底ん処をよろしく 公演情報 底ん処をよろしく」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-20件 / 20件中
  • 満足度★★★★

    優しい人情劇
    初見の劇団さんでしたが、心優しい人情劇で良かったです。
    ただ個人的には、ちょっと展開がゆっくり過ぎて長く感じてしまった。
    あと席が狭すぎて身動き取れない状況は初めてだった。
    流石に身動き取れない状況だと集中するのも大変だし疲れてしまった。
    せっかく素敵な話しだっただけにそこはちょっと残念だった。

  • 満足度★★★★

    やはりこうでなくちゃ
    TSTはこういう作風が一番合っていると思う。心がほっとするような物語で、見終わってよかったなと思え、心が満たされたような感じで帰路についた。

  • 満足度★★★★★

    初観劇
    東京ストーリーテラーさんの劇はこれが初観劇。
    出演者の言うとおり、土日が埋まってしまったので、平日の昼間急遽の観劇でした。今度土日を予約する時はお早めに。
    舞台のセット、人間劇に加えて出てくる本物の料理。空腹で見るものではなく、料理がとても美味しそうでした。

    ネタバレBOX

    弁護士と看板娘は結ばれるのか?
    そうもいかず、弁護士の素性が明かされていくシーンでの定食屋の父はどういう気持ちで弁護士の告白を聞いていたのか?
    それを考えたら見ていて切なくなっていったが、亡き長男の想いを知れたから救われた形にはなったのか。

    一樹も本気で慰めたくなりました。
    DVD化されるとしたら買いたいです。
  • 満足度★★★★★

    正統派のストレート
    人間の持つ情を基軸に展開する、昭和の香り漂う心地よいホームドラマ。
    人情、愛情、友情が折り重なるように優しく連なるストーリー。
    どこにでもあるかもしれない心情を描き出す脚本は秀逸。
    素直に笑って涙できる正統派のお芝居だった。




    ネタバレBOX

    生の舞台だからこそ感じられる喜怒哀楽の息遣い
    死んだ息子、生き別れた子ども、あともうひと押しして
    涙を誘う展開があっても良かった。
  • 満足度★★★★★

    泣かされた
    いやー、あのラストシーンは反則でしょ。
    1人ずつの人生をしっかり見せて、「そうだよなぁ、人生いろいろあるよなぁ」とシミジミしてるところで、あれを持ってこられたら、そりゃ泣くわ。
    客への絡み方も適当でうまいね。

    本当は、この前のパクチーが面白かったので、参次郎を見るつもりできたんだけど、見損なった。
    でもこっちのダブルの三平がめちゃうまかったから、それで満足した。

    ただ、見ててなんか、もわっとする時があって、何がもわっとするのかなと考えてたら、他の人のコメントでわかった。
    あのおばさんが美魔女な芝居してんだわ。
    底ん処のオヤジは、いいって人と悪いって人がいたけど、まーあのレベルの人だってわかってたから、元からそんなに期待はしてないから。

    ストーリーはやっぱり面白かったから大満足だけど、チラシもらいたかったww

  • 満足度★★★★

    愛がいっぱい
    【Aチーム観劇】
    フルカラーの豪華な当日パンフに この作品を作られた久間勝彦さんのご挨拶が。
    『大きく取り上げられるのは 暗いニュースばかりです。小さな親切 心温まるお話しのたぐいは どうしても片隅においやられてしまう。でも私はそんなささやかな 温かいエピソードが大好きです』(文章は正確ではありません)。
    私もこちらに同感です☆


    他の方も書かれてるのでしつこいかもしれませんが。
    今回の会場は 席が良くなくて イライラしたお客さんがいらして それだけ気になっちゃいました。
    でも始まる前の挨拶での久間勝彦さんが 懸命にフォローしてらしたので 見守っていました。 


    作品の方は ラストにたどり着くまで あまりメリハリがなく 正直冗長感はあったけど 
    やっぱり久間勝彦さんの作品って 愛がひとつひとつにしっかり籠っていて。
    例えば 仕事でイライラすることがあって引きずってても 愛で溶かされてしまうような。
    帰り路 『えへへ』と 幸せな気持ちで帰る事が出来る。
    そんな不思議な感覚があるのです。


    あと最後お見送りも好きです。
    なんていうか やっぱり温かさを感じて 他の劇団とは違うような気がするのですよね。
    なので 私は誰にも話しかけないのだけど そのみんなを見守るのがやっぱり私は好きだ (笑)


    Bチームも魅力的なキャスティングで ぜひ観て観たかったです☆

  • 満足度★★★★★

    ステキな仲間達でした。
    昨日、キャストBを観て来ました。
    大切な教えを決して忘れずに生きて来た隆三さん。そして、物語はその隆三さんのお店“底んとこ”を訪れる人達の人生を人情味溢れる形で描いたものでした。感動的なラストシーンの余韻は今もまだ続いています。
    それに加えて、その後の“底んとこ”でのストーリーが私の中で展開し始めました。
    久間さん、キャストの皆さん心温まる時を有難うございました。

