「空想、甚だ濃いめのブルー」「赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み」 公演情報 「空想、甚だ濃いめのブルー」「赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2014/11/19 (水)

    かなり遡って感想を書いています。

    この作品は私が観劇をはじめて確か3本目だったと思います。
    Twitterにある自分のリツイートを掘り返していますので、発見次第ここに加えていきたいと思います。

    甚だ濃いめのブルー。とても深い青ということ。つまり青黒い=潤み(ウルミ)色。「はっきりしない色」である。いい名前だろうか?そこで「拓く(ヒラク)」。学生の頃はハッキリしない会話もソウコと出会い取り除かれていきます。

    しかし「ヒラクウルミ」ってどうも不自然な名前なんだよね。アナグラムかなんか隠れてるかも。クウを抜いて残った文字で組み合わせて「ピータン」だったら奇跡だよな。

    「ヒラクウルミ」と「ソウコ」には勿論クウとソウが含まれているが。実は「木村」も含まれていたことはご存知だろうか?

    やはり青ファンとしては、焼鳥屋→おでん屋→BARとハシゴしてこそ本物でしょうか?

    今日も頑張れ、空ちゃん、想ちゃん。青ちゃん。

    なんて感想を並べていました。なんのこっちゃ。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2014/11/08 (土)

    今年の5月、新宿眼科画廊で観た『赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み』という芝居に味をしめて、ほぼ6カ月後の今夜、『空想、甚だ濃いめのブルー』観て来ました。

    ネタバレBOX

    おはなしは中学生の頃に出逢ってからの二人の女性の友情譚(たん)なんですけど…
    今宵、観客の前で披露されたのは即興劇。登場人物の設定など、幾つかの決め事を除いては、どうやらセリフは決まっていない?役者さん達、アドリブで演じているそうなんです。すなわち…左右横列に向かい合った役者さん達。「ワタシは○○になります!」と宣言してから、真ん中のアクティング・エリアに進んで、登場人物や猫や樹木やテレビやドア!なんかを「演じ」ます。そして、どこまでか決められたセリフで、どこまでがアドリブなのか、観る側は見当もつかない、やり取りを交わすんです。
    この雰囲気、昭和生まれの観劇オジサンとしては、何となく、相撲部屋での場所前の稽古、連想してしまいました(笑)

    稽古…といえば、役者さんのトレーニングに「インプロ」「エチュード」。台本無し、事前の取り決めも無しの、全くの白紙で演技する「インプロ」、場面(シーン)や登場人物の前提条件を定めたうえで即興で演じる「エチュード」…今宵、目の前で見せられたのは、この「インプロ」以上「エチュード」未満のモノだったようです。
    でっまあ、端的に言えば、「稽古風景」を部外者が覗かせてもらったような芝居だったんですが、それでも「本番の芝居」同様、ラストは胸を打たれたんですから、演劇の世界は不思議なモンです。
    ということでぇ、どこまでがセリフで・どこまでがアドリブか、確かめたい衝動が抑えられません!出来得れば、もう一度、観に行けたらなぁ…(願望)
  • 満足度★★★★

    【赤】技巧的な展開
    いきなり連続リフレインから始まる演出。少しずつ小出しにされる新事実。欠けたピースを埋めていく技巧的な展開は観応えあり。ラストのドンデン返しは賛否両論ありそう。あの流れでのあの結末はちょっと好みから外れる。

    ネタバレBOX

    気になったキャストは、坂下役の工藤理穂。一途、と言うか固執とも思えるその愛情表現がとてもハマっていた。リフレインの回数も半端なく、演者としては大変な役柄を好演。
  • 満足度★★

    繰り返しが、機能不全
    赤を観劇♪脚本が途中から駄作になる♪説明しちゃだめですよ♪あくまで意味不明なピースを繰り返すことで、最後にはまる気持ちよさがあるはず♪

  • 満足度★★★

    【青】観みました
    5月に【赤】を観て、今回は【青】。ダメ出し付きゲネプロかメイキングを観ているような感覚でしたね。書き込まれた部分とアドリブの部分との境がよくわかりませんでしたが、結構楽しませてもらいました。

  • 満足度★★★★

    空想、甚だ濃いめのブルー
    こちらの方がシンプル(と言っても一般的な芝居と較べれば遥かにトリッキー)な分、力強いと言うかそういう印象。
    恋愛(純愛)を描いて繊細な赤、友情を描いて力強い青といったところか。
    主人公2人が最初に出逢うシーンで「この2人の友情の話だったな」と概要を思い出してホロリ、途中のある場面でクライマックスを思い出して眼が潤みそうに…。

    ネタバレBOX

    クライマックスを思い出したのは、劇中で最初に日時が宣言される部分。
    そこで一気に「3月11日のことにつながるんだっけな」と思い出す。
    また、初演の時にも思ったが、「心の距離」を実際の距離で文字通りに「見せる」のは面白いよなぁ。
  • 満足度★★★★

    赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み
    初演時はその実験的な構造ゆえに探り探りだった上に終盤のヒロイン2人の衝撃的な言動に「印象を奪われた」が、今回は概要がワカっている分、他の人物たちの心情などの細やかなところにも気付くことができてあれこれ心に沁みる。

  • 満足度★★★

    5月以来となる「赤」鑑賞
    春にやったばかりでもう再演、ということで未見の「青」でなくやっぱり赤を選択!
    前回公演ではリピーター観劇を考えるほど嵌ったのだが(その際は☆五つ献上)、・・・・。
    本作は率直に、かなりパワーダウンしていてつまらなかった。前回は俳優が演じる全てのキャラクターが立っておりビジュアル的にも世界観を見事に成立させていた。

    ネタバレBOX

    この芝居の肝であるリフレインの心地よさも伝わらなかった。

    ただ、私が観た前回公演は楽日であった為、今後ブラッシュアップされていくことであろうから大いに期待できよう。
  • 満足度★★★★

    ジグソー・パズルのような・・・
    「赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み」を観劇。

    1ピース、そして1ピースはめていく、そんなジグソー・パズルのような演出。

    このピースは何処に“はまる”のだろう?
    役者の演技、台詞から目と耳が離せない。

    いくつかのピースがはまり、徐々に形を表し、物語を形成していく。
    そして“赤い下着”の意味を知る。

    最後の1ピースがはまり、「そういうことなのか、と・・・」。

    良い作品を観せてもらった!

    ただ、その演出故、舞台全体を観れる、もう少し大きな小屋で観たかった。

    「空想、甚だ濃いめのブルー」も観たいが、日程が・・・。

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