ダキニ城の虜 公演情報 ダキニ城の虜」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-20件 / 21件中
  • 満足度★★★★

    色々なギャップが楽しい
    究極な合理主義、資本至上主義への鋭い批判を描きながら、その演出は、シリアス・コメディと両面の様相を上手くミックスした稀有な感じだ。

    また、テーマの着想が面白く、その観せ方にも工夫があり、最後まで飽きさせることがない。ほぼ素舞台を縦横無尽に動き回ることで、巨大ショッピングモールをイメージさせ、動作に緩急を持たせることで、隠蔽・逃避と緊迫している感じがよく表れていた。

    芝居の底流にあるテーマとその描き方のギャップが面白いと思った。
    一方、人間臭さ(母への思慕)ということが、動機…。

    ますます、この芝居の制作思考が自由・柔軟であることに驚いた。
    今後の公演にも期待しております。

  • 満足度★★★★

    お伽噺
    ダキニ嬢のかなり個性的で美しい白と、他の出演者の制服をモチーフした青ベースの衣装、壁の文字と良い相性だったとセンスの良さを感じました。またストーリー、あっちこっちの壁から行きなり現れる登場人物が、上手く運んで行ったような気がします。最終的にすべてが救われるのは、どこかお伽噺のようですが、たまにはこんなラストのもいいかなと思います。

  • 満足度★★★★

    ダキニーとは。
    荼枳尼天からか、と途中で気づき。

    色んな言葉が貼られた壁、流れる為政者たちの演説、
    という開場中の雰囲気からもっとシリアスめな展開を期待したんですが
    正直、脚本が甘いというか緩いというか期待を外れました。

    素舞台で壁の窓の開閉を使ったり、面白い演出もあったし、
    役者さんは皆さん熱演でした。

    ネタバレBOX

    東京ドーム70個分の敷地に15000人の従業員、という割に
    二階建てのスーパーくらいのスケール感しか感じなかったり、
    ダキニーも冒頭で心臓を抜いたところの風呂敷広げに対して
    本編ではなんだか間抜けだったり小物だったりな感じでした。

    ラストの台詞は最初からの狙いであれにしたのか、
    行き詰まった結果でてきたのがあれだったのか。
  • 満足度★★★

    最後は・・・!
    照明効果は良かったものの、ストーリーはファンタジーそのもので1ッ歩引いて観てしまいました。
    衣装のせいもありエマニュエル・ダキニーの存在が目立ってました。

    ネタバレBOX

    サスペンス仕立ての親子の絆の話でした、
    40億の借金と引き換えに心臓?、15000人の心臓で母親に会える?
    ちょっと飛躍しすぎではないでしょうか?
  • 満足度★★★★★

    楽しかった~
    今回が2度目の観劇でした。1度でももちろん楽しめますが、新たな気づきがあったり、納得できたり、違った見方で違った感じ方ができました。
    3度、4度と観るとまた違った感じ方ができる気がします。
    笑いも涙も全力疾走!
    観終わったときの爽快感はたまりません!!

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい舞台です!
    笑って泣いて、二時間あっという間でした。
    役者さんの演技、圧巻です。
    もう一度観たい!!

  • 満足度★★★★★

    大爆笑と大号泣!
    たくさん笑って最後は大号泣でした。
    地下空港さんは3回目ですが、毎回本当に度肝抜かれます。
    シンプルな舞台なのに使い方が素敵すぎです!
    色々と趣向を凝らしてるのでとっても想像力を掻き立てられて楽しめます。
    そして何より役者さんが生き生きしてるのが本当に素敵でエネルギー頂きました!!!
    個人的に本当のお母様とミドリさんの掛け合いはツボすぎてお二人をフューチャーしてスピンオフ作って欲しいくらいな(笑)
    いやはや今回も脱帽でした。

  • 満足度★★★★★

    2回目観劇!!
    当初18日ソワレだけの予定でしたが、
    19日マチネにアフタートークがあると
    いうので追加で行くことにして行きました。
    1回だけより、やはり2回観た方が、内容も
    より理解出来て楽しめました。
    皆さんすごく良かったけど、やはり
    主演の勝大くん演じるケンジがすごく良かった!!
    そして、ミドリさんとスクナ先輩が
    がっつり笑わせてくれました。
    演技力があるからこそ、私を含め、観客の
    皆様が大笑い出来るんだろうなぁと。
    大好きな2人です(*^^*)
    衣装も照明もそして、音楽も最高でした。
    地下空港は初めて観に行きましたが、
    他の作品もぜひ観たいと思ったので、
    来年から地下空港作品も足を運びます。
    アフタートーク楽しかったです🎵
    この回に行けて良かった!!
    なやんでるひとにはぜひ行って欲しいです。
    あのキャパであの芝居は本当にヤバい!!
    楽しめますよ(≧∇≦)