  • 満足度★★★★

    【Aチーム】観劇
    なんでもないささやかな物語を柔らかな視点で描いてますが、自分にはちと緩すぎたかな。物語のメリハリというか終盤での揚力が足りてない気がした。

  • 満足度★★★★★

    早く来て2列目までの席を確保してください
    ちょっと変なところがあるけど、気の良い常連さんばかりの底の処に、一見さんが来たことで話が進んでいきます。笑いと心温まる話で、楽しい時間が過ごせました。
    食事シーンで美味しそうにご飯を食べているため、空腹では無い方が良いです。
    前例にいるとお得なこともあるため、早めに行って小腹を満たしつつ前例を確保するのが良いと思います。

    ネタバレBOX

    前回の公演を見た時、みつるさんは裏切り役でした。
    今回の役は元弁護士。怪しい匂いが、プンプンします。さらに本を書くために厨房で働かせて欲しい⁉︎など奇妙な行動を起こします。
    みつるさんまた裏切り役かも、店の乗っ取りでも企んでいるのかなと思ってドキドキしながら見てました。
    楽しかったです。ありがとうございました。
  • 満足度★★★★★

    底ん処をよろしく キャストB 観劇
    またもうひとつ大切にしたい大好きな物語に出逢えました。テンポのいい気楽なコメディテイストで物語は進行しながらの心温まる人情噺でした。龍三さんが語る先代の心意気にしびれました。将来、再演があるとすればまた大衆食堂「底ん処」の常連さんたちと店の父娘に会いに行きたいです。

  • 満足度★★★★

    他人(ひと)のため。
    Aチームを観劇しました。

    他人(ひと)のため。
    皆が誰かの為に生きている。
    そんな愛の温かさを感じる公演でした。

    一言で言うと、すごーく解りやすい作品です。(笑)

    作品としては映画でいいかなぁと思う作りや内容でしたが、出演している俳優さんたちが、観ている私たちも食堂『底ん処』のお客さんのような気分にさせてくれ、舞台のライブ感も感じられ、楽しかったです。

    Bチームの『底ん処』がどんなお店なのか気になりました。


    ただ、客席が全く身動きがとれないくらい狭いので、もう一回あそこに行くのかぁと思うと迷ってしまいます。
    そのくらい狭いです(^-^;)

  • 満足度★★★★

    空調は悪いかなぁ・・・
    席は前から3列目位までをお勧めしますが背もたれが無かったりします・・・・

    作り込まれた舞台セットと、ほのぼのした予定調和的なストーリーは安心感がありましたが。ちょっと整合性とか登場人物の行動に違和感を感じる箇所があったなぁと思った2時間5分。

    え~舞台中に配るチラシは貰った方が良いですかなぁっと(^^)

  • 満足度★★★★★

    Aチーム観劇
    大衆食堂を舞台に繰り広げられるヒューマンドラマ。他人を思いやる心がズシっときて泣きました。もし時間に都合がつくなら別チームを見たいです!

  • 満足度★★★★★

    思わず心があつくなって、泣いてしまいそうになりました。
    おもしろくて心が温かくなるステキなお芝居でした。

  • 満足度★★★★

    Aチーム観劇
    相変わらず久間氏のストーリーはすばらしい。
    その細やかな描写と、巧みなストーリーテラーぶりの評価は、大勢の方々が書いておられる通りで、既に書き尽くされたと思われるほどの賛辞が並んでいるし、自分としても、まさにごもっともと追随するばかりである。

    ネタバレBOX

    作品に対するこれ以上の賛辞は他の方々の筆に任せるとして、その中で、あえて苦言を呈したい。
    その見事なストーリーを体現する俳優たちの力量の差である。

    床屋の夫婦が見事に場を引き締めても、肝心の底ん処の主人は、とても大衆食堂を切り盛りしてきた人間には見えないし、何より台詞がつっかえがちで、聞いていて肩がこった。
    また、たぶん初出演であろう謎の女性は、自分をどう見せるかに重点を置いているように見え、その場から1人浮いていた。

