満足度★★★★★
笑いながら涙
笑わせてもらいました。でも物語全体は薫子の過去そして現在の重い場面もあったので、笑いながら涙が溢れることも。脚本の仕掛けなのか?それとも役者さんの演技力なのか?いずれにしても、笑いと胸が熱くなる1時間55分でした。
夏目薫子役の稲村さんをはじめ、ストリッパー役の女優さん達はそれぞれの個性を見事に演じられていて素晴らしかったのですが、それぞれのストリッパーの場面をつなぐ前すすむさん演じる米田なめ夫の役割、演技がとても良かったです。ストリップショーの司会役というちょっとチャラいキャラながら、周りの人を愛し愛される人柄を見事に演じられていました。主演とタメを張っていたと言っていいかと思います。
それから劇場案内のミツバチさんも可愛かったですし、入り口で客寄せをやっていた白いパントマイムのお兄さんも公演を盛り上げていて良かったです。