  • 満足度★★★★★

    見ました!
    ダキニって何だろうと思いながら観てきました!!
    笑いあり感動ありで個人的には今までみてきたなかで一番面白かったです
    長い時間の作品なのかなと思っていましたがあっというまにすぎさって観にきて良かった♪と

  • 満足度★★★★

    めまぐるしい
    もっと緊迫感のあるストーリーだと思っていましたが、けっこうドタバタしてて
    ミステリアスなところもあり面白かったです。
    個人的に未消化な部分もありますが許容範囲です。

  • 満足度★★★★★

    無題1338(14-387)
    19:00の回(曇)。18:40会場着、受付、中へ。2回目、前方席です。18:51前説(伊藤さん、120分)、19:00にはアナウンスで。19:04開演~21:08終演。

    よ~くみていると、細かいところまで色(白or青)にこだわっていました。チラシの色も同じく...。

    「2組」ならではの脱線、混線ぶりが「視覚的」に分かり易いゆえに、テンポが速くなっても少しもややこしくなることはありませんでした。


    見ようによっては純白の甲冑をまとっているようなエマニュエルが炉の崩壊のあと、後ろ姿で表現するシーン、それまでとは違いゆっくりと歩を進め、手をドアにかけカラダを支える、とても絵になる場面でした。

    野々目さん、吉留さん「組」はさらに大暴れしていました。

    近くでみる竹岡さん..初めて観たのきは「よ~いドン俣野!!死神君(2011/4@吉祥寺)..はやっぱり「いい男」で、声がまた渋い。

  • 満足度★★★

    最後は泣いた

    ダキニさんの迫力が半端なかったです。

    話しも面白かったので飽きずに最後まで楽しみました。

  • 満足度★★★★★

    初めての
    地下空港のお芝居初めてでした。
    好きな役者さんが出ているのが観に行く
    キッカケでした。
    主演の鈴木勝大くん。初舞台というので、
    ちょっと不安でしたが、無駄な心配でした。
    セリフも聞き取りやすいし、
    ラストは勝大くんの演技に涙がホロリ。
    皆さんの青を基調とした衣装も素敵でしたし、
    ダキニー様も美しかったです。
    音楽もすごく素敵でした。
    もちろん、目的人のお二人も魅せてくださり
    更にファンになりました!!

    素敵な時間をありがとうございました。

  • 満足度★★★★

    う~むあと1.5歩ぐらい足りない気がするけど
    なのだが、なんかパワフリャ~で楽しめた舞台でありました(^^)

    2時間と長いのですが、付け加えて欲しい設定や台詞・話などありましたが。
    長い尺で切ったかしら・・・。
    なんで、突っ込みどころも多いものの、
    芝居的な楽しさが充満していた舞台と思えました。

    受けると星数は、おまけされるさぁ(^-^)

    ネタバレBOX

    話は日本の”荼枳尼天”伝承を基にいろいろと加味したオカルトサスペンスものになっていました。黄泉比良坂(よもつひらさか)やら黄泉路をふさいだ大石=道反の大神(ちがえしのおおかみ)←これを砕いて飲ませて心臓が無い犠牲者をゾンビ僕として働かせるという設定。15000個の心臓を集めると母=イザナミが黄泉の国→地下から地上に来てくれると信じて行動していた。
    白狐と称されるダキニはエマニュエル・ダキニと名乗り、白いアバンギャルド(^^;)な衣装で暗躍とか笑を取りつつしており。舞台も白をベースにした壁がメインなのに、所々の窓やドアの作りがユニークでありました。従業員の征服なども青を基調にした目を引く出来でありました。
    でも前説とかがアナウンスひとつでは「残念」(はいっ!タイムリーにミギー(実写の寄生獣)の声を想像しましょう(^^)といった感じを受けました。作品がパワフルだったので、それに合わせた作品解説音声などを録音とかで流すとかしていれば開演遅れとかも許せるのになぁ・・・。アナウンスはモールの開店案内風にしていたんだから、乗じて市の説明とか観光案内とかの録音風音声流すと面白さが多少は増加できたのでは?→例として「市の花」とか観光名所とか、大都会からの交通のルートとか。古墳や民間伝承(←今回はこれが重要と思ったよ)とかを観光客にアピールするような短時間録音ループものを開演前に放送してれば効果あったんでは?
    ちなみに、突っ込みどころで一番は。重要なゾンビの動力炉を母=中年女性=一人で破壊できたというコトだね。壊し方の説明とか、制御版とかに書いてある「やっちゃいけない」警告文を実際にやるように息子が指示出すとか。工夫が欲しかったです。
    舞台セットは白を基調とした壁に活字がイロイロと貼ってあるようで、窓やら扉などのギミックがユニークで使いどころは上手でした。
  • 満足度★★★★★

