満足度★★★★★
井保三兎
前回は棋士と真剣師の戦い、今回は将棋に魅入られた二人の男の人生ドラマとしてしっかり成長した作品。実は気になることがあり、感想が遅れた。ようやくその答えを頂き“やられた!”と、しっかり 井保三兎の思惑に乗せられた自分に気づいた。実に小気味良く、 井保マジックにしてやられたわけだ。おかげで長々と余韻を楽しむ作品ともなった。次回もしっかりと 井保三兎に乗せられてみたい。
満足度★★★★★
見応えありました!
将棋は詳しくないのですが、とても面白かったです。登場人物の将棋に対する思い、師弟関係、家族愛・・色々なものが詰まっていて、見応えがありました。ただ、登場人物が多く、少し無理を感じる人間関係だったので、それを整理するのが大変かも・・と思いました。ですが、それぞれキャラクターに存在感がありました。伊保さん演じる田島の愛や優しさに泣かされ、主役の智を演じた木田健太さんの表情に泣かされました。笑いあり、涙ありの素敵な舞台でした!
満足度★★★★★
堪能しました!!!
将棋を全く知らない私でも(大いに笑い、、涙して)十分楽しめました。
開演前から舞台上で全(?)動かずにいた役者さん、お疲れさまでした。
満足度★★★★★
良く出来ている
ラビット番長の劇は2回目ですが、前回観たのは現代社会的なテーマで興味深かった。今回はこれからやる将棋の映画、聖の青春の前で旬なテーマで劇を選ぶのもさすがだと思いました。2時間だと長いかなと思いましたが、そんなことなく楽しく観れました。内容は笑いもあるが、本格派の劇をされるのだな、と思いました。最後はきちっと泣かせる劇で良かったし、小劇団は笑いをとるより涙をとるほうが多分、難しいのでは。また、細かいところですが並べ方までキチンとプロと同じでラビット番長の意気込みを感じさせました。小池重明のモデルはよく似ていて感心しました。将棋の知らない方でも楽しめる劇だと思います。
満足度★★★★★
全てが素晴らしい
「新宿の殺し屋」の異名を持つ小池 重明氏と腎臓の難病「ネフローゼ」にかかりながら「羽生が恐れた男」と言わしめ弱冠29歳でこの世を去った村山聖九段をモデルに、もし小池が縁あって村山に将棋を教え、もし二人が戦っていたら、という設定で描かれた作品です。
満足度★★★★★
ラビ番最高傑作
ラビット番長の「凄み」が極まる作品でした。
役者力の凄み。
舞台美術と照明の凄み。
星5つじゃ足りません。
季節とともに変わる衣装と、色合いもそれぞれのキャラによく合っていて、
そんな彩りもとても良かったです。
とにかく、役者のみなさんそれぞれの声がとてもいい。
将棋がテーマということもありますが、
それぞれの役柄ごとの所作の美しさ、
凛々しさも際立っていたと感じます。
同じ台詞が作中に繰り返し出てくる部分がいくつかあり、
これが序盤と終盤で全く違う印象を持たせたところも、
見ている人の心の震えを増幅させるのだと思いました。
約束のその日まで生きようとした姿と、
とにかく欲望に弱い人間の、醜い部分の共存。
とてもすごい舞台でした。
東京だけではなく、他の地方でもやって欲しいと強く思いました。
こんなに評判が良いのだから、きっと再々演やって頂けるはず。。
満足度★★★★★
男性客が多いなー。
池袋界隈では、ラビット番長さんの評判が良くって・・いつか観劇したいと思ってた。今回、木田健太さんが主演なので、是非行きたいと思った。公演期間もその前後も予定がびっしり。運よく空いていた、初日に観劇させて貰えて良かった。
将棋のことはわからないけど、あらすじを読んだ限りでは問題ないかなって感じ。将棋の駒が動かせる位だったらなお良かったかもしれないけど、、あくさん笑ったし、たくさん泣いたし、将棋シーンでは、真剣に見入っちゃったし・・・。昭和の懐かしい曲がいい感じに流れ、音響効果や照明の上手な使い方などなど、無理して観に行って良かった。
初日から満席。公演日数が少ないから、口コミでこの後も埋まりそうですね。
私は、こういう話・・演出・・好きです!ありがとうございました。
満足度★★★★★
大満足!!
ラビット番長 第2五回公演「天召し」Aチーム千穐楽マチソワ観てきました。
昨日に続いてトータル3回の観劇。
初演も観てるけど改めて思ったのは、棋士の生き様を描いた物語ではあるけど、根底にあるのは男と男、男と女、女と女、親と子の物語で、それは友情であったり、愛であったり...
