天召し-テンメシ- 【第28回池袋演劇祭参加作品】 公演情報 天召し-テンメシ- 【第28回池袋演劇祭参加作品】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
21-33件 / 33件中
  • 満足度★★★★★

    素晴らしい☆☆☆
    ラビット番長『天召し-テンメシ-』2日目ソワレ【A】/3日目ソワレ【B】観劇しました!ラビット番長さんはギンノキヲクFINAL以来でした。今回は、介護のお話とは全く違う将棋のお話。将棋のことは良くわからないし、実在した棋士さんのこともわからず…それではあまりに失礼と思い小説を読んで観劇しました。木田健太さん演じる聖の“駒に吹き込む命”“将棋への姿勢”に鳥肌が立ちました。聖の生き様と人間模様に心を奪われました。セット・照明・音楽・演出もとても素敵で好みでした。将棋好きな方も、良くわからない方もぜひ一度!!

  • 満足度★★★★

    人生ドラマ
    棋士として実在した、村山聖、小池重明をモデルとした将棋に生きた人生ドラマ。ドラマチィクな展開、将棋を知っているともっと面白いのだろう。登場人物も多く、もう少し内容を整理すると、さらに良い作品になるだろう。開演前から懐かしい歌が多く聴くことが出来、最後に「また会う日まで」、時代背景を感じた。

  • 満足度★★★★

    2時間が早かった!
    将棋はまったく分からないので難しい話かなとは思っていたら 人間ドラマが濃くて非常に楽しめました。
    刹那的に生きる義父とその義父とした約束を守る少年・・そこに胸が締め付けられる・・・祭壇のセットにも驚かされました。

  • 満足度★★★★

    再演でブラッシュUP出来てたかなぁと・・
    ナレーションを入れてインパクトを出してと
    いろいろと工夫がなされていたなぁと思えました

    2時間眠気も出ずに面白く観劇できた話です(^^)

    ネタバレBOX

    あれから将棋漫画も「もののふ」とか
    「3月のライオン」とか出てきたですねぇ~

    昭和の雰囲気を醸し出してくれた時代のヒット曲等をバックに
    わかりやすい登場人物の見せ方が出来ていたなぁと感じました

    ぐでぐでの将棋真剣師=まるで石川啄木のようだ・・(^^;)
    その彼が少年に将棋に進む道を示し
    成長した少年とラストに対局する
    というシーンに持ち込む過程に無理がなく楽しめました♪

    個人的に羽生さんキャラが楽しいですね~
    奨励会の先生もギャグパートがこなれてるなぁと感心っす

    (インパクト=初演では先から観客の目に晒していた立派な仏壇を
    ラストの大局終了後の真剣師の将棋人生の葬儀時に
    舞台バックの仏壇を障子開いてみせる演出であります)

    ナレーションで小説家の先生が
    時間を遡るとか喋ってくれますが
    元の時間軸に戻る時は何も無かったので
    できれば「時が戻って・・」と場所とか日時とかを語ってくれたら
    より良かったかなぁと思えたであります
  • 満足度★★★★

    笑いと涙でスッキリ
    場内に入るとすでに舞台には碁盤を挟んで2人の人影が。雰囲気作りの為とはいえ30分は長い。将棋のことはまるでわからない私でも楽しめました。
    そして 一つの約束を延々と待ち続ける智の健気さに涙がほろりとしてしまいました。

  • 満足度★★★★

    将棋の事は全くわかりませんが
    将棋の事は全くわかりませんが、とても楽しめました!
    この歳になると、
    「昭和」が舞台というだけで、
    なんともウルウルしてしまいます(笑)
    音楽や衣装など
    懐かしいものばかり。

    役者さん全体のアンサンブルもとても良くて、
    どの役も印象に残る、出演者にも優しい脚本&演出だと思いました。

    ひとつだけ、
    上演時間2時間が
    すこし長く感じました。
    もうすこし脚本をタイトにして、
    1時間半にまとめても良いと思いました。








  • 満足度★★★★

    なんともドラマチック!
    結構無理めの設定のような気もしますが、なんともドラマチックな展開と役者さんたちの熱演にグイグイと引き込まれてしまいました。しかし将棋の素人にとって将棋は魔物のように思われますね。

