糸、あと、音。 公演情報 糸、あと、音。」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.3
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★

    まだまだ!
    いつも思うのだが、素舞台で芝居をやることがどんなに難しいことかわかっているのだろうか。
    その分脚本、照明、音響効果、舞台衣装、役者の演技力により高いレベルが必要。極端に言えば、一瞬でイメージさせないとダメ。
    イメージしにくい設定とドラマティックさに欠ける芝居でした。
    ダンスは必要ないね!

  • 満足度★★★

    共産主義、万歳なしよ?
    此方から見て、彼方がちっとも魅力的じゃないのが失敗じゃないかしら?

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    テーマは良かったが、表現が…
    近未来的な話…コンピューター・ロボットが環境などを操作し、安全で快適な生活を保証してくれるが、その代わりに人間にとって大切な自由が無くなるという、管理社会を描いた風刺劇。テーマは良かったが、その演出が映画でいうカット割が細か過ぎる。それは登場人物6名の対話を中心にし全ての組合で観せようとしているためであろう。場面展開が早く、分かり難くくなっていた。もっと観ている観客を意識して、丁寧な描き方をする工夫が必要だろう。逆にテンポは良かったと思うので、その辺りを考慮して展開・構成しては…。
    描きたい内容を、どう上手く伝えるか…演出手腕の発揮どころ。

    ネタバレBOX

    ほぼ素舞台に椅子2脚...この劇場は地下入口から入ると中央に柱があり、左右に分かれて座席がある。その柱には半透明の薄膜が巻きつけられており、その一部が舞台にも敷かれている。物語の内容から雨降りと水溜りのイメージか。実際は滑り止めのようにも思う。

    梗概は、高層ビルの住人は安全で快適な生活を享受している。逆に言えば、そこに生活しないと危険または快適でないことが喧伝される。その建物はコンピューター・ロボットでコントロールされている。そして天候を操り、情報を操作し人間の生活や心にも大きな影響を持つようになっている、という近未来の話。天候(洪水)とその情報操作によって高層ビルへ避難させるという目論み。しかし避難しない人間もいた。その情報の収集・分析がいつの間にか人間の行動を束縛している恐怖が伝わる。

    比喩的に「籠の中の鳥の話」...大空に飛び立つ自由と引き換えに、安全と生きる力を要求される。一方、籠の中は安全で餌にも心配なさそうである。そして、もう一つ、人間の対応力が描かれているようにも感じた。例えば占い師の登場であるが、占いの依頼者は、話す、他方占い師は傾聴する態度になる。これが逆転したシーンがあるが、そこに自分の確固たる意見と態度の重要性を感じる。ふわふわとした気持ではない、何か芯が必要なのだと訴えるようである。
    このいくつかのシーンが細切れのように交差または交錯するように展開するので、話の大筋がわからなくなる。もう少し丁寧な状況説明(1シーンをもう少し長くするなど)をして、観客にわかるよう工夫する必要がある。
    さらに台詞を大切にしてほしい。例えば、先に記した「籠の中の鳥の話」であるが、大空に飛び立つのは鳥の”特権”?にしていたが、話の流れであろうが違和感がある。このような台詞回しがいくつかあった。言葉(台詞)の正確・重要性の検証もお願いしたいところ。

    さて最後に、この高層ビルは建築中のイメージから「スカイツリ」ーを、ラストでは「バベルの塔」を想像した。この現実・空想の混同が...。
    テーマ性というかその訴えたい内容に共感するが、くどいがその描き方に工夫が必要である。

    今後の期待込めての★3つ
    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★

    優しすぎるのかな
    もう少し観客に委ねてみてもいいのではないか。受け取り方に差が出てくるとより楽しめそう。視点は好きです。

  • 満足度★★★

    もうちょっと・・・
    ライトウエイトのSFファンタジー。あやふやな設定も、いろいろ想像させてくれて、個人的には悪くないと思いましたが、もうちょっとインパクトが欲しかったです。

