シカク 公演情報 シカク」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-20件 / 50件中
  • 満足度★★★★★

    サスペンス
    久しぶりの、ボクラ団義さんのサスペンスストーリーを
    観劇しましたm(__)m
    会話劇なんですが、一人一人の役者さんの
    ポテンシャルが高いです\(^o^)/
    また、リピーターしたくなる作品です。

  • 満足度★★★★★

    静けさの中にもスリルとパワー
    とにかく会話劇でありながら静けさの中にもスリルとパワーを感じる舞台だった。これだけのセリフ量がありながら出演者が毎回入れ替わるというからさらに驚きだ。作品の構成も大胆でありながら緻密で、役者も力量と個性を兼ね備えておりエネルギッシュだ。筋書きに無理があるとか、セリフを噛む箇所が多いとかは些細なこととして忘れさせてくれる。この劇団としては本作はいつもと違う異色作とのこと。今後の作品を注目していきたい。

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい
    初めてのボクラ団義。いつもこういう作風なんだろうか?今回は満足度の高い作品を観せてもらった。4人の会話劇というが、演出的にそのように感じさせず、奥行き感のある作品でなかなか上手い創りだと思う。また、「スイカに塩」的な存在の配役(看護師)も全体を引き締めていた。惜しいのは、最後の最後になって説明する場面が妙に冗長に感じること。私は素人なので、全体のバランスから見てどのあたりをカットすればいいのか分からないが、2時間程度にまとめればもっと引き締まった、かなぁ、と。

  • 満足度★★★★★

    暗転ミステリーだけに、終わらない




    非常に凝った脚本が、とにかくインパクトであり、「いい幕引きだ」という予定調和を超越するのだ。

    劇団オールスターは総勢出演。しかし、基本は4人芝居の少人数編成である。
    私が観た回は大看板•沖野が出ていたが、根っからのファンである層に加え、演劇に熟知した層、初見の層も、真剣に、集中して観れる傑作だったと思われる。

    タイトルにあたる『シカク』を、国語辞典で巡った作家の姿が ステージに ひっそり いた。

    「四角」

    「視覚」

    「死角」


    そうした単語を感性的に捉え、落語家のように組み合わせていく脚本は和の技巧だ。









  • 満足度★★★★★

    超ドロドロ
    前説と本番であれだけ笑わせておきながら、超ドロドロで奇妙きてれつな人間関係が織りなす出来事の異常さを損なってないところが凄い! 芸の細かい照明も見所!

  • 満足度★★★★★

    投票会選抜チーム
    投票会によって選ばれたチームを観に新宿@サンモールスタジオに
    さーすが、オープニングから竹石さん、加藤さん、大神さん、大友さん
    息もピッタリ、静寂した雰囲気も更にあいまって
    ドンドン惹きつけらました!
    この作品も明日の2公演でラスト
    是非、今日の夜公演 仕事帰りに観に行くだけの
    価値が有りますよ\(^o^)/

    ネタバレBOX

    『シカク』愛するが故の不信感
    信じていた彼女は、実は、お兄さんと恋仲とは
    今まで通りとは、いかない、哀しい別れ
    見応え有りました!
    女優さんの演技力半端なかった!
    三田寺さん、大友さん、中野さん、春原さん、平山さん
    松嶋さん
    有難う御座います\(^o^)/
  • 満足度★★★★★

    栗田「まあ!これはただの『会話劇』なんかじゃないわ、『ボクラ団義の会話劇』なのよ!」
    山岡「ああ、これをそんじょそこらのスーパーで並んでる会話劇と
      一緒にしてもらっては困る。
      これはあの企画演劇集団ボクラ団義が丹精込めて作った、
      ロジカルミステリの傑作会話劇なんだ!」
    と美味しんぼネタは置いておいて・・・


    編成:竹石さん、沖野さん、大神さん、平山さん


    何を書いてもネタバレになってしまうので内容には触れられないのですが、


    普通、(特に少人数の)会話劇と言うとその登場人物達の
    言葉のキャッチボールの楽しさ、悲しさ、怒りなどの感情劇とその深さと、
    その裏に刺し込まれた脚本/演出家のメッセージ/テーマに対して
    共感出来るかどうか、で面白さが決まるものと思ってました。


