転人 公演情報 転人」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.8
1-20件 / 23件中
  • 満足度★★★

    場転に工夫が欲しい
    ある人物の人生航海物語と言ったところか。性格なのか生き様なのか、主人公に感情移入(と言うか好きにはなれない感じか)出来なかったが、物語は嫌いじゃない感じで、ラストまで世界観に入り込めて楽しめ、なかなかには面白かった。
    ただ場転、セット(小道具か?)を変えて場所が変わったの表したいのはわかるが、あそこまで頻繁にあるなら、ガッツリ変えない方法を取れなかったのかな思う(シーンによってはわざわざ変えたのに、短かっだったのも散見されたし)その点は少し残念だったかな。

  • 満足度★★

    舵の壊れた難破船
    初めの語り以降、登場人物の多くが異常なほどテンションが高くて、主人公に感情移入とか考える間もなく振り落とされた感じでした。ドタバタしていて、暗転→セット変えの場面転換が多く、劇中での時間の流れがよく把握できなかったです。上から吊るされた舵輪と場面転換時の舵を切るような音は主人公の転機を表しているのかもしれませんが、都合良すぎるストーリーにただ流される舵の壊れた難破船のような印象の主人公は、最後まで成長してるようには思えませんでした。いくら作り話とはいえ強引すぎる箇所が多く、唖然とさせられました。

  • 満足度★★★

    ダメ男の今後?
    主人公の打たれ強さと図太い神経には恐れ入りました。
    転職いいけど成長や次に繋げられないとただのダメ男。
    女優も多くて賑やかさが良かった。
    次回は観客を感動させる舞台を期待!

    ネタバレBOX

    SMクラブの男優までやるとは、サービス下手なダメ男でもできるのか?
  • 満足度★★

    う〜ん・・・
    いろいろてんこ盛りの荒唐無稽なお話。悪くはないのだけど、表層的でどうも入り込めない。ストーリー上仕方がないのですが、頻繁な転換は白けてしまいます。もう少しスピーディにいける演出術はなかったのでしょうか。次回作期待します。

  • 満足度★★★

    もう少し主張の掘り下げがほしい
    タイトル「転人」は、アメリカなどのモビリティ社会のイメージ…しかし本公演は、単に仕事が長続きせず、転職を繰り返す情けない男(若者)の話。東京芸術劇場ウエストホールという割と広い舞台にも関わらず、そこにセットされたものは、カウンターとスツール、テーブルとソファ-ベットという可動できるものばかりである。その理由は物語の進展とともに明らかになる。
    そして、自分の関心は…

    ネタバレBOX

    どうして転職ばかり繰り返すのか。主人公の性格なのか、勤め先の環境や状況なのか、という舞台を構成する上での設定が説明されないこと。それが曖昧なまま進展するため、転職することが当たり前で、場面転換しても面白味がない。その場面転換=(薄)暗転が多く、それゆえ可動セットになっている理由であった。この公演には大勢のキャストが出演しているから、配置変えは容易にできるだろうが、観客からすると集中力がそがれる。ワンシーン...例えば主人公とアイドルが千紫万紅の中(舞台中央に花のサークルを作る)で会話するだけで場面転換をする。非効率というか非効果的な場面のように思えた。また場の盛り上げのためか、会員制クラブでの快楽(SM)趣向、それに続くベットシーンなどは、主人公の性癖(本心を曝け出すという伏線か)を表したいのか。いくつかそのような演出が観られ、脇道へ、またテンポが緩慢になったのは残念であった。
    序盤から中盤にかけて、間抜け、おっちょこちょいというイメージを持たせたかったようだが、わざとらしく白ける。中盤以降、生きがい(商品開発)が見つかり必死?になる姿へ変貌...少し強引(予定調和)な感じもするが、とりあえずハッピーエンド。
    この公演タイトル「転人」は”職”を転じるのではなく、”人間性=気力”へ転じることを表現したかったのだろうか。

    次回公演に期待しております。
  • 満足度★★

    長いし内容もないしエンタメにもならない
    シアターウエストじゃなく、このチケット価格じゃなかったら、まだ良かったかもしれない。贔屓の役者さんの晴れ舞台楽しみにしておりましたが、、。上手い役者があまりいなかった、シーンがバラバラに過ぎ去っていって何も残らない、上っ面だけの薄い意味のないやり取りを観させられた感じがしました。長い。商業程楽しくもないし、小さい小屋で観る臨場感もなく、作品として引っ掛かるところもなく。厳しいな。

