満足度★★★★★
ちゅうサン推し。
最初のマイム。まずこれだけで観る価値あり。とても素敵で話に入りやすくなる。会話のテンポは速い。細かいところは気になったりもあるが、音楽もよく合わさっていてホッコリした感じになる。
満足度★★★★
心温まるコメディ
五・一五事件をちょっとだけふまえたコメディ。
史実を改めてしっかり調べなくてはわからない、なんてこともなくしっかりと楽しめました。
まさに「もしかしたらこんなことがあったかも知れない」と思わせてくれる物語だったと思います。
満足度★★★★
トツゲキ倶楽部の真骨頂…
劇団らしい…つまり「ありえないけどありえるかもしれない状況」と「ゆるくもしっかり生きている言葉と演技」で独特な人間模様のおかしさをエンタメ化してみせる演劇ユニット、と言うコンセプト通りの公演であった。喜劇王暗殺と言う史実をベースに創作したフィクション。しかし、描かれた時代背景は、軍靴の響きが段々大きくなってきた時期のこと。作・飛葉喜文氏もそのことは意識しており、「偶然にも当時の世相は、今現代の日本にも通ずる。不景気と戦争の匂い」と当日配布パンフレットに記載している。
芝居的には、ツッコミ所がいくつかあるが、公演を貫く主張の前にそんなことは野暮に思える。
満足度★★★★★
3回観ました
個人的な思いで最近は投稿を控えていたのですが、いいや、書いちゃえ。
愚直なくらい良い芝居を作り続けていると思う。
タイトルのイメージから笑わせつつ重く深い部分もあるんじゃないかと思っていましたが、どちらかと言うとライトに楽しめる優しさに溢れた芝居だったと感じた。
これは良い事か悪い事かは分からないけれど、1回目、これはどう収まるんだろう?
と気にしながら観た回より、2回目以降の方が余裕を持って楽しめた気がします(※初回が浮ついたとか言う理由ではなく。全くそんな事は無い)
分かってても笑えたり、ぐっと来て涙ぐんでみたり。
多分、何度観てもその感覚は失われないと思う。
それは凄い事ですよね。
とても楽しめました!
満足度★★★★
よく出来た“ヒューマン・コメディ”
史実をベースにした、フィクションの物語り。
冒頭の、“ちゅうサン”によるチャプリン風パントマイムで掴みはバッチリ!
そのレベルの高さはハンパない!
舞台は銀座のとあるカフェ。
個性豊な登場人物によって繰り広げられる芝居と、展開にグングン引き込まれる。
笑いのセンスも中々良い。
“ゴダイ”役の“佐竹リサ”さんが私のツボにハマッた!
よく出来た“ヒューマン・コメディ”!次回公演も楽しみ!
満足度★★★★
知りませんでした!
5.15事件とチャップリンがこんな関係だったこと・・・。
それにしても、チャップリン役ちゅうサンは見事でした。
コメディの素養溢れるゴダイ役佐竹さんの演技とクニコ役高橋(優)さんの笑顔がドタバタの中でアクセントになっていました。
中盤にもう一工夫あると尚良かったと思います。
満足度★★★★
チャップリンの世界観が心地よかった!
歴史的な事件を(ちょっとだけふまえながら...),ハートフルな展開はトツゲキならではのもの。白色光が暖かく感じられました。前田さんが、あんなおとなしい役なわけがないと思ってたらやっぱり!ちゅうサンのマイムがステキでした!
満足度★★★★
温かさと苦労人の優しさ
観客席に座って素直に楽しめるだけの芸を持った劇団と観た。要は実力派である。それだけではなく、この劇団、温かさがある。(追記2014.12.6)
満足度★★★★
微笑みとひと粒の涙と・・・
ミステリアスなタイトルとは対称的な、
史実をベースにしたハートフルコメディ。
ユーモアとペーソスを織り交ぜながらも、
作者の強いメッセージを込めたストーリー展開は
かの「喜劇王」の映画作品に通じるものが
あるように思えました。
随所にそのオマージュ的なシーンが見られ、
ラストは一見、ハッピーエンドながらも
少し見方を変えれば、
暗い結末が考えられそうに感じられたのも
その影響が出ているからなのかもしれません。
登場人物もみなさん個性的でありながらも
どこか憎めないところがあって
そのセリフや演技からキャラクターの
サイドストーリーやアナザーワールドが
自然と思い浮かんでしまいそうなくらい
リアリティを感じられました。
もう一度観に行くつもりですが、
今度は登場人物ひとりひとりを
別の角度から見るつもりで、
楽しんでみたいと思っています。
満足度★★★★
心温まるファンタジー+α
ありふれた表現になってしまうが「心温まるファンタジー」。
当世の大スタア(と言おうか世界の喜劇王と言おうか)がお忍びで来訪することで嬉しさに舞い上がる“庶民”の気持ちがガンガン伝わってくるし、カタコトながら次第に触れ合いが深まってゆく様子も良いし…で、漠然とした幸福感に包まれる。
そんな中に(多少類型的ではあれ)「戦争がもたらす哀しみ」をさらりと織り込むところは井上ひさし作品を連想。
また、ちゅうサンさんのマイムは「反則ワザ」的にステキ。(冒頭のパフォーマンスも、後半で皆がわいわい騒いでいるバックで身振り手振りをしているのも)
満足度★★★★★
美味しいフルコースを頂いた満足感
トツゲキさん、初見ですが、本がいいというのはもちろんのこと、役者陣が皆そろっていい!
そしてなんといっても演出、照明、音響、衣装全てに拍手を送りたくなるほど完璧で、観る者の心を始まって数秒で掴んだまま、終演100分まで眼も心も奪われっぱなし、あっと言う間に終わってしまいました。
こんなにも全てのパートが完璧にすごいと思えるお芝居はなかなか出逢えないので、本当に心打たれ、刺激を受けました。
良いお芝居をありがとうございました。