    しかし企画演劇集団ボクラ団義の「ほぼ4人芝居『シカク』」の会話劇は、
    いつものダイナミックな殺陣その他がなくても
    見事に観客の感情・思考をがっつり掴んで自由自在に動かしまくって、
    というロジカルミステリ脚本の第一人者久保田唱と
    情熱のベテラン役者陣が揃ったボクラ団義だからこそ、

    そしてならでは!と言いたくなるほどに
    「思考迷路」(攻殻機動隊の用語( ´ー`))に
    陥りそうなくらいに心を物語に動かしまくられた、

    「ハイパー脳トレ(アクションなし版)」とでも言うべき
    見事な会話劇(会話物語とでも言うべき)でした。


    あとこちらに書ける感想として、
    前公演「耳があるなら蒼に聞け!」の時、
    初めてのスタンプラリーイベントという事で
    5回までは観劇してみたのですが、

    何度観ても「名作である」とは思うものの、
    1週間1ヶ月1年と間も空けずに連続で観劇していると、

    何回目かで「伏線回収などの面白さ」を越えて、
    同じネタを繰り返し観ている事により
    感動度合いが減ってしまうのを正直感じていました。

    ※ はっきりいって「同じお客さんに10回観劇させる努力より、
      新しいお客さんを開拓するのが正道なのでは?」と思いました。


    しかし、今回のスタンプラリーイベント(再観劇のお誘い)は、
    それとは一味も二味も、その意味が異なります。

    スターシステム?(看板俳優を中心として、脇役もバイプレイヤー(脇役としてのベテラン)を配置した形)の
    構成を中心にいつも編成してきたボクラ団義、

    正直「この俳優さんのもっと深いお芝居を長く観てみたい!」と思っても、
    それは「客演舞台でどうぞ」という形になっていたかと思います。
    (まあ集客の為には観客を呼べる看板俳優を中心に据えない訳にもいかないのですが・・・)

    しかし、役者ファンというより劇団自体のファンの自分には、
    全役者の芸幅とその力量が見れない
    (脇役の方は出る場面やその背景設定などが限られていて表に出てこない)、
    というのは非常に残念でした。


    特に最近ENGのTHRee'sで

    ※ あのお芝居は人が主役というよりも
      「三国志序章 新案」とでも言うように
      物語自体が主役という形式だった事もあり

    ボクラ団義のベテランから若手演者までが
    「それぞれの場面まるごと」をもらって
    そこでかなりいい演技をしていたのを観て、

    「ああ、こういう舞台が観たかったんだよなあ」
    と(お父さん的心情で)涙腺を緩ませてしまいました。




    そして今回の「シカク」、
    「耳があるなら蒼に聞け!」の時、
    「次は会話劇かつ4人芝居」という情報にも驚きましたが、
    その4人を劇団員フルアサイン(竹花さんはお怪我の関係で今回は残念でしたが)と聞いて

    「これこそ劇団員というより劇団自体のファンである自分や
    その他の観客が何度でも色々なキャストで観劇したい、
    全劇団員フルコンプリートする為に再観劇したくなるタイプの舞台、
    そしてスタンプラリーが活きる舞台だ!」と思いました。

    また、ゲスト様についても
    ボクラ団義本公演でも何度も絡んでいるベテラン演者陣
    (中野さんはENG THRee's共演ですが?)の出演に、
    これまた観たかった組み合わせ、と期待させられました。


    残念でならないのが、こんなにレベルが高い舞台だと知っていたら
    もっと早くフライヤーでキャスト編成を確認して、
    全キャスト登場回をフルコンプリート狙えば良かったかな、という事です。

    ※ 正直、「4人の会話劇」と聞いた時から
      普通に会話劇をやっちゃって、
      感想「突拍子もないタイトルの割に案外普通でした」という事に
      ならないか心配で様子見の4回予約でした。

    とりあえず、予約間違いで押さえられなかった一部演者様の舞台は
    この感想書き終わったらすぐ予約します。


    表感想がこんなに長くてすいませんm(_ _)m

    ネタバレBOX

    ※ 今まで感想は1舞台に対して1投稿にしてましたが、
      やっぱり何度でも観ているものについては
      その回その回で感想があるので
      (特に今回のようなキャストの異なる芝居では)
      別々に感想を上げる事にします。


