みみ 公演情報 みみ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.1
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★

    面白い
    題材。ちょっとうけた。こういう視点もあるんやなぁと。

    知り合いが出ていたので観に行ったけど。

    自分には合わなかったけど、なかなかいいんでないかな。

    ネタバレBOX

    終演後、初日乾杯。ちょうど同じ回を観に来てた知り合いがいたからその人と。そして、帰りもその人と。

    偶然って凄いな~。
  • 200807181430
    200807181430@アトリエヘリコプター

  • 満足度

    レシピと材料は上質。
    「耳」というテーマをもってきた時点で
    作家の感覚が素敵だなと思う。

    唐十郎のクラシックス『ジャガーの眼』では
    眼球を移植して見た幻が客席を翻弄するが、
    本作品は耳だ。
    音を拾う。会話をする。そして単純に穴。
    性感帯にもなり得る。耳って不思議。
    耳をテーマにしたオムニバスになるところを
    全部くっつけて120分にした感じであった。

    役者は佐々木なふみさんが圧倒的によかった。
    こういった幻想譚は作家が直接表現するに限る。

    過去共演者の清水那保を応援しに行ったので
    彼女についても書く。ホームチームと比べて
    余裕が感じられて楽しかった。黒くない清水那保は
    フツーにまっすぐな少女で、引力は下がるが
    これはこれでポップでよいのでは。
    今度はもっと「いかにも」じゃない役をくれる客演先に
    出会えるといいね。

    演出はつまんなかった。
    起伏に欠け、2時間が長く感じられ、暑く、退屈。
    こういった小劇場芝居の形式ではなく、
    エアコンの効いたリクライニング席がずらーっと並ぶ
    ようなところで佐々木なふみさんに脚本を朗読してもらい、
    ビール片手に聴いていたい。作家自身による60分位の
    リーディング。そういった形態でもこのホンの表したいものは
    表現可能なのではないだろーか。

    観客が舞台を観続けるには
    作品に好感(知名度や親しみやすさ)とギャップ(起伏や意外性)
    が必要だと思う。
    時間堂・MU・柿喰う客などで
    堀越さん・大塚さん・なふみさんに好感をもっており、
    今度一緒にイベントやる北さんが音響で、
    応援したい清水那保が出演している時点で
    俺の好感度は100%
    なのに飽きた。

    起伏が少ない。
    本当に皆こんなものをありがたがって観ているのだろうか。
    おしゃれっぽいし、注目度の高い若手小劇場役者が出ていて、
    コリッチで話題に上がっているから、流れで足を運んでいるのでは
    ないだろーかとさえ思えてくる。

    脚本の方向性が好みなだけに
    大人し過ぎる演出が残念であった。もっとドキドキさせて。

  • 満足度★★★

    ファンタジー?
    現実、過去、空想、織り交ぜているせいで、かえってゴチャゴチャして、まとまりのない印象を受けました。
    客席で観てて、置いてかれている感じがずっとしてて・・・個人的に最後までしっくりこなかったです。ちょっと独りよがりな演出に思えたり。
    印象に残る台詞とかいくつもあったし、役者さんたちは良かったのですが。

  • 満足度★★★★

    まっすぐに。
    現在と過去と空想を織り交ぜた少女的なファンタジー。
    語弊があるかも知れないが、実に女性作家らしい作品である。

    そういった作品には、ある種の辟易もあったりするものだが、
    この『みみ』に関しては、まっすぐに受け止めることができたように思う。
    それは、まっすぐ純愛だったから、ということなんだろうか。
    まっすぐなものは、まっすぐに受け止めたいものです。
    多少耳が痛くともね。

    ネタバレBOX

    各々が無理のない配役であり、その気遣いは見事だな、と感じられる。
    所属の佐々木なふみ、佐々木富貴子に関しては言うまでもなく、
    大塚秀記の空気感、ど真ん中すぎる清水那保の少女っぷり、
    アンチリアルの若者頭・堀越涼の違和感を消す色男役などなど。
    もはや言うことはない。

    開いたエンディングだったのも好感が持てた要因かと。
  • 満足度★★★★

    ふわふわ、ファンタジー*
    ・・・の中に、何か攻撃的なものが混じっていて、途中で耳を押さえそうになりました。
    聞きたくない、ああこんなこと自分もあった。と、少しトラウマに似たシンクロを引き起こした・・・かなり自分の感覚に近いお芝居でした。
    セットも照明もキャラクターも統一感があって、すっきりふわふわ。気持ちよく見られました。