  • 満足度★★★

    盛りだくさんな芝居で・・・
    ドタバタ感が強く感じられました。まあ、色々なシーンが見れてそれなりには楽しめましたが、主人公にはいまいち同調出来せんでした。

  • 満足度★★★

    よかった
    サ-ビスいっぱいで、とってもおもしろかった。

  • 満足度★★

    マロニエつうか生煮え
    僕の口にはハニービールは合いませんでした。隣のチョコレートケーキの方が良かったかな?

  • 満足度★★★★★

    楽しかったです〜!
    劇団メイカーズさんはプロモーターズから応援させて頂いております。
    今回はaチーム拝見しました。2時間弱でしたがあっという間に感じられました。
    今回もちょい役のでしたが代表のジョセフさん格好いいですね〜
    もっと出演して欲しいです。

    ネタバレBOX

    前回プロモーターズに出演されていた天才劇団バカバッカの野村さんがマスター役で出演されていて、こんなカフェだったら私も通いたいなと思いました。
    トクロウ役の方は一所懸命さが伝わり、自然と応援したくなりました。smクラブのシーンでムチ?で叩かれて痛そうでした。
    転換や役者の数は多いですが特に気になりませんでした。
    代表のジョセフさんは役者?であればもっと大きい役、演じて欲しいと思いました。
    引き続き応援します!
  • 満足度★★★★

    うらやましい
    転がらない、かといって、一本しっかりとした筋が通っているほど不変ではなくてカビが生えてる私には、興味深く見ることが出来ました。私も秘密のSMクラブに行って人生変えたいです。最後のメッセージ、心に染みました。

  • 満足度★★★

    微妙でした
    つまらなくはないのですが、面白くもないかな・・という微妙な舞台でした。主人公が人生の岐路に立たされた時、悩む事をせず流されるままで、大した努力もせず成功に繋がるというのは、共感出来ませんでした。主人公が皆から愛される理由も分かりませんでした。楽しい雰囲気の舞台で、笑える場面もありましたが、微妙な印象でした。

  • 満足度

    退屈
    駄作のお伽噺のような、頭だけで考えて自画自賛するエピソードだけで作られた作品。

    素直で純朴であれば最後は上手くいく。

    これは弱いです。登場人物も内面がないキャラクターばかりで、表面を撫でているだけの描写ですから、飽きます。
    セクシーな女性を出して、タレを乗り切ろうとするのも姑息すぎて呆れます。

  • 満足度★★

    私は・・苦手だな。
    何がどうって言うより・・・私、こういう設定、嫌い。
    辻褄の合わなさとか、気持ちが悪くて、苦手。

    主人公のトクロウが転職を繰り返す。
    何をやっても続かない移り気なダメ人間・・って言うより、仕事ができない、ダメダメ男。だから仕事が続かないんじゃない?

    何があったか知らないけど、開場時間が遅れてて、ロビーでしばし待たされた。
    当然5分以上遅れて開演。

    出演者が多い・・多すぎる。
    だから、チケ代高いのかな?
    6000円の特別席って何?

    ネタバレBOX

    実際に30回以上転職を繰り返した人がモデルってことらしいけど、ここで演じられた職種は、実在してもの?

    トクロウは、カフェのバイトを、お客様に対する大失態でクビになったはずなのに、何かとここの人達と関わるのは不思議。
    で、当時、29歳にして、36職目。
    カメラマンの助手、美容クリニック、SMショー、倉庫係→社長、はちみつ入りビール発明。
    で、最後にテレビ出演で、インタヴューされてたのだと、まだ29歳。
    あれ?そんなに時間、経ってないの?

    劇団代表のA.ジョセフさんが、ちょこっと出演してるんだけど・・。
    この方って、役者なの?
    出ない方がいいんじゃないかな・・って。

    転職多いけど、人には恵まれてるんだと思う。
    怪しい仕事だったりするけど、どんどん次が決まってく。
    そこに関わる人も面白く描かれている。

    観てて、うるさい~って思ったのは、
    セット転換を、役者さんが、ぞろぞろとやってる事。
    ちょっとだけライトを落した舞台上を、それぞれの衣装をつけた役者さんが、だらだら・・って感じで、ゆっくりセットを運ぶ(片づける)
    それも演出の一つってことなのかな?

