幕末!天命、投げ売りのクマさん 公演情報 幕末!天命、投げ売りのクマさん」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    面白い話だからこそ
    前半は時代劇に良く出てくるような話から始まり、次第に独特の世界に引き込んでいく。面白い話じゃないかと思う。それだけに皆さんおっしゃるとおり、私も余計な笑いはいらないと思う。話の展開だけで充分。キャラも笑いを狙わなくてもいいのではないかと・・・。

  • 満足度★★★

    面白かったけど・・
    明るく楽しく分かりやすく、面白い舞台でした。が、自由な部分(遊び?)が多すぎる印象でした。特に近藤勇の寸劇(?)は、長過ぎるし大声で何を言っているかも分からず・・。何度も登場するので、うんざりでした。舞台全体としては、前半は緩い印象でしたが、後半からはスピード感があり見応えがありました。折角面白い舞台なのに、自由さが度を越していて勿体ない気がしました。

  • 満足度★★★★

    なんとなく定番って感じかしら
    みんなが知ってる幕末の有名な出来事を上手に一人をキーマンとして成立させた話ではあるのだが・・・。 突き抜け感無かった(こじんまりって風)かしら・・と思えた1時間44分30秒(^^;)予定でありました

    う~ん、先の見えないドキドキ展開を期待し求めてしまった事が、突き抜けなさに感じてしまったんだろうか? と自己分析=漫画「ジオブリーダーズ」みたく昭和70年とかして現在とは近いけど異なる結末の世界を描いても良かったのでは・・・(竜馬ファンは熱血な方々多そうだから無理はできないかしら・・・?)

  • 満足度★★★★

    やはり面白い!
    さすが演劇企画ハッピー圏外の公演である、楽しく面白い芝居であった。ただ、前回の時代劇「宵闇よりも速く駈けて」(2014年5月 TACCS1179 俳協ホール)に比べ遊びが多かったと思う。車のハンドルも遊び(余裕)がないと危ないが、それが過ぎると危険であろう。公演でも度が過ぎると白けるが、本公演も序盤はずいぶんと緩い演出であった。しかし、タイトルにある”天命”と坂本竜馬が繋がってくると俄然魅せる芝居へ…

    ネタバレBOX

    この”天命”、坂本竜馬が受けるのではなく、一介の町飛脚が受けるところが面白い。
    さて、飛脚の熊八は、夢と思しき中で浦賀沖にくる黒船来航を予期する。頻繁に近未来の出来事が事実となってくる。この出来事、実は神様からの天命によるもの。初めは神様(内堀優一 氏)の天命であったが、神様の人事異動(その発想もユニーク)になるため、引継ぎで後任の神様(彩島りあな チャン)がその後の天命を啓示(?)してくれる。熊八にはその”力”を活用し世に影響を与える術を知らないことから、坂本竜馬(黒藤結軌 さん)に乞われるまま神様からの天命を投げ売りし出した。ここから歴史書(小説)にあるような竜馬の活躍が描かれる。天命は小出しに伝えられるため、常に竜馬の傍にいなければならず京都、長崎まで呼び出される始末。熊八は愛妻・八重(澤木さやか さん)にも会えなくなり天命伝達の煩わしさも手伝い、途中で天命啓示の伝達を辞めてしまう。その後、竜馬は暗殺されるが、竜馬は死後のことを三通の手紙に託す。その一通は勝海舟×西郷隆盛の会談により江戸戦禍の回避へ繋がる…というハッピー圏外による新(珍)解釈を創り出す。面白い着想とそれを芝居として観せる演出は秀逸である。また、21名のキャストのうち、大半が複数の役柄を担い、最後まで飽きさせない芝居に仕上げるところが凄い。
    演技では、ラストシーンの坂本竜馬の死に際…瞬きせず見得を切るような眼力は本当に迫力があった。

    なお、序盤の呉服屋・若旦那の八重に対する恋慕な場面から、熊八と八重が結婚する迄が緩いような…。この緩さがラストの迫力ある竜馬暗殺場面との落差を演出して印象付けようとしたのだろうか。

    しかし、人間は天命を受けても活用できない者もいれば、人を介してでも世の中に影響や変革を成す者がいる。その気になれるのか、立場が人を変えるのか。そんな形成をしていく姿が描かれていたようで興味深かった。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    時代 てんやわんや編
     町飛脚の熊八は、最近おかしな夢を見て魘されている。長屋の皆が煩いと起きて騒ぐ程である。然し、その夢とは、正夢であり天命であった。(追記後送)

    ネタバレBOX

    彼に天命が下されたのである。その夢の一端を明かせば、黒船の現れる前から黒船を見、和船がケシ粒ほどにしか映らないその巨大な様子も彼は予知していたのである。そんな彼の住居の傍には、北辰一刀流の千葉道場があり、道場には、土佐を脱藩した坂本 龍馬が居た。“太平の眠りを覚ます上喜撰たった四はいで夜も寝られず”という狂歌で有名な黒船来航(浦賀着1853.7.8)であるが、実際、江戸末期にこのことがあってから、幕府は言うに及ばず、町人、農民、商人、朝廷は混乱を極めた。おまけに、コレラが大流行するのも、この頃、政治や社会経済の大変動だけでなく世は上を下への大騒動だった。
  • 満足度★★★★

    生き様
    『幕末!天命、投げ売りのクマさん』視て来ました!☆
    あの方のあの役柄も意外でしたが、視れば視るほどツボにハマって行くスゴさ☆
    願わくばもう一度視たい作品です☆
    明日の千秋楽まで、キャスト&スタッフの皆様願晴って下さい!☆(^o^)

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