男は二度死ぬ・その一度目!!~その三~ 公演情報 男は二度死ぬ・その一度目!!~その三~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 40件中
  • 満足度★★★★

    好きだけど…
    もうちょっとシンプルで
    短い方がベター。

  • 満足度★★★★★

    昭和っぽい!!
    ところが 何ともライオンパーマさんの惹かれるところなんですよね~!!
    男の絶体絶命な出来事をも 楽しく表現してくれていました。
    その一、その二も観たかったなぁ。。

  • 満足度★★★★

    組立て感が好き
    子供の頃、電池・モーターで動くプラモデルを作って遊んだが、その時の感覚に似ているような芝居であった。そぅ、パーツを1つ1つ組み合わせて完成させ、最後にスイッチを入れたら動き出す。設計図通りに作ったが、果たして動くのだろうか、というドキドキ感が忘れられない。

    ネタバレBOX

    本公演は家族ごとの話が一つの歯車になっており、それが絡み合い公演全体を構成していく。その一つ一つの過程が面白いと感じるか長時間公演のために整理が必要と思うか、観客によって違うだろう。自分は前者のタイプで面白く楽しめた。そして見事なループ劇に結実させた演出に感心した。パーツが段々と噛み合い、少しずつ公演全体の姿が明らかになる。その原動力がキャストの魅力的な演技であったと思う。もちろん舞台セットも手作り感があり、温かみがあった。
    文脈が逆転したが、テーマ性については、社会的教訓のような側面も描きつつも、その演出は軽妙・コミカル仕立で堅苦しくない。最後まで飽きることなく楽しめた。

    今後の公演にも期待しております。
  • 満足度★★★★★

    負け組は気から

    どうしてだろう。


    デパートの試食コーナーで、生ハムを何度も口に運んでしまう感覚だ。

    子供騙しじゃない。彼らの「笑い」は適度なエスプリを含み、時代批判精神を保ちつつ、その場にいる観客を「勝ち組」に錯覚させる術がある。

    『男は二度死ぬ~』。人物相関図が複雑だ。ショート・ストーリーズにも思えてくる。

    若干のネタバレかもしれないが記す。
    遊園地のヒーロー・ショー出演者が「墓場」なら、ドラマ・シーンをどう喩えたらよいか。うむ。「働き盛り」だろう。

    今、汗だらけの者たちが「働き盛り」を過ぎし棺桶の幻という、この現実。しかし、『ライオン・パーマ』は そこにもメッセージを託そうとしない。

    用意するのは「笑い」だ。そして、上品で知的。この謙遜がいい。

  • 満足度★★★★★

    メッセージ
    ゆる〜く死にかけてる状態のような人生を送ってる私は、生きるヒントのような作品でした。ジグソーパズルのような作品。最後の1片がはまったような快感。

  • 満足度★★★

    絞る
    面白かったといえば、面白かったが・・・誰が主役でが最初わからず。話も繋がりが見えず。どうも範囲が広すぎて疲れる。舞台より映像的な広がりでしたね。もう少しポイント絞った方がいいのでは?出来れば男性達、もう少し動きに美しさが欲しい。いくら挫折組といっても、背中を真っ直ぐにした部分が少ない。ラストぐらい、もう少しキリッとしたところ見せて欲しい。

  • 満足度★★★★

    滑ることなく
    上出来でした。

    ネタバレBOX

    人気の凋落した役者たちがもう一度活躍、復帰しようとする話。言い換えれば、ラストの台詞の通り、男は二度咲くということでした。

    ストーリー全体も、部分部分も分かり易かったように思います。いつものように宝塚もあり、コントも滑らず上出来でした。

    活劇系ではなく、基本棒立ち系のぼそっとコントですから二時間超えはやはり長く感じるのですが、ゆっくり歩いてストーリーや一つ一つのコントをこなすことに徹している劇団であるため、今更何を言っても詮無きこととようやく理解しました。
  • 満足度★★★★★

    面白かった
    前説が、いきなりの小芝居から始まり、ちょっと変わった演出だなぁと。しかし、いざ本編が始まってみればそれが見事にラストに繋がっている、なんという芸の細かさ!あれが伏線で、ちゃんと収束されるとは考えられない展開だった。途中の笑いもライオンパーマらしいリズムで、思いだし笑いが出るほど。