    他にもあるけど・・ま、いいや。





  • 満足度★★

    まだはじまったばかり・・・・。
    思ったような群像劇ではなかったなという、印象です。
    で、あまり何が言いたいのかわからなかったのは、まだまだ主人公が29歳では、転がる人生は始まったばかりだと言うことかな。

    もっと、もっとリアルにディープにを期待したいです。

    ネタバレBOX

    場面転換のたびにセットが運び込まれ、セッティングされるのが、回数が多く、とてもうっとうしく感じました。

    そして、背景が車輪(?)が上にあるだけの白であるせいか、舞台にものすごく余白が多い・・・・登場人物が多いのに何故?
    余白が多くても、それを埋める何かがあれば(物語の余韻、登場人物の発するエネルギーなどね)がそれは余白には思えないんです。舞台の一部になるのですが、なっていませんでした。

    チラシのイラストっぽい映像を使ったり、照明の工夫ももっとあったら、良かったのではと思いました。

    物語的にも浅いので、納得できるところ、共感できるところが無くて、ちょっと観客は置いてけぼりだな、と思ってしまいました。

    初めと終わりに語りをやった方は、よかったです。(ただし、姿勢が悪い)
    他の役者さんたちは、もうちょっと肩の力を抜いて、発声をもっと勉強していただきたい。
  • 満足度★★★

    群像劇
    個性的な人物が多くて、にぎやかなお芝居でした。
    私にはできないですが、
    若いうちは、ドラマチックな転職も面白いのかもしれないと思いました。

  • 満足度★★★

    悪くはないと思うけど・・・
    〔Aキャスト〕を観劇。
    さほど、笑えるわけでもなく、泣けるわけでもなく、感動できるわけでもない。

    全体的には悪くはないと思うけど、“何か”が伝わってこない。

    引き込まれずに終わってしまった、そんな舞台でした。

    ネタバレBOX

    蜂蜜入りビール(?)は飲んでいたが、
    他のシーンでの空グラスや、
    SMクラブのシーンでの火がついていない“ロウソク”がちょっと・・・。
  • 満足度★★

    Aチームを拝見
    先ず~無難な舞台だが,

    ネタバレBOX

     この所、韓国のトップレベルの舞台ばかり観ていたので、如何にも見劣りがする。スタニスラフスキーの演劇理論は、無論、演劇理論の一つに過ぎないという言い方は出来よう。然し、チェーホフ以降の近・現代劇を演じるに当たって最も意味のある演劇手法であり、演劇理論であるということも確かであろう。そういう近現代の世界演劇の基礎をみっちり体に沁み込ませて来た俳優と薄っぺらいスターシステム上で表層の垢に塗れてきただけの人は根本的に異なる。前者は紛れもないプロだが、後者は、殆ど素人だからだ。演劇関係者もキチンとホントのことを言うべきだろう。
     シナリオも転石苔を生ぜずのコンセプトに則って大きな破綻はないが、だからどうだって言うの? と問われたらひとたまりもあるまい。敢えて破綻を作る或いはそのギリギリを作ってそこから転じてくる位でなければ大人は納得しない。
     SMクラブ“パラディ”の場面にしても、キャストを、本物を感じさせる演技が出来る役者を出すか、それができないなら、本物を役者として出演させる位のキャスティングはして欲しい。そのような灰汁、凄みが無いから軽いのだ。まして、映像で世界に発信してスターになるようなSMなど、実舞台でそのまま演じられる訳が無かろう。サド作品などは、皆とうの昔に読んでいるハズであり、実践している連中だっているハズだからである。
     暗転へ移行する場面でも、未だ、ハッキリ観客に役者の動きが見える明度で、腰の曲がった老人を舞台中央で演じていた役者が、椅子からすっと立ち上がりすたすたと袖を目指して動いて行くのは余りにあざとい。観客を蔑ろにしてはいけない。
  • 満足度★★

