ストリッパー薫子 公演情報 ストリッパー薫子」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-20件 / 28件中
  • 満足度★★★★★

    これは
    タイトルがタイトルだし、フライヤーもそれっぽく作ってあるので、場末感たっぷり。やや手を出しにくい感じがある。逆にそれがそそるので作戦成功だろう。満席で、オジサマたちの熱気がムンムンしていた。踊り子さんには場末感は皆無。綺麗で素敵でドキドキ。目のやり場に困る。物語もしっかりしてて見応えあり。驚くような展開はないけれど、笑いもセクシーも涙もバイオレンスもあって面白かった。稲村梓さんにはかなり驚いた。圧巻の豹変ぶり。啖呵を切る凄みも、幼児性も、もちろんセクシーも一級品。煙草の吸いっぷりとへそピアスの痕がリアルだった。水野奈月さんの踊りに完全に射抜かれた。あのブレない視線にタジタジ\(//∇//)\ しなやかなダンスと天使のような瞳に天性のアイドル性を感じた。もう一度観たくなる女優さんだ。末岡いずみさんは、踊り子と真逆の女性を好演。彼女に対して「小動物みたい」という台詞があったが、言い得て妙。強く同意する。作品に見事なアクセントを加えていた。幸多かれ…と願いたくなった。

  • 満足度★★★★★

    新境地
    ストリッパー5人その他の役者さんみんなすごかった!とにかく笑えて泣けて心を揺さぶられ、コウカズヤさんの新しい一面を観ることができました。文句なしの5つ星です!次回作も期待しています!

  • 満足度★★★★★

    悲しい顛末!
    先の展開を読ませない脚本、舞台セット、衣装、役者の演技素晴らしく、楽しいけれど切ない芝居に目が離せません。
    今年観た芝居の中でも屈指の作品でした。
    稲村梓(夏目薫子役)、新宮明日香(一之瀬くるみ役)の演技、声の使い分け、踊りはゾクゾクする。

    ネタバレBOX

    幼くして母を失った夏目薫子は、養母の後を継ぎ自らもストリッパーになり、妹翔子を大学まで行かせた。
    しかし、彼女には誰も知らない秘密があった。それが妹の結婚話とともに露わになる。自分の出生の秘密、虐待による解離性同一障害による3重人格、実父による性的暴行(実際は実父はなかった)、その父の亡き母の過去の暴露と暴言、そして殺人、自殺などもりだくさんで飽きさせない。
    ストリッパーの楽屋がリアルに表現。
  • 満足度★★★★★

    歴史にのこるタイトル
    まさに歴史に残る(自分の中で)舞台です!

    絶対見るべし

    見れなかった人のために再演希望

  • 満足度★★★

    ストリッパーっという設定
    人物の設定が興味を引いたのでしょう。とにかく満員でした。

    個人的にはくるみさん役の方が良かったです。

    それはさておき、ラストシーン(エピローグではなく)を観て、記者が主人公だったのか???と困惑しました。
    薫子さんが主役だとばかり思って観ていたので…。

    巨悪に対抗する記者。確かに解りますが、話の中心が誰なのか、誰の視点から出来事を追体験していくのか、ターゲットがしっかり解ったほうが深いドラマが作れるのかな?という気がします。

    悪役は難しいですね。現代には巨悪をきっちり演じきれる役者がいなくなっています。
    設定にもちょっと無理があったかなと思います。
    娘の誘いに応じてあちこち顔を出す必然性が無いのでは??

    記者と芸能プロ社長の対決がクライマックスなのでしょうか?
    薫子さんは多重人格から解放されたのか?

    薫子さんの材料が圧倒的に多く用意されていたため、やはり彼女を追い続ける事に終始しきったほうが良かったのかなと思います。

    いろいろ書きましたが、今後も頑張って欲しいです。

    ネタバレBOX

    ネタバレではないのですが、制作さんに。
    受付で番号を渡すのでしたら、やはり、きちんと番号順に入場させるように仕切ることが肝要なのでは。

    並んでいる順に入場させるのなら、番号は必要ないし。

    座席誘導するなら、大きな背丈の人は最後列に誘導するとかの気配りが欲しいです。
    早く入ってお座りのご婦人の前に、背が高い3人組が座って、すごく可哀そうでした。
  • 満足度★★★★★

    奇想天外な結末に・・・・
    タイトルからイメージした結末や
    過去のコウカズヤの作品と流的に
    頭をたたかれたような展開にびっくりしました。

    内容もかなりハードではありますが
    最後は涙なくしてみれませんでした。
    笑いも多く感情のふり幅が大きい作品だなと
    思いました。

  • 満足度★★★★★

    満足しました!
    脚本、役者、演技、すべて素晴らしい!内容と劇題名にに引かれて小演劇の聖地の下北沢に大阪から初めて行きましたが、感動しました。ストリップ小屋の人情話かと思いきや、破壊的でショッキングなラストでした。あっという間の2時間でした。見応えありました。ええ芝居をほんまにおおきに!!

