圧倒的勝利!
こんな感覚はこの数年もったことがない。サンモールスタジオでこのようなレベルの作品に出会えた幸せ。素晴らしい作品に出会ってしまった興奮。僕はまだ眠れない。新宿で4時間クールダウンしたつもりですが、まだダメです。とにかくスゴい、スゴいのさ。圧倒的な成功。絶対に面白い傑作。それも、一部の人のための作品でなく、全ての人に見てもらいたい素晴らしい作品。大変おこがましい言い方だが、、
続きは http://palove.blog.shinobi.jp/
満足度★★★★
見えてませんでした。反省。
同じ舞台の感想を何度も書くなよと、自己ツッコミしつつ。
本日の千秋楽を観て、前回見えてなかった部分だとか
理解が追い付いてなかった部分だとかが出てきたので、
どうしても書きなおしたくなって書きなおします。
ただ、自分の発言には責任を持つべきとも思いますので
前のは、残しておくべきと判断し、新しく書くことにしました。
またコイツかよ!と思われてるみなさん。
またアタシだよ。すまぬ。
満足度★★★
【辛口感想】何を見せたいのか?
…ということで。甘口を書いたので辛口も…
心臓の弱い関係者は見ないことをお勧めします。
「素人が偉そうに」と思う人にもこう反論。
「素人が見て、素直にそう思った(それだけしか素人には伝わって来なかった)んだよ。」
ってことで、以下ネタバレになるのでネタバレNGなかたはタイトルだけで
内容を想像してください。(普通、無理か)
満足度★★★★
【甘口感想】居たわ、こういうヤツ。
作・演出の喜安浩平さんの役者としての顔がかなり好きで、
そのかたの脚本というかそのかたのカラーに浸かりたくて、
会社を休んで観にいってしまいました。
さて、この作品…賛否両論ではありますね。
…が、初めてのブル観劇ということで、個人的には甘辛両方の感想があるんですけど
取敢えずこの劇団自体の製作コンセプトを見ると
"「グロテスクな日常に、ささやかなおかしみを」をテーマに、不安、悪意、狂気といった現代の人間が抱える様々な生き苦しさを描きつつも、その生き苦しさ故に発生してしまう、ささやかな"おかしみ"に着目した舞台作品を作り続けています。" (劇団紹介文より)
とのことでしたので、それ基準での見方をしてみましょう。
グロテスクな日常の中のおかしみ という観点からすれば、非常によく出来た作品で、成功している舞台だと思います。
共学の高校が舞台の作品ですが、登場人物一人ひとりが、妙に記憶にある。
「あ~、こういうヤツうちの学校にもいたなぁ…」って感じをヒシヒシと感じるわけです。
そういう、記憶の中のあいつが舞台上の出演者とラップすることで
ちょっとした「自分も作品のその舞台世界の中に居る傍観者」といった感覚で楽しめたと思う。
人生いろいろ負けかかってる僕らのイッパイイッパイを
人生いろいろ楽に勝ってるアイツらの軽い思い付きが、ことごとくブチ壊していく…
そんな作品を、肩の力を抜いてニヤニヤ笑って観たい人には、とても適した作品だと思います。
学生時代のクラスメイトにソックリなあいつが、きっとそこに居ます。
満足度★★★★
お気軽にどうぞー!
なんの気構えもなく見れる。そんなお芝居でした。
セットがなかなかリアルで、それだけでちょっと感心!
劇が始まってからは窓外や壁向こうの様子など、
いろいろ凝った作りになっています。
話の内容は、な~~~~んてことない学校の日常風景です。
なんて事ないのに、間とか空気とか、心を捕らえて離さない。
満足度★★
イメクラ寸劇
実年齢は定かでないが、目じりの小じわや肌の艶から、
30歳、三十路は過ぎていそうな出演者達が、高校生の格好をして、
高校生のように、大して中身のない内容の話を演じている。
その年齢くらいの女性の学生服姿ですから、お色気モノの話かと思えば、
もちろんそんな訳でもなく、
コントかなぁと思えば、
笑いのない話を2時間以上もダラダラ上演されているわけですから、
もちろんコスプレコントでもありません。
いやぁ正直キツいねぇ、大劇場ならともかく、
小さな小さな劇場で、大人の学生服姿、これは単にイメクラ寸劇です。
他の方は違和感がないとの感想でしたが、
僕には最後の最後まで、その違和感が強く、真面目に話を見る
気分になりませんでした。
10代の少年・少女が使う独特の若者言葉って、
大人が使うと、とても嫌味といいますか、
物凄く感じの悪い耳障りの悪い響きです。
いい年した大人の男が「ちょーうぜー」とか
いい年した大人の女が「やばくない」とか。
少年少女が使う分には、流行言葉でいいですが、
オッサン、オバサンが使うと、とても相手を馬鹿にしている、下品な
印象にしかなれません。
陰湿なイジメにも見えてきます。
それもこれも、高校生には見えないキャスティング、
高校生に見えない役つくりのせいでしょう、土台がダメですから、
全てが悪夢とも言えましょう。
高校生が使う言葉って、意味がありそうでないじゃないですか。
「死ねばいいのに」って言葉一つとっても、
若い人が言う分には、誰かの言葉の流用とか、
ファッション感覚とか、語彙不足とか、軽く流せますけど、
30過ぎたオッサンが言うと、とてもナマナマしい。
悪意を感じる。
そして学生服なんか着ているから、
気のふれた人かと思っちゃいました。
美術は、なかなか良く出来てました。
あんな感じで空間を利用、場面転換すれば、いくらでも
可能性が広がりますね、小劇場のお手本のような
舞台の作り方でした。
出演者がいっぱい出てきます。
これって連作なのかなぁ?