  • 満足度★★★

    細かさが、やはり不足していたのでは?
    と2回目の観劇感想です。

    今回は2時間10分ほどで、開演時間に寸劇=上演時の諸注意前説ありで笑わせてくれました(^^)

    本編に思うことは、どこぞの大河時代小説みたいに枝葉の話へと脱線(ちと言葉が悪いですね・・)する感じがあるかなって思えたところかな。

    ネタバレBOX

    いろいろと役者さんの早着替えとか大変とは思うが、劇中劇とかで他のキャラ演じる時には個性を消すようなサングラスとか何かして欲しかったかな。結構キャラが重なる感じが雑多な感をかもしたのかなぁとかも思えたです。登場人物の初登場で徐々にそのキャラクターを明らかに紐解くのではなく、バンっとインパクトのある説明台詞を素早く述べたり投影したり立て看板風の漫画風吹き出しとかで見せるのもありなのでは?とか思ったっす。黛(まゆずみ)さまとかジャンボとかユニークで笑えるキャラには必要無いとは思うけど、そんな感じでのメリハリ出して欲しかったねぇとかも感じました。疑問に思えたシーンは、翌日にボクシングの試合控えた元王者の腕を怪我させるのは<?>でした。稼ぎ頭の娘(路上の立ちんぼちゃん)を引き抜かれたら相手につけるケジメは金の方が裏社会では重要な気がするし、しっかりと金をむしった後でのケジメとしての怪我だったら納得できたが・・・。歌手で再生するそのボクサーさんも先に歌=歌手での力があったとか伏線をひいて欲しかったなぁ。そんで怪我した左手にはいつも手袋付けるようになるとか細かさ希望したかったです。ちなみに先に書いたキャラの分け方では、ジャンボの殉職シーンでの同僚達のあだ名とキャラ分けは大変良かったです(^^)<ハンチング・スカーフ・革ジャン・(+2回目は”スリム”入りました(^^;)> 使用火器の選択なども良かったし=ボスの使ってたのはH&K社のMP7A1かな?渋かったなぁ(^^)

    舞台セットは黒を基調とした立体的な作りで角とかに白いラインが付いてました。

    西村まこと=小説を書いていて、10年前の夏に刑事ものドラマで”ジャンボ”の殉職シーンを思い出す所→再現から話は始まります。
    林田監督=某有名刑事ドラマの新人登場と古参の殉職シーンに起用される方(^^;) 風俗が好みのようです(最近は舞姫のコハルちゃんが好み) サインが素早く書ける!
    ジャンボ=マツバラユウジ、”スリム”に人気を持っていかれた足のサイズ57の故松田優作モデルな方 自分で書いた殉職シーンは美人双子姉妹にリボルバーで撃たれまくる結末でした
    スドウ緑=ヒーローショー3年目の古参役者
    ”スリム”=殉職シーンは自分の書いた話を没にされ、日本を代表する脚本家に依頼した・・らしいが、民家のワンカメで国民的アニメの家族の中で、急いで車を出すという流れで、一人交通事故死=音声のみで処理された(^^;)
    若林晃一=元スタントマン。いまでは落ちぶれて素人喉自慢のバックコーラス→クールビズ(=メンバーは元レスラーのラッシャー中村・元競輪選手・元教師にハングライダー乗り(^^;)のリーダーであり、スタントで怪我をすることを心配し嫌がる妻のために危険な仕事は断っている愛妻家。
    若林亜希子=晃一の妻。メンタルの弱い方でした
    アサヒナラン=劇中劇で出てきた会員制高級クラブ(のわりに、メンバーカードとかいろいろなカードが紙製のバランスの悪いとこ。)No.1ホステス
    黛(まゆずみ)さま=上記クラブの常連という話でしたが、実は家族経営のボッタくり店でした。ここの話での”わがままカード(ブルーとグリーンがあります(笑)”が結構笑えたです(^^)
    奥井=まことのバイト→ヒーローショーのリーダー
    滝=奥井の旧友→今では一種類の動物取り扱いのペットショップ経営・・・説明は笑えました・・・要はカラー雛売りです(^^) 最終的には皆の差し出す”わがままカード”で再生ヒーローショーに参加するだろうというところで幕です。
    西村英二=まことの父親、半年前上司を殴って会社を辞めて月40万の収入を維持する為にソープ舞姫で雑用している方です。仕事が変わったことは妻には内緒で息子にはバレました。妻には店名を米の銘柄とゴマかすのが結構受けたです。
    竜崎=ウルフと呼称されていたボクシング世界チャンプ
    葉山=竜崎のマネージャー

