魂になるらしい 公演情報 魂になるらしい」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★★

    かなり前に観劇した公演ですが・・・。
    たしか今年の1月か2月頃に観た公演です。

    今更公演の感想を書くのもなんですが、たまたま見たこの公演の評価があまり高くなかったので、満足度の点数の平均点を上げてあげようと思い投稿しました。(笑)

    というのも、私はこの公演を面白く観ていたからです。

    話の内容は、親友を殺した若い男性のもとに死んだはずの親友が突然現れ、その後若い男と親友で天国に行ったり、戻って来るとまた親友が自殺したりというような、内容だったと思います。

    戯曲に関しては24歳と若い割に、面白い話を書く方だなぁと思いました。

    ここ数年、私自身五反田団やハイバイにハマっていて、この作品も二つの劇団の作風に影響を受けている感じはするのですが、独特なオリジナリティがあって、そこはあまり気になりませんでした。

    役者の演技に関しては、まだまだな部分もありますが、若い割にはわりとしっかりとした演技をしているなぁといった印象がありました。

    劇中にブラックなネタも散りばめられおり、声には出さないまでも、心の中でクスクス笑いました。

    上手くいけばこれから伸びていく劇団なんだろうなぁと思っています。

    ただ少し会場が寒かったのですが。(笑)

    今年の7月に公演も控えているとのことなので、休みが合えばまた観に行きたいなと思っています。

    頑張れ、若人。(笑)

  • 無題1368(15-016)
    19:00の回(晴)。18:32会場着、5Fの会場内で受付、入って左(道路側)が客席(2列)。

    左右の壁際に椅子(3脚ずつ)、上着、風呂敷包、帽子など。右奥の席に女性がおひとり。場内には暖房が入っていないようで、座ってから10分ほどしてコートを着なおしました。19:00前説(吉田さん)、開演~20:10終演。3人の役者さんによる生と死、繋がってゆく世代のお話(らしい)。

    吉田さんのプロフィールに「ttu」の演出助手とあり、どんな方かなと思い、観に来ました。

    この会場では「COoMOoNO」、1Fでは「k.a.n.a(ダンス)」「多摩美(卒業制作)」「d’UOMO ex machina(演劇)」「tea for two(演劇)」...始まりは「氷中の星(木村愛子さんのダンス)」...などを観ましたが、いずれも個性的な作品で、そういった意味では本作、期待通り。

    複雑なお話ではないものの、当パン表紙にある「生きているよりも死んでいる方が楽かもなぁとか思うよ」というメッセージになかなか近づけませんでした。

    考えてみますと、役者さんたちとは数世代違うので「彼らの今」と「私の今」をそのまま比べてみても意味がなさそうで、といっても、とっかかりはないし。

    また、生きているから感じる胸の痛み、そのぽっかり空いてしまった穴をどうやってふさげばよいのか。2つの物語が次の世代の誕生につながっていますが、最後のオチ(再生?)にはかなり違和感。それは完全に閉ざされた時空を意味すると思ったからです。

    会場は3人でちょうど良い広さ。とにかく普通の劇場に比べ「寒い」ので、ツイッター以外でも、予約の返信メール、自身のサイトなど...お知らせすべきではないかと思います。一部ですが、(声が大きすぎて)聞き取りにくいセリフがありました。役者さんたちの個性とは合わないのかもしれませんが、もっとメリハリ(や毒気)があってもいいのにと思いました。登ってゆくか堕ちてゆくか。

このページのQRコードです。

拡大