学生役の人達は、見事に揃いも揃ってわざとらしく、空々しく、寒々しい。
ばっかみたい、って思いながら見てました。そんな中、
先生役だけは、見ごたえがありました。
やる気ない感じ、でも最低限の責任感はしっかりとある、
社会人の落ち着きと、現代っ子の名残と甘えが
ちゃんと描かれておりました。
きっと、他の人も等身大の役を演じれば、
そんな悪くもないのかもしれませんね。
リアルな設定で、
中学生日記とかに出ている児童演劇の人を使って、
この戯曲を上演したら、また印象が違うだろうな。
それなら再度見てみたい。
満足度★★★★★
引き込まれます!
誰しもが味わう学生時代の懐かしい日常を、ブルドッキングヘッドロックの皆さまが面白おかしく演じてくれました。共感する部分が多く、且つ内容もわかりやすいので、平成から昭和の方まで誰もが楽しめる舞台ではないでしょうか。あと、キャストの皆様が想像以上に高校生なのも見所かと(笑)
満足度★★★★★
突破された空気を包む空気
外国人にはこの芝居は決して理解されないだろう。現代の日本に生きる者だけがリアルに感じているこの「空気」自体が主題だから。繰り返し破壊されながらもゴムまりのように包み込んでくる「空気」そのものが。
文章の場合は「行間を読む」という言葉があるが、芝居でもそれは重要。この芝居はまさにその「行間」がテーマだ。表面上のストーリーの底を流れる「空気」自体が、時に過剰で時に呑み込まれたセリフの間から妙にリアルにあぶり出されてくる。見事だ。
高校時代を思い出して、傷付き、且つ癒されるだろう。息苦しく、且つ切ないに違いない。これまさに芝居の醍醐味。「新しさ」についていける芝居ファンにはたまらない見応え。細かいアラには目をつぶって久しぶりの五つ星!
満足度★★
長さがネック。
全体としてみればたいした話はしていない。キャラ勝負で持っていくのだからいくら伏線があろうともう少しコンパクトでないと最後に残るのがだらっと感になってしまいます。
満足度★★★★★
役に立たないオマエ
高校の放課後。美術部。なんかゆるーい感じ。どうでもいい連中のどうでもいい日常がおもしろい。一人一人のいい加減さが、おもしろおかしく描かれている。オタクがいる。ひょうきん者がいる。格好ばっかりの奴がいる。無鉄砲な奴もいる。粋がっている奴。馬鹿もいる。一人一人のキャラが立っていて、なかなかいいのだ。
まだまだ、間に合う。観てお得な芝居だ。
満足度★★★★
演出 Good!
舞台をみるとかなり凝った美術室を作っていて、始まる前からワクワクさせられました。
教室の入り口からの生徒のでは要りだけでなく、美術室の準備室の扉、窓から入ってくる生徒と教室の舞台が存在感を増します。
準備室との壁が時には取り除かれ、準備室での出来事が演じられる。
でも、それだけでなく教室を飛び出した場面を演じる舞台としても使われていて、舞台の空間が広がりました。
学園ものなので、共感できて楽しめるのか不安でしたが、これが十分楽しめる内容でした。
各人の個性が出ていて、テンポのいい芝居でした。
満足度★★★★★
ヨルの新宿。
とても楽しかったです、稲中卓球部な表情とかも。
最後あんな演技されちゃったので、ああ、ずるいって思いながらぐっときました。
懐かしく、こそばゆく。時々キックとパンチ愛のムチ。