  • 満足度★★★★

    わがまま
    面白い。125分。

    ネタバレBOX

    落ち目な男(女)が這い上がろうとダサかっこよくキメていくハードボイルドと、いつものボイルドジョークがふんだんな二時間。体調悪かったけど、十分楽しめた。

    演技が上手いでもなく奇抜な舞台でもないけど、魅力的。
    高級クラブのシーンは笑いの連続だった。蘭ちゃん(あや)かわいいし。奥井(橋本一郎)?の、かっこよく逮捕したいは、恥ずかしながらかっこいいと思っちゃったし。

    終盤のわがままカードはやや衝撃が薄かったけども、竜崎(高崎二郎)の「俺は何度も死んだが、死んでない!」って言葉がキラリと光ってて、妙な爽快感を感じられた。
  • 満足度★★★★

    ライオン・パーマ 初観劇。
    懐かしめなパロディ盛りだくさんで、世代的にもストライクなネタが多くて楽しめました。特に「渡鬼」と「クラブ」でのエピソードが秀逸。

    たしかに面白くはあったのだけど、正直ちょっと長いなぁと感じたので、芝居のリズムやテンポにもっと変化があっても良かったと思う。


    上演時間:125分

  • 満足度★★★★

    とッ散らかった感もあるが後半は胸アツだし、総じて満足
    前半は傍系の挿話など盛り沢山でとッ散らかった感もあるが随所に熟練職人の名人芸的な会話の妙と男の粋が散りばめられているし、各キャラが一方向に進んでまとまって行く後半は胸アツだし、総じて満足。
    芝居がかって凝った前説も実は本編に繋がって…と言うかラスト前の伏線になっているのも巧い。
    あと、チープ(失敬!)なのに機能的な装置もいつもながらお見事。

  • 満足度★★★★★

    敗北の40年
    を歩んできた自分にとってライオンパーマは残された最後の希望なのかもしれないと思ったお芝居でした。

  • 満足度★★★★

    陽はまた昇る
    適度な笑いとシリアスで語る敗者たちのワンスアゲインものは、好きな話でジャンル映画的には楽しめました。

    が、しかし・・・・はネタバレで。

    ネタバレBOX

    登場人物が、幾らなんでも多すぎです。この役とこの役で一人の設定にすれば良いのにと言うのが何人かいましたし、負けている・負けたと言う状況は一緒だけど向かう方向は、ずれてないかなと首を捻る人もいました。
    また、時間が長すぎです。人数が多く一人一人大切に描くとどうしてもそうなってしまうのでしょうがないですが、主要登場人物を少なくすれば削れたのではないかと思ってしまいました。
    あと、無理が通れば道理が引っ込む話しは嫌いじゃないですし、筋道がしっかりしようがツマラナイ話は山ほどありますし、逆に物語的には破たんしていようが面白いものも山ほどあります。が、今回の話は、無理を通して道理も引っ込めない話になってしまっていて少し歪に感じました。これも主要登場人部が多すぎが原因と思われます。
    と、ここまで苦言を書いてきましたが、終焉後のカーテンコールで役者陣の並んでの挨拶をみて、この人数を曲がりなりにも同じ方向を向かせ、粗削りではあるもののに完結させたのだから、まあ良いかとも少し思ってしまいましたね。
  • 満足度★★★★

    歴史を感じるぜ!!
    冒頭のところとか、いろいろのアイディアが渦巻く感じで、ちらっと荒いのかも知れませんが...女子の活躍が凄いところもあり!頑張って欲しい!