    もう一度観たいです。
    次から次へと巻き起こる騒動に笑って笑って、最後にホロリ。ダキニ城の世界に浸かってしまい時間があっという間でした。青で統一された衣装と舞台美術が凄く印象深いです。あの歌が今でも頭の中に流れています。

  • 満足度★★★★

    なかなかエキサイティングな
    会話劇でした!不思議な統一感を見せる衣装にも見入ってしまった。ジェットコースターのように次に何が起きるかわからない展開で、ブラックなんだかホラーなのかよくわからない・・・・・う~ん、なんというか、めくるめくような感じ?
    とでもいえばいいのかな、この作品だけじゃなくてもっと見てみたい劇団ですね!

  • 満足度★★★

    きゅうきゅうと、
    大柄の男子に挟まれて座席がきつくて舞台どころじゃなかった。眠気と戦いながらのイケメン&ファンタジーの舞台であえなく睡魔に負けた。

    (無駄な時間を過ごしてしまった、・・・・・無念。)
    空席が目立ったので、きゅうきゅうのセンターブロック指定席よりもむしろすいている端の方がずっと観やすい。

  • 満足度★★★★

    資本の行方
      上手、下手、奥総てのパネルに出捌け口や窓が設えられ、パネルには、様々な文字が記されている。開演前には、各国語で演説調のスピーチが流され、独特の雰囲気を醸し出している。

    ネタバレBOX

     
     物語で目新しいのは、自治体と企業が合体し新たなシステムとして機能している点だ。こういうことは、極度に資本が巨大化し、収奪のシステムが資本主義経済だけでは、不十分であるとされた時、必然的に出てくる新たな収奪システムの具体例として注目に値する。
    「古事記」が、換骨奪胎されていたりもするので、天皇とのことにも想像力が及び、色々な意味で面白い。まして、この時期である。
    役者陣の縦横の動きと演出、照明などの効果によって、舞台上は常に心地よい緊張があり、好感を持った。物語の内容については、未だ上演中なので詳しく述べないが、想像力の働く人には、かなり読める。
  • 満足度★★★★★

    無題1337(14-386)
    19:00の回(晴)。18:30会場着、受付(指定席)、開場。

    ここは「壺を割った男(2013/2)」以来、こちらは「タガタリススムの、的、な。(2013/11@Site)」から1年。今年の公演はないのだろうか、と思っていたところ、@横浜「SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記-(脚本、伊藤さん。田代さん客演)」を観に行ったとき本公演のことを知りました。

    竹岡さん「あのっ、先輩~(2014/4@高円寺1)」、吉留さん「キス・アンド・クライ(2014/6@楽園)」、大塚さん「ミロウのヴィーナス(2014/8@吉祥寺)」...

    下手から上手へ、びっしりと文字が書かれた大きな(壁)パネル。開場時には古そうな「演説」の音声、18:59前説(アナウンス...お買い物をお楽しみくださいませ)、19:05開演~21:10終演、アフタートーク21:15~21:23。

    照明の切り替えで、文字で埋め尽くされた「壁」が冷たい岩盤のように見えてくるし、窓やドアを設けたり、客席を通ったりとシンプルななかでも動きが映えるような演出でした。

    「2人でひと組」は実際にはそれほど似てはいないのですが、なぜかそれらしさを感じるのが不思議でした。

    田代さんは純白で身を包み、@横浜の作品でみせたダークさとは違った面をみせてくれました。

  • 満足度★★★★★

    一度だけではもったいない
    現実生活において馴染みのある「ショッピングモール」を舞台に繰り広げられる「幻想迷宮冒険譚」。
    そんなミスマッチにも思える組み合わせがどのような化学反応を起こすのかとワクワクしながら迎えた初回公演は、「なるほど!」と何度も思わせる気持ちのいい納得感を残してくれました。
    一見無意味のように思えるやりとりも、後からちゃんと意味が追いついてくるのでセリフ一つ聞き逃せません。
    見るたびに新しい発見をもたらしてくれそうで、一度だけではあまりにももったいない舞台です。

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