    ただ、途中、ちょっとキャラクターの人数が多かったからか主張が散らかってしまって、自分の中で話が繋がらなくなってしまいました。少したるんだ印象も受けました。

    でも、観劇三日後の今思い出してみても思い出せる部分が結構たくさんある。
    自然とシーンが自分の中に入ってきて、劇が終わった後でも主張するこの感覚は大切だと思います。
    素敵なものを見れてよかった。
    また見たいな。。☆

  • 満足度★★★

    わあ綺麗
    照明がとても美しいですね。

    出演者が多いわりに、複雑ではない人間関係に少し飽きがきました。
    個人的にはもっと入り組んだものが好みみたいです。

    お話は、物語が持つ一人ひとり役割が薄く感じます。
    2時間弱という比較的長い時間でしたが冗長的だと感じるシーンがちらほら。
    彼らの人物像をもっと掘り下げてほしいと思いました。

    ネタバレBOX

    主演の佐々木なふみさんがMUのときとかなり違って素敵でした。
  • 満足度★★★

    空間も話も繋がりがとても緩やか
    ひとつのセットを共有しつつ色々なシーンが繰り広げられる。終盤、いろいろなことがまとまってくるまでは少し冗長に感じるかも。110分。

    ネタバレBOX

    すごく感性的にも女性的なものを感じます。そのせいか、劇中の台詞にもあるような「だから結局言いたいこと何?」みたいなスタンスで話を追って観ちゃうともどかしく感じるかも。
  • 満足度★★★★

    積み重なるシーンに・・・
    透明感のあるシーンが積もっていくうちに気がつけば主人公の少女時代から現在までを俯瞰していて・・・。
    まんまと、舞台にとりこまれてしまいました。
    客演の役者たちにも十二分の力があり、物語の展開にも興味を惹かれて
    時間を忘れてみてしまった。

    芝居が終わって拍手をした後に、なにか抜けていかずに残るものがあって・・。これも、個人的にちょっと不思議な感覚。

    東京ネジは初見ですが、しっかりと気になる劇団になりました。

  • 満足度★★★★

    けっこう好きかも
    ちょっとファンタジーで、「おもいでぽろぽろ」のように、昔の自分と一緒に自分探し。けっこう好みの世界。

    公演中、豪雨あり。雨音でセリフが聞き取れないほど。最初は観客に聞こえない体験をさせる演出かと思いましたが、リアル豪雨でした(笑)

    佐々木なふみさんが、ちょっと病的なフランス人っぽくてよさげ。

  • 観て来た
    初日ソワレ。上演時間ジャスト二時間。少女的妄想世界とも断じかねる独特の雰囲気。現代とアリスのゆる~いリミックス。人物や情感にもっと歪みや悪意が見れればなぁと思っちゃう自分の感性とは違う頂点を目指して作っていそう。
    清水那保は久々の女子高生役で一安心。ザリガニとかチャウチャウ犬でなくてよかった。男優陣がそれぞれの立ち位置、守備範囲をきっちり守っている感じがして好印象、いい仕事してるなぁと思うが、全体的に突き抜けたファインプレーが見れる瞬間はなく、控え目な印象も。

  • 澄んだ空間。
    まず、舞台美術が綺麗。照明の具合も良いです。それだけで既に雰囲気が生まれている気がしました。そんな空間で起きる、静かだけど深々とした物語。女性作家ならではの空気感だった様に思います。
    役者。佐々木富貴子さんの破壊力が爽快。穏やかな作風の団体にこんな役者がいるのは非常に強力な武器だと思います。他の役をやらせたらどうなるのかにも興味が沸きました。堀越さんは柿喰う客からわずか10日のブランクで今作への出演。稽古とか一体どうなっていたんだろう?地に足の着いた役を上手くこなしていました。
    残念だったのは中盤辺りから芝居にちょっとダレた感じがした事。単に自分が観るのに疲れたのかもしれず、まだ理由を考えてみています。とはいえ初日でしかもマチネだったのを考慮すると結構な水準にありました。今度観る時にはソワレで観たいな。今回また行くか、次回の際になるかはまだ不明。

    ネタバレBOX

    開演がかなり遅れていましたね。15分くらい。かなり思い切った初日割引で当日客の扱いに手を拱いてしまったのか?そもそも開演は遅れないほうがいいけれど、別に今回は対応で気分を害されたりはしませんでした。ただ問題はそれによって観劇前のテンションが微妙になった事。それで最後まで集中が保たなかったのかもしれない。うーん。
  • 満足度★★

    貝殻のように閉じ籠っている
    というセリフがありましたが、
    貝殻のように閉じ籠った演出のように見えました。
    見せることを意識していない、客席の形状と舞台の構成。
    もっと意識した方がいいのでは。

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