    2014/12/18(木)19:00観賞

    編成:竹石さん、沖野さん、大神さん、平山さん

    ・ 舞台開始の白幕裏、影絵での暴行シーンから、
      もうボクラ団義マジックは始まってたのかな

      あそこで「あれ?暴行してるの沖野さん?」と沖野犯人説、
      が頭の片隅に置かれました。
      それがまさかここまで動くなんて・・・

      ある意味沖野さんは犯人でしたが、物語としては被害者でもあるんだなあ・・・


    ・ 会話劇というと=静の舞台
      というイメージでしたが、本当に(いつも以上に)
      動きまくる物語でした。

      アクションがない、間と闇を有効活用していた事などから、
      物語自体の展開の多さがよく感じられました。

      最初、暴行事件、彼氏との突然の別れ、はあれども最後新しい彼氏と
      楽しくバーベキューする、愛のある終わりを迎えたのか、
      と思わせた次の瞬間

      男B沖野さん「死んだのは俺だった!」(彼女に殺されたのは俺だった、だっけ?)


      と物語が思わぬ方向へ展開し
      (手袋は確かに気になってましたが、今が丁度冬だったのであの伏線は読めませんでした)


      今度はヒロインとの仲がずっと偽の恋愛だった、演技されていた、という話から
      失明自体が嘘、犯人を探している、という話へ。


      この頃に気になりだすのが、
      あくまでも男A竹石さん(彼氏)、男B沖野さん(犯人)、女平山さん、
      の3人(の三角関係)が目立ち、
      「恋の話である」と何度か繰り返される台詞からも、
      これだと男C大神さん(ヒロイン兄)は目立たず、
      「シカクじゃなくてサンカクなんでは?」

      と思わせておいて(きっとこれも久保田唱流人心操作術なんでしょうね・・・見事に騙されました)


      更にヒロインと兄、そしてヒロインの過去の悲しい物語、
      更には犯人が「犯人ではない(心臓の記憶に操られていた、かつレイプはしていない)

      と動き出して、


      現在~未来のバーベキューまでの間のいくつかのシーンが何度も
      リプレイされる度に
      観ているこちらの感情と思考を
      ・ 恋の話?
      ・ 殺された?
      ・ 犯人探し?
      ・ 過去の悲しい記憶と兄妹のいびつな関係、
        そしてヒロインの本性(復讐心)
      ・ でもみんな「生きる」決意をした?
      と何度も何度も自由自在に思考操作されてしまいました!

      最近ご無沙汰だった事もあり、
      「ああ、これぞボクラ流ロジカルミステリ
      (演劇スタイルは今回は会話劇ですが)」
      と、ちょっと懐かしさも感じました。


    ・ 最後の締め、男B沖野さんがヒロインを助けようと(実は自殺しようと)川へ飛び込むシーン、
      その叫びを男A竹石さんが
      「生きる資格じゃなくて、あいつは(ヒロイン兄の記憶も蘇った)俺には死角はない!と叫んだんだ」
      という言葉が胸にグサリと刺さりました。


    ・ かなり小さめの劇場(椅子も小さい)でしたが、
      演出方法が面白いものばかりでした。

      白幕の影絵による暴行シーンに始まり、
      いつものような映像、
      プロジェクションマッピング?(でしたっけ?あの箱に映像投影する技術)、
      群舞的なダンス、
      そしてヒロインの失明した世界を表す為の真っ暗闇での会話劇、
      最後の群青色の川を表す天井落ち、
      などなど。


    喉を痛めてしまっていて咳をして舞台の邪魔をしてしまうのが大変申し訳ないのですが、
    ぜひ出来るだけ出演キャストをコンプリート出来るよう
    更に観劇数を増やしたいと思いますm(_ _)m
  • 満足度★★★★★

    ステージ毎の個性
    全21ステージ中メインキャストの4人が決まっている19ステージで
    同じ組合せが全く無い今までに無いと思う設定
    私は5ステージ連続での観劇をしましたが、全て楽しみました。
    独創的なミステリー物語とステージ毎の個性が素敵でした。

  • 満足度★★★★★

    ボクラ団義…スゴいね!
    『シカク』観ました。
    ボクラ団義公演観るのは2作品目ですが、スゴいです!
    本作もクライマックスに向かうにつれ、鳥肌が止まりませんでした。

