく悲しい苦渋の選択に添うだけ。それが鮮明になるシーンが、ホスピス病棟の医者とこの病院の医院長(娘が末期癌で一般病棟に入院しており、その母)による終末医療に関する論戦が圧巻。どちらが正しく、間違っているという短絡的なものではなく高次元の提示。もちろん観客への投げかけであろう。一方、モデル事務所の人々は、このホスピスとの関わりを通じて心豊になる。

    この話を体現するキャスト陣の演技は確かでバランスも良い。驚きは、ショーに挟み込まれるファッションシーンがアクションシーンへ変身する。その一端を池袋演劇祭CM大会(サンシャイン噴水広場前、8月19日)で披瀝し「優秀賞」を受賞していたが、改めて本編で全部観たが迫力があった。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    わずかな生命を前提に生きる人々
    恋愛をした時、その瞬間から一気に世界が変わって見える。 
    いつもの風景が輝いて見えたり、自分が世界の主人公の様な気になったものです。 
    もし、死を宣告された場合も一気に世界が変わって見える。 
    ちょっと考えたら当たり前の事に今さら気づかされる、というかイメージして一緒に考えてしまう舞台でした。 
    落胆の先に見える世界が自分にはどんなものか、その時にならなければやはり解りませんが、劇中とても心に響く台詞があって、何だか救われる言葉だなーとお土産に持って帰ってきました。 
    なにより今、生かされている幸福をつくづく認識させてもらい心が洗われます。
    案内時からすでに優しさが伝わってきて大好きになってしまう劇団。

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