満足度★★★
鑑賞日2016/09/09 (金)
キャラクターはそれぞれ嫌いではないのですが、ホスピスものとは思っていなかった(またチラシ読んでない)のでかなり来たことを後悔しました。照明のあたりが客席向きに強すぎて肝心の個所で役者さんの表情が見えなくて残念でした。
満足度★★★★
シャボン玉のような
光を浴びて、シャボン玉が虹色に輝いているような舞台でした。背中にある現実をひととき忘れ、あこがれや切なる願いに輝いた人たち。かれらの苦しみより、夢みる力に心動かされた気がします。奥行きのある清潔感あるセット、ファンタジックな雰囲気まで生み出していたと思います。物言わぬ人たちの存在、イイ演出でした。
満足度★★★★
やっぱり最後は・・・
再演時の自分のコメントを確認したら「泣いた!」と書いてあった。期待して観劇に臨んだが,すぐにストーリーを思い出してしまった。だから,感激もドキドキ感も少なくなってしまった。でも,最後のシーンではやっぱりウルウルしてしまった。やっぱ良い芝居です。もしも自分の妻が娘がなどと考えてしまうと,もうどうしようもなくなります。再々演,観劇できて良かったです。
満足度★★★★★
バランスの良い心地よさ
人間誰しも生きる事には終わりが来る。
その時間が長いのか短いのか、終わりを知っているのか知らないのか。
信長の時代は人生50年。現代社会では短いのか?
明日が来る事を当たり前に疑わない自分の姿を省みる。
良テーマで、心地良い演出でした。
面白い舞台でしたが、贅沢を言えば、医師や看護婦の医療現場、
モデルやカメラマンなどタレント業界、リアリティが薄く漫画的に感じてしまった。
そこを丁寧に描いていただけるともっと素晴らしかったと思います。
次回作にも期待の大きい舞台です。
満足度★★★★
とにかく性善説
内容が…とかテーマが…、演技が…
そんなこと以前に
とにかく”性善説”を貫いた作品。
その姿勢に対して、良い悪い関係なく脱帽。
大切なことに気づかされました。
満足度★★★★★
愛おしい
命・夢・愛をテーマにした、重いながらも、楽しく切なく心温まる舞台で、とても素晴らしかったです。ホスピスの患者さんのショーは見応えがあり、そして涙が出てきました。そして、皆が本当に愛おしく感じました。命の尊さ、周りの人達の優しさ、笑顔・・大切な事が沢山詰まっていました。役者さん達の熱演も良かったです。役者さん皆良かったですが、患者役の伊喜真理さんの声が綺麗で、切ない表情は堪らなかったです。素敵な役者さんだと思いました。
とにかく大満足の舞台でした!
満足度★★★★★
文句なく感動
終末医療を扱うホスピスの物語。自分は父親のホスピスを経験しているが、こんなに暖かい、生を感じるホスピスって存在するのだろうか?自分の命を知っている患者が生を理解し目一杯生きる。そんな患者たちを理解し、患者たちの生をより良いものにしようと努力する医療スタッフと近親の人たち。感動の物語でした。舞台を通して何度も涙し、周りからもすすり泣きや号泣をこらえる息遣いが感じられました。
ふと自分を顧みると、今日を目一杯生きているのだろうか?過去に囚われ、未来に気を取られて、今日を大事に考えていないんじゃないかと考えさせられる舞台でした。ありがとうございました。
満足度★★★★★
素晴らしかった
さすがの劇団の代表作。
過去 、見に行った方々の満足度も高く、評判が良かったので 、私も見たいと思ってた作品。
再演に感謝し、見に行って本当に良かった。
多くの方に、おすすめしたいと思える素敵な作品でした。
重くなりがちなテーマを扱いながらも 、とにかく明るく明るく見せてくれる。
場内すすり泣きが、響いてたが、ただの悲しみではなく、何かへ続く道と、 素敵な余韻が残る作品でした。
満足度★★★★★
大切な人の思い、想い...見事!
生まれ出ずる悩み...その思いを強くするのが、生まれた日から死に向かって歩み始めることだろう。何故、何のために生まれたのか、人は苦境に陥った時にこそ、そんな哲学的な自問自答を繰り返すのではないか。
終末医療の現場、ホスピスを描くとなればその抱くイメージは泣けるもの。しかし、本公演は死という覚悟をいったんは受け入れ、その上でやりたいことは、生まれ変わったら何をしたい、という前向きな姿を描いている。滂沱を好む観客には肩すかしになるかもしれないが、それでも患者本人、家族や近しい人々、そして医療従事者のそれぞれの思いや立場から繰り出される珠玉の台詞に泣かされるであろう。
私事だが、家族としてその思いをしたことがあり、身につまされる内容であった。
(上演時間1時間50分)
満足度★★★★★
わずかな生命を前提に生きる人々
恋愛をした時、その瞬間から一気に世界が変わって見える。
いつもの風景が輝いて見えたり、自分が世界の主人公の様な気になったものです。
もし、死を宣告された場合も一気に世界が変わって見える。
ちょっと考えたら当たり前の事に今さら気づかされる、というかイメージして一緒に考えてしまう舞台でした。
落胆の先に見える世界が自分にはどんなものか、その時にならなければやはり解りませんが、劇中とても心に響く台詞があって、何だか救われる言葉だなーとお土産に持って帰ってきました。
なにより今、生かされている幸福をつくづく認識させてもらい心が洗われます。
案内時からすでに優しさが伝わってきて大好きになってしまう劇団。