  • 満足度★★★★★

    企画演劇集団ボクラ団義!!
    心底、この劇団を好きで良かったと思いました。
    ストーリーは、久保田節(?)が炸裂した極上のサスペンスで、雷鳴と共に、謎が深まったり、死角がクリアになって視覚を取り戻したりする度に「ひゃぁ・・・(・Д・)!!!」と心の中でゾワゾワしてました。感情移入して涙を誘うというより、シカクで作られたパズルのようなサスペンスを堪能するっていう舞台だったような気がします。←ちょっぴり泣いてたけどね、私はw。
    そもそも『シカク』は、ほぼ四人芝居。回替わりでメインの役者が異なり、同じ組み合わせは無い。しかし、投票回という観客の投票で出演する役者が決まるという回が1日(マチネとソワレの)2回のみ設けられてて、そこはどうなるか分からない。
    前途の通り、ストーリーそのものも、もちろん面白いんだけど、変な話、役者たちのぶつかり合いでもあって、A○Bの総選挙を彷彿させたり、単純に自分の感情の動き方が、演じる人が変わる事で、こんなにも違うって思い知るのが、本当に面白かったし、楽しかった。
    『シカク』を複数回(可能な限り様々な役者の組合せを)観ると“良い悪い”ではなく“自分の好み”が分かるんだと気付いたりもした。きっと通常なら自分の演じる役を自分なりの答えを作って持ち寄り、稽古場で共演者や演出家とひとつひとつ答え合わせをして、100点の答案用紙を本番で広げてくれるんだと思うんだけど、今回は本番の舞台で、観客と、その時に共演している役者とで答え合わせをしてくれたような、そんな感じでした。本当に、こんな事は初めて。ボクラ団義の、迸るチャレンジングスピリッツに心を震わせました。
    『シカク』は(7周年なだけにw)7回観に行きましたが、これだけの期待を胸に『シカク』を観に行ける環境に自分の身を置いている自分と、この作品を素晴らしいと感じる事の出来る自分の価値観をほめてやりたいと思った位です。
    もしも、企画演劇集団ボクラ団義を一度も観た事のない方がこちらを読んでらっしゃいましたら、私は「観て損はないよ!」と申し上げたいです。

    ネタバレBOX

    たくさん書きたい事があるけど、キリがなくなるから、一番好きなシーンについて。
    男Bの最期「俺にはシカクが無い・・・」の後。
    この台詞の後、聞こえないけど口は動いてて、何かを囁いてて、言葉にならない、笑っているとも泣いているともとれる表情を浮かべて、川に飛び込む。
    この囁きは毎回、違う事を言ってるような気がしたんだけど・・・。本当のトコロはどうなのかな。何はともあれ『シカク』で一番好きなシーンはここです。
    男Bは女に殺されたんだけど、それたけじゃなくて、自ら選んだ結末でもある。
    甚八にもらった命で生きていた澤田が、甚八に、奪われる以外の命の使い方(選択する権利)をあげたんじゃないかな・・・とか、深読みし甲斐があるシーンだったと思います。
    見れば観るほど、もっと観たくなる、もっと見付けたくなる。本当に、凄い舞台でした。
  • 満足度★★★★★

    熱演に感動!(≧∇≦)☆☆☆!
    看板役者の沖野さん大神さん竹石さんは、やっぱり鉄板!さすが!でした。シンプルな舞台セット…と思いきや⁈映像や仕掛け的にもセンスの良さを感じました☆狭い劇場なのに、カッコイー贅沢な空間なんです!役者の熱いものが凄く凄〜く伝わってくるし、♪音楽も映像もセット(仕掛け)もホントいいの‼︎…キュン♡ときます◎4人以外、団員メンバーのシーンも好きです◎久保田社長⁉︎&ボクラ団義 サイコーです‼︎千秋楽、楽しみですo(^▽^)o

  • 満足度★★★★★

    これは「恋」の話。そして「故意」の話。
    お芝居観た感想としては、どうしてこの相反するものを並べちゃったかな。
    そして共存させちゃったかなって感じ。
    ・・・・・・久保田唱怖い。超怖い。

    ちなみに「恋」は皆さんご存知のとおり。でも「故意」はなんとなく知ってるけど・・・みたいな感じの人も多そう。

    「故意」・・・刑法において は、「罪を犯す意思」とのこと。
    ね。怖いよね。
    超怖いよね!!
    「これは恋の話だ」って言うから信じて観てたのに!
    最終的にはこっちかい!っていうね。
    騙された!って思った。(いい意味で。)

    何言ってもネタバレなりそうであまり言えないけど、(もう充分ネタバレしちゃってる気もするけど)観劇して感じたのは、世の中何が本当で、何が嘘なんだろう?ってこと。
    お芝居の中だけじゃなく、現実もね。
    もしかしたら、世界は本当に五分前に出来たのかもね。

    なんか色々考えさせられる舞台でした。
    この不思議感覚、味わってみるべきだと思います!