  • 満足度★★★★

    男の人生。
    初日だったからかトチりは多く、芝居の質はそこまで高いとは言い難い印象でしたが、お客様の掴みは良かった。会場の空気作りや笑いは取れていて面白かったです。舞台装置を上手く活用してました。細かいミスの修正と、尺が2時間越えて長かったのでもっとまとめて欲しいと思う。その方が凝縮されて面白いです。人生山あり谷ありを感じた。

  • 満足度★★★★

    したたかにずらす
    クリアに物語の顛末を観る側に供するのであれば、明らかにシーンの重さの配分や手数のかけ方が間違っていて、でもそれこそが作り手の企みだと気がつくと、ずれ方というかそのアンバランスさこそがいちいちおもしろくてなりませんでした。

    冒頭のシーンはちゃんとラストに回収されて、エピソードたちもなげっぱなしにならずきちんと束ねられる。そのことで、ズレがいっそう際立ち、そのしたたかさにがっつりつかまってしまいました。

    ネタバレBOX

    ひとつずつのシーンは丁寧に作りこまれた薄っぺらさやラフさで構成されていて、しかも、時にはなんでこんな話が描かれるのかと思ったりもする。
    某有名刑事ドラマから引っ張ってきた「殉職」にまつわる話など、たっぷりの時間を割いて描かれていて、おもしろいのですが、観ている時には話のディテールがなぜここに置かれるのかもわからず、流れが滞っている感じすらする。

    それが、終盤にパズルにピースがはめ込まれるように描かれたことが物語りに収まっていくと、シーンの記憶は単なる刹那の笑いではない意図とふくらみに満ちたエピソードとして観る側に戻ってくるのです。

    ペットショップと言って内実は「カラーひよこ」を売っていたというネタだって、刹那の滑稽さだけに思われた笑いが、思わぬところからしなやかなに物語の流れに撚り合わされていく。
    刑事ドラマの撮影現場でサインをねだるエピソードがここに刺さるのかぁとひたすら感心。

    一事が万事、そのようにして、舞台に置かれたものが観る側の意表を突き続けてもれなく回収されていくことにぐいぐいと引き込まれてしまいました。

    役者たちが、先の展開をおくびにもださず、ぶれることなくそのシーンの色を作り出しているのもうまいなぁとおもう。
    最後に舞台が「前説」に戻ってきた時には、とても心地よい「やられた」感に浸っておりました。
  • 満足度★★★

    人間臭さプンプン!
    男の弱さ、影が存分に見られました。
    そして、優しさも!
    やり直しはいつでもできる勇気と元気が感じ取れました。

    ネタバレBOX

    会社を辞めてしまい、家族に隠れてソープランド”舞姫”の呼び込みのバイトをしてたところを妻に見つけられ、慌てて会社の新事業で”米”を販売してると嘘をついた。
    アルバイト募集の張り紙に唐突に「私もここで働こうかしら」と言った時、事情を聞くいていた店主が「今、アルバイトは決まった」と張り紙を取った所が印象的。嘘がばれずに済んだ男の優しさ感じるいいシーンでした。
  • 満足度★★★★

    副作用が・・・
    “ライオンパーマ”は初見の劇団。
    面白い!
    このテイストは好き。

    ただ、気をつけないと、
    “ギャグ”に気をとられ、“ストーリー”が入ってこない”という副作用があるようだ。

    つまり、“ストーリー”より“ギャグ”に重きを置いている感じがするのである。

    作品の全貌を知るには、
    二回、三回と観なくてはならない作りになっているのか・・・?

    ネタバレBOX

    松○優○らしき人物の、登場の仕方、他の役柄とのやり取り等が笑えた~。

    しかし、あのデフォルメは馬鹿らしくてサイコー!!
  • 満足度★★★★

    これは男の物語。
    今回はその三ということですが、その一、その二はどうだったんでしょ。

    もうちょっと削ってテンポよくできたところもあったかな、
    ちょっとあちこちにお話がとんでるかな?という印象もあったんですが
    ラストに向けてしっかり繋がっていってお見事、という感じでした。

    観ていて楽しい時間でしたし、本役サブ役とも楽しんで演じられてたように感じました。
    おもしろかったです。


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