満足度★★★
次も観てみたいかな。
全体的に、普通に楽しみました。
展開が色々唐突に思えましたが。ストーリー先行なイメージ。
水没に向けたそれぞれのスタンスを、立場や説明セリフ以外でももっと感じたかったな。
だからヒロイン二人の心の揺れがわからなくて。
あと過去の挿入があまりうまくない。現代とのつながりがいまいち弱いのですよね。
ラストはとても好きでした。
ヒロイン達のキャラクターの愛らしさと相まって、その爽快なアウトプットの仕方に微笑んでしまいました。
満足度★★★★
震えた殺陣シーン
今回の芝居ほど、興味を持ったことはなかった。
何故ってアイヌの歴史についてはちょっとばかり、先に調べてあったからだった。。
設定は北海道平取町三風谷村。ってことだけれど、実際は二風谷ダム(にぶたにダム)がある二風谷村。
ダムの建設に際し水没予定地に住むアイヌ民族との軋轢がダム建設差し止め訴訟にまで発展し、アイヌ民族の先住性を問う契機となったダム事業として知られている。ダム湖は二風谷湖(にぶたにこ)と呼ばれる。
アイヌ民族は居住地を巡り、強制移住を含め、移住し続けたと云える。
実際アイヌの血を受継いでいる人たちは、不幸な歴史を背負って全国に散在しているらしい。。
劇中、田村が苛めにあったセリフも聞かれたが、実際は非常に深刻な問題なのだ。
で、芝居。 以下はネタバレに。。
満足度★★★★
笑いと殺陣を武器にして
観客から何回も笑いがおきていた。
人の感情を動かすことは大変なことだと思う。
何回も感情を動かしにかかってきていたので
ちゃんと観客を意識してくれているようだった。
当たり前のようで、全くできない団体もいるのだから
題材に関しては
個人的な好みだが
あまり魅かれるものがなかったので残念だった
別の題材でみるとまた違ったものが見れそう。
満足度★★★★★
すごかった。
笑いあり迫力あり、そしてなによりがっつりと残る舞台でした。観劇後物語を離れ、こういう善と悪でははかれないものについてまで思い馳せました。
安定感。
前回公演で何か突き抜けた感じがして、今回はそのまま下降せずに完成度を維持出来たかと。一歩上のステージで上手く足場を固められている印象。これまでは冒頭から中盤まで芝居のテンションがなかなか乗り切らなかったりしたのですが、今回はそれもクリア。大きな一撃よりも手数で勝っている感じ。笑いの意味での小ネタが多いのもありますが、そもそも口語演劇としての部分でも。さて、そうなって来ると次回以降にあえて一撃を狙うのもアリかと思えてきます。
もの凄い数の公演が被っている今のこの時期。月曜休演の公演もある中で普通に明日もマチネ・ソワレ共にやってます。池袋小劇場なので駅から徒歩5分。近くを通るならふらっと行ってもいいんじゃないでしょうか。