  • 満足度★★★★

    「小劇場の総合力」














    「将棋を指す」とはいうけど、暗闇に光る、煌々とした 「一手」は、全霊を捧げる棋士の心をも映すようだ。
    たまんないよね。「将棋」が題材なんだけど、一代記と呼ぶべき人間模様だぜ。「回想シーン」かすら班別つかずに一回きり?入れ替わる。これが在り来たりの一代記でなくす妙薬なんだよな。


    申し訳ないけど、この舞台の「美術衣装」、羽生サンを超えたよ。どうしてかって?「スーツ」がすげぇジェントルマンだった。生地もいい。90年代の時代性を「スーツ」に込めたんだろうけど、あれ、買えるかな、西武百貨店本店で。


















  • 満足度★★★★

    花四つ星
     大人になってからの智役が気に入ったのと、相変わらず、井保さんの可愛らしいリーダーぶりが好みである。

    ネタバレBOX

     今作の科白にこんな意味のものがあった。化け物と言われる天才が喰らい合う。負けた奴は普通の人になる。この科白が意味することの深さと本当の意味を知る人間がどれだけ居るだろうか? 同時にこのような人間に振り回される人間がどれだけ居て、彼ら彼女らは幸せだったり、自分の人生に満足だったりするのだろうか? この辺りの人情の機微を描かせるとラビット番長は実に上手い。無論、作・演出の井保三兎氏の経験や経歴、観察眼と率直な視座、たゆまぬ努力とそれを可能にする謙虚さもあろうが、そういった彼の良さ、リーダーとしてのひたむきな可愛らしさを理解し、ついてゆく若手たちも魅力的である。そしてこのような人間関係自体が、作り物としての演技を凌駕し続ける限りにおいて、この劇団は成功を収めてゆくであろう。今作もラビット番長らしい作品であった。たくさんの作品を拝見している自分にとっては序盤、ちょっと作為的と感じる部分はあったにせよ、評価できる作品である。
  • 満足度★★★★

    気合が感じられた
    池袋演劇祭参加作品とあって気合が感じられた。いい作品だったが、登場人物が少し多すぎて、ごたごたした感じになってしまった。中だるみもしたのでもう少し話しを整理したら面白さが増すと思いました。前半と後半は。いい流れでした。
    障子戸を開けるとあまりに立派な祭壇。これには驚きました。

  • 満足度★★★

    大雑把な印象
    わたくしテレビ対局なんかもよく見ますが、棋士が将棋を指すときはもっとかっこいいんだよなあと。まるきり普段将棋を指さない人の指し方のよう。
    話しながら将棋をぱちぱち指していたけど、そういうときでもなんにも考えずにぱちぱち指すんじゃなくて、実際にはときどき小考したりもするわけでしょう?
    細かいことかもしれないけど、些細な部分にリアリティが感じられなくて。
    コジマ研の若手たちも。この人たちが将来将棋界を席巻する人たち?全然そうは見えん。と思ってしまいまして。
    お金をもらったり支払ったりするのもおおまかすぎて。記号にしか見えなかったのが残念でした。

  • 満足度★★★

    知識があれば
    ラビット番長さんの作品を観るのは2回目。前作の「ギンノキヲクFINAL」もそうでしたが、出演者の数が多くて迫力がありました(ただ人数が多いだけではなく、1人1人が重要な役目を果たしているのが特徴かなと思います。前作の方がよりそれを感じましたが)。将棋の知識や、今回のモデルとなった実在する天才棋士のことを知っていたらもっと楽しめたかなぁと思います。あまりにも知識不足だったので少し難しく感じました。カーテンコールは特徴があり面白かったです。

  • 満足度★★★

    よい作品なのだけど
    ラビット番長さんは『ギンノキヲク~ファイナル』から2本目の観劇。
    約2時間の作品 将棋の知識がなくても楽しめるし 沢山よい点はあるのだけど 途中1時間は 人も多いし話を広げすぎに思います。

    『ギンノキヲク』のときも思いましたが、出る役者さんが多すぎて目立つはずの人が埋もれてしまったり。役者を多く出したいから そのあとに話を作られているようなイメージがあって。(これは私の勝手な憶測なので違ったら本当に申し訳ありません。) 
    最初と最後はよかったので もっと話も人物も まとめられれば良かったと思います。 

    昭和の曲と言い いい感じで流れます。
    ほかの方もかかれてますが 今回も賞をとれるといいですね、応援しています。
    伊保さんの作品は 温かいところが好きです! 

このページのQRコードです。

拡大