BARに灯ともるころ 公演情報 BARに灯ともるころ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    笑いのツボ
    しっかり心得てる、そんなところを強く感じました!
    騒動の収束が力業だったのが気になりましたが楽しかったです。キャバ嬢役の薬師寺さん、役柄ともによかったです。

  • 満足度★★★★

    コメディ+人情劇
    コメディ劇団の王道のコメディでした。前半は初顔合わせの嘘が嘘を呼ぶドタバタコメディで、後半フランス帰りの方が戻られてからは、Barに集まる常連さんの団結力を見せた人情的な作品でした。

    少し都合が良すぎる面もありましたが、楽しめました。
    (最終的には、良い人ばかりでしたので。)
    でも、権利書と実印取ろうとして、購入したエスプレッソマシーンどうする気だったの? ちょっと無理があるのでは・・・。

    Barの舞台設置は実にお見事でした。

  • 満足度★★★★

    話に捻りがありました!
    それにしても、BARの父娘は人が良すぎる!(笑)
    やりとり自体は現実離れしてますがコメディーですもんね!
    舞台セット素晴らしいです。

    ネタバレBOX

    4年間音信不通になっていた娘婿(マスオさん的)の信夫が突然帰ってくる。
    彼は、闇金に手をだし、借金が返せなくなるほど膨らんでしまった為、
    義理の父と名義のBARをその返済に充てようとした。
    何も知らない義理の父と娘は言葉巧みな信夫に権利書を渡してしまう。
    さらに実印までもとりあげようと・・・。
    BARにいた常連客は3者の会話の中から信夫が騙してこのBARを借金のカタにしようとしていることを父と娘に教える。
    そこから、信夫と常連客との実印を巡るバトルが始まる・・・・。
  • 満足度★★★★

    笑いのポイントを“わかっている”
    所謂、“王道コメディー”といった舞台。
    笑いのポイントを“わかっている”という感じで、結構笑わせてもらいました。

    “ZIPANGU Stage”は初観劇なので、まだ何とも言えないが、
    本作での、私の“ツボはまり度”は“100ポイント満点中60ポイント”といったところで好印象。

    次作品も観たいと思わせてくれた舞台でした。


  • 満足度★★★★

    イメージが全く違っていました。(笑)
    チラシの感じから、深夜、暗い店内で繰り広げられる人間模様の舞台なのかな?と思っていたのですが、全然違いました。舞台セットからして、想像していたBarとは「?」と思いましたが、なるほど、「バー」ではなく、「バール」なのですね。
    芝居の中や、折込みを読んで、イタリアのバールの意味を教えていただいたような気がします。
    舞台の内容はといえば、とても楽しめました。笑わせて頂きました。また舞台セットのカウンターはとても、よく作られていましたね。
    期待した内容とはちょっと違いましたが、良かったと思います。
    芝居の後、私もBarでちょっと飲みたくなり、3杯ほど。。。

  • 満足度★★★★

    面白かったです
    フライヤーのイメージで、渋い(?)舞台なのかと思いましたが、真逆のコメディーでした。ストーリーは分かり易く、肩ひじ張らず、楽な気持ちで観られました。ラストは都合良くまとめすぎの感はありましたが、気持ちの良い終わり方なので、これはこれでいいかな?と思いました。役者さんは皆、それぞれのキャラクターを熱演していて良かったです。それと、舞台セットがしっかりしていて、本当のお店のようでした。面白い舞台で満足でした!

  • 満足度★★★

    それなりに・・・
    題名からして、ハードボイルドのようなものを思い浮かべて入場したのですが、最初のマスターの所作から、「あっ、これはコメディに限りなく近いのだな」と、気持ちを切り替えて観ることにしました。
    それなりに楽しめた。しかし、劇団全体の方向性が空回りしているかも。そんな思いを抱きました。
    役者さんの熱い思いに裏打ちされた熱演には好感。
    しかし、それが空回りしてしまっているように感じました。私の演技に「笑え!」とばかり、客に反復して押しつけるような印象。大きな声と、繰り返す大きな動作、これが笑いを望むための基本の考え方になっているのならば、それは大きな誤解だと思います。淡々とした高度な笑いを研究してほしいと思います。
    ストーリーにも、やや不満。後半の展開が安直ではないだろうかと思いました。そんなにうまくいかないよ、そんなに人は変わらないよ、とつぶやきながら観ていました。
    BGM、あまり場面とフィットしていないようにも思えましたが、いかがでしょう。
    苦言は多いのですが、私なりに楽しく魅せていただきました。