  • 満足度★★★★

    秀逸なエンターテインメント
    昭和の遺産を継承する場末のストリップ小屋を舞台に
    華麗に舞い踊る美しき蝶たち…かと思いきや?
    徐々に現れる人間の業の醜さと闇。
    少々強引な展開でもあるが、
    TV取材をきっかけに、シリアスで重厚な物語へと誘われる。
    初見の団体で役者さんもはじめてでしたが、ヒロイン薫子の背負う業を露わにし、一つの問題に決着をつけるTVディレクター岡本が素晴らしかった。
    最後のあいさつで劇団の代表とな、なるほどうなずけた。
    喜怒哀楽から暴力、変態、社会問題まで、
    深刻なまでに落とし込まずに物語の主軸の絡めて見せる本も秀逸でした。
    やはりそれを体現できる役者さんの力も素晴らしかった。
    ヒロイン薫子、ディレクター岡本はもちろんですが、
    踊子のリーダー格くるみ姐さんの要所を締める存在感と、
    場末の小屋に気品を持たせる気風がとても良かった。
    劇場前でパフォーマンスするパントマイムの方、案内のミツバチさん、
    廊下に飾られた踊り子さんの写真に、RIP座の手作りチラシなどなど、
    細かな演出も見事!
    エンターテインメントとしてまとまった素敵な舞台でした。。

    ネタバレBOX

    ラストシーン岡本の回想で現れる少女はやっぱり薫子さん?
    それとなぜ物語は1997年だったのだろう?ちょっと気になる。
    追伸
    あまりいう事ではないかもしれないが、芝居が良いだけに運営が気になった。
    開場前の整列、集まった順で入場を開始。
    いただいた入場整理番号は?「関係ありませーん!」とはなぜ?
    開演後の入場者の誘導と席作りはどうだろう?
    開演前に席を作ってタイミング良く暗転などで入場できないものか?
    目の前で長々と作業されても…せっかくの演技もブラインドされ見られず、
    役者さんにも失礼かと。
    きぐるみ着るより、お水配るより、
    芝居を見せる事を一番に考えてほしいと思った。
  • 満足度★★★★★

    感動でした。
    旗揚げ公演ホントに良かったです!
    わしゆんに続きTEAM BUZZの舞台を見に行きました!
    演出コウカズヤさんの出演がなかったのが残念でしたが、それだけ今回の旗揚げ公演に力を注いでいたんだと感じました。
    内容は勿論文句なしです!!

  • 満足度★★★★★

    おもしろかった!
    笑いと感動と復讐といろいろ織り混ざってものすごく引き込まれました。演技の迫力も素晴らしかったです。わしゆんに続き観させてもらいましたが、はずさないですね。もう次回作も観に行くと決めてます!
    最高でした!

  • 満足度★★★★★

    笑いあり感動あり!!
    前作のわしゆんが面白くて今回も舞台を見にいきました!
    初めからすごく面白くて最後はすごく感動しました。
    舞台は他にも見た事ありますが、笑って泣いてした舞台はなかなかなかったです!!次回も期待しています!

  • 満足度★★★★★

    タイトルとのギャップに驚き
    この公演の最大の魅力は、エロチックなタイトルと物語の脚本、コミカルとシリアスな演出のギャップ...その感情振幅が大きく、良い意味での裏切られが印象的である。芝居の画一化といえば大袈裟であるが、例えば悲劇・喜劇は、泣き・笑いという感情表現が片寄るような観せ方になる。自分もその流れを自然に受け入れていたと思う。
    しかし、このリップ座公演はエロカワイイと人間の深淵という異質な状況を見事に融合させていた。

    ネタバレBOX

    梗概は、説明文から「ストリッパー薫子に近付く、テレビマン・岡本は、 『貴女のドキュメンタリー映像を撮らせてください!』」と懇願する。だが、薫子の心の奥底には、今でも深い深い傷跡が残っていた。 岡本は彼女の闇を消し去ることができるのか。そして岡本の真の目的は、薫子の父(実は養父)が大手芸能事務所代表で、その力で所属事務所にいたお子元の妹を甘言を弄し陵辱した上で自殺に追い込んだ。その復習のために近づいてきたと...。