    ネタバレBOX

    でも、欲を言えば、「三角関係になった場合どんな対処法が相応しいか?」
    って流れで「奪い合われる側が全部すっぱり切ればいい」的な流れだったじゃないですか。
    あそこでその流れのラストちょっと期待してました。

    女は最初凄い悲劇のヒロインポジションにいるけど、最終的には自分の思惑通りみんな殺しちゃいました!
    でも、私のせいじゃないの、みんな勝手に自分で望んでそうしたのよ?私は誘導しただけ。みたいな。
    男性が描く女性ってやっぱりそんなに悪い人にしきれないところがあると思う。

    でも悪い女の話って需要あると思うんだなぁ。
    ていうか、私が観たいだけだけど。
    空さんとか大音さんとか女性メンバーの意見を取り入れたりして、そのうちすっごい悪い女の話とか作ってくれたら嬉しいなぁ。
  • 満足度★★★★★

    又、観たくなる
    ボクラ団義さんの『シカク』昼公演みて来ましたよ
    今回は、出演者4人の会話劇
    唯の会話劇じゃない所が、作、演出家の久保田マジック
    それぞれの役者さんのポテンシャルとその役が日によって変わるので
    又、其処が見せ所
    又々、リピーターして観たくなる作品です( ̄^ ̄)ゞ
    是非、新宿@サンモールスタジオにて観たくなりますよ

  • 満足度★★★★★

    役者さんのパワーが伝わってきた!!
    正直に言うと、ホームページやブログでは
    それほど観たい!!って気持ちはなかったです。
    あらすじ見てもあまりそそられなかった。
    好きな劇団だから1回は観とこうかなって感じ?
    そもそも劇場がいつものように大きくないし、
    二、三日前に休みが変わって予約したから
    後ろの方かと思ってたらまさかの最前列!!
    いつも通り楽しい前説が始まり、その間見てたのは
    何とも変わっている舞台セットでした。
    確かに題名『シカク』だけど…。
    そして暗転から舞台が始まると、まあ、役者さんの
    近いこと!!
    明るくなるとすぐ目の前に加藤凛太郎さんがいて
    その後も、福田智行さん、大神拓哉さん、平山空さんが
    入れ替わり立ち替わりで話が進み、気になる事が
    あることの伏線だったり、予想外の展開になったり
    時々笑わせつつも、話は容赦なく核心に迫り
    表情も汗も涙も見える近さで起こる感情の渦が
    見事に表現されてて、それがこちらにも伝わってくる!
    個人のと言うよりは、ホントにこの4人でしか味わえない
    凄い物を観た!!と言うのが正直なところです。
    今回の公演はメインの役者さんが毎回違うので、違う回を
    観てみたいけど、観たくない方が強い?
    生物のお芝居に完成度なんて考え方はしたことなかったけど
    この4人のお芝居だから、こんなに胸に来るのかなと考えると
    他の役者さんも大好きな人ばかりなんだけど、観に行くのは
    なんか違うと思っちゃいました!!
    あくまで個人的な感じ方なので、他の役者さんも観たい!!
    って思う方も多いのでは!?
    営業妨害になったらごめんなさい!!
    1回寝れば考え方変わるかも!?
    あの熱量に当てられて、今日は冷静な判断ができてないかもです。
    それから、毎回出演されてる福丸繚さんと大音文子さんも
    よく観といた方が良いですね!
    ふとした表情にクセモノぶりが…。

    長文書いてしまいましたが、簡単に言うと面白かったです。
    役者さんってホントに凄い!!