  • 満足度★★★

    面白いが…
    バー(イタリア語では「バール」と発音するらしい)を舞台としたハートフルコメディ。ストーリーは明快で分かり易い。本公演は、登場人物のキャラクターは立ち上がってくるが、社会ドラマ、人間ドラマとして心魂を震わすという内容ではなく、芝居という“娯楽”に特化したようだ。悪くはないが、筋立てとしては少しご都合的なところがあり、一工夫しても…。

    ネタバレBOX

    舞台セットは、上手にテーブル席、その奥にスツールが置かれ、下手がカウンターになっており、中央奥が店の出入り口になっている。その作りはBAR(昼間は喫茶店)の雰囲気を十分に出していた。

    この店内を舞台に常連客同士の再婚話、それぞれの子供たちが再婚に反対し困っている。一方、このBAR経営者の娘の元夫が数年ぶりに舞い戻り...実は闇金からの借金でヤクザに追われているという。この再婚話を進展させるため子供たちへの説得、そして元夫が金策のため復縁を迫る、という二つの話が絡むコメディ。
    誤解とすれ違いで観せる演出は、単に仕草と台詞の表面を撫でたよう。その納得性がないとその演出に深みが観えない。キャストの熱演が良く、テンポも気持ちよかっただけに、もう少しストーリー展開の妙とそれを導く演出に工夫があれば...ちょっと残念な気がします。

    多少厳しい感想であるが、もともと観せる力があると思う。例えば、主人公のキャラクターは際立っており、魅力ある人物になっている。逆(相対的)に他の登場人物(キャラクター)は見劣りがし、主人公の個人演技の面白さに観客が誘導されたようだ。公演としてのバランス...その持っているであろう光る魅力に影を落としたようだ。

    ちなみに、社会的には反社会的勢力(その代表は暴力団関係)との対決姿勢を打ち出しているが、本公演の警察官は...。芝居だから堅いことは抜きでしょうか。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    よかった
    自然に楽しめました。でも、店員の言葉使いが悪いのが、気になりました。

  • 満足度★★★

    not bar
    イタリア風のバールが舞台なので、自分のバーのイメージを形作ってきた、湯島の“琥珀”だの亡くなった古川さんの“クール”だのこれもマスターが亡くなって閉めてしまった“ランボー”だのとは全然違う。

    ネタバレBOX

     寧ろ、カフェやスペインのバールに近いバーでの話だ。2日続けてバー関連である。本作は、バーを舞台にした作品だし、この作品を観る前日には、バーで上演される芝居を観ていた。とは言っても、こっちのバーも自分のイメージとは程遠かった。
     何はともあれ、芝居の話をしよう。昨日初日だし、解説など必要の無い内容なので、具体的な内容には触れない。形式としてはコメディーに分類されよう。コメディーの手法として、誇張は基本的なテクニックであるから、それをするのは無論間違いではない。然し、ケレン味やアイロニー等の捻りが無いとワザトラシサばかりが目につき、芸に新味もなければ味も無い凡庸なものになってしまう。様々な映画の科白から引用した言葉を吐く客が出てくるのだが、作品全体としての奥行きに乏しい為、その格好良さが本当には出て来ない。唯のぺダンティスムに終わっているのである。そのことが目指した格好良さと正反対に格好悪いことを喜劇として描いているなら面白いのだが、そうではなかろう。洋の東西の深い断絶も考えず、表層だけで何かを交換したつもりになっても内容は無限に希薄化するだけである。
  • 満足度★★★★★

    BARを舞台に
    BARを舞台に、いくつかのドラマがあり、また、笑いもあり、とても面白い内容でした。非現実な設定だったけれど、それを違和感なく、観ていて、すんなりと受け入れられるのは、脚本と演出がいいからだと思います。

    ネタバレBOX

    店員に恋する男、常連客同士の再婚話、そして、それらが、うまく絡み合っている、特に強く感じたのは、役者それぞれ一人一人に個性があり、その個性を大切にしながらもうまく全体としてまとまっているということです。最後の結末は、やや急展開すぎる感じがしました。もう少し続きを観たかった気がします。さまざまな人生が交錯し、感動があり、コメディでもある、本当にすばらしい内容だと感じました。

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