    今回、劇団員の大幅な入れ替えがあったようだが、ストーリーの完成度がこれだけ高いのであるから、俳優の選抜にも一考をお願いしたいところだ。
  • 満足度★★★★★

    期待通りの・・・
    心の暖まる芝居でした。久々に町の定食屋さんに行きたくなりました。

  • 満足度★★★★★

    Aチームを拝見 Bチームもできれば拝見したい
     食は深い。

    ネタバレBOX

    実際、世界三大料理として知られる中国料理、フランス料理、トルコ料理で知られる国々の歴史・文化は、地政学的・政治的・経済的・哲学的・芸術的影響のみならず、世界中の人々のライフスタイルに大きな影響を与えてきたし、現在でも与え続けている。医食同源などと手垢のついた言葉を挙げるまでもないが、今作の科白にも出てくるように、料理をするということは、自分達が生きる為とはいえ、他の命を奪うことであり、喰らう為に調理するのであるから、魯山人ゆかりの割烹、銀座中嶋店舗前の石碑ではないが、真剣勝負である。当に命と命の争闘なのだ。この聖別されるべき行為を担う大衆食堂の人間関係を実に丁寧に、人情の機微を自然に滲ませる脚本は、決して派手ではないが、本当に旨い料理のようにシンプルでありながら深く、しみじみと人の心を打つ。
     この丁寧に書かれたシナリオに役者陣は、存在感を与えるという、役者本来のいい仕事をしている。大衆食堂だから、常連は庶民だ。訳アリの人々も登場する。その訳アリの人々を温かい目で見守りながら自然に受け入れている作品コンセプトにも気負いがなく、味のある作品に仕上がっている。味は、食べた者が皆、本物を発見し、生きていて良かったと思わせるほど素晴らしいのだが、街は人口も減り経営状況は厳しい。だが、それもひょんなことから、店に関わりを持つようになった休職中弁護士の働きで起死回生の飛躍を遂げる。それがどのように為されるかは観てのお楽しみ。だから、伏せておこう。じんわり、ゆったり本物の味を楽しみたい方にお勧めである。

  • 満足度★★★★

    『底ん処』キャストB観劇♪他者を思いやる心が沁みる…
    常連客の皆が抱える悩みや思い…、常連客が家族のように、それぞれが支えあい、思いあい、助け合い…。
    自分を差し置いて他者を思いやる心が染み入ります。

    笑いの取り方が、関西風ではなく関東風って感じを強く受けました。
    落ちや型を大事にするような感じ。
    面白かったです。

  • 満足度★★★★★

    ひたすらお腹が空く舞台
    創業70周年、戦後間もなく開店した大衆食堂「底ん処」を舞台に、店主と娘とお客達が織り成す温かな物語。店内のメニューは何の変哲もない定番ばかりだけど「愚直にまっすぐ生きていればきっといいことある」という物語のテーマとダブって見えた。【キャストA観劇】

    ネタバレBOX

    ラストで、「底ん処」が有名になる→混雑する→味が落ちてしまうのでは?という流れが頭をよぎったが、「底ん処」に限ってはそのような事はない!という結論に至った。劇中、店が経営難ということで宣伝のチラシ配りを始めるが、これが観客にも少し嬉しい演出となっていた。キャストBも観ようと思う。
  • 満足度★★★★

    創業70年の優しき食堂【Aチーム】
    この公演...普通の人の人生にこそドラマがある。そして市井に暮らす人々の物語として見事に結実していた。平凡であっても抱えた苦悩・悔悟があり、その逆境に向き合い克服しようとしているひたむきな姿に感動する。
    舞台は戦後間もなく開店した「底ん処」...創業70年という老舗、いや古いだけの大衆食堂である。戦後の食うことに困る、それこそどん底の人たちに食事を...。この食堂に集う人々と店の主人、娘(独身)の交流を描いた泣き笑いの人情劇である。

    ネタバレBOX

    その描き方は「庶民の腹の味方...安くて旨い食事」といったところ。その精神は先代が書き残した「底ん処 生業の心得」という冊子にある。戦後からの復興、高度成長期を支えた勤労者への讃歌も聞こえるようだ。それは当今のエリート層や損得勘定だけで生きている人々への静かな抵抗のようでもある。「好きな道を生きる」「他人のために生きる」「あきらめずに生きる」人々であり、挫折や悔恨をバネに生きる、どこにでも居そうな日本人である。

    舞台は、食堂内、テーブル席4つ、上手には自宅への出入口、中央奥にはレジ台、厨房への入口、下手には店玄関(暖簾)が丁寧に作られている。献立は和食中心に「つくねハンバーグ定食」「豚生姜焼き定食」など550~650円である(劇中で配布されるチラシより抜粋)。
    シャッター商店街と揶揄されるような場所にある店。客は常連ばかりで売上げが伸びず生活はギリギリ。店主の父親は跡継ぎもいないことから廃業を考えている。そんなところに元弁護士が...訳ありなのは一目瞭然である。この謎めいた人物の目的とは...。
    そして廃業を考えている店主が語る”店の歴史”が心魂に響く。70年を刻んだ店「底ん処(をよろしく)」物語の自主出版、そして店の将来はどうなるのか。謎の女性も登場するが、こちらも気になる~。

    戦後70年間で日本人が得たものと、失ったものを思い起こさせる。得たものは間違いなく経済的な繁栄であり、生活の利便性であろう。失ったものは、人生には貧乏や不便から抜け出すこと以上に大切なこと、何かを知る、聞く、助けることで輝くことができるという感覚(人情に近い?)ではないか。
    ちなみにラストはハッピーエンドである。

    次回公演を楽しみにしております。

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