将棋を知らない人にも楽しめるのは、感情移入できる人物が必ず見つかるからなのかなって思った。
もちろん、そこはラビ番の舞台。
随所に笑いが散りばめられてて、極上の「笑って泣けるエンターテイメント」に仕上がってました。
今回、残念ながらAチームのみの観劇になったけど、劇団員さんも客演さんも華も実力もある方達が多く、素晴らしかったです。
それにしても、いつも感じる心地良いホーム感はなんなんだろ(笑)
やっぱりラビット番長大好きです!!
満足度★★★★★
さすが……としか言いようがない!
将棋はまったく知りませんし、興味もない。ふつうは興味のない題材で感動するのは難しいんですが、さすがラビット番長さん!しっかり笑い、泣かせていただきました。スタート直後に「わっ、クマ出たか⁉︎」と驚いたシーンもポイント高いですよね〜♪
満足度★★★★★
面白かった
この作品は初演も見ているが全体的にパワーアップした印象。
私はプロ棋士を目指していた時期もあり田島研究会の様子は胸が熱くなった。仲間達とワイワイ言いながら研究し喧嘩し夢を語っていた当時を思い出しました。
役者では西川さんが小池さんにそっくり(私は何度か対局したことがあります)
井保さんは島さんと森さんがモデルでしょう。
盤面も実際にあった棋譜を参考にされているようで細かい所を勉強されていて熱意を感じた。実際の会話ではなく盤上でなされる心の会話が良かった。
「成り果て」と「天召し」将棋をテーマにした舞台はラビット番長を超える劇団はない。
満足度★★★★★
☆感動☆
初演も視て、再演も視た☆
どちらも素晴らしく甲乙着け難い作品でしたが、私的には再演が少しだけ上と感じました☆
それほどに雰囲気が良かったです☆
満足度★★★★★
勝負の世界
将棋に魅せられた男達とそれに携わる周りの人々の人生ドラマを描いた作品で大変楽しめた。
将棋の事を知らなくても楽しめるが、実在した、村山聖さん、小池重明さんをモデルとしており、その辺りの知識があればより楽しめる。
以下、公演中なのでネタバレで。
満足度★★★★★
天召し
開場から開演までの30分、舞台で将棋盤を挟んで座る二人の智。足がしびれたりしないのかなあと、特に子ども時代の智君が気になってしかたありませんでした。
父には死なれ、母には捨てられ、重い病を抱えた智は一時母とつきあっていた真剣師を慕い、長じて彼との対決に臨む。「おとうちゃん」と慕っていたのに、真剣師は昔の女とその間にできた実の娘の登場に「これで勝ったらやり直す」と智には目もくれない。その時の智の悲しさが伝わって泣いてしまいました。智のおじさんやおばさんが優しくて良かったです。
満足度★★★★★
男の世界と人生
将棋士とし、一人の男として、子供の素直なまま大人になった男、母親…色々なキャストの人生がはっきり伝わってきてきました。
役者さまの芝居に引き込まれる2時間でした。
関西弁?大阪弁?の、ノリツッコミも間がよくって、笑わせていだきました。
本当に笑いあり最後には泣かされた素敵な作品でした。
満足度★★★★★
お見事!
さすがに介護と将棋は強い。全く隙のない見事な芝居であった。この芝居,初演も観ている。印象に残る芝居だから,当然,ストーリーは入っているが,それでも惹きつけられ,2時間がとても短く感じられた。将棋の話であるが,将棋を知らない人でも十分楽しめ,誰にでもおススメできる芝居です。それにしても,この劇団の終演時のあいさつでの「また逢う日まで」,こんな良い芝居を見せられたら,また逢いに来ようと思ってしまいます。次回作も楽しみです。
満足度★★★★★
将棋に詳しくない自分もとても楽しめました!ラビット番長って、将棋シリーズがあるのだろうか?そして共通の登場人物で、共通の役者さんで演じておられる?見かけ(寝癖など?)も共通ですか? あと、加藤一二三先生ライクな登場人物を次ぎは準備して下さい!楽しみにしています!
満足度★★★★★
面白かった!
初演も観ているが、その時に感じた刹那的な面は、将棋を愛す人々の物語という印象へ変わっていた。その大きな要因は舞台セットであることは言うまでもない。
この物語はあるプロ棋士をモチーフにしているが、映画「聖の青春」も公開、「第29回東京国際映画祭Closing Film」に予定されるなど期待も大きい。さて、この「天召し~テンメシ~」は...。
(上演時間2時間強)
満足度★★★★★
できれば「5.5 金」と打ちたい!
見ていられない ・・・ 涙がこぼれそうで。30分の'長考'から始まっていた、初手から投了まで完璧と思える棋譜。しばらくダメージが残るほど、魅力の詰まった作品。