  • 満足度★★★★★

    ワクワク、ドキドキ
    まったく結末が読めず、どんな展開になるのか見いっちゃった\(^^)/あと5回違う役者での舞台楽しみだ\(^^)/

  • 満足度★★★★★

    四人の会話劇
    『ボクラ団義さんの舞台』#シカク観劇後の感想
    毎回毎に、四人の出演者が変わり舞台を演じるんですが
    これがまた良い味出すんです( ̄^ ̄)ゞ
    対面する役者さん同士も毎回同じとは限らないので
    どう立ち振る舞いするか。
    又どう対処するか…
    毎日が、真剣勝負( ̄^ ̄)ゞ
    観る側もその真剣さが伝わってきて
    又観たくなる作品です。
    新宿サンモールスタジオにて観るだけの価値が有りますよ

  • 満足度★★★★★

    見ごたえあり
    上演時間2時間20分。相次ぐ展開で見ごたえがあった。ずっしりくる内容と、上演時間と、この会場の椅子が組み合わさって、観るには意志の力が必要で、1回は観てよかったが再見はなさそう。

  • 満足度★★★★★

    どうかしてる。
    なんかすごいもん観ちゃったな。。。

    ある意味マニア向け、そしてもちろん一見さんド新規ウェルカム。
    ここ数年、何作も続けて観てきて、常にボクラ団義らしさを感じさせつつも、常に「いつものやつ」ではない。

    今作は入り組んだ、二転三転する話ではあるものの、伏線がちゃんと回収されているさまが理解しやすい、いわばユーザーフレンドリーな作品と感じた。
    これは主宰はじめメンバーの多くが「紅蓮」シリーズや「天誅」を経験した成果かもしれない。それが前作「耳があるなら蒼に聞け」で若干色濃く出ていたのが、今作で本来のボクラ団義名義らしさを取り戻した。

    僕が観た初回は竹石・沖野・大神・平山という看板役者ド鉄板の組み合わせ。はっきり言ってこの時点で完全に「完成」つまりはこのキャストだけで全21公演やっても十分なレベル。これを全部の公演キャスト違う組み合わせで上演するというのだからやってることは「サーカス」(加藤凛太郎・談)に近い。それも100mを全力で走りながらやるような。

    あえて注文をつけるとすれば、序盤の軽い感じが、中盤以降どろっとした世界へ浸っていくにつれて失われるのがちょっと残念。
    それでも、その「軽い」言葉遊びのような台詞のひとつひとつがそれぞれストーリーに濃密に関連していることに気付きながら展開していくのは、ちょっと他では観られないレベル。

    脚本・演出の久保田唱は毎度「頭ん中どうかしてる」等と称賛されているが、そのプロットから舞台作品に作り上げる過程(の役者や各種スタッフ等の仕事)は十分に評価されていないように思う。

    個人的に見ていて楽しいのは福丸繚。成長著しい。

    ネタバレBOX

    今回のはサスペンス枠ですかね。
    「鏡に映らない女 記憶に残らない男」と「遠慮がちな殺人鬼」に、テイストとしては近い。
  • 満足度★★★★★

    すごいものを。
    すごいものを見てしまった。ボクラ団義さんは毎回見させてもらっています。今回は初めての試み4人での会話劇。最後まで息を呑む展開、最後は以外でした。あっという間の公演時間次回作も期待しています。

  • 満足度★★★★★

    ボクラ団義の新たな挑戦…お見事!
    タイトル「シカク」…解説では『視覚』と『死角』が作り出す 出演者全回変わりの異形のほぼ四人芝居 『会話』と『静』が織り成すサスペンス超会話劇、という謳い文句。あらすじから犯罪絡みであることは容易に想像できよう。
    言葉で紡いでみると、「罪」を犯せば「罰」を受ける、そしてその報いは「死」か「苦」…。生きながら責め苦を味わう恐ろしさ。そんな人間姿が炙り出される秀作。その描き方は、タイトルの文字列変更、つまり「シカク→カクシ」のとおり芝居のいたるところに伏線が隠されている。

    ネタバレBOX

    ボクラ団義は、「殺陣、ダンスパフォーマンス」、「群像劇」というイメージであった。それが、メイン4名による濃密な会話劇を展開したところに驚きを感じた。

    しかし、公演の内容は素晴らしい!。ストーリーの展開で少し強引なところもあったが、総じて飛躍するが現実にありそうな…そんな微妙に納得するような筋書きが、キャストの確かな演技力で描ききれていた。

    作・演出 久保田唱 氏の挨拶文では「ちょっと挑戦であるこの公演を番外公演ではなく『本公演』として銘打ってやりたかった。」とあるが、その意気込み、想いは十分表現されていたし、観客としての自分も満足させてもらった。

    次回公演はどうなるのか、楽しみであり、期待もしております。

このページのQRコードです。

拡大