満足度★★★★★
覚めた目
戦争という状況を直接「戦艦大和」に乗り組む(描く)のではなく、追航する練習特務艦「喜島」という距離を置いた視点から観せる。それもコミカルに描くことで、現したい本質を鋭く抉るのではなく、敢えて鈍らすことで観客に問いかけるようだ。笑いの下にある確固たる主張...見事な公演である。
満足度★★★★★
二度目の観劇である。
初日と楽を拝見したことになる。改めて思うのは、シナリオの素晴らしさ、喜劇劇団としての品格とセンスの良さ、役者達の多様な個性が一堂に会することの楽しさ、何より着眼点の鋭さと適確な距離である。初日のレビューで、おんぼろパソコンは、何行か書いた文章を消失していた。読者の方々には、歯切れの悪い文章をお届けすることになり、申し訳なく思う。
満足度★★★★
総員”生き方”用意!
正直な気持ちを表すことが出来ない時代が劇名を物語る。
そして、記録に残らない犠牲者たちを忘れてはいけない!
谷村艦長役谷口さんの毎度のボヤキが何とも言えず癖になる。
衣装と舞台セットのサプライズは期待通り、面白かったです。
デリケートな問題を肩を張らずに観られるのが良い!
満足度★★★★★
花五つ星
このタイトルの余りの的確さに惹かれた者も多かろう。特に多少とも軍や軍事、戦争について注意を向けてきた者達にとって、今、この「国」が置かれている状況を、これほど適確且つ大胆に表現することは極めて難しいからである。(ネタバレは更に後ほど追記2015.5.15追記)