    物語の表面を登場人物達が滑っていった・・・・ように感じました
    阿鼻叫喚だったのは主人公だけで、
    コミカルではあったがヒューマンタッチには受け取れなかった群像劇でした。

    約2時間10分

    ネタバレBOX

    これほど感情の動かされなかった主人公&ストーリーは珍しかったなぁ

    主人公が、やりたい放題やって物事を引っ掻き回す話でした。
    それでまぁ妙な愛されキャラで、
    何をやっても許されるっていう説得力が著しく無かったです。

    この主人公見事なまでに雑でドジでポンコツなゲームの中のトラブルメーカーみたいな現実味に乏しいキャラクターでした。生活感も薄いし・・・。

    普通にアイドルに惚れて出会いがあって、アイドルにも目をかけられて(?なんでこんなポンコツが好きになるのか?→ダメンズぶりを説明&アピールとかして欲しかったです) そんで、そのアイドルがセクシー路線で売られるのやだから辞めたいと言うので。キッカケとなる水着グラビアの写真データを無職の主人公を雇ってくれた優しいカメラマンさんのPCごと破壊します・・・・。インパクトは凄かったが、コレを許してクビにするだけで済ますカメラマンさんが理解できなかった。売れっ子(と言う設定のアイドルの)写真集の発売延期というか中止?。ツアーとかでスケジュールが取れないから再撮影時間が取れないということだそうで。 ならその損害請求はどーするの? カメラマンさんが引っ被るとは思うけど、自分ならやった主人公に殺意が沸くなぁ。せめて損害分ぐらいは内臓でも売ってもらって償わせるけどなぁ(文無しですもの主人公くん)。説得力とリアリティが乏しかったわ~ホントいくらコメディにしてもねぇ

    もっ客席から感じる”シーン”とした受けの無い、静かな空気も珍しかったですわ。 ずっ~とね・・・・・

    運命は航路と言いたかったんでしょう、場面転換で流れる効果音は木の帆船が軋む音を流しているようで。 舞台中央のバックには直径3m程の木の操舵輪が吊られています=占いのタロットカードでの”運命の輪”ホイールオブホーチュンとしても意味付けて、劇中で誰かが(話の始めと終わりに狂言師が登場するので、彼にタロットを解釈させてもよかったろうに。)占いとかで意味深に取りざたしても良かったと思えたが、まったくそ~ゆ~話は出なかった。 細かさとかもあるんですが、物語に食い込んでないないなぁと思えた細かさばかりで評価できなかった。 役者さんが下手な感じは受けなかった分、話が本当に残念だった。

    SMクラブでの話の進行もリアリティ乏しかったなぁ・・・・
    (CSIでのゲストで出てくる洞察力の鋭いSM女王様のインパクトが強いので、そのキャラを超えてくれる位の登場人物が舞台に立って欲しく思えた。)

    後半で主人公が焦げ付いた会社の尻拭い=社長が逃げるまでの時間稼ぎに雇われる件は。星新一氏のショートショートで、言い訳の上手な男が同じように会社に押し掛けて来る債権者を舌先で誤魔化していくという話を思い出したデスよ。

    前述の星新一氏のお父さんは、丁度今作の主人公のような状況を亜米利加でハウスキーパー(でよかったかな?)のバイトでやっていたそうです=見た目が良いのですぐ雇われるが、仕事の要領が悪くすぐ首になるという悪循環(^^;)だったそうです。 (「明治・父・アメリカ」より)
  • 満足度★★★★

    ダメ男っぷりが。。。
    ブレンダ役の天野夏実さんの演技が、顔の多彩な表情、流れるようなアクションで、とても素敵でした。
    観劇している時やその後も、主人公、山口トクロウのダメ男っぷりが、「俺の視界から消えてくれ」と思うぐらい、ウザかったのですが、後でよくよく考えてみると、トクロウのダメ男ぶりを見事に演じていた八重樫良友さんの演技も凄いのかも、って感心しています。# トクロウのような奴とは一緒にいたくないけど。

    ネタバレBOX

    場面チェンジの際に、役者がセットを変える仕組みと音楽が時の流れを感じさせてくれてとても良かったです。
    時の流れの長短を、流す音楽で表現するのも有りかと、帰路考えましたが、難しいんでしょうね。

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