    そして、薫子自身も幼き頃に父から受けた心の傷...その結果、多重人格を形成する。サイコサスペンスの様相を見せるが、その描きはユーモアとグロテスクなシーンが交差し、観ている者(自分)の感情を揺さぶる。

    ストリッパーという華やかな表舞台、一方哀愁、焦燥が漂う裏舞台は楽屋である。その両方を舞台セットとして見せる。表舞台(非日常)は、スポットライトを浴び回転盆の上で艶かしく踊る姿態(肢体)。楽屋は化粧台、長椅子、ロッカーなどが乱雑に配置されている。それが現実(日常)生活を物語っている。ここでも非日常と現実(虚実)というギャップを見せるが、まさに薫子の心の多重性を暗示しているようだ。
    この公演は、職業こそストリッパーという設定であるが、悲喜こもごもの人間ドラマが垣間見える。
    なお、ラストは映画「監督失格」(2011年制作)に見るような悲しい結末であるが、しっかり余韻(ナレーション、音楽)を感じさせる見事な幕引きであった。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    堪能しました
    ストリップ小屋を舞台にした群像劇。結構笑いましたが、なかなかに壮絶なお話。大いに楽しめましたけど、ちょっと展開は強引ですかな。

  • 満足度★★★★★

    笑いながら涙
    笑わせてもらいました。でも物語全体は薫子の過去そして現在の重い場面もあったので、笑いながら涙が溢れることも。脚本の仕掛けなのか?それとも役者さんの演技力なのか?いずれにしても、笑いと胸が熱くなる1時間55分でした。
    夏目薫子役の稲村さんをはじめ、ストリッパー役の女優さん達はそれぞれの個性を見事に演じられていて素晴らしかったのですが、それぞれのストリッパーの場面をつなぐ前すすむさん演じる米田なめ夫の役割、演技がとても良かったです。ストリップショーの司会役というちょっとチャラいキャラながら、周りの人を愛し愛される人柄を見事に演じられていました。主演とタメを張っていたと言っていいかと思います。
    それから劇場案内のミツバチさんも可愛かったですし、入り口で客寄せをやっていた白いパントマイムのお兄さんも公演を盛り上げていて良かったです。

    ネタバレBOX

    とても引き込まれる物語だったのですが、最後は強引に薫子、翔子、岡本のラストを完結させたという印象が拭えなかったです。不明なまま、物語を完結させても良かったのかなと思いました。その方が現実の不条理をアピールできたのかも。と思ったりしています。
  • 満足度★★★★★

    新生Buzz!
    すごく良い意味で、裏切られました。
    セクシーでかっこよくて、切なくて温かいストーリーでした。観に行けて本当によかった!これからも期待してます。

  • 満足度★★★★★

    やっぱりてんこ盛りだった
    予想通りいい意味で盛り込み過ぎだった。
    この展開やエピソードはいらんよ的なサービス精神旺盛な欲張りな舞台。
    理屈抜きに楽しめます!!

  • 満足度★★★★★

    120%満足
    フライヤーのイメージから、所謂“娯楽演劇”を勝手に想像していたのだが、実はヘビーな題材を扱った作品。

    “お色気”、“笑い”を盛り込むことによって、観る側の「感情」をコントロールし、さらには伏線も張られ、徐々に核心へと誘う脚本・演出が秀逸。

    いい意味で「裏切られた」、素晴らしい作品。

    無論、出演者の好演があってのことなのは言うまでもない。

  • 満足度★★★★

    綺麗でした
    ストリッパーの方、それぞれの人生に笑ったり、泣いたりとしました。
    でも一番印象深いのは、背中の色気、美しさでした。

  • 満足度★★★★★

    笑いあり涙あり
    今までにない話の重さだったのに、且つコメディ要素も含まれ、涙もあり。普通に飛び交う下ネタにびっくりしました(笑)ストリッパー役の女性たちも綺麗でダンスが上手でした。次回作も期待しちゃいます!!

  • 満足度★★★★★

    泣けます!
    ストリップの臨場感マンマンでコウカズヤの真骨頂の笑いを楽しみにしてまして。予想通り爆笑デスが!
    感動のが勝りました!
    前回の作品をゆうに超えてます!
    成長が半端ないし客の私も芝居がしたい、ああいう風に作品に参加したいが正直です。。。
    リピーターが多い意味が分かります。

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