  • 満足度★★

    よくわからないストーリーでした。
    SFのような内容の物語でしたが、芝居全体を流れる大きな筋道が掴めなくて、芝居全体がよくわからないものでした。細切れのシーンも、そのシーンが芝居全体に対してどういう意味を持つのか?分からなかったです。
    女性6人の役者さんは、台詞も聞き取りやすく、ダンスシーンなどは楽しめました。もっと物語が明確で、お客さんも理解しやすい舞台にすれば、もっと素晴らしい舞台になったのではないかと、残念です。

  • 満足度

    なんとなくフワフワした感じを受けました
    話の内容は何となくはわかったのですが、
    なんかゆる~い感じが眠気を誘発してくれた上に。
    アフタートークも焦点がボケてる感じで楽しめなかったなぁと・・・。

    SFは好きでなくドラえもんが好きだという主宰に納得できた作品内容でした

    ネタバレBOX

    アフタートークで何とか作品世界観を補完出来たけど多少って感じで、トークゲストさんも作品から受け取った印象やイメージは主宰の表現したかった事とは異なっていたですよ・・・。

    え~話はタワーと呼ばれる人の住環境等が理想の世界で、そのタワー内に住む人とタワー以外に住む人との軋轢とかタワーの目的とかが語られてくんですが。まぁ自分の理想を押し付けて理想郷に取り込もうとする某「ベルトさん」みたいな存在と手足として動く女性型アンドロイド2対とタワーの外で住むバイタリティー溢れる少女(?)とかの話。最後は洪水が起こった~と嘘ついてタワー内に人間を取り込んでしまったというオチ・・らしいです(これは自分の感じたストーリー内容ですので劇団の表現したかった事とは多少異なるかもしれません)

    一応SFの体を成してるのに世界観とか状況とかの説明が少なく脳内に物語の構築がし辛かった・・・・。某「教室」みたいに生徒が皆教室内で先生に銃を突きつけてるシーンから始めて矛盾無い世界観を構築し上手に読者=観客に見せるという丁寧さを求めたいなぁと思えた作品でありました。
  • 満足度★★

    次回作に期待したい
    台詞はよく響いていたのですが、対話のリアル感があまり感じられないような気がしました。台詞の間合いも単調で、眠たくなってしまいました。次回作に期待したいです。

  • 満足度★★

    突っ込み所満載
     時々、かたつむり。ということは普段ナメクジ? なのだろうか? ということはナメクジも一種のやどかり、ということになりそうだ。まあ、軟体動物であることは共通していそうだが、通常のヤドカリは甲殻類? だが、借りる家の元の住人は軟体動物。面白い関係だにゃ。

    ネタバレBOX


     閑話休題。ところで作家のスタンスは、余り論理的な地平ではなくイマージュをベースにしているようだ。それで隋所に非論理的な箇所や、全体としてのリアリティーの欠如が感じられるのだ。まあ、作家のタイプだから、仕方ないとして、演劇としては、矢張り中途半端な作品にしかならないと思われる。何故なら、演劇がドラマチックである為には、鬩ぎ合いがなければならないのだが、イマージュは、曖昧化を本質とするのでドラマチックには決してならないからである。
     一応、それでも資本主義の喧伝するレベルでの夢心地や何やかやを語ってはいるが、本質的なものではない。無論、ハルカの指し示しているレベルも「2001年宇宙の旅」に於けるHALの位置にすら達していない。無論、ユイスマンスの「さかしま」のような痙攣が在る訳でも無い。シナリオの甘さが目立つ作品ではあった。
  • 無題1562(15-251)
    19:30の回(曇)。

    18:50着、受付は始まっていました、19:00開場。いつものように右へ。

    柱を糸のような薄地のものが覆っています。19:29前説(菅原さん、75~80分)、19:36開演~20:54終演、~21:21トーク終了。

    柱が逆にお話が膨らむのを妨げていたように感じました。アフタートークは面白かったのですが、本編はどうだったかというと、細切れのシーンが散らばっていて視点が定まりませんでした。まだ初日ですのでもう少ししたら追記しようと思います。

    観た公演:吉田さん「孤独な絵肌・滑り込む音楽(2014/12@TANA)」。

    ネタバレBOX

    どうやって建造するのだろう...

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